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Yamareco

記録ID: 2054770
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

美瑛富士・美瑛岳…氷漬け 美瑛の山と 根競べ👊

2019年10月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:19
距離
16.0km
登り
1,479m
下り
1,479m

コースタイム

日帰り
山行
8:08
休憩
3:11
合計
11:19
7:04
9
7:13
7:14
40
望岳台碑
7:54
7:54
18
8:12
8:13
3
8:16
8:17
42
硫黄沢川
8:59
9:17
11
※休憩(雲ノ平)
9:28
9:37
8
北向沢
9:45
9:48
33
ポンピ沢
10:21
10:21
12
美瑛岳分岐(西尾根・巻道分岐)
10:33
10:42
19
※休憩(アバレ沢右俣源頭部)
11:01
11:18
14
※休憩(美瑛富士の展望)
11:32
11:34
29
12:03
12:36
18
12:54
12:55
51
13:46
13:47
11
美瑛岳分岐(稜線分岐)
13:58
14:18
4
※休憩(美瑛岳山頂直下)
14:22
14:55
34
15:29
15:32
22
美瑛岳分岐(西尾根・巻道分岐)
15:54
16:04
12
ポンピ沢
16:16
16:26
57
北向沢
17:23
17:24
2
硫黄沢川
17:26
17:43
13
17:56
17:57
18
18:15
18:15
8
望岳台碑
18:23
望岳台
天候 はれ 時々 くもり(山頂部のみ雲の中)
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
《アクセス》
【道路】
<往路>
・旭川市🏠⇒国道237号線⇒道道966号線⇒町道⇒望岳台👣
・走行距離53.3km…1時間8分(うち買物1回…10分)
<復路>
・望岳台👣⇒町道⇒道道966号線⇒国道237号線⇒旭川市🏠
・走行距離54.1km…1時間37分(うち休憩1回、食事1回…計34分)

《駐車場》
【望岳台】
・約60台の駐車が可能。到着時20台以上、下山時3台のみ駐車あり。
・十勝岳望岳台防災センター内にトイレあり(水洗、ウォシュレット式)
・早朝にもかかわらず、紅葉目当てのカメラマンが多かった。
https://www.biei-hokkaido.jp/ja/sightseeing/mt-tokachi-obesevatory/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%8B%9D%E5%B2%B3%E6%9C%9B%E5%B2%B3%E5%8F%B0
コース状況/
危険箇所等
・真冬の寒さである。山頂部は、気温0度以下、風速7m程度。防寒には十分な注意が必要である。先月に十勝岳で遭難死亡事故も発生している。
・北向沢は函状の谷で、ロープとハシゴを使っての通行。両手を空けておいた方が良い。また、谷底に向かって落石が多いため、底部では待機しないで早めに抜け出すべき。
・ポンピ沢の徒渉は、増水している時は危険だと思われる。沢の流れがとても速い。
・ポンピ沢から美瑛岳分岐へは、かなりの急斜面である。足元も悪いため、下山時は特に注意。なお、この区間はクマの出没情報が多い。晩秋のため痕跡は少なかったが、それでも掘り返し跡は見られた。
・ポンピ沢から美瑛富士分岐までは背丈くらいに茂ったハイマツ帯が多い。枝の先に氷が付着しており、通行時はビショビショに濡れた。
・美瑛富士分岐から美瑛岳分岐は、露岩地帯になっている。どこでも歩けそうなので、視界不良時はルートに気をつけた方が良い。黄色のペンキマークあり。
・美瑛岳分岐から美瑛岳にかけては、火口壁の細い稜線をたどる。不安定な岩場が多く足場はよくない。一部、不明瞭なところもある。また、この時季には道や岩が凍っており、通行はかなり危険であった。
・美瑛岳山頂付近は絶壁上にある。特に南側は、ポンピ沢に向けて400mの落ち込みである。興味本位で覗きたくなる衝動を抑えた方が良い。
・この時季は日が没むのが早い。日没時刻(17:10頃)と同時に暗闇になった。雲ノ平分岐から望岳台へのしっかりした道でさえ、コースを間違えてしまった。視界不良時では、幅の広い道は逆に危ないと感じた。
・登山者名簿によると本日の登山者は23組。うち美瑛岳と美瑛富士方面には、自分を含めて2組のみ。大半の方は十勝岳を往復されていた。
その他周辺情報 【ローソン 旭川西神楽北1条店】
・行動食の買出しと帰りのドライブ休憩で利用。いつも利用しているコンビニ。
https://www.e-map.ne.jp/p/lawson/dtl/144779/?&his=al1,al2,al3,nm

【小樽なると屋 旭川神楽店】
・若鶏半身揚げで有名な店。美味しい鳥料理のメニューが豊富。
・帰り道に青南蛮醤油ざんぎ定食(税込780円)をいただいた。ピリ辛味で身体が温まった。
http://www.naruto-ya.com/shop/asahikawakagura.html
ローソン旭川西神楽北1条店。
旭川市から南下するときに、いつも利用しているコンビニ。行動食の買出しをする。最近のお気に入りのアップルパイとフワフワホットケーキを買っておく。
ローソン旭川西神楽北1条店。
旭川市から南下するときに、いつも利用しているコンビニ。行動食の買出しをする。最近のお気に入りのアップルパイとフワフワホットケーキを買っておく。
ホットコーヒーを飲んで、ちょっと一服。緊張を和らげようとするも、寒さで身震いをしてしまう。この時季の朝はもはや真冬のよう。
ホットコーヒーを飲んで、ちょっと一服。緊張を和らげようとするも、寒さで身震いをしてしまう。この時季の朝はもはや真冬のよう。
6:40
望岳台の駐車場に到着。紅葉目当てのカメラマンの車が多い。

7:04出発。
トイレに籠って一仕事をしていると出発が遅くなった。十勝岳があざ笑うかのように噴煙を上げている。
1
6:40
望岳台の駐車場に到着。紅葉目当てのカメラマンの車が多い。

7:04出発。
トイレに籠って一仕事をしていると出発が遅くなった。十勝岳があざ笑うかのように噴煙を上げている。
登山口の望岳台は、すでに森林限界に近い。展望が抜群である。右手に富良野岳、
4
登山口の望岳台は、すでに森林限界に近い。展望が抜群である。右手に富良野岳、
そして左手には、今日登る2つの山の美瑛富士と美瑛岳が見えている。
2
そして左手には、今日登る2つの山の美瑛富士と美瑛岳が見えている。
鮮やかな紅葉に足が止まり、
2
鮮やかな紅葉に足が止まり、
背後の雲海に見とれてしまう。
登り出しから贅沢な光景が広がっている。
6
背後の雲海に見とれてしまう。
登り出しから贅沢な光景が広がっている。
朝の斜光に紅葉が映える。赤、橙、黄、黄緑、深緑…明かりを灯したような鮮やかさ。
5
朝の斜光に紅葉が映える。赤、橙、黄、黄緑、深緑…明かりを灯したような鮮やかさ。
美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ山がパステルカラーの絨毯の上に整列している。
2
美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ山がパステルカラーの絨毯の上に整列している。
紅葉は真っ盛り。
2
紅葉は真っ盛り。
7:13
望岳台の碑に到着。背丈以上の立派なケルンが立っている。
5
7:13
望岳台の碑に到着。背丈以上の立派なケルンが立っている。
紅葉に何度も足を止め、
3
紅葉に何度も足を止め、
振り返って雲海に見とれてしまう。
1
振り返って雲海に見とれてしまう。
遠くには旭岳も覗いている。
1
遠くには旭岳も覗いている。
力強い早朝の陽射しに、紅葉がくっきりと浮かびあがる。
1
力強い早朝の陽射しに、紅葉がくっきりと浮かびあがる。
背丈の低い草も真っ黄色に。
2
背丈の低い草も真っ黄色に。
正面には十勝岳がモクモクと煙を上げ、
1
正面には十勝岳がモクモクと煙を上げ、
右手には富良野岳、
1
右手には富良野岳、
左手には、美瑛岳と美瑛富士が取囲む。
1
左手には、美瑛岳と美瑛富士が取囲む。
遠くに目をやると、富良野岳の裾の上に芦別岳がくっきりと浮かび、
1
遠くに目をやると、富良野岳の裾の上に芦別岳がくっきりと浮かび、
背後には、白金模範牧場の芝生が広がる。
背後には、白金模範牧場の芝生が広がる。
富良野岳に何度も見とれながら歩を進めていくと、
2
富良野岳に何度も見とれながら歩を進めていくと、
十勝岳がどんどんと迫ってくる。
陽射しが眩しすぎて、まともに正面を見ることが出来ない。
1
十勝岳がどんどんと迫ってくる。
陽射しが眩しすぎて、まともに正面を見ることが出来ない。
たまらず目線を足元に向けると、橙や
3
たまらず目線を足元に向けると、橙や
赤色が朝露に輝いている。
9
赤色が朝露に輝いている。
吹上温泉分岐の手前から富良野岳を眺める。この辺りからの富良野岳は存在感のある立派な山容をしている。
2
吹上温泉分岐の手前から富良野岳を眺める。この辺りからの富良野岳は存在感のある立派な山容をしている。
7:54
吹上温泉分岐に到着。なんと出発から50分もかかっている。写真の撮り過ぎである。素晴らしい風景の連続に持病(カメラ病)が発生。これでは先が思いやられる。
1
7:54
吹上温泉分岐に到着。なんと出発から50分もかかっている。写真の撮り過ぎである。素晴らしい風景の連続に持病(カメラ病)が発生。これでは先が思いやられる。
右手の分岐は吹上温泉に続く道。少し先には九条武子の歌碑がある。今日は、右折しないで直進の道を行く。
右手の分岐は吹上温泉に続く道。少し先には九条武子の歌碑がある。今日は、右折しないで直進の道を行く。
傾斜がきつくなり、十勝岳が真正面に居座る。噴煙の迫力がものすごい。ここで噴火が起これば一巻の終わりだろう…。
2
傾斜がきつくなり、十勝岳が真正面に居座る。噴煙の迫力がものすごい。ここで噴火が起これば一巻の終わりだろう…。
標高が上がると寒さを感じ、足元の石も凍り付いている。山頂は、どれだけ寒いのだろうか?
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標高が上がると寒さを感じ、足元の石も凍り付いている。山頂は、どれだけ寒いのだろうか?
8:12
雲ノ平分岐に到着。美瑛岳方面へは左手の道に入る。
1
8:12
雲ノ平分岐に到着。美瑛岳方面へは左手の道に入る。
固めなザㇾ場を登っていく。
固めなザㇾ場を登っていく。
硫黄沢川から旭川市のある北西方向を見る。町はまだ雲の下で、朝の目覚めはまだのよう。今日は日曜日である。
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硫黄沢川から旭川市のある北西方向を見る。町はまだ雲の下で、朝の目覚めはまだのよう。今日は日曜日である。
8:16
硫黄沢川を徒渉する。幸いなことに水流は少ない。
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8:16
硫黄沢川を徒渉する。幸いなことに水流は少ない。
右手には、十勝岳の溶岩流の跡が広がる。
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右手には、十勝岳の溶岩流の跡が広がる。
中腹に十勝岳避難小屋が見えている。噴火となれば無用だろうと思われる不思議な場所に建っている。
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中腹に十勝岳避難小屋が見えている。噴火となれば無用だろうと思われる不思議な場所に建っている。
陽が昇り、雲海が溶けてきている。
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陽が昇り、雲海が溶けてきている。
十勝岳避難小屋とほぼ同じ高さまで登ってきた。
2
十勝岳避難小屋とほぼ同じ高さまで登ってきた。
標高が上がるにつれて足元には霜が残る。
葉の縁に着いた霜の輪が美しい。
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標高が上がるにつれて足元には霜が残る。
葉の縁に着いた霜の輪が美しい。
この時季にしか見られない幻想的なミクロの世界。
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この時季にしか見られない幻想的なミクロの世界。
枯れたコマクサにも霜が襲い掛かる。
3
枯れたコマクサにも霜が襲い掛かる。
地面は完全に凍結しているようだ。
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地面は完全に凍結しているようだ。
十勝岳は相変わらずの火山活動を続け、
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十勝岳は相変わらずの火山活動を続け、
留まることなく噴煙を吐き出している。恐ろしさを感じつつも、ついつい見入ってしまう。
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留まることなく噴煙を吐き出している。恐ろしさを感じつつも、ついつい見入ってしまう。
眼下には望岳台が見えている。ちんたらと歩いてきたが、高度は確実に上がっている。
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眼下には望岳台が見えている。ちんたらと歩いてきたが、高度は確実に上がっている。
時折、勢いの良い噴煙が上がる。恐ろしい反面、もっと大きなものが上がらないかと期待をしてしまう。
時折、勢いの良い噴煙が上がる。恐ろしい反面、もっと大きなものが上がらないかと期待をしてしまう。
こちらは美瑛岳の溶岩流の跡。ハイマツがグイグイと迫り、溶岩流を飲みこもうとしている。
こちらは美瑛岳の溶岩流の跡。ハイマツがグイグイと迫り、溶岩流を飲みこもうとしている。
振返って富良野岳を見る。見ても良し、登っても良し。こんな立派な山が300名山に入っていないとは、なんとも不思議だ。●●名山にこだわり続けると、このような山を知らないことになる。もったいないものだとつくづく思う。
振返って富良野岳を見る。見ても良し、登っても良し。こんな立派な山が300名山に入っていないとは、なんとも不思議だ。●●名山にこだわり続けると、このような山を知らないことになる。もったいないものだとつくづく思う。
ハイマツ帯の足元では、小さな白い世界が広がる。
いろんな植物が霜化粧をしている。
2
ハイマツ帯の足元では、小さな白い世界が広がる。
いろんな植物が霜化粧をしている。
普段なら見向きもしない植物にも目が留まる。
2
普段なら見向きもしない植物にも目が留まる。
これも。
どれもきれいな霜降りである。
1
これも。
どれもきれいな霜降りである。
道が右に折れるところで、振り返って富良野岳と暫しのお別れをする。
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道が右に折れるところで、振り返って富良野岳と暫しのお別れをする。
雲海が消え、染み一つない快晴の空が広がる。今日の展望は期待できそうである。
雲海が消え、染み一つない快晴の空が広がる。今日の展望は期待できそうである。
はるか下に望岳台が見えている。周辺は黄葉の帯をになっている。カメラマンが多いのも頷ける。
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はるか下に望岳台が見えている。周辺は黄葉の帯をになっている。カメラマンが多いのも頷ける。
美瑛岳、美瑛富士とのご対面。まだまだ先は遠そうだ。
3
美瑛岳、美瑛富士とのご対面。まだまだ先は遠そうだ。
きれいなハイマツ帯を進む。この辺りから雲ノ平に突入である。
3
きれいなハイマツ帯を進む。この辺りから雲ノ平に突入である。
8:59
初めての休憩をとる。このあたりは森林限界で北アルプスのような風景が広がる。ハイマツ帯に形の良い美瑛富士が頭を出している。
ハッピーターンを何枚もと食べ、一服をする。
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8:59
初めての休憩をとる。このあたりは森林限界で北アルプスのような風景が広がる。ハイマツ帯に形の良い美瑛富士が頭を出している。
ハッピーターンを何枚もと食べ、一服をする。
美瑛岳と美瑛富士の三角錐が綺麗に並んでいる。いい眺めだ。(^^♪
美瑛岳と美瑛富士の三角錐が綺麗に並んでいる。いい眺めだ。(^^♪
美瑛岳の鋭角的な頂は、まさにアルプスを思わせる。それにしてもかなりの急斜面。直登するのはきつそうだ。
2
美瑛岳の鋭角的な頂は、まさにアルプスを思わせる。それにしてもかなりの急斜面。直登するのはきつそうだ。
雲ノ平からの美瑛岳は貫禄十分の姿である。右手に国境稜線、左手に美瑛富士を従え、威厳たっぷりに聳えている。この山も300名山に入っていない。北海道の山は不遇なのか?いや、メジャーにならない方がきっといいだろう。
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雲ノ平からの美瑛岳は貫禄十分の姿である。右手に国境稜線、左手に美瑛富士を従え、威厳たっぷりに聳えている。この山も300名山に入っていない。北海道の山は不遇なのか?いや、メジャーにならない方がきっといいだろう。
眼下には白金模範牧場が見えている。航空写真のような展望である。
眼下には白金模範牧場が見えている。航空写真のような展望である。
9:17
あまりにも展望がよく、18分も休憩をしてしまった。天気が良いので仕方がないか。重い腰をようやく上げる。
9:17
あまりにも展望がよく、18分も休憩をしてしまった。天気が良いので仕方がないか。重い腰をようやく上げる。
気持ちの良いハイマツ帯を進む。正面には、美瑛岳がずっと見えている。
気持ちの良いハイマツ帯を進む。正面には、美瑛岳がずっと見えている。
爆裂火口を抱えた美瑛岳の全容が見える。ここからの眺めは、今日のお気に入りだ。(^^♪
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爆裂火口を抱えた美瑛岳の全容が見える。ここからの眺めは、今日のお気に入りだ。(^^♪
火口を縁取る国境稜線の尾根が荒々しい。噴火のすさまじさを物語っている。
火口を縁取る国境稜線の尾根が荒々しい。噴火のすさまじさを物語っている。
美瑛岳の頂も火口縁である。右側は、ものすごく切り立っている。
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美瑛岳の頂も火口縁である。右側は、ものすごく切り立っている。
9:28
北向沢に到着。難所の一つである。10m以上の溝が大地を刻んでいる。
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9:28
北向沢に到着。難所の一つである。10m以上の溝が大地を刻んでいる。
火山地形が生々しい。
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火山地形が生々しい。
対岸に登る梯子が力なくぶら下がっている。
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対岸に登る梯子が力なくぶら下がっている。
まずはロープで深い溝に下りていく。
2
まずはロープで深い溝に下りていく。
溝の底は洞窟のようで、赤い地層が不気味である。
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溝の底は洞窟のようで、赤い地層が不気味である。
落石もたくさん散乱している。
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落石もたくさん散乱している。
カメラの手持ちでバランスを崩したが、無事に梯子を登りきる。片手の登りは非常に危なく、転落してもおかしくはなかった。下をのぞくと、まるで地獄への架け橋。
身代わりにカメラを崖にガンガンと打ち付け、フィルターは傷だらけに…。やってしまった。
カメラの手持ちでバランスを崩したが、無事に梯子を登りきる。片手の登りは非常に危なく、転落してもおかしくはなかった。下をのぞくと、まるで地獄への架け橋。
身代わりにカメラを崖にガンガンと打ち付け、フィルターは傷だらけに…。やってしまった。
北向沢の右岸は細い砂利道。左側が切れ落ちているので、慎重に歩く。
2
北向沢の右岸は細い砂利道。左側が切れ落ちているので、慎重に歩く。
北向沢を過ぎると、美瑛岳が壁のように迫ってくる。
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北向沢を過ぎると、美瑛岳が壁のように迫ってくる。
これから向かう道がうっすらと見えている。かなりの角度で登っているようだ。
これから向かう道がうっすらと見えている。かなりの角度で登っているようだ。
灌木の林をくぐると、ポンピ沢が見えてきた。
灌木の林をくぐると、ポンピ沢が見えてきた。
9:45
ポンピ沢に到着。
1
9:45
ポンピ沢に到着。
上流には火口跡しかないのだが、結構な水量である。
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上流には火口跡しかないのだが、結構な水量である。
下流方向はいい感じの沢、というより小川である。
休憩をしないで先を急ぐ。
下流方向はいい感じの沢、というより小川である。
休憩をしないで先を急ぐ。
美瑛岳の斜面に取りつく。
何か嫌な感じのする笹の中の道。この辺りは、クマちゃんの住処。出没情報も多いので、笛を吹き、手を叩く。「おら〜」…訳の分からない奇声も浴びせる。
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美瑛岳の斜面に取りつく。
何か嫌な感じのする笹の中の道。この辺りは、クマちゃんの住処。出没情報も多いので、笛を吹き、手を叩く。「おら〜」…訳の分からない奇声も浴びせる。
急登が続き声が出ない。しかも枝を掴んでのよじ登り。「くそ〜」手も叩けない。
急登が続き声が出ない。しかも枝を掴んでのよじ登り。「くそ〜」手も叩けない。
展望が開け、平常心に戻る。おやっ、ガスが湧いてきている。
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展望が開け、平常心に戻る。おやっ、ガスが湧いてきている。
早くこの坂を抜けて、晴れ間を見たい。
1
早くこの坂を抜けて、晴れ間を見たい。
十勝岳が応援している。「急げ、急げ!」
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十勝岳が応援している。「急げ、急げ!」
視界が悪く、朝露(朝氷)に全身も濡れる。イライラが止まらない。「うりゃ〜」「うぉ〜」、もうヤケクソである。
2
視界が悪く、朝露(朝氷)に全身も濡れる。イライラが止まらない。「うりゃ〜」「うぉ〜」、もうヤケクソである。
視界が広がるとキョロキョロと周りを見渡す。こちらがクマさんである。
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視界が広がるとキョロキョロと周りを見渡す。こちらがクマさんである。
もうズブ濡れ。かがみながら突っ走る。「いつまで続くんじゃ、オラー」
もうズブ濡れ。かがみながら突っ走る。「いつまで続くんじゃ、オラー」
十勝岳が「怒りすぎやで」と笑っている。
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十勝岳が「怒りすぎやで」と笑っている。
氷の洗車機はまだまだ続く。
2
氷の洗車機はまだまだ続く。
「そのうち、風邪をひくで↓」
「そのうち、風邪をひくで↓」
「知るかい、ボケ…」
ハイマツの枝の氷水が冷たくて耐え難い。
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「知るかい、ボケ…」
ハイマツの枝の氷水が冷たくて耐え難い。
10:21
美瑛岳分岐(西尾根・巻道分岐)に到着。
息が詰まる笹とハイマツの斜面を脱出。やっと解放された。
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10:21
美瑛岳分岐(西尾根・巻道分岐)に到着。
息が詰まる笹とハイマツの斜面を脱出。やっと解放された。
涸沢の下流は綺麗な草紅葉。ロックガーデンになっている。
2
涸沢の下流は綺麗な草紅葉。ロックガーデンになっている。
10:33
アバレ沢右俣源頭部で休憩。大きな石が休憩に丁度良い。頭上には美瑛岳の山頂部。何となく雪化粧をしているように見える。
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10:33
アバレ沢右俣源頭部で休憩。大きな石が休憩に丁度良い。頭上には美瑛岳の山頂部。何となく雪化粧をしているように見える。
ロックガーデンになっているが、ナッキーの声は聞こえてこない。下からガスが湧いてきているのが気になる。
ロックガーデンになっているが、ナッキーの声は聞こえてこない。下からガスが湧いてきているのが気になる。
雲の上にいるようだ。
1
雲の上にいるようだ。
やっぱり美瑛岳山頂は雪が積もっている。
やっぱり美瑛岳山頂は雪が積もっている。
ナッキーの声が聞こえてきたが姿を見せない。ちょっと寒すぎるのか?粘ってみるも出会えない。
1
ナッキーの声が聞こえてきたが姿を見せない。ちょっと寒すぎるのか?粘ってみるも出会えない。
10:42
10分弱の休憩を終え、ザックを引き上げる。腰掛には打ってつけの大きな石が名残惜しい。
10:42
10分弱の休憩を終え、ザックを引き上げる。腰掛には打ってつけの大きな石が名残惜しい。
雲がどんどんと押し寄せてくる。おいおい…
雲がどんどんと押し寄せてくる。おいおい…
美瑛富士にもガスが忍び寄る。これはダメかも。
1
美瑛富士にもガスが忍び寄る。これはダメかも。
足元には10cmもある霜柱。寒いはずだ。
3
足元には10cmもある霜柱。寒いはずだ。
草紅葉とハイマツと岩屑の絶妙なバランス、なかなかいい味を出している。
3
草紅葉とハイマツと岩屑の絶妙なバランス、なかなかいい味を出している。
美瑛富士分岐の奥に見えているのは、二ペソツ山ではないか?
1
美瑛富士分岐の奥に見えているのは、二ペソツ山ではないか?
11:01
またも休憩。ここから眺める美瑛富士はいい形をしている。
1
11:01
またも休憩。ここから眺める美瑛富士はいい形をしている。
ウインナーパンと美瑛富士。寒い時には飯よりパンだ。
1
ウインナーパンと美瑛富士。寒い時には飯よりパンだ。
素晴らしい眺めの前では、動くのが嫌になる。
2
素晴らしい眺めの前では、動くのが嫌になる。
美瑛富士のベストショット。まるでアルプスにいるみたい。いい眺めだ。(^^♪
3
美瑛富士のベストショット。まるでアルプスにいるみたい。いい眺めだ。(^^♪
11:18
陽射しが射してきたので、そろそろ行こうか。もう17分も休んでいる。
1
11:18
陽射しが射してきたので、そろそろ行こうか。もう17分も休んでいる。
陽射しは強いが、美瑛岳にはガスが渦巻く。
2
陽射しは強いが、美瑛岳にはガスが渦巻く。
すごく急な斜面が美瑛岳に続いている。大きな石が今にも落ちてきそう。
すごく急な斜面が美瑛岳に続いている。大きな石が今にも落ちてきそう。
どんどんと雲がやってくる。勘弁してくれよ。
1
どんどんと雲がやってくる。勘弁してくれよ。
美瑛岳の北斜面は陽射しが届かず氷の世界。
1
美瑛岳の北斜面は陽射しが届かず氷の世界。
元気なキノコが辛うじて残っている。たくましい。
4
元気なキノコが辛うじて残っている。たくましい。
11:32
美瑛富士分岐に到着。うっすらと見えるのは二ぺさん、それともウペさん?はっきりとしない。
2
11:32
美瑛富士分岐に到着。うっすらと見えるのは二ぺさん、それともウペさん?はっきりとしない。
完全にガスに巻かれてしまった。何ということか…
2
完全にガスに巻かれてしまった。何ということか…
美瑛富士へと赤いザㇾの道を進む。
2
美瑛富士へと赤いザㇾの道を進む。
東大雪方面の展望は大丈夫のようだ。
2
東大雪方面の展望は大丈夫のようだ。
赤ザㇾの坂道だが、歩きづらくはない。
1
赤ザㇾの坂道だが、歩きづらくはない。
ミクロの世界では草色の苔がきれいだ。
ミクロの世界では草色の苔がきれいだ。
こんな荒れ地でもたくましく生きている。
こんな荒れ地でもたくましく生きている。
振り返ると、ガスが2段に分かれて流れている。地面を這うガスの流れがドライアイスのように見える。
振り返ると、ガスが2段に分かれて流れている。地面を這うガスの流れがドライアイスのように見える。
左手に丸山とウペペサンケ山、右手には然別湖を取り巻く山群が見渡せる。
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左手に丸山とウペペサンケ山、右手には然別湖を取り巻く山群が見渡せる。
二ペソツ山がどっしりと構えている。左手には西クマネシリ山がちょこっと顔を出している。
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二ペソツ山がどっしりと構えている。左手には西クマネシリ山がちょこっと顔を出している。
オプタテシケ山の頭は残念ながらガスの中。
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オプタテシケ山の頭は残念ながらガスの中。
美瑛富士の山頂が迫る。
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美瑛富士の山頂が迫る。
12:03
美瑛富士に登頂。
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12:03
美瑛富士に登頂。
美瑛富士西峰へも道がうっすらとある。
美瑛富士西峰へも道がうっすらとある。
美瑛岳にガスがかかる。これから向かうのに頼むよ。
美瑛岳にガスがかかる。これから向かうのに頼むよ。
北側の手付かずの山腹は綺麗な紅葉の絨毯。
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北側の手付かずの山腹は綺麗な紅葉の絨毯。
西側からはガスがどんどんと湧いてくる。
西側からはガスがどんどんと湧いてくる。
いい眺め。独り占めの山頂に気分は最高。
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いい眺め。独り占めの山頂に気分は最高。
オプタテシケ山から美瑛岳の展望。東大雪の山々もよく見えている。
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オプタテシケ山から美瑛岳の展望。東大雪の山々もよく見えている。
美瑛岳が正面に鎮座。
美瑛岳が正面に鎮座。
オプタテシケ山が姿を現す。形のいい山だ。
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オプタテシケ山が姿を現す。形のいい山だ。
眼下に美瑛富士小屋が見える。
眼下に美瑛富士小屋が見える。
石狩岳が大きい。右にはクマネシリの山々。
石狩岳が大きい。右にはクマネシリの山々。
ニペソツ山も立派だ。
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ニペソツ山も立派だ。
ウペペサンケ山もデカい。その奥には然別湖周辺の山々。
ウペペサンケ山もデカい。その奥には然別湖周辺の山々。
最近のお気に入りのアップルパイ。甘酸っぱさが口当たりいい。
最近のお気に入りのアップルパイ。甘酸っぱさが口当たりいい。
美瑛富士の標柱。
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美瑛富士の標柱。
12:25
名残惜しいが山頂を後にする。見晴らしの良い素晴らしい山頂であった。
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12:25
名残惜しいが山頂を後にする。見晴らしの良い素晴らしい山頂であった。
美瑛富士の山頂は背丈の低いハイマツと冬枯れしたミヤマクロスゲが広がる。
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美瑛富士の山頂は背丈の低いハイマツと冬枯れしたミヤマクロスゲが広がる。
美瑛岳の頭が見え出した。その調子、その調子。
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美瑛岳の頭が見え出した。その調子、その調子。
東大雪方面は大樹海。北海道ならではの大陸的な風景。
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東大雪方面は大樹海。北海道ならではの大陸的な風景。
さようなら、オプタテシケ山。
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さようなら、オプタテシケ山。
顔をのぞかしてくれてありがとう。
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顔をのぞかしてくれてありがとう。
足元の植物は芸術的な美しさ。
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足元の植物は芸術的な美しさ。
生命力を感じる。
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生命力を感じる。
赤ザレの道を下り、山頂を振り返る。
赤ザレの道を下り、山頂を振り返る。
西側からのガスが薄れてきた。
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西側からのガスが薄れてきた。
火星のような赤い斜面を一気に下る。
火星のような赤い斜面を一気に下る。
あっという間に下りてくる。美瑛富士があんなに遠くに。
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あっという間に下りてくる。美瑛富士があんなに遠くに。
12:54
美瑛富士分岐に戻る。
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美瑛富士分岐に戻る。
12:55
美瑛富士分岐をすぐに経つ。
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美瑛富士分岐をすぐに経つ。
東大雪方面の天気は落ち着いている。今日の二ぺさんは最高だろうな。
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東大雪方面の天気は落ち着いている。今日の二ぺさんは最高だろうな。
オプタテシケ山の向こうに石狩岳。
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オプタテシケ山の向こうに石狩岳。
ここから見る美瑛富士は、まさに富士の山。
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ここから見る美瑛富士は、まさに富士の山。
美瑛岳と美瑛富士の間から北西側を覗くと、航空写真のような展望が広がる。白金模範牧場の禿げた芝生が目立っている。
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美瑛岳と美瑛富士の間から北西側を覗くと、航空写真のような展望が広がる。白金模範牧場の禿げた芝生が目立っている。
大きな石が転がる斜面を登っていく。
大きな石が転がる斜面を登っていく。
振り返るとスッキリしたオプタテシケ山。
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振り返るとスッキリしたオプタテシケ山。
その奥には石狩岳と二ペソツ山。いい眺め。(^^♪
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その奥には石狩岳と二ペソツ山。いい眺め。(^^♪
美瑛富士を挟んで、開拓地と未開地がはっきりと分かれる。
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美瑛富士を挟んで、開拓地と未開地がはっきりと分かれる。
美瑛岳の上空は厚めの雲に覆われている。ちょっとまずくないかい?
美瑛岳の上空は厚めの雲に覆われている。ちょっとまずくないかい?
晴れ間の合った美瑛富士もガスに襲われる。
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晴れ間の合った美瑛富士もガスに襲われる。
足元の水滴がツララに。陰ると一層寒く感じる。
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足元の水滴がツララに。陰ると一層寒く感じる。
真っ白な世界に覆われてしまった。
真っ白な世界に覆われてしまった。
仕方なく足元を見ると枯草はイカソーメンに。
仕方なく足元を見ると枯草はイカソーメンに。
こちらはトコロテン。
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こちらはトコロテン。
どんどんと陽射しがなくなる。
どんどんと陽射しがなくなる。
十勝岳望岳台防災センター
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十勝岳望岳台防災センター
ローソン 旭川西神楽北1条店
ローソン 旭川西神楽北1条店
小樽なると屋 旭川神楽店
青南蛮醤油ざんぎ定食(税込780円)
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小樽なると屋 旭川神楽店
青南蛮醤油ざんぎ定食(税込780円)

装備

MYアイテム
tomoyamasyan
重量:5.31kg
個人装備
行動着(ノマドパーカー / ウィックロンZEOサーマルジャケット / フリースハイネック / ウィックロンTシャツ / サンダーパスグローブ / トレッキングパンツ / 下着パンツ / ヒートテック / 靴下 / スキー帽子 / ロングスパッツ / 登山靴) 防寒着(ウルトラライトダウン / バーサライトジャケット / ストームクルーザー(上・下)) 予備着(ウィックロンTシャツ予備 / ヒートテック予備 / ハイソックス / ウォーマーキャップ / ウインタートレッキンググローブ) ザック(リッジラインパック30L) 食事(ソーセージパン / アップルパイ / フワフワホットケーキ) 行動食(魚肉ソーセージ×1 / ハッピーターン×30 / ドライフルーツ) 非常食(ピーナツあられ / ベビースターラーメン×2 / ナッツ&フルーツ×2 / ブラックサンダー×6 / ハチミツ×3) 飲料(水2.0L / アクエリアス500ml×2 / サイダー160ml) 食事道具(レジ袋×4 / 割箸×1) 登山道具(1/25000地図 / 山と高原地図 / 地図ケース / コンパス / サングラス / クマよけ鈴×2 / クマよけスプレー / ホイッスル / 軽アイゼン / アーミーナイフ / タオル×1 / ドライハンドタオル) 緊急道具(ヘッドランプ / 予備電池×3 / エマージェンシーシート / ライター / マッチ / トイレットペーパー / 予備靴紐) 救急道具(テーピング / ファーストエイド / 日焼止め / 消毒液(マキロン) / ハッカ油 / ポケットティッシュ / ウェットティッシュ / バンダナ / 踵用サポーター / 下腿用サポーター) その他(腕時計 / スマホ / 一眼レフカメラ / コンパクトデジカメ / 予備電池×3 / 偏光フィルター / 一脚 / たばこ / ライター / ポケット灰皿 / 財布 / 免許証・保険証 / 貴重品防水袋×2 / メガネ) 【計12.0kg】
備考 【反省点】
・写真撮影のために何度も足を止め、おまけに山頂でも長時間の居座りをしてしまう。下山中に日没を迎え、暗闇の中を歩く羽目に。雲ノ平分岐からは道幅も広く安心していたが、どこを歩いているのか意外にも分からず、間違った道を歩いていた。ヘッドランプにも限界がある。「山は舐めたらあかん」とつくづく感じた。
・美瑛岳分岐手前の崖道でハンドタオルを落とし、暗闇の帰り道にクマよけ鈴を一つなくす。歩くことだけに気を捉われていると紛失する物も出てくる。もっと余裕をもった山活動をしないといけない。
・北向沢のロープとハシゴを使う時に、カメラを手に持った状態で行ったために、バランスを崩しレンズを崖にぶつけてしまった。もしもう片方の手を放していたらと考えると…奈落の底へまっしぐら。ゾッとした。危険個所では両手をフリーにして、安全を第一に行動したい。

【思い出の曲】
 Ash "Cocoon"
 Beach House "Elegy To The Void"

感想

【感想】
 十勝連峰でまだ未登頂の美瑛富士と美瑛岳、天気も良さそうなので望岳台から登ってみた。
 望岳台では紅葉は最盛期。そこを越えると紅葉は終わり、取って代わって樹氷や霜柱、氷柱が現れる。山はもう冬の世界に突入しているようだ。幸い、陽射しが十分にあり、寒さはあまり感じない。アルプスのような伸びやかさに気持ちが高ぶり、手付かずの自然の優しさについつい甘えてしまう。
 だが山頂付近では、そんな穏やかな環境ではない。雲の中にどっぷりと浸かり、視界や陽射しもない。おまけに強風が吹きつけ、足元は凍り付いている。耐えられない寒さである。美瑛富士ではオプタテシケ山、美瑛岳からは十勝岳、ともに見てみたいと思っていた風景であるのだが、なかなか顔を出してくれない。粘って絶景を見るのか、寒さで退散するのか、美瑛の山たちと根競べである。
 30分程の山頂での滞在でようやく念願を達成。震えながらも、こちらの勝ちである。ご褒美にリスさんに出会え、ブロッケン現象にも遭遇。極めつけは、十勝連峰を照らす夕闇の美しさであった。

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ハイキング 十勝連峰 [日帰り]
美瑛岳登山ルート
利用交通機関: 車・バイク
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3/5
体力レベル
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