薬師岳(室堂-五色ヶ原-スゴ乗越-薬師岳‐太郎平-折立)

2006年09月20日(水) 〜 2006年09月23日(土)

• GPS: 71:38
• 距離: 28.2km
• 登り: 2,196m
• 下り: 3,273m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:11

8:54 スタート地点
10:28 10:31 浄土山
10:44 11:18 浄土山南峰（立山）
13:09 13:22 獅子岳
14:18 14:21 ザラ峠
15:05 五色ヶ原山荘

2日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:58

6:33 五色ヶ原山荘
7:14 7:14 鳶山
9:13 9:27 越中沢岳
11:43 11:44 スゴ乗越
12:31 スゴ乗越小屋

3日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 0:09
• 合計: 7:28

6:19 スゴ乗越小屋
7:23 7:23 間山
9:07 9:08 北薬師岳
10:19 10:19 薬師岳
11:41 11:47 薬師岳避難小屋跡
12:19 12:21 薬師岳山荘
12:59 12:59 薬師平
13:25 13:25 薬師峠
13:47 太郎平小屋

4日目

• 山行: 2:31
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:32

6:01 太郎平小屋
6:38 6:39 五光岩ベンチ
7:27 7:27 青淵
8:32 8:32 折立
8:33 ゴール地点

天候

4日間　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

9月19日 23:30 池袋東口‐9月20日 5:30 富山(西武)‐5:44電鉄富山‐6:32立山‐
　　　　6:40　美女平‐7:50　室堂
9月23日 9:00　折立 - 10:05 有峰口‐11:30　14:00黒部BS‐20:00池袋東口(西武)　　　

コース状況／危険箇所等

4日間天気に恵まれ、気持ちのいい縦走ができた。立山の紅葉にはちょっと早かった
ようですが、草紅葉も所々に見ることができた。この時期の平日だったので、登山
者とはほとんど会うこともなく、今回のように単独行の場合、アクシデントがあっ
た場合の対応と準備は怠りなく。
往復ともに高速バスを利用し、経費節減をできたのはいいが、そのために温泉で汗
を流す機会がなかったのは残念であった。黒部BSの近くで入った喫茶店が、あの清
水哲也さん行きつけのお店で、お土産に「黒部幻景」という絵葉書をいただけたの
がうれしかった。

写真

9/20 9:10

　　立山と草紅葉
浄土山分岐から立山を望む。
今年は紅葉にはまだ早かっ
た。この時期でも浄土山に
は溶け残った雪があった。

9/20 10:44

　 富山大学立山研究所
後ろの山は龍王岳。山頂近
くにある山岳や気象の研究
をする富山大学の研究所。

9/20 11:25

　　　　五色ヶ原
手前の鬼岳と五色ヶ原山荘
が、雲海上の島の家のよう
にぽつんと見える。
右手奥から薬師、黒部五郎
笠、水晶、遠くに槍ヶ岳。

9/20 12:10

　　　鬼岳と残雪
室堂からわずかな歩きで岩
稜と展望を満喫できる。
裏銀座など黒部川の源流部
の山々が手に取るように見
える。

9/20 13:09

　　　　野口五郎岳
夏にはコマクサが咲き乱れ
る野口五郎岳の稜線。奥に
槍ヶ岳、手前真ん中は赤牛
岳から奥黒部ヒュッテへの
尾根筋。

9/20 13:13

　　針ノ木岳と黒部湖
龍王岳からザラ峠までの岩
稜は、後立山南部から黒部
川源流部の山々が手に取る
ように見える。右から針ノ
木、スバリ、赤沢岳。
は

9/20 15:01

　　　五色ヶ原山荘
残雪をたたえる鷲岳、その
下に10月上旬には小屋閉め
の五色ヶ原山荘、鳶岳が木
道の先に待っている。

9/21 5:04

　　　暁月と針ノ木岳
今日はスゴ乗越小屋までの
長丁場、5時に小屋を後に
したときには、細い月とス
バリ岳の上に金星。モルゲ
ンロートへ夢のような時間
が流れます。

9/21 7:31

　　薬師岳・越中沢岳
長い登山人生でこんなに気
持ちのいい稜線歩きはあっ
たのだろうか。鳶岳からこ
の先歩く越中沢岳、薬師岳
がグングン大きくなってい
く。

9/21 9:18

　　　　五色ヶ原
越中沢岳から振り替えると
鷲岳南面に広がる五色ヶ原
奥には左から剱岳、龍王岳
雄山の雄姿。この景色を独
り占めの贅沢。

9/21 12:41

　　　スゴ乗越小屋
アルプスをはじめ多くの山
小屋にお世話になってきま
したが、やっと来れました
スゴ乗越小屋。

9/22 6:30

　　　間山までの稜線
室堂-薬師岳間での唯一の
樹林帯。スゴ乗越付近は草
原や樹林帯がありこのコー
スのオアシス的存在。

9/22 8:23

　　　　北薬師岳
樹林帯を抜け、いよいよ薬
師岳の登りになる。大きな
石がごろごろ。雲が高度感
を演出してくれる。

9/22 9:25

　 金作カールと薬師岳
南北に続く薬師岳山稜、東
側には金作、中央、南陵と
カールが残雪を抱え並んで
いる。

9/22 10:14

　金作カールと北薬師岳
薬師岳から振り返って、歩
いてきた今回のハイライト
天気も良く、白い岩が気持
ちを一層明るくする。

9/22 10:22

　　　薬師岳山頂の祠
前回来た時には、真夏なの
に雨で震えていた薬師岳山
頂。ハイシーズンには大勢
でにぎわうであろう山頂、
ひとりで早めのお昼。

9/22 12:05

　　　薬師岳山荘
楽しかった薬師岳雲上プロ
ムナードもここで終わり。
薬師平手前には、格好のい
い薬師岳山荘が見える。
あったかいお汁粉はおいし
かった。

9/22 13:48

　　　　太郎平小屋
長かった縦走もここで終わ
り、たおやかな太郎山、北
ノ俣岳への稜線の起点にあ
る小屋。水晶岳が東側正面
に見える。

9/22 17:44

　　夕日に染まる水晶岳
東沢乗越あたりから見る黒
く聳える水晶岳も素敵です
が、太郎平小屋前から夕陽
に赤く染まる水晶岳は、思
わず息を飲む美しさ。

9/22 17:55

　　　眼下に沈む太陽
今回の縦走にふさわしい最
後の日没。太郎平の小屋前
から、能登半島の向こう?
に沈んでいく太陽、雲も演
出きれいな夕焼けです。

9/23 6:11

　筆で刷いたような絹雲
巻雲が正しい表記のようで
すが、筆で刷くと絹雲なの
かな。

9/23 8:37

　　　　折立登山口
バスの時間に合わせるよう
に小屋を早立ち。8時半に
は下山しました。

撮影機器：

PowerShot G3 CANON