白馬岳【大雪渓〜白馬山荘泊〜小蓮華山〜白馬大池〜白馬乗鞍岳〜栂池】

2018年08月04日(土) 〜 2018年08月05日(日)

• GPS: 11:55
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,232m
• 下り: 1,687m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:48

5:34 スタート地点
5:53 5:53 水芭蕉平
6:31 6:31 白馬尻荘
6:36 6:36 白馬尻小屋
6:37 6:37 白馬尻荘
8:53 8:57 岩室跡
9:26 9:37 避難小屋
10:50 10:54 白馬岳頂上宿舎
11:22 白馬山荘

2日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:53

6:33 白馬山荘
6:52 6:52 白馬岳
7:27 7:27 三国境
8:12 8:15 小蓮華山
8:56 8:59 船越ノ頭
9:36 10:00 白馬大池山荘
10:28 10:29 乗鞍岳
11:23 11:23 風吹大池方面分岐
11:30 11:31 天狗原/白馬岳神社
12:15 12:18 栂池山荘
12:20 12:20 栂池ヒュッテ
12:24 12:26 栂池パノラマウェイ 自然園駅
12:26 ゴール地点

写真の日時は新調のカメラで時間設定のAM、PMを反対にしてあったため、12時間進んでます。まったくアホです。

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

行き⇒八方第5駐車場からタクシーで猿倉（3100円）
帰り⇒栂池自然公園からタクシーで八方第5駐車場（2700円）
この時期、八方第2第5駐車場ともにほとんど夜中でもいっぱいです。
我々は朝4：00八方第5駐車場になんとか停められました。
栂池山荘からのロープウェイとゴンドラセット片道は1980円です。

コース状況／危険箇所等

大雪渓が終わってアイゼンを皆さんが外すため、登山道周辺がいっぱいです。
登山道以外のところを歩いたりして、上から岩が落ちてくる時がありますので注意が必要ですね。

その他周辺情報

白馬山荘の4日宿泊者はなんと700名そうです。まだ100名は泊まれるのかな。すごいですね。
帰りは「八方の湯」（800円）に寄りました。

写真

8/4 16:36

4：35　八方第5駐車場　タクシーで出発、3100円です。
我々は4人でしたがもう一人乗車させてほしいというので5人になりました。結局バス代よりも安いです。

8/4 17:27

5：30　猿倉
もういっぱいの人でした。

8/4 17:51

今日も快晴です。

8/4 17:56

ソバナ。

8/4 18:00

クガイソウ。

8/4 18:01

ミヤマシシウド。

8/4 18:11

タマガワホトトギス。

8/4 18:12

エゾアジサイ。

8/4 18:24

目指すはあそこらしい。

8/4 18:29

ミソガワソウ。

8/4 18:30

オタカラコウ。

8/4 18:31

ミゾホオズキ。

8/4 18:33

シロウマオウギ。

8/4 18:33

6：30　白馬尻小屋到着。

8/4 18:35

これから登る大雪渓方面です。

8/4 18:40

キヌガサソウ。

8/4 18:44

ミヤマカラマツ。

8/4 18:53

15分程で大雪渓、これから2時間アイゼン（私はチェーンスパイクですが）履いて登ります。

8/4 19:18

先は長そうです。

8/4 19:21

振り返るとこんな感じ。

8/4 19:31

登山者の行列ですね。
どこかで経験があると思ったら、富士山を思い出しました。

8/4 19:41

雪渓右側、上から結構な岩が落ちてくるようです。

8/4 20:04

雪渓左側、見えるピークは杓子岳。

8/4 20:02

8：00　もうすぐ大雪渓も終了。

8/4 20:23

ミソガワソウがいっぱいありました。

8/4 20:33

雪渓終わってからも、ずっと渋滞です。
雪渓終わってからの方がきつかったです。

8/4 20:39

人で繋がってます。

8/4 20:43

振り返るとアリさんの行列みたいですね。

8/4 20:50

雪渓の端ですが、切れ落ちてますね。

8/4 20:55

杓子岳が近くなりました。

8/4 20:58

シロウマタンポポ、ミヤマタンポポどっちか。
高山型タンポポってあるのは知らなかった。

8/4 20:58

タカネイブキボウフウ。

8/4 20:59

アザミ。
これはハッポウアザミではなかった。

8/4 21:06

ミヤマキンポウゲ。

8/4 21:08

アキノキリンソウ。

8/4 21:10

ミヤマオダマキ。

8/4 21:26

白馬槍ケ岳。

8/4 21:33

ハクサンフウロ。

8/4 21:34

巨大な岩。

8/4 21:42

山小屋が見えてきました。
もう少しなんですが、ここからが大変。

8/4 21:47

シナノキンバイ。
花が大きい。

8/4 21:51

クルマユリ。

8/4 22:00

ミヤマトリカブト。

8/4 22:01

花園。

8/4 22:03

日蔭で美人のタカネナデシコ。

8/4 22:39

もうちょいだというのに、このあたりでついに足が攣りました。
10分くらい動けませんでした。＿|￣|○

8/4 22:45

イブキジャコウソウ。

8/4 22:46

イワギキョウ。

8/4 22:47

イワツメクサ。

8/4 22:47

タカネシオガマ。

8/4 22:48

本日泊まる白馬山荘。

8/4 23:10

稜線に上がりました。

8/4 23:10

初めて見る白馬山荘ですが、大きくて立派ですね。

8/4 23:22

11：22　白馬山荘到着です。約6時間かかりました。
私的には厳しい山行でした。もっと鍛えないとだめだな。

8/4 23:23

本日のメンバー。
恥ずかしながら家族です。

8/4 23:24

8/4 23:58

受付を済ませて昼ごはんです。
まずは、ビールで乾杯だ。

8/5 0:04

目の前に旭岳。

8/5 0:04

白馬山荘からの展望。

8/5 1:08

13：00　休憩後、とりあえず頂上へ行きます。
ザックを置いたら身軽になりました。随分違いますね。

8/5 1:19

すごい(@_@)、随分、切れ落ちてる。

8/5 1:19

ミヤマアキノキリンソウ。
アキノキリンソウの高山型で別名コガネギク。

8/5 1:27

明日行く小蓮華山方面の稜線。

8/5 1:28

栂池方面。

8/5 1:37

案内版がありますが、文字が見えませんでした。

8/5 1:39

頂上標識。

8/5 1:41

恥ずかしながら家の息子夫婦です。

8/5 1:44

大雪渓ですが、こうしてみると随分下から登ってきましたね。

8/5 1:39

トウヤクリンドウ。

8/5 1:57

山頂方面から見た山荘。

8/5 2:06

振り返って山頂見るとかっこいいです。

8/5 2:13

左ピークが山頂です。

8/5 2:16

ミヤマウイキョウ。

8/5 2:17

山荘の上にコマクサ。でもロープで近くには行けません。

8/5 2:19

ミヤマアケボノソウ。

8/5 2:20

ミネウスユキソウ。

8/5 2:20

これはイワギキョウではなくチシマギキョウ。
花びら内側にひげがある。

8/5 2:21

タカネツメクサ。

8/5 2:46

山頂のレストラン。スカイプラザ白馬。
本当にレストランのメニューと変わらないのにはびっくり。

8/5 2:30

山荘に帰ってかき氷。800円ですがうまいのなんの。

8/5 4:48

4：40　もうご飯です。
受付順番に40分刻みで交代で食べます。私らは一番目です。
本日は最終が8：00でした。6交代か。

8/5 5:25

おや、雷鳥だ。
夕方山荘のすぐ下に参上しました。多くの人に注目されてました。

8/5 5:26

雷鳥の子供が寄ってきました。

8/5 6:44

6：45　これは夕日です。

8/5 6:45

杓子と白馬鑓と剣岳。

8/5 6:41

夕日に染まった剣岳。

8/5 7:02

我々が泊まった2階個室の窓からです。

8/5 16:36

8月5日　朝4：36
日の出を見に行きましたが、ガスの中。
これが精いっぱいです。食事もあるので諦めました。

8/5 17:28

5：30　朝食です。30分並びましたが意外と早かった。

8/5 18:42

6：30　に白馬山荘出発しました。

8/5 18:53

朝の旭岳。

8/5 18:53

朝の剣岳。

8/5 19:03

コマクサ。

8/5 19:03

コマクサ。

8/5 19:10

これから行く稜線。

8/5 19:11

振り返って降りてきたピーク。

8/5 19:13

鉢ケ岳と雪倉岳、左奥は朝日岳かな。

8/5 19:15

新潟の方かな。

8/5 19:16

ウサギキク。

8/5 19:17

ミヤマクワガタ。

8/5 19:17

シナノキンバイ。

8/5 19:26

振り返って降りてきたところです。
大分、下ってきました。

8/5 19:31

小蓮華岳向かって登りになります。

8/5 19:34

どこかで見たドラゴンアイみたいだ。

8/5 19:43

振り返って、白馬三山。

8/5 19:48

山頂が見えてきました。

8/5 19:52

左側に五竜と鹿島鑓が見えますね。

8/5 20:05

何かぶら下げて救助ヘリが飛んでました。救助ではなく荷物かもね。

8/5 20:09

小蓮華山到着。

8/5 20:07

この剣みたいなのは何でしょうか。

8/5 20:16

ハクサンフウロ。

8/5 20:17

ミヤマリンドウ。

8/5 20:19

白馬三山が大分遠くになりましたね。

8/5 20:28

ハクサンイチゲ。

8/5 20:28

ミヤマダイコンソウ。

8/5 20:31

ミヤマアズマギク。

8/5 20:32

大雪渓だね。

8/5 20:51

次のピークですが、

8/5 20:56

船越ノの頭でした。

8/5 20:57

きた稜線を振り返ったところです。

8/5 21:04

白馬大池ですね。

8/5 21:25

きれいな池でした。テント場もあるんですね。

8/5 21:30

イワイチョウ。

8/5 21:30

ミヤマキンバイ。

8/5 21:31

チングルマ。

8/5 21:37

ヒオウギアヤメ。

8/5 22:01

白馬大池を横切って帰ります。

8/5 22:03

白馬大池山荘。

8/5 22:08

ここからしばらく登りも下りも岩だらけでした。

8/5 22:29

白馬乗鞍岳山頂。

8/5 22:44

ここが有名な雪田の横断みたいです。
滑るけどアイゼン付けるほどではないですね。

8/5 22:52

ここから降りていく登山道は岩だらけ。

8/5 23:21

モミジカラマツ。

8/6 0:04

ゴゼンタチバナ。

8/5 23:24

突然木道に出ました。天狗原と言う所みたいです。
振り返るとあの上から降りてきたんだね。
これでもう終わりかと思ったらまだまだ、岩場の下りは1時間ほど続きます。

8/6 0:16

12:16 やれやれ、やっと栂池山荘到着。

8/6 0:21

ハナチダケサシ。
トリアシショウマかもしれないけど。

8/6 0:21

ヤマハハコ。

8/6 0:40

ロープウェイとゴンドラ乗って帰ります。
楽ちんです。

8/6 19:51

おしまい。
白馬山荘で買ったバッチ。

撮影機器：

α6500 ILCE-6500 ボディ SONY

感想

h_macchan

　憧れの北アルプスと初めての山小屋、もう6年も山に登ってますが恥ずかしながら実は初めての経験です。天気が一番心配でしたが、このところずっと快晴で5日の日の出こそ残念ながら見えませんでしたが、それ以外は最高の山旅となりました。

　猿倉からの山小屋まで標高差1600メートルを歩けるか心配しましたが、難易度はそれほどでもないと思います。大雪渓は天然クーラーが効いていてこの真夏には非常にいいです。しかしながら大雪渓後の登りが暑くて私は結構バテました。残り山頂小屋まであと少しのところで右足ふくろはぎと太もも両方攣ってしまいました。10分くらいは動けず家族に心配かけてしまい申し訳ない。修行が足りないんですね。

　白馬山荘では生意気に個室を予約してました。2人部屋で一部屋プラス8500円です。2帖しかないですが、十分でした。正直、夜中じゅうの廊下の歩く音やトイレのドアの音などで熟睡はできませんでしたが、個室は贅沢ですね。私は大部屋で他人の方と一緒に寝るのは正直無理かも。

　ところで本日はの泊り客は700名だそうです。さすが800人収容できる山小屋ですね。夕食は到着順に6回に分けて交代制でした。16：40から20時まで、そして朝は5時からの朝食、仕事とはいえ、この人数の食事を世話する従業員の方々に感謝です。本当に頭が下がります。

　二日目は朝4時に起きて日の出を見に行きましたが、残念ながら見えませんでした。でも前日の夕日がとてもきれいだったのでこれで十分です。

　二日目の小蓮華山から白馬大池の稜線歩きは、雪渓を見ながら歩くとても雄大できれいで素晴らしいものでした。白馬大池からの白馬乗鞍の登りと栂池山荘への下りの岩には多少難儀はしましたが、とにかく全員無事に降りられてよかったです。

　これだけの山ですから人が多いのは当然ですね。団体さんやグループ、単独の人もたくさんです。速い人や遅い人もいてみなさんいろいろ思うところはあるでしょうが、常に思いやりを持って相手の立場に立って考えるように心がけることが肝要かと思いました。