八ヶ岳縦走 観音平〜編笠山〜権現岳〜キレット小屋〜赤岳〜阿弥陀岳

2017年07月15日(土) 〜 2017年07月16日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.0km
• 登り: 2,012m
• 下り: 2,097m

コースタイム

行程：
1日目
観音平4:15〜5:00雲海展望台〜5:40押手川〜7:00編笠山7:15〜7:35青年小屋8:00〜10:00権現岳〜11:10キレット小屋　　

2日目
キレット小屋5:00〜7:00赤岳〜8:35阿弥陀岳8:45〜御小屋山〜12:15美濃戸口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

写真

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撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

catfish2

観音平に3時半過ぎに到着。ゆっくり準備してヘッデンをつけて夜明けを待たずに出発。今日はキレット小屋までなので急ぐ必要はなく、久しぶりのテント装備で結構きついので、ゆっくりと歩いていきます。コースタイムに遅れることなく編笠山に到着。ヤマテン予報だと午後から湿った空気が入り込み、雨が降るかもしれないとのこと、だが今のところは快晴、気持ちが良い眺望が広がっています。頂上で少し休息したのち、青年小屋まで下ります。ゴロゴロした岩地帯はマークもしっかり付いていて意外に歩きやすい。キレット小屋の水場が枯れているかもしれないので、いったんザックを下ろし水場に水を汲みに行きます。水を補給して次は権現岳へ、さらにザックが重くなってきつい。のろし場を過ぎ、ギボシを越えて、権現小屋へ到着。ギボシから鎖場や岩場が多くなり、きついながらなかなか面白く楽しい。権現小屋で小休止、3年前の年末以来久しぶりの権現岳へ到着。冬と夏では周囲の様子が全く違うのが面白い。権現小屋はこんなに近かったんだね。元の分岐まで戻って先に進むと次は有名な源治梯子。大したことはないと思っていたが、結構長いし、それなりに高度感もある。とはいえ、ゆっくり確実に降りれば大丈夫。ここから旭岳を越えて、ツルネ、キレット小屋へ、気温も上がってきて汗だくで、この区間が一番長く感じた。ようやくキレット小屋に到着し、テントを張る。11時過ぎだがすでに5,6張りほどテントがある。キレット小屋で水場が枯れている時に備え、青年小屋で水を汲んで持ち上げたが、水場はまだ枯れておらずチョロチョロですが流れていました。HPなどで水場の状況を書いてくれるとありがたいなと思いますが、仕方がないのでしょうか。（電話で確認すれば良いのですが、仕事中なかなかできないので…..。）テント場はいっぱいで水場の方までテントが張ってあり、夕方着いた方は張る場所がなく苦労されていました。あと虻が異常に多いので注意が必要です。あとトイレは簡易トイレで、紙あり、使用後は箱に捨てる形でした。

翌朝は5時に出発。途中振り返ると雲海の中に富士山が。まさに絶景。この風景は赤岳までずっと見えていて、気分も上がります。赤岳までの登山道は岩稜歩きが続きます。途中休むところがあまりないので、テン泊装備だと結構きついですが、これを体験したくてテントを担いで来たので、むしろ楽しいぐらい。2時間弱で赤岳へ。赤岳は人がいっぱい。頂上山荘に泊まった人、行者小屋や赤岳鉱泉に泊まった人たちだろうか。10分ほど滞在してすぐに中岳、阿弥陀へ向かう。この時間帯から風が止み、気温が上がってきた。阿弥陀の手前でザックをデポして登る人が多数。楽そうだが、こちらは御小屋尾根を進むので、ザックを背負っての登り、最後の登りなので頑張って進む。ほどなく山頂。赤岳、横岳、硫黄岳の稜線、そして南アルプスの山々が見える。しばらく休憩して、御小屋尾根方面に進む、少し進むと摩利支天の梯子、実はここが不安だったのだが、高度感はあるものの、そんなに難しくなかった。摩利支天を過ぎ、振り返ると中央稜が見える。そのまま下るのが惜しくなるが先に進む、御小屋尾根の下り始めはガレ場の急下り、ロープがかけてあるので、ロープを頼りながら慎重に下る。ハイマツの道を抜けて、樹林帯へ、蒸し暑く虻が次から次へ襲ってくる。何箇所も刺されてしまった。この時期、虫対策は絶対に必要です。美濃戸口に下山し、別荘地域を過ぎて12時過ぎに八ヶ岳山荘に到着。お風呂に入り、バスで
茅野駅に向かいました。