鋸岳・甲斐駒ケ岳「静寂に包まれた恐るべし鋸岳!!! 山ガールどころか人すらいなかったぜ!!! 可愛いオコジョと初ご対面」
- GPS
- 08:35
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,251m
- 下り
- 3,314m
コースタイム
06:45 双児山
07:08 駒津峰
07:33 甲斐駒ケ岳
08:47 三ッ頭
09:15 中ノ川乗越
09:31 第二高点
10:10 鋸岳「第一高点」
10:50 休憩
11:19 三角点ピーク往復
13:02 角兵衛沢コース登山口
14:16 ゲート前駐車場
14:40 戸台大橋 下山
天候 | 快晴のち曇り、午後は完全にガス。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伊那市長谷の仙流荘へ 無料大駐車場あります。 今回は戸台大橋バス停先の駐車場に止めました。 バス、北沢峠行き 仙流荘と戸台大橋バス停から乗車できます。 土日休日の便は5便ありますが、登山者が大勢いるときは始発を1時間早め5時が始発となる。 バス料金「戸台大橋バス停からだと荷物代含め片道\1150円でした」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢峠から双児山を経て甲斐駒ケ岳 大勢の登山者が歩かれている道でよく整備されている。 駒津峰から岩場が続きますがそれほど難しいことはありません。 六方石から山頂まで直登コースと巻道コースに分かれています、安全に登りたい人は巻道コースを歩くのが無難ですね。 直登コースは手と脚を使い攀じ登っていくような道でけっこうワイルド。 *甲斐駒ケ岳から鋸岳 距離はさほど無いが大きな山を幾つも越え、垂直のクサリ場や岩を攀じる箇所があり上級者コースですね。 甲斐駒から六合目石室の間に一箇所、約15mある垂直に近いクサリ場がありました。 このクサリ場から三ッ頭を越えて中ノ川乗越まで狭い道だがよく踏み込まれていました。でも尾根の西側は切り立った崖なので注意です。 中ノ沢乗越に降り立つと、西側へ熊ノ穴沢コースを経て戸台川へ降りるエスケープ道があります。 第二高点まで石のガレた急斜面を登るが石が崩れやすいので足元が滑る。 第二高点の先大ギャップは通行できないので、ピーク西側へ降りる道を行く。 ここから鹿ノ窓までガレ場が続き、滑落や落石の危険地帯なので細心の注意を。 鹿ノ窓付近にはクサリ場がありました。 鹿ノ窓をくぐると山梨県側に出て、次は小ギャップの底までクサリの急下降です。 底から第一高点まで7m程の垂直の岩壁がありクサリが取り付けてあった。以前この岩壁にクサリが取り付けて無く危険な登りだった。 ここを慎重に通過すると第一高点まで問題無し。 角兵衛沢のコルまでは急坂で滑りやすいので慎重に。 *角兵衛沢コルから戸台川 コルから岩小屋までガレ場が続く急下降、不安定な石があるので足元と転倒に注意。上から見て左側に踏み跡が付いている。 岩小屋にはテント2張程可能、水場があるみたいですが未確認。 岩小屋から戸台川河原まで樹林帯の歩きやすい道になります。 河原に出たら真っ直ぐ対岸へ渡渉しますと道標があります。 今回水量が少ないので靴を脱がずに渡渉できました。 *戸台川の河原歩き 道標が無いので河原の踏み跡沿いに歩きます。 以前第二堰堤まで林道があったんですが、前に土石流があったのか林道は完全に破壊されていた。 登山口までほぼ河原歩きでした。 登山届けあります。 トイレは北沢峠にあります、鋸岳を経て戸台川登山口までトイレはありません。 日帰り入浴、仙流荘\600円 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
最近毎日晴天が続いてますね。
今回は久しぶりに鋸岳を登ろうと思い、北沢峠から甲斐駒とセットで日帰りで歩いてみた。
戸台大橋へ向かう途中、仙流荘前の駐車場を見たら朝からスゲーマイカーの台数が止まっていたのにビックリ。
こりゃあ山で混むんだろう。
だけど甲斐駒は別にして鋸岳は空いてガラガラで楽しめそうと思った。
今日は大勢の乗車がみこまれるため、始発が1時間早いバスに乗車できてとてもラッキーです。
もちろん北沢峠登山口を6時に出発できた。
今朝山小屋を出た人たちをどんどん追い抜き、1時間半で甲斐駒山頂に到着できました。
空いてガラガラの甲斐駒を独り占めにし、これから向かう鋸岳のルート確認を済ませてから出発。
しばらく鋸岳を眺めながらの痩せた岩尾根歩きがとても良い感じ。
少し緊張した鋸岳の岩場とクサリ場、でもスリルをあじわえて超楽しかった。
バスの車窓から見えた鹿ノ窓を今歩いている実感もまた良い感じ。
そして最期の小ギャップの難所のクサリ場をこなしたら、第一高点までぜんぜん問題なし。
ところが山頂直下になんと、オコジョちゃんが出没。
愛くるしいお姿で自分の周りを好奇心旺盛にチョロチョロとしている。
お初のオコジョちゃんをデジカメで撮りまくる。
とても可愛かったのでペットにしたいぐらいでした(^-^)
山頂に着くと残念ながらガスに覆われてしまい何も見えなかったが、時折ガスの切れ間から太陽が出て数枚晴れた記念写真が撮れてラッキー。
いつの間にか山頂で一時間も休憩していた。
帰り道コルから三角点ピークも往復して、長いガレ場の急斜面を下降しました。
これがまた普通の登山道と違いけっこう脚に負担がかかるんです。
不意に石の上に脚をのっけると崩れて転倒しそうになる。
ほんまキツイ下り道。
岩小屋でようやく樹林帯の道に変わり歩きやすくなる。
戸台川の河原に無事に降り立ちますが、まだまだ試練が残っていた。
それは、この先戸台川登山口駐車場まで延々と河原歩きだからです。
この河原歩きけっこう歩き難く脚にくるんです。
ゲート前の登山口に着いてみると足がガクガクと笑っていました(^0^)
それほど厳しいコースだったとは。
それにしても怪我もなく無事に下山したんでよかったです。
鋸岳のコースお勧めとは言いがたいが、ほんま静寂に包まれた静かな道はとても気に入りました。
コメント
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