山行記録: 春近し(^_-)-☆鹿島槍南峰（爺ヶ岳東尾根～）

天候	この上ない☀☀☀～
過去天気図（気象庁）	2019年02月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車鹿島山荘手前路肩10台程度駐車可。到着時3台停まってました。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	・最近のぽかぽか陽気と☂のせいで、そこかしこで踏み抜き発生、もう3月下旬位の様相でした。・標高高いところはクラストならまだしも氷化しているところあり非常に神経を使いました。特に爺ヶ岳3峰のトラバースは凍結斜面でアイゼンの爪が先っちょしか刺さらなくて緊張しまくり(>_<)、もうしばらく往きたくないかな。

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巨大雪庇、割れ目ができてます。

2019年02月24日 06:33撮影 by COOLPIX S33, NIKON

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2/24 6:33

巨大雪庇、割れ目ができてます。

撮影機器：

COOLPIX S33 ニコン

感想

バタヤン

久し振りの全国快晴日☀。
月初の爺南峰は散々だったので、今度は
東尾根から中峰、そしてせっかくなので
足を延ばして鹿島槍南峰へ！

日帰りでこの時期このルートは相当かか
る。
今回は雪山初のゼロスタート！（深夜0時）

風も無くて今日は暖かいので、取り付き
の急登箇所に入る前にミッド1枚脱いで、
尾根よりもなだらかなルートを探してス
ノーシューで登行開始！

東尾根の雪は締まってクラスト気味。ト
レースもそれなりにあってラッセルは全
く無し。
の～んびりモードで汗掻かずコンディシ
ョンはバッチリ！

「スノーシューでどこまで往けるかな？」
流石に闇夜のナイフリッジはステップは
切ってあったもののスノーシューは入ら
ないので、アイゼンにチェンジ。

出発してまだ4時間。
矢沢の頭から中峰までは雪質がクラスト
気味で良かったのでまたスノーシューへ。

あっという間に過去最速で中峰に到着！
山頂標の直ぐ東に暴風ブロック積んで
テント張ってる方が居たのにはビック
リ！？

起こしちゃいけないし、今日は鹿島槍ま
で往くので、長居せずトラバース道へ。

ここが今日一番の核心部！
いつもこの時期だったら、トラバース
には雪の吹き溜まりがあってスノーシ
ューでも往けるはずだったんだけど、
今日は所々氷化してる。。。

「スノーシューは絶対無理！」

降り基調でワンミスも許されない。め
っちゃ緊張して胃が痛くなるし(>_<)
半泣きでもう帰りたくなった。

でも、まぁ時間には余裕あったので、
アイゼンにチェンジしてゆっくり確
実に。

ちょうど緊張のトラバース通過で御来
光＆モルゲンタイム！
緊張の中にも安らぎや喜び。
「生きててよかった(^o^)」
を身をもって実感。

冷乗越を越えれば後は樹林帯ここは今
日初めてのラッセル。
降り基調なので大した苦労もせず無事、
冷池山荘へ到着！

☕ブレイクでゆっくり気分転換して、
「さぁ、鹿島槍へ。」
ここからはまたスノーシューで！

途中、昨日山荘で泊まったのか、学生
パーティ4人組が自分より先に南峰へ
往き、布引山付近で行き違いました。
みんな元気の良い若者って感じでした
ね。(^o^)

さすがに深夜からの疲れが出てきて、
布引山の急登はキツかった。
それでも、最後の鹿島槍南峰までの
ビクトリーロードを目にしたら元気
が出てきた。

夏道のジグもところどころ氷化して
たので、避けながら漸く山頂へ到着！

「やったね～(^_-)-☆」
「360度のパノラマサイコー」

特に奥深い裏銀の三ツ岳、野口五郎、
水晶、赤牛は素晴らしかった。
もう来月裏銀往き決定かな。

山頂でしばらく自撮り遊びを楽しん
でから、降りは安全策でアイゼンに
チェンジして山荘へ。

途中もう日差しが暑過ぎて、ジッパ
ー空けたり汗だくに。

山荘でゆっくりカップスープと🍞＆
☕でエネルギー補給。
あのトラバースをまた通過するかと
思うと胃が痛くなってきた。(>_<)

「さぁ、頑張って帰るぞ！」

帰路は登り基調だったので思ったほ
ど心配なくサクサク往けて一安心。

中峰に着いて緊張の糸が解れたけど、
こういう時に事故が起きる。
気を引き締めて降りにかかると下か
ら2人組にお会いし、ちょっと話を
してみたら、冷池山荘泊りとのこと。
トラバースの状態を伝えて、
「気を付けてください。」と。

途中で出会ったのはこのお二人だけ
で、後は東尾根にテントが3張。
先々週の常念東尾根に比べると全然
少ないですね～

どっちかって言うとこっちの方がコ
ンディション良いし、お手軽なんで
すけどね～
（鹿島槍は別ですが。。。）

さて、来月からは残雪期へ。
裏銀詣はいつにしようかな～(^_-)-☆