ガスガスと強風の北岳、間ノ岳

2019年08月29日(木) 〜 2019年08月31日(土)

• GPS: 52:32
• 距離: 18.8km
• 登り: 2,511m
• 下り: 2,525m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:54
• 合計: 5:03

9:55 広河原インフォメーションセンター
10:00 10:00 広河原山荘
10:15 10:16 白根御池分岐
11:56 12:27 白根御池小屋
14:05 14:17 草すべり分岐
14:19 14:29 小太郎尾根分岐
14:58 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 1:36
• 休憩: 0:07
• 合計: 1:43

6:36 北岳肩ノ小屋
6:54 6:54 両俣分岐
7:14 7:19 北岳
7:34 7:35 吊尾根分岐
7:46 7:47 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
8:03 8:03 トラバースルート分岐
8:19 北岳山荘

3日目

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:48
• 合計: 8:43

5:45 北岳山荘
6:10 6:11 中白根山
6:56 6:58 間ノ岳
7:41 7:41 中白根山
8:02 8:30 北岳山荘
8:55 8:55 トラバースルート分岐
9:18 9:24 吊尾根分岐
9:45 9:49 北岳
10:07 10:12 両俣分岐
10:20 10:47 北岳肩ノ小屋
11:05 11:09 小太郎尾根分岐
11:19 11:19 草すべり分岐
12:15 12:44 白根御池小屋
14:04 14:05 白根御池分岐
14:19 14:20 広河原山荘
14:23 14:23 広河原・吊り橋分岐
14:28 広河原インフォメーションセンター

天候

29日、曇り→ガス
30日、暴風雨
31日、ガス（強風）一時雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

　前日の28日に甲府に入りました。
　29日は平日だったので、甲府駅からの広河原行きのバスが9時05分発、広河原着が10時58分のバスが始発だったので、下部温泉まで行き、下部温泉7時26分のバスで奈良田まで行きました。奈良田から広河原行きのバスに乗り継ぎ、広河原到着が9時30分頃でした。

　帰りは、芦安まで乗り合いタクシーに乗りました。芦安17時発のバスで甲府駅まで言ったうえで、大阪まで帰りました。
　18時35分発のあずさは満員で立ち席、新横浜では、4分での乗り換えと、かなりシビアな帰りでしたが、新横浜では4分乗り換えでも、急ぎ足で乗り換えたら、ホームでお弁当を買う余裕もありました。あんまり、人にはお勧めできませんが……。

コース状況／危険箇所等

　広河原インフォメーションセンターで登山届を提出しました。
　北岳から北岳山荘の間はちょっと気を付けたほうがいい岩場があったのと、中白根山から間ノ岳の間にも滑ると危ないところがありましたが、普段落ち着いていたら大丈夫だとおもいます。
　こんな、雨風すごい日に行かなければ……。

その他周辺情報

　芦安温泉のバス停のすぐそばに白峰会館があり、日帰り温泉７００円です。

写真

8/28 21:24

山梨名物ほうとう。前日の居酒屋で

8/29 6:07

信玄公

8/29 8:39

奈良田

8/29 9:56

さぁ、スタートです。

8/29 9:57

広河原のつり橋

8/29 9:58

つり橋から

8/29 10:12

8/29 11:07

8/29 11:28

コケ

8/29 11:42

鳳凰三山のほうはガスにかかっていない。

8/29 11:44

ハクサンシャジン

8/29 11:45

トリカブト

8/29 11:45

滝

8/29 11:55

白根御池まできました。

8/29 12:09

白根御池小屋です

8/29 12:27

白根御池と池山尾根

8/29 12:28

白根御池と鳳凰三山

8/29 12:28

？？？

8/29 12:36

草すべり

8/29 12:37

タカネグンナイフウロ

8/29 12:37

センジュガンピ

8/29 12:38

ミヤマコゴメグサ

8/29 12:39

マルバタケブキ

8/29 12:42

シモツケソウ

8/29 12:43

8/29 13:00

8/29 13:31

雪渓が見える。

8/29 13:49

ウメバチソウかな

8/29 14:04

オベリスクも見える。

8/29 14:04

下界も見える。

8/29 14:06

イブキトラノオ

8/29 14:06

タカネナデシコ

8/29 14:06

タカネナデシコ

8/29 14:18

リンドウ

8/29 14:23

尾根まで上がってきた。

8/29 14:25

小太郎尾根、奥が甲斐駒

8/29 14:26

8/29 14:29

富士山はきれいに見えた。

8/29 14:30

道はガスの中に消えていく。

8/29 14:32

トウヤクリンドウ

8/29 14:48

タカネツメクサ

8/29 14:50

ミヤマコゴメグサ

8/29 14:50

8/29 14:52

タカネシオガマ

8/29 14:52

8/29 14:56

ガスの中の肩の小屋

8/29 15:20

キタダケトリカブトでいいのかな？

8/29 15:52

山小屋にて、岳を読みながら生ビール

8/30 7:15

暴風の中の北岳。写真撮っただけ

8/30 12:34

北岳山荘内。

8/30 13:13

ダラダラとカップ麺と生ビール。ほとんど動いていない昼間からのビールにちょっと罪悪感

8/30 14:05

すこし雨が収まった瞬間に、山荘近辺の花を撮る

8/30 14:06

8/30 14:06

シラネヒゴタイ？クロトウヒレン？

8/30 14:06

トウヤクリンドウ

8/30 14:06

8/30 14:10

チシマギキョウ

8/30 17:03

北岳山荘の夕食。カレー付き。うれしいけど、動いていない日にカロリーオーバー？

8/31 5:17

朝、ガスガス

8/31 6:09

とりあえず、中白根山

8/31 6:27

道標

8/31 6:54

間ノ岳。ガスガス。

8/31 9:27

ウサギギク。カメラのレンズも曇ってる。

8/31 9:41

北岳頂上はやはりガスでした。

8/31 9:45

タカネビランジ

8/31 9:59

ミネウスユキソウ

8/31 10:15

8/31 10:15

タカネシオガマ

8/31 10:56

ガスガス斜面

8/31 11:05

斜面のお花畑

8/31 11:21

鳳凰三山は見える。

8/31 11:50

センジュガンピ

8/31 11:57

アキノキリンソウが咲く斜面

8/31 12:00

白根御池と鳳凰三山

8/31 12:08

黄色い花

8/31 12:10

だいぶ晴れてきた池山尾根

8/31 12:31

北岳張横のほうはガスってる

8/31 12:51

？？？

8/31 12:59

ヤマハハコ

8/31 13:05

まん丸キノコ

8/31 14:03

クサボタン

8/31 14:05

8/31 14:07

8/31 14:19

広河原に戻ってきました

8/31 14:22

北岳はガスの中

8/31 14:23

広河原のつり橋

8/31 14:28

インフォメーションセンター

撮影機器：

TORQUE G01 au 京セラ

PENTAX K-30 ペンタックス

感想

shibacchi

　毎年恒例の夏休み登山ですが、今年は、前線の影響で、夏休み中北アルプスは悪天候、山梨だけがまだ多少よさそうな感じの予報やったんで、今年は北岳と間ノ岳にしました。
　けど、実際には、北岳がガスの中だし、間ノ岳もガスの中で、2日目は暴風雨という感じで、かなりキツい山行になりました。
　
　29日は、9時30分頃に、広河原に到着。準備をして、10時前に出発します。
　白根御池分岐までで、結構しんどくて、やめたくなるといういつもの弱気が出ますが、分岐から白根御池までは、急な登りのわりに登りやすく、どちらかというと、リズムよく登れた感じがしました。
　白根御池でカレーをいただき、草すべりの急登を登ります。草すべりは、いろいろな花が咲いていて、ついつい立ち止まりそうになります。ここは、急なので、ついつい足が止まってしまいます。特に樹林帯に入ってからの登りがしんどかったですね。
　後ろを振り返ると、鳳凰三山がきれいに見えました。草すべり分岐あたりからは、オベリスクもしっかり見えました。
　
　小太郎尾根分岐からは、風も強くなりましたが、富士山がはっきり見えました。なかなか雄大なけしきでした。トウヤクリンドウなどのお花もたくさん咲いていましたが、このあたりから、ガスの中に突入という感じです。
　この日、北岳が晴れていれば、空荷で山頂まで行こうかとも思っていましたが、ガスっていたので、どうせ明日以降も行くんだし、と思ってパスしました。
　
　30日は数日前の天気予報では、降水確率は30パーセントくらい（ただし、下界）だったんですが、朝から風がすごく、霧も濃く、雨まで降ってという状態でした。一応、北岳を超えて、北岳山荘を目指し、天気の状況を見て間ノ岳を目指そうと思いましたが、立ってられないくらいのすごい風と、横殴りの雨で、とりあえず北岳山荘まで来るので精一杯でした。
　2時間くらいしか歩いていないのに、レインウェアの中もビチョビチョでした。とりあえず、雨がましになったら間ノ岳を目指そうかと思いましたが、やむような気配もなく、小屋でダラダラ過ごしました。
　こんな程度しか行動していない日の山小屋での生ビールの罪悪感が半端ないですね。
　
　31日もガスと風が強いものの、雨はほとんどなく、風も非常に強いものの前日ほどではなかったので、5時40分頃出発で、間ノ岳ピストンをしました。ただ、ずっとガスの中を歩き続けるのは、なかなか苦行でした。晴れていれば、すごく気持ちのいい稜線なんだと思うのですが……。
　中白根山を越えて、間ノ岳まで1時間20分くらいでした。間ノ岳あたりまで来たら、雨も少し降ってきていて、風も強く、間ノ岳の標識を写真に撮ってすぐに退散しました。なんか、ピークに来ただけって感じです。
　北岳山荘でデポしていた荷物を回収し、北岳経由で下山します。北岳頂上は、相変わらずガス。北岳に上るまでは、強い風が何度も吹いてきて、辛かったですが、北岳を超えると風はましになりました。だんだん、天気は回復傾向なのかな。
　肩の小屋から白根御池に下る途中でガスが晴れました。レインウェア着ながら降りるのは結構暑く、白根御池でレインウェアを脱いで片づけました。
　
　白根御池から下る間は、白根御池で泊まるんだろうな、という感じの人と、結構すれ違いました。帰ってから確認すると白根御池でコンサートをしていたようで、それで登ってきている人が多かったのかな？
　
　広河原には、2時20分頃に到着しました。乗り合いタクシーで芦安まで行き、白峰会館の温泉に入り、生ビールを飲んでから、甲府駅まで戻りました。
　
　今回は、お天気が悪く、なかなか大変な山行になりました。
　反省点としては、休みの日数があるから、2泊とかではなく、1泊でもいいから気持ちよく登れそうなところを選択したほうがいいような気がしました。
　例えば、向かい側に見えていた鳳凰三山とか……。