唐松岳 絶景の八方尾根山行

2018年03月24日(土) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 9.5km
• 登り: 964m
• 下り: 950m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:45

8:31 八方池山荘
8:50 8:50 石神井ケルン
8:57 8:57 第2ケルン
9:03 9:03 八方ケルン
9:10 9:10 第三ケルン
10:22 10:24 丸山
11:24 11:25 唐松岳頂上山荘
11:46 11:55 唐松岳
12:10 12:13 唐松岳頂上山荘
13:15 13:15 丸山
13:51 13:51 第三ケルン
13:57 13:57 八方ケルン
14:02 14:02 第2ケルン
14:06 14:07 石神井ケルン
14:17 八方池山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●無料の第3駐車場を利用しました。敷地内には、清潔なトイレが有ります。ゴンドラ乗り場までほんの数分なので全然遠くありません。周辺の駐車場は、ほとんどが有料(600円から1000円)なのでおススメの駐車場です。
●この時期だからかもしれませんが、土曜日7時過ぎの到着でも空きが充分ありました。
●ゴンドラ駅のリフト券売場で登山計画書の提出を求められます。

コース状況／危険箇所等

●沢山の登山者によって踏み固められたトレースをたどる分には、(スノーシューが無くても)アイゼンのみで全く問題ありませんでした。

●スキー場のトップから丸山の先までずっと微風でしたが、稜線上は、突き刺すような冷たい風が吹いていました。下で風が吹いていなかったとしても、バラクラバとゴーグルはやはり装備しておくべきかと思います。

●稜線手前と頂上直下に雪庇があります。むやみに近寄らなければ、危険箇所と言うほどでもありません。

その他周辺情報

八方の湯 大人800円
新しく清潔な日帰り温泉施設です。

写真

3/24 8:31

リフトを乗り継ぎゲレンデトップに到着。雲ひとつない晴天！テンションが上がり、ついつい支度も焦り気味に！

3/24 8:32

先行者多数！踏み固めていただいたトレースをありがたく使わせてもらいます。

3/24 8:32

鹿島槍の二つの頂が青空にめちゃめちゃ映えてます！手前は五竜に続く遠見尾根！

3/24 8:34

逆サイドに目を移せば白馬三山！威風堂々！ほんと絵になります。

3/24 8:35

後ろを振り返れば雲海！どうやらとんでもない日に登りに来てしまった⁉︎ようです。のっけからほほ緩みっぱなし！

3/24 8:50

五竜と鹿島槍。こりゃどっちもイケメンだわ〜！

3/24 8:50

山頂寸前、暴風と寒さで撤退した前回から1ヶ月！最初のケルンを通過した時点で今日はいける！と早くも確信‼︎

3/24 8:58

息子ケルンから山頂方面を望む。八方尾根らしい広々とした風景！めっちゃ気持ちいいー！

3/24 9:25

絶好のコンディションだけに登山者も半端なく多い！もはや蟻の行列にしか見えない？

3/24 9:42

さらに行列は続く！

3/24 10:03

手前は先行者のトレース。そしてその先には蟻の行列が延々と⁉︎

3/24 10:03

気が付けば、つい先ほどまで広がっていた雲海が跡形もなく消えていました。

3/24 10:21

穏やかな天候のおかげもあってか、順調すぎるペースで丸山に到着！

3/24 10:22

何とここで両足が交互につるアクシデント！緊急ストレッチを施し、柿の種で塩分を補給！なんとか凌ぎました。

3/24 10:22

この辺りまで来ると気力の勝負⁉︎先行者の皆さん含めなかなかペースが上がらず、この直後少し渋滞気味に！

3/24 10:30

唐松岳山頂をロックオン！気力を奮い立たせてペースを維持！

3/24 10:51

高度が上がるにつれて五竜が間近に！気付けば鹿島槍は五竜に隠れ、全く見えなくなっていました。

3/24 10:51

蟻さんの行列は、まだ続きます。

3/24 10:51

北に伸びる後立山連峰の稜線と今登ってきた八方尾根。この美しさ、ほんと贅沢！

3/24 10:57

雪庇があると言ってもこの程度。特別危険ということはありません。

3/24 11:09

唐松岳と不帰嶮（かえらずのけん）！

3/24 11:09

山頂を目指す行列。先行する登山者が「ジェラートにたかる蟻」に見えませんか？先行者の皆さん、失礼お許しを！

3/24 11:16

稜線に出ました！突風とともに目に飛び込んでくる劔岳の雄姿！何度来ても感動する瞬間です！まさに最上級ランクの絶景ポイント！

3/24 11:16

雪と岩の殿堂に見惚れてしまい、すっかり足が止まってしまいました。

3/24 11:17

劔岳と唐松岳のツーショット！もうたまりません！

3/24 11:17

唐松岳の山頂から北側に伸びる不帰キレット。文字通り？キレッキレにキレてます！

3/24 11:18

劔岳から立山、そして遠くは薬師方面まで続く稜線！もはや言葉になりません！

3/24 11:46

この冬、悪天候でなかなかたどり着けなかった唐松岳の山頂。三度目の正直で無事登頂成功！撮影頂いた方に感謝！

3/24 11:47

昨年の秋に縦走した五竜までのタフな稜線！

3/24 11:48

劔岳アップ！何度見てもしびれます！

3/24 11:51

山頂からは、日本海まで見渡せます！

3/24 11:51

信州五岳方面！ひときわ白いのが妙高(百名山)！その右が黒姫！続いて高妻(百名山)、戸隠！そして一番右に見える山が飯縄山！(斑尾山は確認できず)

3/24 11:52

登って来た八方尾根をのぞむ！

3/24 11:53

五竜の右肩越し、遠く彼方に小さくちょこんと槍が見えました。「表銀座縦走」魅かれます！

3/24 12:13

日焼け止め塗るの忘れてた！山頂で気付いても時すでに遅し！顔がヒリヒリしてきたので？下山開始します！

3/24 12:14

下山前にもう一度劔の力強い姿を脳裏に焼き付けておくことに！

3/24 12:15

最後に劔岳と記念撮影！寒い中、撮影にご協力いただいた方に感謝！

3/24 12:23

八方尾根は下りの風景も見事です。

3/24 12:39

絶景をご馳走に昼食！仲間から転勤の送別の品として先日頂いたばかりの携帯箸！早速使わせてもらいましたよ！

3/24 12:43

昼食時の別のカット！よく見ると五竜上空にUFOの様な雲が…この後すぐ消えてしまいました。

3/24 13:24

お腹も満たされ下山再開！

3/24 13:25

浅間山！今日は噴煙少ないなあ。

3/24 13:25

飯縄山！この冬もよく登らせて頂きました！

3/24 13:25

信州五岳方面！戸隠山の「蟻の塔渡り」、おっかなかったっけなあ〜。

3/24 13:35

白馬三山から小蓮華山、白馬乗鞍をのぞむ。雄大な後立山の峰々！

3/24 13:47

大好きな白馬三山のアップ！

3/24 13:56

いつ見てもいい顔してるぜ！

3/24 13:57

さらば五竜！鹿島槍！

3/24 13:57

白馬岳の稜線！目を凝らしてよーく見ると、白馬山荘が確認できます。さすがは天下に名を轟かせる超巨大山小屋！

3/24 14:01

超お気に入り！冬の八方尾根と言ったらこのワンカット！(あくまで個人的な好みです。)

3/24 14:08

ゲレンデトップが見えてきた！絶景の山旅も終わりが近づいてきました。

3/24 14:16

日焼けで顔がヒリヒリ！これもまた天候に恵まれた証拠！前回敗退のリベンジも果たせて、大満足な山旅でした。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

nakomi

この冬は、二度唐松岳登頂を試みましたが、共に悪天候に阻まれ敗退していました。今回が、三度目の正直！(文字通り？)晴れて登頂に成功することができて、喜びもひとしおです。

四月から転勤で長野から仙台に引っ越すことになり、その前に何とかリベンジを！と思い立った今回の山行。コンディションに恵まれ、めい一杯絶景を堪能できました。

次に訪れるのはいつになるか分かりませんが、「絶対また来たい！」と思わせてくれる最高の山旅でした！