記録ID: 6037988
全員に公開
雪山ハイキング
十勝連峰
十勝岳〜美瑛岳〜美瑛富士
2023年10月08日(日) 〜
2023年10月09日(月)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 15:25
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,856m
- 下り
- 1,839m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:32
15:10
天候 | ■10/8(日)曇→晴れ→曇→晴れ 6:00出発時の望岳台の気温は1℃。登り始めは十勝岳にガス掛かっていたが次第に晴れる。 10:00ピーク到着時には快晴。表大雪から富良野岳、夕張山脈までハッキリ見える。 11:30の美瑛岳に向かう途中に十勝岳、美瑛岳、美瑛富士はガスに包まれる。 13:40、美瑛岳ピーク到着時はガスガス。 16:00〜美瑛富士避難小屋は満点の星空が見えるくらいの快晴。 表大雪方面は常に晴れているのが見えた。 風は気になるほどは吹いていない。 10/9(月)晴れ 1日中快晴。風も気になるほどは吹かず。 5:30に1716コルで快晴の中、朝焼けを見る 6:30美瑛富士ピークに到着。表大雪から美瑛岳までハッキリ見える。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時前に到着して最後の駐車スペースに停められた。 その後は路駐や区画外での駐車となる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■望岳台〜十勝岳避難小屋 夏道がハッキリしており、登山靴だけで登れる ■十勝岳避難小屋〜昭和火口 標高1550mくらいから霜混じりの雪がつき始める。 標高1650m付近から登山道は雪に覆われ、トラバースになるところでところでは滑りやすくなる。アイゼンが無いと下りは不安になる。 登りきって標高1730mになると完全に銀世界。 雪からの照り返しが強くサングラスを持っていけばとよかったと少し後悔。 ■昭和火口〜十勝岳ピーク 完全に積雪状態。5cmほどの積雪。 標高1850m急登前で10本爪アイゼン(スノースパイク10)を装備。 アイゼン付けていると快適に登れる。 アイゼン付けていないと、下山時はかなり慎重に降りるハメになる。 吹き溜まりではステップ切れるが、岩の上は薄い氷張っている。 ■十勝岳〜美瑛岳 積雪状態だが、夏道はわりと明瞭でペイントや凹みで分かる。 鋸岳以降の南東斜面を通るところは雪が緩んでいて残雪期のようだった。 朝早いと雪が締まったり凍ってなかなか怖いところになりそう。 1962先は少し細尾根で岩と氷混じりで少し緊張した。 美瑛岳周辺は積雪多く、夏道を外して進むこともできる。吹き溜まり多めの雪質。 氷のところはあまりなし ■美瑛岳〜美瑛富士コル1716 分岐から下ろすところは視界落ちたためコンパスで北北東の尾根方向を確認して降りた。 途中で歩きやすく踏み跡も付いている西側の微沢に夏道と思って入ったが徐々に北北西方向に変わるので、針路修正。尾根上を下ろした。ペイントはところどころ確認できる。 ■美瑛富士コル1716〜美瑛富士避難小屋 ハイマツの中の明瞭な登山道をトラバース。 アイゼンなしで登山靴のみで歩ける。 氷や霜が溶けてかなりドロドロになっている。 小屋は11名宿泊でちょうど良い広さ。 携帯トイレブースは雪囲いされており使用できないので、小屋から離れた見えないところで携帯トイレを使用する。 ■美瑛富士コル1716〜美瑛富士ピーク 下部は雪が薄く砂礫の登山道を上がっていく。 上部は早朝ということもあってかなり締まった雪&氷混じりの砂礫道。 岩にアイゼンに当てつつカシカシ登る。 ■美瑛富士コル1716〜望岳台方面美瑛岳分岐 トラバースする登山道に雪が付いている状態。アイゼン無しで通れる。 ただし、ハイマツが登山道に覆い被さるところが多く、しかも着氷しているので押し除けられず、屈んで通過するかハイマツの上を頑張って乗って通過する。ここが一番疲れた。 ■美瑛岳分岐〜望岳台分岐1258 積雪少なくほぼ夏道状態。 ポンピ沢渡渉はくるぶし下渡渉。 はしごの崖沢は下りはしご、登り補助ロープで登れる。 ■望岳台分岐1258〜望岳台 夏道がハッキリしており砂礫の道。ちょっと足に堪えた。 |
その他周辺情報 | 望岳台の駐車場は6時前で駐車スペースは満車状態。トイレは温水洗浄便座で快適。 温泉は吹上温泉 白銀荘へ。大人700円で露天風呂も広く快適。 12時過ぎにランチで中富良野のcafeてくりへ。事前に電話して営業してから確認して行くのが無難。ここのピザのもちもち感は日本一だと思ってる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
シュラフ
シュラフカバー
飲み水4L
|
---|---|
共同装備 |
テント
コッヘル
火器
|
感想
シーズン初の冬山登山!
アイゼンを持っていって本当に良かったと思えるルート状況でした。もうこの時期は冬装備必須ですね。
十勝岳は快晴を狙って多くの人で賑わっていました。なかなか標識と写真が撮れなかった(^0^;)
それでも富良野岳方面、夕張山脈、表大雪までバッチリ見えて大満足!
十勝岳から美瑛岳は冬山世界!一面の銀世界でしたが、スキーにはまだ早いかな。
1962先は細尾根になっていて岩と氷の雪混じりで少し緊張。一歩ずつアイゼンでステップを確認すれば大丈夫。
美瑛岳周辺はガスガスで久しぶりのこの真っ白な世界。ちょっと興奮。
美瑛富士避難小屋は11名宿泊でちょうどよい人数かなと思いました。
夜には満点の星空!寒い中撮影して良かった。
翌日は日の出を見ながら美瑛富士へ。山頂は雪と氷の世界。標識にあんなに氷が張っていると思わなかった。
美瑛富士コルから美瑛岳分岐のハイマツがかなり厄介でした。登山道にせり出しているのに着氷でさらに硬くなって押し返せない...。あそこでだいぶ時間と体力取られました。
美瑛岳分岐から先はだいぶ夏道出ていますね。
はしごで崖を降りるところはなかなか緊張しますね。
2日目はずっと晴れていて全て見渡せたので大満足!
次はどこの冬山へ行こうかな?
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コメント
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日曜日に、少し距離は離れていましたが、美瑛岳分岐付近ですれ違いましたね!
私は今シーズン最後の夏山縦走のつもりでアイゼンなしだったので、美瑛岳分岐付近のトラバースは怖かったです…汗
今後とも北海道を満喫されてください!
突然のコメント、失礼しました〜☺️
上の方はもう冬山でしたね😆
こちらこそよろしくお願いします!
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