記録ID: 1148708
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山滑走
妙高・戸隠・雨飾
火打山BCスキー:高谷池ヒュッテ泊、笹ヶ峰から往復
2017年05月19日(金) 〜
2017年05月20日(土)
hina1048
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 13:05
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,379m
- 下り
- 1,388m
コースタイム
天候 | 2日間とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■笹ヶ峰登山口駐車場は除雪されています。 入山時(金曜朝7:45)は自分も含めて8台駐車。下山時(土曜14:50)は24台駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■笹ヶ峰登山口に登山届ポストあり ■笹ヶ峰登山口〜黒沢橋:シール貼ったスキー板で歩く 入山時点で既に車7台分(バックカントリーは2人)の登山者が歩いている筈だが、黒沢橋までのトレースは不明瞭で、スキー板を操作しやすいルートを勝手に歩いたので、時々スマホのGPS地図で現在地を確認してルートを修正しながら進んだ。 ■黒沢橋〜十二曲〜富士見平手前:スキー板は担いで歩く 黒沢橋から先はしばらく左手にトラバースするように歩くべきところを、少しでも高度を上げるようなトレースを辿ってブッシュに手こずってしまった。 十二曲の上に出てからは稜線通しにトレースがあり、始めは夏道が中途半端に出ている所もあったが、基本的に残雪が多く、富士見平まで雪の上を歩けた。 ■富士見平手前〜富士見平〜高谷池ヒュッテ:シール貼ったスキー板で歩く 富士見平から先のトラバースはツボ足の明瞭なトレースはあったが、木が被って煩わしいとすれ違った下りの登山者に言われたので、途中から下り気味に斜滑降して進み、ヒュッテの直前で少しだけ登り返してヒュッテに到着。 ■高谷池ヒュッテ〜天狗の庭〜火打山 高谷池や天狗の庭は全て雪原となっており、夏道とは無関係に直進。天狗の庭から先は火打山の肩(雷鳥平の先)に向かって直線的に斜めに登って行くトレースがあり、それを辿った。火打山への最後の急登はジグを切りながらシール登行した。 ■滑走(火打山〜天狗の庭) 頂上から南東面を鍋倉谷に向かって滑ったが、天狗の庭への登り返しを少なくするため途中でトラバースして終了。この時期の鍋倉谷は、登りで見た黒沢同様、下部は水が流れていてスキーは不可能と判断した。 ■滑走(富士見平の下〜黒沢橋〜笹ヶ峰登山口) 高谷池ヒュッテから富士見平の下まではシールを貼ったまま歩き、富士見平下でシールを外して黒沢の左俣となる斜面を滑った。左からいくつか枝沢が入って来て、高度を下げないよう左にトラバースしながら黒沢橋付近まで滑った。少し下り過ぎてしまい、最後は少し登り気味に歩いて黒沢橋に出た。黒沢橋から登山口までは土曜日に入山した多くの登山者のツボ足トレースを辿りながらブッシュの間を縫って滑り降りた。 ■バックカントリー三種の神器(プローブ、スコップ、ゾンデ棒)は携行しましたが幸いなことに出番はありませんでした。スコップは持ち上げた缶ビールを冷やす際に役立ちました。また、軽アイゼンを携行しましたが出番はありませんでした。ピッケルは車に積んでいきましたが、山では始めから携行しませんでした。 |
その他周辺情報 | ■高谷池ヒュッテ http://www.city.myoko.niigata.jp/kouyaike/2287.html (妙高市HP) 高谷池ヒュッテの予約申込・予約状況(杉野沢観光協会:TEL.0255-86-6000) http://www.suginosawa.com/koyaike_yoyaku/ ・高谷池ヒュッテは来シーズンリニューアルオープンに向けて、ただいま改装中で、定員が25名となっています。 ・今回は2階の寝室となりましたが、布団は左右2段に8セットずつ配置されていたので32名泊まれそうな気がするが、恐らく別の理由で25名となっているのだろう。 ・1階の奥が工事中で、昔あった自炊室が使用不可となっており、自炊する場合はコンロを始め道具一式持参する必要がある。 ・1階の広間は改装が終了しているが、以前より狭くなっており、同時に食事できる人数に制約がある。今回は2名のみで問題なし。 ・この様子だと7月のハクサンコザクラの時期までに改装が終了するとは思えず、来シーズンリニューアルオープンは2018年のことと思われる。 ■杉野沢温泉:苗名の湯(TEL.0255-86-6565)大人450円 http://www.myoko.org/doc/naenanoyu/blognplus/ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
スキーヘルメット
軽アイゼン(使用せず)
|
---|
感想
・前回(2011年5月)火打山BCに来た時より1週間遅いものの、今年は残雪が多いとのことで、好天を待って登りました。
・前回は土日でトレースがしっかりしていましたが、今回は金曜の平日のためか入山者のトレースが不明瞭で、黒沢橋や十二曲りまで時間を食ってしまいました。
・富士見平の下で黒沢左俣の斜面を滑って下りるルートのドロップポイントを確認してから富士見平へと登りました。
・高谷池ヒュッテは改装中とのことで、トイレも仮設、水やお湯も自由に使えず、管理人に容器を渡して入れてもらう形で、何かと不自由でしたが、軽装備で1泊でき食事も提供してもらえるのは有難いことです。
・改装中との案内があったためか、利用者も敬遠しているようで、前夜(18日夜)はゼロ、19日夜は自分たち2名のみ、翌日(20日夜)は10名程度の宿泊者だと聞きました。管理人さんも平日は寂しいことでしょう。
・黒沢や鍋倉谷が水が流れ出してスキーで辿れなくなったからでしょうか、バックカントリーの人は少人数で、もっぱら歩きの登山者が多いのには驚きました。
・火打山から南東斜面の滑走はザラメで快適でしたが、徐々に雪面が荒れてきていました。
・富士見平下からの滑走も快適でした。ただ、黒沢橋下降点まで高度を下げ過ぎないように上手く回り込むのに失敗しました。ポイント的にはピッタリの場所に下りたのですが、ブッシュが横たわっていて、繋がっている雪を辿ると遠回りになってしまいました。
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