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Yamareco

記録ID: 281978
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

何とか登れたっ、憧れの頂き☆西穂高岳

2013年03月28日(木) 〜 2013年03月30日(土)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:25
距離
7.3km
登り
883m
下り
902m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3/28(木)
15:30 ロープウェイ西穂高口駅
17:00 西穂山荘(テン泊)

3/29(金)
気圧の谷間が通過するという予報なので停滞日とする。
下界の天気が12時から晴れるのに合わせて出発、明日に備えて下見することに決定。
11:15 西穂山荘
13:05 独標 13:35
14:15 ピラミッドピーク 15:15
15:20 7峰
16:10 独標
17:00 西穂山荘

3/30(土)
5:35 西穂山荘
7:00 独標 7:15
9:25 西穂高岳山頂 10:10
11:55 独標 12:05
12:30 西穂山荘(昼食・テント撤収) 14:25
15:05 ロープウェイ西穂高口駅
天候 3/28(木)曇り
     天気は下り坂。夜、みぞれ〜雨
3/29(金)曇り
     気圧の谷が通過。風速15m程、時に5m程度。気温は-3℃程度
3/30(土)晴れ♪
     高気圧が西から近づく。西高東低で北風が強いかと思いきや、
     等圧線の間隔が広くそこまで風は強くない。
     風速15m程。西風。時に無風。気温-9℃程度
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ロープウェイ代をケチろうと思って、しらかば平の駐車場へ向かいましたが、冬季は閉鎖していました。
駐車場は、行き(平日夕方)はすいていましたが、帰り(土曜)はいっぱいでした。ロープウェイは天気が良くて人が多いと増便するようです。

ロープウェイは日帰りか1泊2日でないと往復券は無理、片道ずつ料金を取られます。
でもmontbell会員・JAF会員は10%OFFです。
コース状況/
危険箇所等
■独標(11峰)
 今回、登り・下りは問題なかった。
 登りのくさりもしっかり出てて使えた。

■独標の次、10峰からの下り
 ○印から下るには勇気がいる傾斜。
 今回、×印の先に踏み跡があった。
  ×印ルートはスタンスはあるが、手がかりとなるホールドがない(岩が下向き)
 スリングがあれば怖くないと思うが、なければやばい。特に一日目は、雪が薄く着いており、かなり緊張した。
 結局は○印から行けば、スタンス・ホールド共にあり確実。

■ピラミッドピーク8峰への登り
 10m程度の雪壁あり。
 雪壁登りではダブルピッケル(特にベント付き)が安定して安心でした。
 
■ピラミッドピーク8峰からの下り
 ここからノートレース。
 下への矢印が示す先は、ただ広い雪庇があるだけでどこに降りるか不明。
 結局、矢印は無視して稜線に沿って下った。
 この下りは少し危険を感じたので、一旦ピーク上にピッケル支点を刺して確保、シュリンゲを数本つなぎ合わせた上で徐々に下った。
 恐らく5〜6mの下り。
 足下は雪の吹き溜まりでどこまでも沈んで行きそうだったが、体重をかけて何度も踏み固めステップを作った。

■7峰手前の登り
 雪壁あり。
 ピーク直前にはくさり場あり。

■3峰西側トラバース
 4峰からいったん下ってから、突起した岩を抱きかかえるように回り込んで通過する箇所あり。
 人によっては少し恐怖感があるかも。ただ慎重に行けば問題なし。

■西穂高 山頂直下
・ルンゼ上の雪壁を直登するが、雪氷の層が薄く(薄いところでは3CM程度)、
 下は岩盤となっているため、ピッケル・アイゼンが効き難い。
 ここが今回、一番怖かった箇所。
・また、○印はルンゼの左手についているが、そちらに逃げようと思うと、
 こちらこそ岩の上に雪がうっすら乗った状態で危険。
 アイゼンの爪を置ける岩の割れ目を探すのに苦労する。
・私が登るときには、懸垂下降しているソロの方がおられたが、
 ここの下りはロープがあれば間違いなく出したほうが安心だと思う。

■西穂山荘でのテン泊について
 \500/日。トイレは屋外のを利用可。
 水は自販機で購入可能。PM10時まで利用可。
 ※この時期の雪は水分を大目に含んでいるのでけっこうすぐに水になりました。
 自炊は山荘の中では不可。
 山荘利用は、有料。コーヒ・ーおでんなどの購入者はOK。
 利用するなら何らかの形でお金を落としていってねって事でしょう。
ファイル
地図からピーク解析を自分なりにしてみました。
(更新時刻:2013/04/03 07:11)
テントは3張。平日はこんなもんですかね。
2013年03月29日 08:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 8:32
テントは3張。平日はこんなもんですかね。
西穂山荘から丸山への眺め。ガスってますっ。
昼から展望が効くことを期待して登り始める。
(下界の高山・安曇野は共に12時から晴れ予報)
2013年03月29日 08:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 8:32
西穂山荘から丸山への眺め。ガスってますっ。
昼から展望が効くことを期待して登り始める。
(下界の高山・安曇野は共に12時から晴れ予報)
ガスの稜線中に冬毛の雷鳥を発見!
2013年03月29日 11:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 11:35
ガスの稜線中に冬毛の雷鳥を発見!
西穂方面が一瞬見えた!
2013年03月29日 12:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 12:05
西穂方面が一瞬見えた!
だが、すぐまたガスる。。。
2013年03月29日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
3/29 12:23
だが、すぐまたガスる。。。
独標だ〜!
2013年03月29日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/29 12:23
独標だ〜!
登ってる、登ってる。
2013年04月01日 00:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
3
4/1 0:36
登ってる、登ってる。
ようやく西穂が見えた!
2013年03月29日 13:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/29 13:04
ようやく西穂が見えた!
独標、着いた!
けっこうしんどかった。(^^)
写真タ〜イム♪
2013年03月29日 13:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/29 13:06
独標、着いた!
けっこうしんどかった。(^^)
写真タ〜イム♪
独標の賑わい(^^)
2013年03月29日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/29 13:32
独標の賑わい(^^)
しばら〜く待ってると、
ヒュ〜♪
雲間から奥穂が、見えてきた〜!
あんな高くにあるんだっ!
2013年03月29日 13:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/29 13:16
しばら〜く待ってると、
ヒュ〜♪
雲間から奥穂が、見えてきた〜!
あんな高くにあるんだっ!
ジャンかな?
2013年03月29日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/29 13:24
ジャンかな?
やっぱりジャンだ!
予報を信じて登ってきてよかった。(^^)
2013年03月29日 13:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/29 13:26
やっぱりジャンだ!
予報を信じて登ってきてよかった。(^^)
さーて、いよいよ独標から先への下り。
でも今回はここは何てこと無かったです。
(って、初めてですが)
2013年03月29日 13:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 13:25
さーて、いよいよ独標から先への下り。
でも今回はここは何てこと無かったです。
(って、初めてですが)
10峰ピークからの下り1(○印の直登正規ルート)
え?ここ降りんの?
てか夏道降りてたの?
ってのが正直な感想。(^^;
2013年03月29日 13:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 13:38
10峰ピークからの下り1(○印の直登正規ルート)
え?ここ降りんの?
てか夏道降りてたの?
ってのが正直な感想。(^^;
10峰ピークからの下り2(×印ルートのふみ跡)
見た目はこっちからの方がやさしそうだが、
いざ踏み入れるとホールドが無くやばかった。
シュリンゲを出したかったが、すぐに出せそうになかったので諦め、自力で下った。
2013年03月29日 13:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 13:38
10峰ピークからの下り2(×印ルートのふみ跡)
見た目はこっちからの方がやさしそうだが、
いざ踏み入れるとホールドが無くやばかった。
シュリンゲを出したかったが、すぐに出せそうになかったので諦め、自力で下った。
10・11のコルまで下り振り返る。
ピラミッドピークまで行かれた方が難なく登り返す。
やっぱり正しいのは正規ルート、ですよね。
(^^;
2013年03月29日 13:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 13:48
10・11のコルまで下り振り返る。
ピラミッドピークまで行かれた方が難なく登り返す。
やっぱり正しいのは正規ルート、ですよね。
(^^;
僕も8峰ピラミッドピークまでやって来た。
ここから先はノートレース。
2013年03月29日 14:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 14:14
僕も8峰ピラミッドピークまでやって来た。
ここから先はノートレース。
見上げる西穂高岳。
近いようで、心理的には はるか遠い。。
2013年03月29日 14:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/29 14:53
見上げる西穂高岳。
近いようで、心理的には はるか遠い。。
明日のためのトレース作り。
頑張って降りた、8峰からの下りを振り返る。
ココ、少し緊張した(^^;
2013年03月29日 15:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/29 15:16
明日のためのトレース作り。
頑張って降りた、8峰からの下りを振り返る。
ココ、少し緊張した(^^;
7峰直前。雪壁を超えた所からトラバース開始。
2013年03月29日 15:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 15:19
7峰直前。雪壁を超えた所からトラバース開始。
クサリに付いたエビのしっぽを握り潰しながら慎重にゆく。
せっかく付いたのにね。
でもいつから付いてたのかな?
2013年03月29日 15:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/29 15:21
クサリに付いたエビのしっぽを握り潰しながら慎重にゆく。
せっかく付いたのにね。
でもいつから付いてたのかな?
7峰からの西穂高への眺め。
この先 当分は難易度がそこまで高そうにない様子。
今日の下見はここまでにして明日はピークを目指すゾ!
2013年03月29日 15:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 15:23
7峰からの西穂高への眺め。
この先 当分は難易度がそこまで高そうにない様子。
今日の下見はここまでにして明日はピークを目指すゾ!
『煙る焼岳』
2013年03月29日 15:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/29 15:36
『煙る焼岳』
2日目早朝。
寝坊してしまい、もうすでに明るい。(^^;
2013年03月30日 05:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 5:47
2日目早朝。
寝坊してしまい、もうすでに明るい。(^^;
『雲海と八ヶ岳』
2013年03月30日 06:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10
3/30 6:10
『雲海と八ヶ岳』
『雲海に浮かぶ月と白山』
2013年03月30日 06:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 6:33
『雲海に浮かぶ月と白山』
富士・甲斐駒
2013年03月30日 06:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 6:46
富士・甲斐駒
『目覚める白山連峰』
2013年03月30日 06:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 6:46
『目覚める白山連峰』
太陽が昇る。
今日は予報どおり、いい天気♪
2013年03月30日 06:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7
3/30 6:48
太陽が昇る。
今日は予報どおり、いい天気♪
薄化粧した空と八ヶ岳連峰
2013年03月30日 06:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 6:48
薄化粧した空と八ヶ岳連峰
独標へ着いて目指す頂きを見上げる。
空は真っ青で、西穂がおいでおいでしてる。

(ちなみに左端がピラミッドピーク、
 その右が西穂高。独標から見ると4峰に重なり頭だけが出ている)
2013年03月30日 07:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 7:07
独標へ着いて目指す頂きを見上げる。
空は真っ青で、西穂がおいでおいでしてる。

(ちなみに左端がピラミッドピーク、
 その右が西穂高。独標から見ると4峰に重なり頭だけが出ている)
吊尾根にオーラが漂う。。。
「ここへは容易に来れないゾ」
2013年03月30日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 7:25
吊尾根にオーラが漂う。。。
「ここへは容易に来れないゾ」
今日はくっきり 奥穂高♪
(山座同定)
左の一番高く見えるのは、コブの頭、
その右の真っ白なのがジャンダルム、
真ん中奥の三角錐形が奥穂高岳。
2013年03月30日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 7:13
今日はくっきり 奥穂高♪
(山座同定)
左の一番高く見えるのは、コブの頭、
その右の真っ白なのがジャンダルム、
真ん中奥の三角錐形が奥穂高岳。
北西には笠ヶ岳♪
2013年03月30日 07:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11
3/30 7:09
北西には笠ヶ岳♪
UP。美しい山容にうっとり。。。
2013年03月30日 07:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
3/30 7:09
UP。美しい山容にうっとり。。。
『白く輝く乗鞍高原』
2013年03月30日 07:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 7:14
『白く輝く乗鞍高原』
♪そば焼酎〜、うんかい〜♪

はい、先へ行こっ。(~~;
2013年03月30日 07:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 7:10
♪そば焼酎〜、うんかい〜♪

はい、先へ行こっ。(~~;
10峰を過ぎて、後続者の下りを振り返る。
直登ルートの方がやはり安全でした。
でも昨日より雪が全然着いてないです。

映っているのは後続者。
初めてならみんな怖いほうに行っちゃうよね。(^^)
2013年03月30日 07:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
3/30 7:28
10峰を過ぎて、後続者の下りを振り返る。
直登ルートの方がやはり安全でした。
でも昨日より雪が全然着いてないです。

映っているのは後続者。
初めてならみんな怖いほうに行っちゃうよね。(^^)
(7峰からの眺め)
6峰に早、復路帰り途中の本日1番乗り先行パーティ。
その奥の岩峰が5峰。
右になだらかな4峰がどっしりと構える。
2013年03月30日 07:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/30 7:57
(7峰からの眺め)
6峰に早、復路帰り途中の本日1番乗り先行パーティ。
その奥の岩峰が5峰。
右になだらかな4峰がどっしりと構える。
(6峰からの眺め)
目の前に5峰。
奥に2峰をトラバースするソロ先行者。
2013年03月30日 07:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 7:58
(6峰からの眺め)
目の前に5峰。
奥に2峰をトラバースするソロ先行者。
(6峰から後ろを振り返る)
7峰のクサリ場を越えた辺りに後続者
2013年03月30日 08:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
3/30 8:02
(6峰から後ろを振り返る)
7峰のクサリ場を越えた辺りに後続者
(5峰から後ろを振り返る)
目立つピークは7峰。
その左に8峰ピラミッドピーク。
2013年03月30日 08:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/30 8:06
(5峰から後ろを振り返る)
目立つピークは7峰。
その左に8峰ピラミッドピーク。
(5峰からの眺め)
右の大きな4峰をなだらかに登る。
2013年03月30日 08:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/30 8:07
(5峰からの眺め)
右の大きな4峰をなだらかに登る。
(4峰からの眺め)
目の前のガッシリしたピークが3峰。
コルを経て2峰、そして主峰。
ルートは主峰からの稜線左の小ピーク(1’)を経由する。
2013年03月30日 08:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
3/30 8:18
(4峰からの眺め)
目の前のガッシリしたピークが3峰。
コルを経て2峰、そして主峰。
ルートは主峰からの稜線左の小ピーク(1’)を経由する。
荒々しい穂高連峰の岩稜。
いやぁ〜、
気づくとシャッターばかり押してます。
(後からの写真整理がタイヘンだっ(^^;)
2013年03月30日 08:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/30 8:18
荒々しい穂高連峰の岩稜。
いやぁ〜、
気づくとシャッターばかり押してます。
(後からの写真整理がタイヘンだっ(^^;)
3峰トラバース中。
どんどん抜かされるし。(^^)
2013年03月30日 08:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
3/30 8:22
3峰トラバース中。
どんどん抜かされるし。(^^)
下ってからの〜、プチ危険箇所。
突起した岩を抱きかかえるように回り込んで通過
2013年03月30日 08:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/30 8:24
下ってからの〜、プチ危険箇所。
突起した岩を抱きかかえるように回り込んで通過
『シュカブラから浮き上がる前穂高』
(2・3のコルから)
コルの飛騨側を通過しているとシュカブラの間から眩い前穂の姿が現れた。
2013年03月30日 08:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/30 8:28
『シュカブラから浮き上がる前穂高』
(2・3のコルから)
コルの飛騨側を通過しているとシュカブラの間から眩い前穂の姿が現れた。
(2・3のコルから後ろを振り返る)
3峰から続く峰・峰・峰。
2013年03月30日 08:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/30 8:39
(2・3のコルから後ろを振り返る)
3峰から続く峰・峰・峰。
2峰は巻いて、1’の西稜を乗っ越すと
主峰への最後のルートが現れる。
2013年03月30日 08:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/30 8:41
2峰は巻いて、1’の西稜を乗っ越すと
主峰への最後のルートが現れる。
懸垂下降しておられるソロの方。
けっこうやばいんだろうか?
あぁ〜、俺もロープ持ってきた方がよかったかな。。。
#いや、重くてめげた癖に(^^;
2013年03月30日 08:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 8:41
懸垂下降しておられるソロの方。
けっこうやばいんだろうか?
あぁ〜、俺もロープ持ってきた方がよかったかな。。。
#いや、重くてめげた癖に(^^;
う〜ん、
でもあのルンゼをこえればピークだ!
俺も早く行きたい。
頑張るゾ〜ぅ!
2013年03月30日 08:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/30 8:43
う〜ん、
でもあのルンゼをこえればピークだ!
俺も早く行きたい。
頑張るゾ〜ぅ!
主峰へ踏み入れる前に一旦、
これまで歩んできた稜線を振り返る。
「さあ、いざ参らんっ」。
2013年03月30日 08:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
3/30 8:45
主峰へ踏み入れる前に一旦、
これまで歩んできた稜線を振り返る。
「さあ、いざ参らんっ」。
ルンゼ直登から右にルートをとったのだが、
良くなかったのでルンゼに戻ろうと引き返した。
シュリンゲ出してたら、だんだんと足がガクガクして来た。(^^;
ヤバイっ ヤバイっ ヤバイ〜っ
2013年03月30日 09:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 9:08
ルンゼ直登から右にルートをとったのだが、
良くなかったのでルンゼに戻ろうと引き返した。
シュリンゲ出してたら、だんだんと足がガクガクして来た。(^^;
ヤバイっ ヤバイっ ヤバイ〜っ
左の岩稜をあきらめルンゼに戻る。
変なトレースを付けちゃいました。
後続の方々、ごめんなさい。
2013年03月30日 10:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/30 10:14
左の岩稜をあきらめルンゼに戻る。
変なトレースを付けちゃいました。
後続の方々、ごめんなさい。
難箇所を越えてようやく山頂!
「いや〜、くたばった〜」
と、着くなりピークで仰向けにころがって、ノビる。(^^)
2013年03月30日 09:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
3/30 9:25
難箇所を越えてようやく山頂!
「いや〜、くたばった〜」
と、着くなりピークで仰向けにころがって、ノビる。(^^)
しばらくして、後続の方が到着。
息を吹き返して、記念撮影。
2013年03月30日 09:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
23
3/30 9:32
しばらくして、後続の方が到着。
息を吹き返して、記念撮影。
『達成感』

やったど〜〜〜!、と心の中で叫ぶ。
2013年03月30日 09:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
15
3/30 9:50
『達成感』

やったど〜〜〜!、と心の中で叫ぶ。
鷲羽方面、からの〜
2013年03月30日 09:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
3/30 9:53
鷲羽方面、からの〜
ヤリ〜♪
2013年03月30日 09:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6
3/30 9:53
ヤリ〜♪
おっくほ〜〜〜!
2013年03月31日 23:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6
3/31 23:07
おっくほ〜〜〜!
前穂・明神、ツーショット。
いいっすね〜。この景色☆
2013年03月30日 10:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
3/30 10:00
前穂・明神、ツーショット。
いいっすね〜。この景色☆
明神岳のヒダヒダが半端ないっス!
2013年03月30日 10:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
3/30 10:01
明神岳のヒダヒダが半端ないっス!
梓川を挟んで、眼下に霞沢岳。
2013年03月30日 09:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 9:54
梓川を挟んで、眼下に霞沢岳。
乗鞍の奥には、御嶽山までが!
2013年03月30日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 9:55
乗鞍の奥には、御嶽山までが!
後続者が次々上がってくる。
「お疲れ様で〜す!」
「山頂直下、怖かった〜」「僕もですっ〜!」
共感できることが嬉しい登山者通しの会話が弾む。
2013年03月30日 09:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/30 9:58
後続者が次々上がってくる。
「お疲れ様で〜す!」
「山頂直下、怖かった〜」「僕もですっ〜!」
共感できることが嬉しい登山者通しの会話が弾む。
いよいよ下りまーす。
焼岳・乗鞍へ続く美しき稜線を眼下に見降ろしながら慎重に。慎重に。
2013年03月31日 23:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3/31 23:08
いよいよ下りまーす。
焼岳・乗鞍へ続く美しき稜線を眼下に見降ろしながら慎重に。慎重に。
なだらか4峰の下りから5・6・7・8峰
とにかくギザギザ。
2013年03月30日 10:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 10:45
なだらか4峰の下りから5・6・7・8峰
とにかくギザギザ。
カッコイイ明神岳1〜5峰
2013年03月30日 10:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 10:47
カッコイイ明神岳1〜5峰
7峰のクサリ箇所から右手の飛騨側を見下ろす。
クサリがなかったらやっぱ怖いですよねー。(^^;)
ひたすら慎重に。慎重に。
2013年03月30日 11:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 11:03
7峰のクサリ箇所から右手の飛騨側を見下ろす。
クサリがなかったらやっぱ怖いですよねー。(^^;)
ひたすら慎重に。慎重に。
独標を過ぎると、あとは緊張感から解かれてルンルン気分♪
登ってくる人達を横目に、なだらかな雪斜面をショートカットの大股歩き〜っ。(^^)
2013年03月30日 12:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 12:12
独標を過ぎると、あとは緊張感から解かれてルンルン気分♪
登ってくる人達を横目に、なだらかな雪斜面をショートカットの大股歩き〜っ。(^^)
ロープウェイ近くまで戻ってきました。
振り返ると西穂高の稜線!
あそこを歩いてたのね、我ながらスゴ〜イ!
何とか無事に帰ってこれて、ホント良かったデス。
2013年03月30日 15:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 15:26
ロープウェイ近くまで戻ってきました。
振り返ると西穂高の稜線!
あそこを歩いてたのね、我ながらスゴ〜イ!
何とか無事に帰ってこれて、ホント良かったデス。
(ロープウェイ展望台から)
笠ヶ岳は午後からの方が、なんだか威圧感が出てきますね。
2013年03月30日 15:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/30 15:27
(ロープウェイ展望台から)
笠ヶ岳は午後からの方が、なんだか威圧感が出てきますね。

感想

いや〜、行ってきました!西穂高。
ソロですし、行ってみないと状況が分からないので
正直、山頂まで行けるかどうか不安でした。

当初は、年末年始に行く予定でしたが、北アルプスは荒れ模様なので計画変更。
その後、3月中には行きたいと思っていたのですが、
何とか念願のピークに無事立ててよかったです。大満足です。


しかも最高の天気。
実は始めは木金の予定だったのですが、天気が優れず、
土曜が晴れるという予報だったのでもう一日増やしました。
それが良かったようです。

おかげでアタック1日目に7峰まで下見をすることが出来、
2日目には、それほど不安はなくなりました。


でも、山頂直下のルンゼはやばかったです。
先行者の3人パーティが○印の方へ下って来られたので、
そちらへ線をつなごうと左に進路をとったのが失敗。。。
雪で隠れてスタンス・ホールドともに全く分からない岩の急斜面で立ち往生しました。

「これは雪山を登ってる」って感覚より、「岩を登ってる」って感覚ですね。
「雪が付いて表面が隠れた岩を登ってる」って表現が正しいような気がします。
当然、ピッケルやアイゼンも刺さらずに跳ね返されるので、
表面についた雪を丁寧に払いながら凹凸を探しました。


でもそのうちに、先行者のパーティがルンゼを下っていかれたので、
#今から思うと、先のパーティは降りようとしている場所にいる僕が邪魔だったんでしょうね(^^;
僕もそこまでで断念。

登って来たルートを辿って、ルンゼに戻ろうとしたのですが、
足の置き場所が分からない!

これはやばいよ〜、ということですかさずシュリンゲを出しました。
昨日、7峰下りでシュリンゲを連結しておいて良かった〜!
シュリンゲをすぐに出せるようにセットしておいて良かった〜!
もう少し戻ると、シュリンゲを数本持ってきておいてよかった〜。(^^;
#普段はお守り的存在なので、持ってて良かったのを今回本当に実感しました。


ルンゼに下れば、あとは地道にアイゼン・ピッケルを効かせる場所を
慎重に選びながら攀じ登りました。

ただし、氷雪が薄いところではピッケルも先しか刺さらないので体重移動を
慎重にしました。
先行者のトレース上は弱くなっているので、かえって崩れそうで危ないように感じました。なので、まだトレースがない雪面が深そうな箇所を探しながら進みました。


ここでは、ベントが付いたピッケルが重宝しました。
ベントが付いていると2箇所で雪面に刺さってより安定するし、
接点が増えることでそれぞれの接点にかかる負荷が分散されるので、
デリケートな氷雪に対してローインパクトとなり、だいぶ安定する感じの様です。


でも、山頂でご一緒した私の後続の方々2人は、
ルンゼから左に折れたルートから登って来られたようです。
一応そちらに○印があったので正規ルートと思われたのでしょうね。

いずれもソロの方、内一人は女性。本当にスゴイです!
やっぱ技術力なんでしょうか?


わたしの登り方は、アイゼンの角度がもしかしたら雪面に優しくないのかもしれません。
あるいは、アイゼンを研いでこなかったからしっかり効かせるためには
どうしても強く蹴り込まないといけなくて、結果、雪面を壊していたのかもしれません。

いずれにしても、デリケートな雪面にはローインパクトな利かせ方を意識したほうがいいようです。


いろいろ勉強になった今回の山行でした。
でも、天気のいい中、無事山頂を踏めて、何事もなく帰ってこれて何よりです。

登らせてもらえて、ありがとう!!

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コメント

本当に怖かったですね・・・
あの時西穂山頂から下ってきた3人組のものです。
本当にあの場所は怖かったですね。

我々はロープもなく、ピッケルもシングルでしたので
出来ればあの下りは遠慮させていただきたかったです。
でも他のルートが見つからずあきらめて下る事にしました。

reserveさんがしばし岩の上で休まれている姿を後方に見ながら下ってきました。

お互い本当に無事帰ってこれて良かったですね。
2013/4/3 14:28
いや〜、やばかったです。
y-uranoさん、
あそうですか、3人パーティの方でしたか。

お疲れ様です!
そして登頂おめでとうございます!

いやあれは、休んでいたんではなくて、
実は立ち往生していたんですよっっ(笑)

アイゼンのつま先で岩場に立ってシュリンゲを出してたら、傾斜が急だったんでしょうか、だんだん足がへたってきて、ガクガクしてきました。(笑)

そのうちに、皆さんがルンゼ方向をスタコラ降りていかれながらこちらを何度も振り向いておられたので、
あぁ、僕の無様な姿を見て心配して下さってるのかな〜、
と思っていました。(笑)

最初、ルンゼ登りでステップを余計目に切っていたのも、下りのことを考えてだったんですが、
途中からそんな余裕もなくなってましたよ。(^^;

まあ、でもお互い無事に登頂でき帰ってこられて
何よりです。
2013/4/4 0:07
大分雪が減ったんですね
reserveさん、こんにちわ。
お花、詳しいんですね!

どちらにいかれてるんだろうと思ったら、
西穂じゃないですか〜。
いいお天気で、空の色が美しい写真が多いです。
一杯拍手しときました。笑

それにしても人が多いですね!
色んな方と喜びあえたようで何よりでした。

これからもよろしくお願いいたします。
2013/4/4 12:31
コメントありがとうございますっ。
tamaoさん
そうなんです。西穂です。

tamaoさんの行かれたときとは違い、山頂直下が怖かったです。

tamaoさんも大きなカメラをもってけっこう頻繁に取っておられるようですが、西穂なんか危険なところに行かれるときは、どうやって持ち運んでおられますか?

よければ参考にさせてください。
2013/4/4 15:04
私のときも
山頂直下は怖かったですよ!
ピッケル二本目も素直に出すべきでした。

カメラは西穂は持ってっちゃったんですが、
危ないルートのときは、一眼はリュックにしまって
安全な場所のみでだし、あとはコンデジを使ってます。
今のところジャンダルムと槍の北鎌尾根がその方式でした。
2013/4/4 21:39
Re: 私のときも
あ、山頂直下の状況はやっぱり怖かったですか。
これは失礼。(^^;

カメラ、やっぱり危険箇所はリュックの中ですよね。
けっこうな頻度で取っておられたんで、都度立ち止まってはリュックから出しておられるのかなぁと思ってったんですが、
じゃあ、西穂では出しっぱなしでしたか?
⇒これまたすごい!

肩掛けして歩いているとブラブラして邪魔で嫌じゃありませんか?
2013/4/4 23:57
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