宮之浦岳
- GPS
- 16:43
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,463m
- 下り
- 1,685m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 7:58
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 3:58
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
1日目
当初の予定では夜行バスで三宮〜鹿児島まで移動するはずだったが、熊本の地震でバスが運行を取り止め。急遽予定を変更して、前々日の夕方に大阪南港をフェリーで出発、前日の朝に志布志港に到着、バスで鹿児島まで移動したが、屋久島行きのトッピーは海が荒れており条件便だという。待っていても仕方が無いので乗り込んだが、外海に出た途端ものすごい揺れ。窓の外、上の方に波のてっぺんが見えたと思ったらものすごい速度で船が上昇、一瞬止まった後、今度は一気に落ちる。こういう揺れを何度も繰り返して、なんとか屋久島に上陸。送迎バスで予約していた民宿に着いた。身体はまだ揺れている感じだったが酒の力を借りて押さえ込む。翌朝、一番のバスで白谷広場まで。
傾斜は大株歩道入口からややきつくなるものの全体的にはさほどではない。ただ、距離はダラダラと長い。熊本地震の影響で人は少なめとのことだったが、それでも決行の人数で賑わっていた。万一のことを考えてテントは携行していたが、少し早めに到着したおかげもあって新高塚小屋で余裕で泊まれた。夕方には小屋の周りはテントであふれかえっていた。
https://yamap.com/activities/18089725
2日目
今日は今回のメインイベント、宮之浦岳に登る。天気は良さそうだ。焼野三叉路で永田岳へ行く組と黒味岳に行く組に分かれる。体力に自信のない俺は黒味岳組。徐々に近付いてくる宮之浦岳は離島とは思えない迫力、四国や九州とも違う、独特の地形が広がっていた。宮之浦岳からは360°の大パノラマ。奇岩の多い荒々しい風景は迫力満点だった。
宮之浦岳から3.5時間で黒味岳だが、ここまでの風景も見所満載で疲れも感じさせないほどだった。黒味岳も展望は抜群。ここでしばらく休憩していたら、投石平で休憩していた永田岳組が撮った写真に僕たちが写っていた。
黒味岳から下りて本日のお宿、石塚小屋まで歩いていると、花之江河あたりで永田岳組が追いついてきた。ここからの1時間はなかなか長かった。
石塚小屋を利用する人は少ないと思っていたが、先客が1名。さっさと夕食を済ませて就寝。
今日はGPSが電池切れでログが尻切れトンボになっちゃった。宮之浦岳まで録れていたのは不幸中の幸いだったが、痛恨の極み
https://yamap.com/activities/18090228
3日目
今日は朝から天気が悪い。朝飯を済ませたらカッパを着て歩き出す。花之江河登山道を下る予定だったが、雨の時は渡渉が危険と言うことなので淀川登山口に変更した。花之江河を過ぎた辺りで雨が降り始め、徐々に強くなった。淀川小屋でしばし休憩して歩き出したら、今度は滝のような雨。屋久島は島全体が一つの岩みたいなものなので、降った雨はあっという間に地面からあふれて流れを作る。川のような登山道を歩いて紀元杉バス停に到着。バスの出発まで少し時間があったので紀元杉を見学。カッパは着ていたものの激しい雨で身体はずぶ濡れ、こんな状態でバスに乗ってもえぇんかいな?と悩んでいたらさすがは屋久島、バスのシートはビニールカバーで覆われていたので遠慮無く座らせていただいた。
ヤクスギランドでバスを降りて一番短いコースで散策。濡れた木道ですってんころりん、山では転ばなかったのに(>_<。) 身体も乾いたのでタクシーでホテル屋久島山荘まで。タクシーの運転手さんも「今日の雨は屋久島でも珍しいほど強かった」と言っておられたので晴れと雨の屋久島を両方体験できたのは良かった。ホテルではすぐに入浴して冷えた身体を温めた。身体もかなり疲れていたので酒と晩飯であっという間に出来上がって就寝。
4日目
こちらのホテルの朝食は安房川を渡る屋形船でいただける。本来はきれいな川なんだが、昨日の大雨でにごっているとのこと。残念。朝食の後はレンタカーを借りて島内一周観光。灯台やらヤクサルやら海っぱたの露天風呂やら滝やらを堪能した。島の西側林道がかなり狭いので走行注意だ。レンタカーを返却した後、鹿児島行きのトッピーに乗り込む。往路の恐怖&種子島経由ということでビビりまくっていたが、今日の海は穏やか、ほとんど揺れもなく鹿児島に到着。運良く運行を再開した夜行バスに乗って帰兵。実に充実したGWであった。色々計画して下さったリーダーに感謝
https://yamap.com/activities/18090874
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