お天気最高！紅葉と雪化粧の甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳

2012年10月20日(土) 〜 2012年10月21日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 35.0km
• 登り: 2,830m
• 下り: 2,906m

コースタイム

一日目（北沢峠〜甲斐駒ヶ岳）
08：00　北沢駒仙小屋テント場
08：40　仙水小屋
09：30　仙水峠
11：30　駒津峰
13：00〜13：20　甲斐駒ヶ岳
14：40　駒津峰
15：15　双児山
16：20　北沢峠
16：40　北沢駒仙小屋テント場

2日目（北沢峠〜仙丈ヶ岳）
06：00　北沢駒仙小屋テント場
07：40　薮沢・小仙丈ヶ岳分岐
08：35　小仙丈ヶ岳
09：50〜10：00　仙丈ヶ岳
10：20〜11：20　仙丈小屋
11：50　馬の背ヒュッテ
12：10　薮沢小屋
12：30　薮沢・小仙丈ヶ岳分岐
13：20　北沢駒仙小屋テント場

天候

両日共に晴れ。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

（伊那側）
仙流荘（無料駐車場）
定期バス：仙流荘〜北沢峠（約50分）
（最終バスの時間には注意）
運賃：往復2,600円（荷物料金含む）

コース状況／危険箇所等

●北沢峠〜甲斐駒ヶ岳
駒津峰から甲斐駒ヶ岳までの間、岩場などを登ったりします。
注意して進めば特に問題ありませんが、直登ルートと巻きルートの分岐に注意。
今回、直登ルートを登られてる方も多かったですが、足場に雪などがあるということと、昼前からガスが出てきたので巻きルートを選択しました。

●北沢峠〜仙丈ヶ岳
小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳までの間は、所々で凍っている箇所がありました。
山頂付近は積雪もあり。
（アイゼンは着用しませんでしたが、降りられる方は着用されている方もいらっしゃいました。）

仙丈ヶ岳から薮沢ルートは南側斜面は積雪と凍っている箇所に注意が必要。
北斜面の馬の背ヒュッテから薮沢小屋を過ぎるあたりは凍っている箇所も多くて慎重に進みました。
（こちらもアイゼンは着用しませんでしたが、下りではアイゼンはおすすめです。）

写真

10/20 5:10

【1日目】
仙流荘の無料駐車場に到着。

10/22 10:29

朝ご飯のカップ麺とバナナを食べながら準備。

10/20 5:43

ありがたいことに臨時便で5時代から乗れました。

10/20 5:50

バス待ち。

10/20 6:08

バスで北沢峠までの間、鹿がよく出没しました。

10/20 6:47

北沢峠着。
雰囲気の良い長衛荘があります。

10/20 6:49

長衛荘の中にはこの方が。
この方のおかげでずっと晴れでした。ありがとう！）

10/20 7:01

北沢峠から歩いて約10分のテント場を目指します。

10/20 8:01

北沢駒仙小屋テント場は、混み合ってなくて超快適でした。
昨日の積雪で雪化粧された仙丈ヶ岳が見えます。

10/20 8:05

こちらのトイレはとっても清潔でした。

10/20 8:05

立派な小屋を建設中？でした。

10/20 8:07

登りは仙水峠を経て甲斐駒ヶ岳を目指します。

10/20 8:14

エメラルドグリーンの沢！
すごく綺麗でした。

10/20 8:18

気持ち良く流れる沢沿いを歩きます。

10/20 8:25

橋の上は霜がついてて滑りやすいので慎重に。

10/20 8:28

ときどき行動食をつまみながら。

10/20 8:34

とっても美しい樹林帯へと入っていきます。

10/22 10:30

ウォーミングアップ。

10/20 8:37

時折聞こえる鹿の鳴き声が少しもの悲しくて、でも良い感じでした。

10/20 8:39

注意して進みます。

10/20 8:43

仙水小屋

10/20 8:44

仙水小屋の水場

10/20 8:45

ここには3張りありました。
テント場からは木々の間から仙丈ヶ岳が見えてちょっと静かなのをお好みの方にはいいと思います。

10/20 9:05

樹林帯から岩がごろごろした開けたとこに出ます。
（仙丈ヶ岳と紅葉）

10/20 9:08

なんとも不思議な景色の岩ごろごろ地帯。

10/20 9:15

特に危険な箇所はありませんでした。

10/20 9:16

10/22 10:32

10/20 9:40

仙水峠から見た甲斐駒ヶ岳

10/22 10:32

仙水峠から急登が続きます。

10/20 9:55

10/20 10:01

（紅葉と雪化粧の仙丈ヶ岳）

10/20 10:09

10/20 10:15

（紅葉と甲斐駒ヶ岳）

10/22 10:32

お腹が減ってきたら行動食をぽりぽり。

10/22 10:33

振り返ると雲海。

10/20 10:39

（紅葉と甲斐駒ヶ岳）

10/20 10:40

（紅葉と甲斐駒ヶ岳）

10/20 10:44

登るにつれて振り返ると絶景が。
そして富士山も顔を覗かせてくれました。

10/20 10:46

（紅葉と甲斐駒ヶ岳）

10/22 10:33

急登が続きます。
けっこうしんどい。

10/20 10:48

10/20 11:11

でも景色はむちゃくちゃ最高！

10/20 11:12

圧倒される絶景です。

10/20 11:20

お腹が減ったので駒津峰の手前でランチ。

10/20 11:32

駒津峰（六合目）

10/20 11:33

駒津峰を過ぎたあたりから残雪がちらほら。

10/20 11:39

絶景の稜線を歩きます。

10/20 11:45

稜線からは雄大な甲斐駒ヶ岳が目の前に。
あの頂上を目指します。
よく見ると直登ルートを登ってる方も。

10/20 11:49

初めてみました。ブロッケン現象。

10/20 11:58

ザックを置いてこんな岩に登ってるひとも。

10/20 12:02

10/22 10:34

直登ルートと巻きルートとの分岐。
写真左上の岩のとこまで直登ルートを行ってみましたが、怖いので戻りました。

10/20 12:18

巻きルートも数カ所こんな箇所もあります。

10/20 12:23

花崗岩のなんともいえない岩肌のルートを進みます。

10/22 10:34

積雪も増えてきました。

10/22 10:35

滑らないように慎重に進みます。

10/20 12:31

10/20 12:35

氷柱も。風が冷たいです。

10/20 12:37

ガスも上がってきて富士山も見えなくなっちゃいました。

10/22 10:35

岩肌の柄がなんかいい！

10/20 12:46

積雪を避けて登ります。

10/20 12:55

10/20 12:59

甲斐駒ヶ岳山頂。（標高2,967m）

10/20 13:02

山頂は晴れてはいますがガスが。。。
でも幻想的で良い感じ。

10/20 13:10

山頂は広くて岩がごろごろ。

10/20 13:10

時折雲の間から見える北岳がかっこいい。

10/22 10:35

三角点

10/20 13:17

山頂には多くの方が登ってこられました。

10/20 13:17

山頂の祠には草鞋が。

10/20 13:29

結局、ガスは晴れそうにないので下山することに。

10/20 13:50

この花崗岩の岩肌がほんと印象的でした。

10/22 10:37

岩場登りもありますが見た目よりも注意して進めば大丈夫です。

10/20 14:20

そして、甲斐駒ヶ岳を振り返ると、、、
あれ？ガスがなくなっていました。。。

10/20 14:34

そしてまたしても北岳がくっきり！

10/20 14:39

富士があるあたりはガスが。

10/20 14:40

10/20 14:44

駒津峰からは双児山を経て下山するルートを選択。

10/22 10:37

手前が双児山、その後ろに仙丈ヶ岳。

10/20 15:00

双児山までは樹林帯や尾根を歩きます。

10/20 15:14

双児山

10/20 15:46

そして、双児山からの下りが辛かったです。

10/20 15:52

ずっとつづら折れの樹林帯をひたすら下ります。
膝や足に堪えました。

10/20 16:14

10/20 16:15

この北沢峠まで約15分の標記からも長く感じました。

10/20 16:25

なんとか日が暮れる前に北沢峠へ戻ってきました。

10/20 16:44

テント場にもどって晩ご飯の準備です。

10/20 16:45

テント場の水場はたっぷり水が出ていました。
そして、旨い！

10/20 16:58

テント場横の沢でビールを冷やします。
先週買ってきた熊野古道麦酒も♪

10/20 17:12

晩飯前のプチ乾杯！

10/20 18:13

外は冷え込んできたのでテント内で鍋です！
うまかった〜。あったまった〜。

10/22 10:39

満天の星空の下で明日に備えて早めに就寝です。

10/21 5:21

【2日目】

朝起きるとフライシートは凍ってました。

あったかい朝食を食べてスタートです。

10/21 5:58

テント場からずっと見えてたあの雪化粧の仙丈ヶ岳を目指します。

10/21 6:02

テント場からはこちらの二合目までの近道が登山口です。

10/21 6:04

北岳のみはらし台からは北岳の先が。

10/21 6:04

10/21 6:20

樹林帯を歩きます。

10/22 10:39

北沢峠からのルートと合流。

10/22 10:39

三合目

10/21 7:41

薮沢・小仙丈ヶ岳分岐
（薮沢大滝ノ頭）

10/21 7:56

五合目あたりからルート脇には霜柱が。

10/22 10:40

青い空にむかって登ります。

10/21 8:06

六合目

10/21 8:14

六合目を過ぎると足下に雪が残ります。

10/21 8:37

小仙丈ヶ岳（2,855m）

10/21 8:38

小仙丈ヶ岳から見た日本の標高1位と2位の山のツーショット。

10/21 8:38

仙丈ヶ岳の南側カールは、緑と白のコントラストが美しかったです。

10/21 8:46

遠くに槍ヶ岳の穂先や穂高連峰も見えました。

10/21 8:46

小仙丈ヶ岳より北アルプス方面を望む。

10/22 10:40

小仙丈ヶ岳を過ぎると積雪の量も増えてきました。

10/21 9:35

北側斜面には多くの雪がありました。

10/21 9:39

とっても綺麗な色合い。

10/21 9:40

この迷彩柄のような色合いも素敵でした。
下に見えるのは千丈小屋。

10/21 9:42

時折、凍っている箇所もあるので注意して登ります。
下りにはアイゼン着用をおすすめ。

10/22 10:40

何度見下ろしても美しいカール。

10/21 9:48

大仙丈ヶ岳ともう何がなにやら見えまくりの快晴！

10/21 9:52

“南アルプスの女王”仙丈ヶ岳山頂（標高3,033m）
日本百名山

10/21 9:53

山頂より中央アルプスの山並を望む。

10/21 9:55

10/21 9:56

仙丈ヶ岳からのトップツーをズーム。

10/21 9:56

山頂は快晴ということで多くの方で賑わっていましたが、北アの山々ほどではなくて快適。

10/21 10:09

ここを滑り落ちると千丈小屋まで早いですがやめときます。

10/21 10:09

下りは雪の上は大丈夫ですが凍っている箇所が滑りやすく、何度か転びかけました。

10/21 10:19

立派な千丈小屋に到着。

10/21 10:19

風力発電の装置がいっぱい。

10/21 10:24

千丈小屋のテラスで絶景を見ながら贅沢ランチです。

10/21 10:37

雪に反射して眩しく輝く美しいカール。

10/21 10:52

そして！
実は初めてのご対面となる雷鳥がいっぱいいました。
めちゃくちゃ可愛かった〜！

10/21 11:35

10/21 11:46

薮沢ルートはまた登ってきたルートとは違った雰囲気。

10/21 11:47

甲斐駒ヶ岳

10/22 10:42

閉まったばかりの馬の背ヒュッテ。

10/22 10:42

沢の水がとっても綺麗でした。

10/21 12:12

薮沢小屋

10/22 10:42

薮沢小屋には携帯トイレ専用のトイレがありました。

10/21 12:13

こういうのがあるといいですね。

10/21 12:15

ここからが今回一番の危険場所。

10/21 12:19

ガチガチに凍っていて横は谷なので滑らないように慎重に進みます。

10/21 12:21

こういった鉄の橋の上も滑りやすいので、ドキドキ。

10/21 12:21

ここが一番やばかった。
完全にガチガチですが、なんとかクリア。

10/22 10:43

あとは登ってきたルートと合流して下るのみ。

10/21 13:19

朝とは違うみはらし台からの北岳。

10/21 13:19

10/21 13:25

そして、テント場へ戻って来ました。

10/21 13:25

すぐにテントを撤収し北沢峠のバス乗り場へ直行。

10/21 14:35

多くの列が出来ていましたが、ほとんど待つこともなく乗車できました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

感想

fukuzo

こちらのブログ：ヤマアルキにも感想などなど随時アップしましたのでよろしければ覗いてみてくださいね。

初の南アルプスは紅葉と雪化粧でした。（北沢峠〜仙水峠）編
http://fukuzo-panda.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-145f.html

初の南アルプスは紅葉と雪化粧でした。（仙水峠〜駒津峰）編
http://fukuzo-panda.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-f1a8.html

初の南アルプスは紅葉と雪化粧でした。（駒津峰〜甲斐駒ヶ岳登頂）編
http://fukuzo-panda.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-81ac.html

初の南アルプスは紅葉と雪化粧でした。（甲斐駒ヶ岳山頂より下山）編
http://fukuzo-panda.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-4613.html

初の南アルプスは紅葉と雪化粧でした。（北沢駒仙小屋テント場〜仙丈ヶ岳）編
http://fukuzo-panda.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-1b3c.html#more

初の南アルプスは紅葉と雪化粧でした。（仙丈ヶ岳より下山・初めての雷鳥さんに会えた！）編
http://fukuzo-panda.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-2d57.html

コメント

atsu001

良い☆
すばらしすぎる秋晴れ＆紅葉やね。
ここまでいい条件が揃うと、何撮ってもどこ撮っても全て美しいね。
（あっ、やっぱ腕？_笑）
どでかい拍手を送ります。
こんな天気のときに一緒に行きたかったな〜。

fukuzo

Re:良い☆
ほんまめっちゃええ天気やったから誘えばよかったな〜って話してたよ。
ここなら日帰りできたしね！
あ、どっちかの山だけど。
今度は南アだったら近いと思うから一緒にいきましょう！

amackey

1か月違うとグッと景色が変わりますね。
fukuzoさん monacoさん こんばんは。
甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳には今年9/Eに行きましたが、1か月弱経過して、こうも景色が変わるのですね。
紅葉と雪とのコントラストは高山ならではの景色です
雷鳥にも会えたようで、それもうらやましい。
私たちは、いまだ会えずじまい…。
※ところで、写真ですが、なにか周辺のぼかし具合?うまく言えませんが、良いカメラ使ってるんですか?

fukuzo

行ってきましたよ〜。
amackeyさん、こんにちは！

お二人の山行記録をベースに行ってきましたよ。
コースタイムを見るとお二人は健脚ですね〜。
南アルプスデビューにはほんといい山でした。
あの景色は高山ならではですよね〜。

けっこう雨だったりガスったりしてる時に登ってるのですが、やっと雷鳥に会えてうれしかったです！
お二人も出会えるといいですね。

写真の画像の件ですが、最近激安コンデジを買ったのですが
その にそんな風に撮れる機能がついてたのを
先日、熊野古道へ独りで行った時に遊んでいると見つけて気に入ったので使用してみました。