記録ID: 1272485
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
千畳敷から空木岳 ☆天空の稜線、紅葉盛り☆
2017年09月30日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:25
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 2,462m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 10:23
距離 16.9km
登り 1,199m
下り 2,476m
17:29
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
紅葉の時期の週末は予想以上。 混雑時はロープウェイ駅で整理券が配られます。 相棒とおいらで197番、198番目、60人が乗れるロープウェイ4台目に乗車。 千畳敷駅には、目標より40分ほど遅い6時40分頃到着でした。 帰りは空木岳登山口のある池山林道終点に前日デポしておいたマイカー利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷から稜線上の極楽平までは整備された登山道を登ります。 極楽平からは、島田娘、濁沢大峰と二つの大きなピークを越えて檜尾岳に向かいます。 この間、特に危険個所はありませんが、鎖や鉄製のステップが設置された急な岩場を下る箇所があります。 檜尾岳山頂近くはガレて登り応えがあります。 熊沢岳に向かって気持ちよく稜線を歩きますが、やがていくつかのピークが立ちはだかり、急な岩登りが待っています。 鉄製の手がかり、ステップが設置されているので普通に気を付けて登れば危険はありません。 東川岳山頂付近でも急な岩場が待ち受けていますが特に危険はありません。 東川岳から空木岳はこの山行最大の核心部です。 東川岳からは岩場の、時として滑りやすい急坂を慎重に下ります。 下りきると木曽殿山荘、ここで一服して空木岳に向かう急登に備えます。 一見、急ながら登りやすそうな空木岳の登山道、前半こそ歩きやすい登りですが、後半は厳しい岩登りが待ち受けます。 鎖や鉄製のステップが設置されているものの、岩のくぼみに手掛かりや足掛かりを求める個所もあり、気が抜けないシーンもあります。 やがて巨岩がそびえる山頂付近の岩場をトラバースして山頂に至ります。 山頂からの下山は、雨で地肌が削られてやや歩きにくい木製のステップ、いくつもの巨岩のオブジェ、そして空木岳のシンボルでもある駒石、紅葉の空木岳カールを右手に見て下ります。 アップダウンを繰り返し標高を徐々に下げていくとやがて樹林帯に入ります。 大地獄、小地獄の急な岩場では鎖を手掛かりに慎重に下ります。 さらにアップダウンを繰り返す内に歩きやすい登山道なるものの、眺望は無く、登山口まではやや辛抱が続きます。 |
写真
雲の切れ目から射す、幾筋もの太陽の光の下に南アルプスが浮かび上がって綺麗でした。左から鋸岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、稜線上の富士山の右に塩見岳です。
この峰々はこの日一日姿を現していてくれました。
この峰々はこの日一日姿を現していてくれました。
左手前に檜尾岳、稜線沿いに濁沢大峰、島田娘、宝剣岳、木曽駒ケ岳と連なっているのが分かります。
左に木曽前岳、右に伊那前岳の姿も。
中央アルプスダイナミックだなあと感じる瞬間です。
左に木曽前岳、右に伊那前岳の姿も。
中央アルプスダイナミックだなあと感じる瞬間です。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
防寒着
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
水筒
非常食
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
熊よけ鈴
携帯予備バッテリー
ツェルト
|
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感想
以前から気になってはいたコースですが、自分にとってかなりハードに思えたので後回しになっていました。
最近、南駒ケ岳から越百山の稜線歩きを経験して、単なるピークハントでなく、稜線を歩くことの素晴らしさを感じ始めていた自分にとって、このコースを歩きたいという気持ちは以前にも増して強くなっていました。
体力的な面で徐々に自信をつけてきたことも決行に向けての好材料ではありました。
この日、千畳敷以外で出会った登山者さんの中に伊奈川ダム上の登山口から登ってこられた方々が多くいらっしゃったことにも驚きました。
伊奈川ダム上から越百山、南駒ヶ岳、空木岳を縦走して伊奈川ダム上に下山していかれる方やその反対周りの方々でした。
その中の方と中央アルプスの稜線歩きの素晴らしさについてい話をしたときは、お互いにわが意を得たりと話が大いに盛り上がりました。
私個人としては、昨年桂小場登山口から将棊頭山を経て木曽駒ケ岳の稜線歩き、同じく空木岳から南駒ケ岳までの稜線歩き、つい最近伊奈川ダムから南駒ケ岳、仙崖嶺を経て越百山の稜線歩きを体験していたので、ようやくバラバラにではありますが将棊頭山から越百山までの稜線を通して体験することが出来ました。
このヤマレコの地図上、中央アルプスのまだ一部ではありますが赤い線をつなぐことが出来たのはちょっとした喜びです。
楽しい稜線歩きに付き合ってくださった、健脚のtsubu〜さんにも大いに感謝するところです。
細かな感想は写真の方に書き込みました。
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