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Yamareco

記録ID: 1599622
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳 :涸沢の紅葉をのんびりテント泊で楽しむ

2018年09月24日(月) 〜 2018年09月28日(金)
 - 拍手
abek3 その他1人
GPS
104:00
距離
34.6km
登り
1,785m
下り
1,774m

コースタイム

1日目
山行
0:11
休憩
0:04
合計
0:15
2日目
山行
5:50
休憩
0:39
合計
6:29
7:52
7:57
58
8:55
9:02
61
10:03
10:20
68
11:28
11:38
124
13:42
13:42
2
13:44
涸沢テント場
3日目
山行
5:20
休憩
1:39
合計
6:59
6:32
30
涸沢テント場
7:02
7:02
29
7:31
7:36
66
8:42
8:54
49
9:43
10:03
48
10:51
11:14
39
11:53
11:53
28
12:21
13:00
31
13:31
涸沢テント場
4日目
山行
4:22
休憩
0:41
合計
5:03
9:15
85
涸沢テント場
10:40
10:55
50
11:45
11:59
47
12:46
12:53
42
13:35
13:40
38
5日目
山行
0:11
休憩
0:20
合計
0:31
10:11
10:31
3
10:34
ゴール地点
天候 9/24(月)曇り 
9/25(火)曇り〜小雨、夜は雨
9/26(水)晴れ、夜は雨
9/27(木)曇り、夜は小雨
9/28(金)晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡第1駐車場利用 1日600円
沢渡Pから上高地BTまでバス往復2050円
コース状況/
危険箇所等
・上高地〜横尾
 無舗装の林道レベル。多少のアップダウンはあるが危険個所なし。

・横尾〜涸沢
 一般登山道。良く整備されているが石・砂利道もあって、特に下りは
 スリップ注意。

・涸沢〜穂高岳山荘(ザイテングラード)
 岩稜の急坂。鎖場は一ヶ所。落石が多い場所なのでヘルメット着用。

・穂高岳山荘〜奥穂高岳
 梯子・鎖場のある岩稜帯。3点支持など初級岩登りの経験必要。
 滑落事故が多数発生している場所なので通行注意。ヘルメット着用。
その他周辺情報 ・小梨平キャンプ場の入浴施設を利用:600円 (温泉ではありません)
・徳沢、横尾、涸沢に水場あり(無料)。
朝、妙高高原から移動して午後に上高地入り。天気はまずます。
2018年09月24日 13:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
9/24 13:04
朝、妙高高原から移動して午後に上高地入り。天気はまずます。
本日は千葉から来るO氏と合流して、小梨平キャンプ場でテント泊。穂高の見えるテント場に個室2棟。
2018年09月24日 14:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/24 14:00
本日は千葉から来るO氏と合流して、小梨平キャンプ場でテント泊。穂高の見えるテント場に個室2棟。
小梨平キャンプ場は大浴場、食堂、売店があって便利。風呂に入って食堂で夕食。二人で宴会。
2018年09月24日 14:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/24 14:09
小梨平キャンプ場は大浴場、食堂、売店があって便利。風呂に入って食堂で夕食。二人で宴会。
翌朝。テントから見える景色。残念ながら曇り空。涸沢に向かって出発します。
2018年09月25日 05:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/25 5:32
翌朝。テントから見える景色。残念ながら曇り空。涸沢に向かって出発します。
曇り〜小雨の中を横尾まで来ました。ここまでは楽な道。ここからは山道に。
2018年09月25日 10:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/25 10:20
曇り〜小雨の中を横尾まで来ました。ここまでは楽な道。ここからは山道に。
本谷橋で小休止。この先は岩々の本格的登り。
2018年09月25日 11:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/25 11:28
本谷橋で小休止。この先は岩々の本格的登り。
ガスがかかっていますが、紅葉は綺麗。
2018年09月25日 13:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
9/25 13:22
ガスがかかっていますが、紅葉は綺麗。
そして涸沢ヒュッテに到着。その先のテント場にテントを張る。
2018年09月25日 13:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/25 13:42
そして涸沢ヒュッテに到着。その先のテント場にテントを張る。
涸沢ヒュッテのテラスで、お疲れ様〜。
2018年09月25日 13:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
9/25 13:47
涸沢ヒュッテのテラスで、お疲れ様〜。
やっぱりビール。そして名物のおでん。
2018年09月25日 13:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
9/25 13:47
やっぱりビール。そして名物のおでん。
今夜の二人の宿。平日で天気も良くなく、テント場はガラガラ。夜は雨・・・なので19時には就寝。
2018年09月25日 15:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/25 15:28
今夜の二人の宿。平日で天気も良くなく、テント場はガラガラ。夜は雨・・・なので19時には就寝。
翌朝。モルゲンロートを期待する人々。残念ながら東側に雲があって、朝日当たらず。
2018年09月26日 05:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 5:26
翌朝。モルゲンロートを期待する人々。残念ながら東側に雲があって、朝日当たらず。
でも、天気は上々。当初は北穂〜奥穂の周回予定だったが、天候と体調から奥穂一本に絞る。
2018年09月26日 06:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
9/26 6:12
でも、天気は上々。当初は北穂〜奥穂の周回予定だったが、天候と体調から奥穂一本に絞る。
谷底のテント場に陽が当たるのは遅い。テントは数十張り。Maxの十分の一。緑の大きなテントは4人用の貸テント群。
2018年09月26日 06:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 6:13
谷底のテント場に陽が当たるのは遅い。テントは数十張り。Maxの十分の一。緑の大きなテントは4人用の貸テント群。
さあ、奥穂を目指して奥穂パノラマルートを進みます。
2018年09月26日 06:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/26 6:32
さあ、奥穂を目指して奥穂パノラマルートを進みます。
ナナカマドの紅葉。
2018年09月26日 06:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
9/26 6:33
ナナカマドの紅葉。
ガレ場の道が続く。
2018年09月26日 06:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/26 6:47
ガレ場の道が続く。
中央奥のトンガリは涸沢槍。張り切るO氏。
2018年09月26日 06:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
9/26 6:54
中央奥のトンガリは涸沢槍。張り切るO氏。
そして、ザイテングラードに突入。中央奥は常念岳。
2018年09月26日 07:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 7:36
そして、ザイテングラードに突入。中央奥は常念岳。
滑落・落石に注意しながら登る。青空に岩稜帯が映える。
2018年09月26日 07:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/26 7:56
滑落・落石に注意しながら登る。青空に岩稜帯が映える。
振り返ると、涸沢。下に涸沢ヒュッテ。中央に屛風岩。左奥が常念岳。
2018年09月26日 08:01撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/26 8:01
振り返ると、涸沢。下に涸沢ヒュッテ。中央に屛風岩。左奥が常念岳。
こちらは前穂高岳。
2018年09月26日 08:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 8:02
こちらは前穂高岳。
奥穂高岳を眺めながらの登高。
2018年09月26日 08:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
9/26 8:12
奥穂高岳を眺めながらの登高。
北穂岳。
2018年09月26日 08:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 8:14
北穂岳。
ザイテングラードを登り切って、穂高岳山荘に到着。
2018年09月26日 08:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/26 8:42
ザイテングラードを登り切って、穂高岳山荘に到着。
ここから奥穂高岳へ向かう。取り付きの梯子場近辺が危険地帯。焦らず、ゆっくり登る。
2018年09月26日 08:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 8:54
ここから奥穂高岳へ向かう。取り付きの梯子場近辺が危険地帯。焦らず、ゆっくり登る。
振り返って、穂高岳山荘の後ろに3000m峰の涸沢岳。
2018年09月26日 08:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/26 8:56
振り返って、穂高岳山荘の後ろに3000m峰の涸沢岳。
西には笠ヶ岳。山頂は雲に隠れている。
2018年09月26日 08:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 8:56
西には笠ヶ岳。山頂は雲に隠れている。
案外長い奥穂への道。風もあって寒い。
2018年09月26日 09:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 9:25
案外長い奥穂への道。風もあって寒い。
前穂の分岐から見えるジャンダルムの雄姿。
2018年09月26日 09:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 9:41
前穂の分岐から見えるジャンダルムの雄姿。
そして奥穂高岳山頂に到着。
2018年09月26日 09:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
9/26 9:41
そして奥穂高岳山頂に到着。
他のグループと交替で山頂の記念写真を撮影。少し雲が広がって、槍ヶ岳方面は見えず。
2018年09月26日 09:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
9/26 9:48
他のグループと交替で山頂の記念写真を撮影。少し雲が広がって、槍ヶ岳方面は見えず。
下りが一番危ないので慎重に。
2018年09月26日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
9/26 10:40
下りが一番危ないので慎重に。
穂高岳山荘から見下ろす涸沢。山荘で昼食。
2018年09月26日 10:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/26 10:51
穂高岳山荘から見下ろす涸沢。山荘で昼食。
ヘリコプターが荷揚げに来ていました。
2018年09月26日 11:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 11:19
ヘリコプターが荷揚げに来ていました。
前穂高岳を見ながら、ザイテングラードを降ります。
2018年09月26日 11:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 11:27
前穂高岳を見ながら、ザイテングラードを降ります。
こちらも下りは慎重に。天気が良いので少し安心。
2018年09月26日 11:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/26 11:40
こちらも下りは慎重に。天気が良いので少し安心。
あちこちで紅葉見ながらなので、時間が掛かります。
2018年09月26日 12:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
9/26 12:56
あちこちで紅葉見ながらなので、時間が掛かります。
涸沢小屋の方向。
2018年09月26日 13:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 13:18
涸沢小屋の方向。
涸沢の定番ショット。雲がかかって来て少し光量不足。紅葉は6〜7分と思ったが、涸沢ヒュッテのHPでは9/26で最盛期だそうです。やったね!
2018年09月26日 13:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
9/26 13:29
涸沢の定番ショット。雲がかかって来て少し光量不足。紅葉は6〜7分と思ったが、涸沢ヒュッテのHPでは9/26で最盛期だそうです。やったね!
テント場に戻って来ました。周囲は緑の貸テントだらけ。立地が良い所だからか。
2018年09月26日 13:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 13:32
テント場に戻って来ました。周囲は緑の貸テントだらけ。立地が良い所だからか。
ガスは流れて行きましたが、これ以上明るくはならず。
2018年09月26日 14:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
9/26 14:24
ガスは流れて行きましたが、これ以上明るくはならず。
涸沢ヒュッテから見た紅葉。右奥は向かいの涸沢小屋。
2018年09月26日 14:58撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
9/26 14:58
涸沢ヒュッテから見た紅葉。右奥は向かいの涸沢小屋。
涸沢ヒュッテのテラスで、皆さん寛いでいます。我々もおでんを食べながら生ビールで乾杯。
2018年09月26日 14:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
9/26 14:59
涸沢ヒュッテのテラスで、皆さん寛いでいます。我々もおでんを食べながら生ビールで乾杯。
本日もテントは少なめ。そして、夜には雨。連日、雨音を聞きながら寝ている状態。
2018年09月26日 17:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/26 17:03
本日もテントは少なめ。そして、夜には雨。連日、雨音を聞きながら寝ている状態。
翌朝、雨は上がったが曇り空。
2018年09月27日 08:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/27 8:35
翌朝、雨は上がったが曇り空。
テントをたたんで、涸沢を後にします。
2018年09月27日 08:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/27 8:35
テントをたたんで、涸沢を後にします。
下りのパノラマコース分岐。今回は天候が思わしくないのでパス。来た道を戻ります。
2018年09月27日 09:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/27 9:16
下りのパノラマコース分岐。今回は天候が思わしくないのでパス。来た道を戻ります。
なお、パノラマコースは穂高の展望台ですが、健脚・熟達者のみ通行可。無理に突っ込まないように。
2018年09月27日 09:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/27 9:16
なお、パノラマコースは穂高の展望台ですが、健脚・熟達者のみ通行可。無理に突っ込まないように。
下りは登り組とのすれ違いで、意外に時間が掛かりました。この時期はやはり登山者多い。ツアーにも数組で会いました。
2018年09月27日 09:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/27 9:18
下りは登り組とのすれ違いで、意外に時間が掛かりました。この時期はやはり登山者多い。ツアーにも数組で会いました。
さよなら涸沢。また、いつか。
2018年09月27日 09:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/27 9:19
さよなら涸沢。また、いつか。
上高地の小梨平キャンプ場へ戻って来ました。3日前と同じ場所にテント設営。ここで一泊してから明日帰宅します。
2018年09月27日 15:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/27 15:11
上高地の小梨平キャンプ場へ戻って来ました。3日前と同じ場所にテント設営。ここで一泊してから明日帰宅します。
翌朝は晴れ。穂高に当たる朝日。中央は岳沢ルート。手前は梓川。
2018年09月28日 05:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/28 5:49
翌朝は晴れ。穂高に当たる朝日。中央は岳沢ルート。手前は梓川。
本日は快晴。暖かいので猿も日向ぼっこ。こちらもテントを乾かしながら、穂高を眺めて日向ぼっこ。
2018年09月28日 08:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
9/28 8:12
本日は快晴。暖かいので猿も日向ぼっこ。こちらもテントを乾かしながら、穂高を眺めて日向ぼっこ。
焼岳が綺麗に見えました。
2018年09月28日 10:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
9/28 10:06
焼岳が綺麗に見えました。
上高地での記念写真。奥穂に登り、涸沢の紅葉も堪能できました。雨に降られた日もありましたが、満足です。
2018年09月28日 10:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
9/28 10:03
上高地での記念写真。奥穂に登り、涸沢の紅葉も堪能できました。雨に降られた日もありましたが、満足です。
撮影機器:

装備

MYアイテム
abek3
重量:0.47kg

感想

 9/21(金)に奈良県の自宅を車で出発して新潟県の妙高高原笹ヶ峰へ。
別荘ライフを楽しんだ後、9/23(日)好天に恵まれて雨飾山に登頂。
詳しくは下記参照。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1593388.html

 そして、9/24(月)に妙高高原から上高地へ移動。上高地で千葉から来る山友O氏と午後に合流して、小梨平キャンプ場にテント泊。ここは便利な場所で一度泊まってみたかった。風呂・食堂・売店完備。ただ、今は焚火が出来なくなったのが残念。久しぶりの再会を祝して夕食・宴会で時を過ごす。

 翌9/25(火)は曇り空。テントをたたんで涸沢に向け出発。途中小雨模様となり、景色もないのでドンドン進む。横尾から登山道へ。本谷橋から本格的な登りとなり、重荷がこたえる。それでも涸沢が近づくにつれ、紅葉・黄葉の木々が多くなり期待は膨らむ。
 やがて見慣れた涸沢ヒュッテに到着。生ビールとおでんで乾杯するも、ガスが掛かって気温も下がって来たので、早々にテントへ入り込む。夜は雨。宴会もできないので19時には就寝。

 9/26(水)は穂高へ登る日。モルゲンロートは見れなかったが、天気は上々で登山日和。ただ、天気は長くは持ちそうにないので、当初の北穂〜奥穂の周回ルートを止め、奥穂だけとした。
 奥穂パノラマルートからザイテングラードを登る。北穂、前穂が見事。遠くに常念岳を中心に綺麗な山並みが見えていた。ザイテングラードでは下りとのすれ違いに注意して、ゆっくり登って行った。穂高は初めてのO氏も楽しそうに登っていた。やがて、穂高岳山荘に到着。
 次は奥穂高岳への登り。山荘からの取り付きが一番の難所なので、ここもゆっくり・慎重に。山頂までの縦走路は風が冷たく体感温度は5℃くらい。そして、奥穂の山頂に到着。先着のグループと入れ替わりながら、相互に写真撮影。この頃、雲が広がって槍ヶ岳方面が見えなかったのが残念。山荘に戻り昼食。そして、再びザイテングラードを下る。天気も良く岩も乾いていて滑る心配は少なかった。後半は紅葉見物で何度も足が止まり、ゆっくりゆっくり降りて行った。無事テント場に戻ったあとは、涸沢ヒュッテのテラスで打ち上げ。周囲の大展望を楽しみながらのビールは美味いの一言。そして、この夜もやはり雨音を聞きながらの早寝となった。

 9/27(木)朝から小雨で、テントでゆっくりしながら雨上がりを待つ。北穂に向かうツアーが登って行った。昼前から晴れの予報。しかし、なかなか天気は良くならず、雨が上がった時を見計らってテント撤収。9時過ぎに下山に掛かる。横尾まで2時間の行程が、登りの登山者が多くすれ違いに時間がかかり予想以上に横尾到着が遅れる。この時期は登山者が多いので注意が必要。横尾から先は、O氏乗車のバスに間に合わせるため少しスピードアップ。その甲斐あって小梨平に14時過ぎに到着。O氏はここで入浴し15時半のバスで東京へ。お疲れさまでした。
 当方は予定通り、小梨平キャンプ場でもう一泊。この年齢では夜の運転はリスクが高まるので無理はしない。(時間だけはあるので)ゆっくり上高地を楽しんで帰る事とする。

 9/28(金)朝から快晴。青空に穂高が映えて素晴らしい景観。今日は帰るだけなので、テントを乾かしながらゆったりと過ごす。テント場の傍では猿の集団が日向ぼっこ。毛づくろいしている親猿の周りを子猿が走り回る平和な風景だった。
 10時までゆっくりした後、観光客であふれる河童橋の前を通り上高地バスターミナルへ。昼前に沢渡に停めた車に戻り、ここから7時間掛けて奈良の自宅へ無事帰着した。

 涸沢の紅葉は7年ぶり。前回は10月で紅葉も終盤で鮮やかさが無かったが、今回は綺麗な赤・黄を眺められた。出発前は天気予報があまり良くなく、登山も紅葉見物も心配されたが、登頂日の一日だけが晴に当たり幸運だった。夜は雨という日が続いたが、ゆっくりテント泊で奥穂登頂と涸沢紅葉が堪能できた。山友O氏との山談義も楽しめ、満足できる山行になったことに感謝したい。
 
 

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コメント

いつの日か
上高地〜奥穂 お疲れさまでした
ゆったり。まったり。
上高地からの涸沢、奥穂いいですね
紅葉もいい感じ。
いつの日か、土日1泊2日じゃなくて
平日まったりと紅葉を見に行きたいものです
2018/9/30 19:25
Re: いつの日か
ueharuさん
心配した天気も登頂日だけ晴れてくれました。
今年の涸沢の紅葉は当たり年のようです。
休日は激込みの涸沢。私が初めて行ったのは定年の年でした。
ueharuさんも定年後、ゆっくり楽しんで下さい。(まだ先は長い?)
ゆったり、まったりも良いですよ。(もう、早く・遠くには行けないです!)
2018/9/30 21:31
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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