今年の最終 ホットワインと鍋焼きうどんでまったり 蓑毛→表尾根→塔ノ岳→鍋割山→二俣→大倉

2011年12月27日(火) [日帰り]

• GPS: 14:11
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,051m
• 下り: 2,072m

コースタイム

7:13蓑毛BS-8:04ヤビツ峠-8:22富士見山荘-9:08二ノ塔9:12-9:25三ノ塔9:26-9:48烏尾山-10:07行者岳-10:27政次郎ノ頭
-10:45新大日-10:54木ノ又小屋-11:15塔ノ岳12:06-12:14金冷し-12:22大丸-12:30小丸尾根分岐-12:36小丸
-12:52鍋割山13:23-13:53後沢乗越-14:23二俣-15:06大倉BS分岐-15:20大倉BS

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

平日のためヤビツ峠行のバスの時間が遅いため蓑毛BSからのスタートです。
ゴールはバス便の多い大倉BSです。
小田急の丹沢・大山フリーパスBを活用しお安くアプローチができます。

コース状況／危険箇所等

コース上に雪は残っていません。
ただし、東向きの部分(特に新大日への登り)が霜柱が融けたぬかるみでとても滑りやすい状態で難儀しました。ストックがあるとよいかもしれません。一部では鹿除けのフェンスがあったので掴まりながら通過しました。

行者岳からの下りの岩場が核心部です。かなり急斜面なので高度感があります。
しっかりした鎖が2列あるので掴まれば問題ないと思います。
(クサリが固定してあるコンクリートの基礎部分に流血の跡?がありましたので、誰か怪我でもしたのかもしれません。注意して慎重に通過してください)

GPS記録は蓑毛からで二ノ塔までは手入力になっています。
(スタート時にGPSレコーダが見当たらす、二ノ塔の休息時に雨蓋の中をよく探したら見つかったのでこの時点でスイッチを入れたためです)

写真

12/27 7:30

蓑毛バス停からしばらく車道を進み、橋を渡ると本格的な登山道になります。

12/27 7:33

12/27 8:04

ヤビツ峠に到着

12/27 8:21

富士見山荘

12/27 8:22

12/27 8:24

12/27 8:32

12/27 8:33

12/27 8:35

12/27 8:49

12/27 8:56

海が見えます

12/27 8:58

この部分は、少し登山道が荒れていました。

12/27 9:01

振り返ると大山

12/27 9:01

筑波山も見えます

12/27 9:05

山ノ塔直下
笹のトンネルをくぐって進みます。

12/27 9:08

二ノ塔に到着

12/27 9:08

富士山は少し雲が邪魔をしています。
(二ノ塔より)

12/27 9:10

南アルプス
赤石岳と悪沢岳
(三ノ塔より)

12/27 9:10

聖岳も見えます。
(二ノ塔より)

12/27 9:25

三ノ塔に到着

12/27 9:25

塔ノ岳への尾根を望みます。
尊仏山荘もよく見えます。

12/27 9:26

塔ノ岳と大倉尾根

12/27 9:26

三ノ塔の標識と富士山

12/27 9:27

富士山と南アルプス

12/27 9:27

ぬかんるんだあと凍ってでこぼこになった登山道

12/27 9:29

烏尾山がはるか下方に感じられます。
いったん下って登り返します。

12/27 9:30

烏尾山への急下降の道

12/27 9:35

ザレた部分を下った後に振り返った写真

12/27 9:35

このクサリのトラバース部分は慎重に通過しました。

12/27 9:40

12/27 9:46

烏尾山のカラス

12/27 9:47

烏尾山に到着

12/27 9:48

烏尾山からの富士山

12/27 9:48

三ノ塔を振り返る

12/27 9:48

相模湾

12/27 9:49

表尾根の残り部分

12/27 9:50

スカイツリーもはっきり見えます。

12/27 9:50

ボコボコの登山道
硬く凍っているので問題なし

12/27 9:53

12/27 10:02

立派なブナ

12/27 10:06

12/27 10:07

行者岳

12/27 10:08

12/27 10:15

核心部手前の岩場
ここは右から岩場を巻けます。

12/27 10:16

核心部の始まり

12/27 10:17

上から見下ろす

12/27 10:17

上から見下ろす(その2)
かなりの傾斜があります。
(桟道をほぼ真上から見る感じです)

12/27 10:19

下まで降りたところで振り返る

12/27 10:19

一番下のクサリの基礎部分が血染め?
写真47でも確認できます。

12/27 10:20

核心部全景

12/27 10:23

12/27 10:27

12/27 10:33

北向き斜面にはまだら状に雪

12/27 10:35

ここがすべりまくりの坂
通過後振り返る
右側のフェンス(写真では左側)にお世話になりました。

12/27 10:39

大山と江ノ島

12/27 10:39

江ノ島ズームアップ

12/27 10:43

ここも難儀しました。

12/27 10:45

新大日茶屋

12/27 10:45

登山道整備の方々
ありがとうございます。

12/27 10:54

木の又小屋
開いていません。

12/27 10:55

シカ
丹沢で初めて見ました。

12/27 10:55

12/27 10:57

12/27 11:06

12/27 11:12

12/27 11:15

塔ノ岳山頂に到着

12/27 11:16

12/27 11:16

白根三山

12/27 11:16

仙丈ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳

12/27 11:16

富士山

12/27 11:17

聖岳、赤石岳、悪沢岳

12/27 11:18

八ヶ岳は雲が邪魔をしています。

12/27 11:18

蛭ヶ岳

12/27 11:20

12/27 11:28

ホットワインの材料
赤ワイン、グラニュー糖、シナモンスティック、クローブ

12/27 11:29

グラニュー糖を炙ります。

12/27 11:36

カラメルの出来上がり。
風で煽られてひっくり返っても底に張りついたままでした。

12/27 11:37

ワインを注ぎ、グラニュー糖、シナモンスティック、クローブを投入

12/27 11:39

しばらく暖めて出来上がり

12/27 11:51

いただきます。
(この写真は2杯目!!)

12/27 11:54

高層ビル群とスカイツリー

12/27 11:56

12/27 12:05

12/27 12:05

12/27 12:11

鍋割山への尾根道

12/27 12:14

12/27 12:22

大丸

12/27 12:23

12/27 12:28

花立山荘

12/27 12:30

12/27 12:36

小丸

12/27 12:39

登山道整備中

12/27 12:39

鍋焼き山荘ではなく鍋割山荘が近くに・・・

12/27 12:52

12/27 12:52

12/27 13:03

鍋焼きうどん

12/27 13:20

12/27 13:23

12/27 13:53

12/27 14:07

12/27 15:06

12/27 15:10

このフェンスが破壊されています。

12/27 15:16

12/27 15:20

撮影機器：

EOS 50D CANON

感想

YatsuJunin

プラニング

今年最後の(結果的に)山行となりました。
実は、12月30日に房総のマッターホルンこと伊予ヶ岳と考えていたのですが、家内の都合が悪くなりキャンセルしました。

冬なので暖かいものが恋しいので、鍋割山の鍋焼きうどんと塔ノ岳でホットワインを楽しむというプランです。
大倉BSスタートだと少し短くてさびしいので、表尾根コースにしました。ヤビツ峠スタートがよかったのですが、平日でバスの時間が遅いので蓑毛BSスタートで少しロングコースとなりました。


感想

6:55秦野駅発のバスには乗客3名で、うち2名は途中で下車され、蓑毛まで行ったのは私一人。
誰もいない貸切登山でスタートしました。
年末の平日で誰もいなかったのですが、三ノ塔で登山者がいらっしゃり貸切登山はここまででした。

表尾根通過時は、まだ早い時間帯でしたので眺望がよく、富士山の眺めが最高でした。また、東京方面もよく見えスカイツリーもはっきりと確認できました。

二ノ塔からこれから行く烏尾山が見えるのですが、かなり下にあるように見え、実際にかなりの急坂を下ります。この部分は滑りやすく少し注意が必要です。
(そういえば、今年の初めに来たときはここでアイゼンを装着しました)

行者岳の岩場は、久しぶりの岩場の通過となったこととカメラを下げているため少し緊張しましたが、お約束どおりクサリノータッチで通過。
一番下のクサリの基礎部分が血染めになっていて、誰か怪我をしたのかもしれません。

新大日への登りは、朝日が直射し霜柱が融けたためか、ぬるぬるの坂道ですべりやすく難儀しました。転ぶと泥だらけになります。
鹿除けフェンスなども活用し何とか通過しましたが、下りだとさらに大変だと思います。

新大日を過ぎた先で鹿がいました。今年から丹沢に来るようになり、すでに7回目なのですが、鹿に出会ったのは初めてです。
鹿の風下になると獣臭いのがわかります。すこしびっくり。

木の又小屋は、今回は立ち寄ろうかなと思いましたが、残念ながら不在のようでした。

最後の急登を何とかこなし、11:15に塔ノ岳到着。蓑毛から4時間と少しです。
この日は眺望のよく、南アルプスが甲斐駒から聖まですべて見えました。

平日で山頂が空いていたので、広いスペースに荷物を広げてさっそくホットワインの作成に取り掛かりました。
まず、シエラカップにグラニュー糖を入れ、バーナーで炙りカラメルを作ります。
かなり火を強めにしないとだめでした。
カラメルができたところで、ワインを注ぎシナモンとクローブとグラニュー糖を加えて弱火でしばらく暖めます。
レシピでは、オレンジジュースとレモンの皮を入れるのですが、準備できなかったのでこれだけです。
本当は、フランベでアルコール分を飛ばすのですが、もったいないのでそのままいただきました。
暖かいので体が温まります。
この時期は、冷えたハイボールよりもいいですね。ということでもう一杯つくっていただきました。

頂上でしばらくのんびりした後、鍋割山めざして下りました。鍋割山までは、日当たりのいい気持ちのいい尾根道です。

ほどなく鍋割山に着き、お約束の鍋焼きうどんを注文。待つことしばしで出来上がり。外で景色を見ながらいただきました。ボリュームたっぷりいいお味で大満足です。ここでしばらくのんびりした後、二俣経由で一路大倉バス停へ。
二俣からの林道が長いですが、3時過ぎにバス停に到着しました。

今回は、天気がよく、富士山を正面に見ながら歩け今年最後の満足できる山行になりました。