伊吹山 ☆白銀の世界と展望〜三島池のミヤマホオジロ
- GPS
- 06:10
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,178m
コースタイム
天候 | 晴 のち 山頂部曇 伊吹山の天気(日本気象協会) http://tenki.jp/mountain/famous100/point-189.html |
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過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・最近の新雪で全面雪面、積雪量は例年より少し少なめか ・東遊歩道はトレースがなく一部でラッセル、登山道は踏み跡が多く雪の量も少なかったので、今日の状況ではスノーシューは不要でした。下山時にはトレースが増えて、夏道のルートで九合目から七合目をジグザク下りました。この急な箇所を直登して進むトレースもできていました。 ・伊吹山のライブカメラ http://www.ibukiyama.com/webcame/?220,56 ・三島池(滋賀県の観光情報) http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=851 |
写真
感想
早朝冷え込んでいて、登山口近くの路面は-5度で、一部の路面に残雪があり緊張しました。気温が低かったものの、ほぼ無風だったので一合目でかなり汗をかいて、薄着になりました。手袋は二重としましたが、カメラの撮影時には一重にせざるを得ませんでした。登山口に移動中は伊吹山の上は晴れていましたが、スタート時には周辺に雲が流れ出していました。三合目付近で山頂部の雲はなくなり、綺麗な雪景色が望めました。その後山頂部や周辺で雲がが湧き始め、雲海の上に鈴鹿山脈や琵琶湖対岸の雪山が時折見られました。新雪が踏み固められた雪道でアイゼンが適度効き歩き易いコンディションでした。山頂に到着すると、北と東は展望があり、白山、北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプス(塩見岳〜荒川三山〜赤石岳〜聖岳〜)が望めました。濃尾平野方面は雲の切れ間から少し見える程度でした。雲が切れるのを期待した東遊歩道の東端まで、膝深さほどのラッセルで進みました。暫く待っていると山頂方面の雲が切れることがありましたが、南側から流れてくる雲が切れることがありませんでした。山頂部でもほどんど風が無かったので長時間滞在し、昼過ぎに下山することにしました。尻セード用のソリを持って行きましたが、雪質が柔らかいなどすぐに止まってしまうことが多く、歩いた方が楽な状態でした。風が強い時には山頂で雪煙が舞い長時間留まることが困難で、昼食を山頂の緊急避難所で採ることもありましたが、今日は外で食事やカメラのレンズ交換を行うことができました。手が冷たかったのでレンズを雪の上に一度落としてしまいました。雪がある今日の状況の方が無雪期よりも下りが楽でしたが、一合目から下ではアイゼンを外していると滑りやすい状態でした。
下山後に三島池の立ち寄り野鳥観察を行いました。到着した時には伊吹山の山頂部に雲がかかっていましたが、次第にその雲が消えて行きました。三島池は氷が張っていて、一部の岸の氷がない所に、オナガガモ、マガモ(含むアヒル)、ヒドリガモなどが多数いました。マガモ多くは氷の上で休息していました。パンやお菓子を与える人がいて、多くのカモがその餌の争奪戦を行っていました。カモ類以外ではアオサギ、アオジ、エナガ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、ミヤマホオジロが撮影できました。頭部に黄色が目立つ野鳥は初めて見る鳥で、今年最初の収穫となった「ミヤマホオジロ」のようでした。昨年の10月8日に「清滝山」に登った時に立ち寄った時のカモ類はまだ冬羽になる前でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-231674.html
天気予報で伊吹山の北側と東側は快晴であると確信していましが、周辺では快晴となりませんでした。山頂部の雲の湧き出しは微妙でその読みは難しそうです。早朝の山頂は恐らくピーカンだったようです。山頂に着いた頃には、遠景が少し曇ったりもしていましたが、白山など綺麗な雪景色が望め今年の雪山の良いスタートとなりました。
【動画】厳冬期伊吹山からのパノラマ展望
コゲラ
アオジ
カモ類(マガモ、ヒドリガモ)
ジョウビタキ
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