【金糞岳ブルー】ここは本当に滋賀の山なのか？花房尾で登り、中津尾で下る

2021年02月06日(土) [日帰り]

• GPS: 12:18
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,367m
• 下り: 1,358m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:20
• 休憩: 0:58
• 合計: 12:18

5:58 鳥越林道入口
8:30 8:30 滝谷頭
9:58 9:59 奥山
11:08 11:09 ゴロウ頭
11:52 11:54 県境尾根分岐（八草出合い）
12:33 12:38 白倉岳
13:04 13:05 白倉峠
13:26 14:09 金糞岳
14:36 14:36 小朝の頭北方コル
14:42 14:42 坂内村登山道合流地点
14:47 14:47 大朝ノ頭
15:05 15:05 小朝ノ頭
15:46 15:46 連状口
16:32 16:33 小森口
17:11 17:15 白谷口（追分）
18:16 18:16 鳥越林道入口
18:16 ゴール地点

天候

☆終日快晴、風弱く、気温高い、完全に春山登山の陽気でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆登山口となる浅井高山キャンプ場の前に駐車しました。積雪直後は数百メートル手前にある浄水場の前に停めるのが良いかもです。いつも浄水場までは除雪してくれています（と思います）。

コース状況／危険箇所等

☆冬の金糞岳は色んな意味でレベルが高くなっています。計画される方は十分下調べして、終日天気が良い日に、早立ちで。できれば、最初は冬の金糞岳経験者と同行されるのがベターだと思います。

その他周辺情報

☆あねがわ温泉が良いですね。
　http://www.mau.co.jp/onsen/

写真

2/6 5:50

時刻は6時前、真っ暗闇の浅井高山キャンプ場前。

2/6 5:54

久しぶりに10時間オーバーの山行きになるのね、笑。

よく見たら、無雪期でも金糞岳まで8時間かかることになってるけど!?(hama)

2/6 6:08

ヘッデン付けて鉄塔をくぐります。この先直ぐにスノーシュー装着、雪はグサグサ。

2/6 6:17

hamahakoは2年ぶりのスノーシュー(hama)

2/6 7:17

花房尾の先端に乗りました。

2/6 7:29

間もなく、東の稜線からご来光です。

2/6 7:32

お日様の力は凄い！！一気に雰囲気が変わります。

2/6 7:33

ご来光！！

2/6 7:38

春の準備(hama)

2/6 8:22

長い花房尾歩きの始まり

2/6 8:28

快晴の朝ならでは。

2/6 8:36

先頭お疲れ様です(kuri)

2/6 8:36

花房尾も幾つか支尾根があり、前方の尾根に乗り換えます。この辺りのわかり難さも山を難しくしていますね。

2/6 8:54

雪が本当に重く沈み込みが半端では無い。

2/6 8:57

登山開始から3時間かかってやっと今日の本丸（金糞岳）が見えてきました。

2/6 9:06

おぉ、あそこまで行くのか？

2/6 9:09

2月上旬とは思えない陽気（e)

2/6 9:27

山頂までちょうど半分の奥山までもう少し・・・既に疲労が蓄積している模様。

2/6 9:32

奥山到着！！見よこの絶景。登山開始から3時間半。

2/6 9:32

初めて来たのでとりあえず山名標(hama)

2/6 9:33

ドーン！！（左から）花房尾、白倉岳、金糞岳、中津尾

2/6 9:34

白倉と金糞アップ

2/6 9:47

奥山で満足、中一服するメンバー（e)

2/6 9:53

奥山で。

2/6 10:00

登山開始から4時間も経ってしまった・・・汗。これから山頂までこの絶景がずっと一緒です。

2/6 10:02

奥山から先は雪庇銀座

2/6 10:02

うーん、マンダム。

2/6 10:03

ヨイ子は右に寄り過ぎないようね。

2/6 10:04

はーい(kuri)

2/6 10:05

振り返って、おぉ怖い。

2/6 10:06

前を向くと・・・それにしても遠いな。本当に行けるのだろうか？時間的に間に合うかな？と不安がよぎりました。

2/6 10:08

兎？は軽いのでへっちゃら。

2/6 10:13

人間は乗ったら終わり。

2/6 10:15

奥山から歩いてきた稜線

2/6 10:15

本当に滋賀のお山には思えません。

2/6 10:24

今日は休憩が多いな、笑。水分の消費量もいつになく多いです。

2/6 10:25

振り返って、伊吹山からブンゲンに連なる尾根です。伊吹北尾根

2/6 10:26

霧氷が付いている時にまた来たいですね。

ホント快適。時おり吹く風が心地いい(hama)

2/6 10:32

霧氷の森と金糞岳、良いだろうな。

2/6 10:36

整然と・・・前のトレースに忠実に歩いて体力の消耗を防ぎましょう。

2/6 10:41

花房尾は幾つもの小山が連続し、小山に乗る度に感動。

2/6 10:42

冬の金糞岳は10回くらいは歩いていますが、何度歩いても感動は減りません。

2/6 10:43

この贅沢な光景に向かって歩きます。

2/6 10:43

ワクワク感と共に本当に行けるのか？という不安が交錯しているみんな。

2/6 10:44

雪は確かに多いですが、2月初旬としては少ないのでは？

2/6 10:45

そうこう標高を上げていくと横山岳が見えてきます。白谷山も

2/6 10:45

先頭を歩きたくない！！と皆さん実は思っている頃では無いかな。

2/6 10:55

振り返って・・・なかなか見ることはできない風景。裏側から見た伊吹山に霊仙山に琵琶湖

2/6 10:55

真ん中尖がった白い山、山頂稜線です。あそこに登ります。

え〜っ、あんなに遠いの(hama)

2/6 10:55

伊吹山からブンゲン、そして貝月山

2/6 10:56

雪が無い季節は深いブナ林の登山道で、このような景色はほとんど望めません。

2/6 11:02

結構崩れていますね。

2/6 11:02

青空に向かって登ります(kuri)

2/6 11:03

今日はとんでもなく多くの登山者だったとのことです。

2/6 11:04

近くを見てもいい景色(kuri)

2/6 11:08

奥山から歩いてきた稜線をバックに。

2/6 11:09

振り返ると琵琶湖と竹生島

2/6 11:10

登山開始から4時間、山頂稜線までまだまだ、皆さんのお顔に疲労感が。

2/6 11:10

オー美しい。（e)

2/6 11:36

絵になります。（e)

2/6 11:52

ここまで来たらもう行くしかない！！

2/6 11:53

景色が疲労（感）を取り去ってくれます、少しはね。

2/6 11:53

シルエット

2/6 12:00

金糞バージョン、森林限界

2/6 12:07

先を目指します(kuri)

2/6 12:08

山頂稜線を射程に捉えました。

2/6 12:11

ノートレースの稜線歩き

2/6 12:11

登山開始から6時間！！6時間も歩いているのに山頂稜線に辿り着けていない。

2/6 12:15

間もなく山頂稜線、純白。

2/6 12:15

白倉岳から金糞岳への山頂稜線

2/6 12:15

白倉岳、伊吹山や霊仙山から金糞岳を見ると真っ白の稜線が印象に残りますが、それは金糞岳ではなくて実は白倉岳なのです。

2/6 12:15

金糞岳と奥伊吹スキー場

2/6 12:17

奥山からよく歩いて来ましたね。

すごいね！(hama)

2/6 12:29

山頂稜線に立つとご褒美がもらえます。奥越の山々がドーン。

素敵！山が多過ぎてどれがどれだか？(hama)

2/6 12:31

最終目標となる金糞岳に向かって稜線歩きを楽しましょう。

2/6 12:31

三周ヶ岳とか・・・もう何が何だかわかりません。

2/6 12:34

左の山は横山岳ですね。

2/6 12:34

みなさん、にんまりと。

2/6 12:35

兎でもいましたか？笑

2/6 12:36

あぁ、この絶景だったんですね。

2/6 12:36

今日の山行きはきっと忘れられないものになったことでしょう。

2/6 12:36

今日、白山はご機嫌ナナメでした。他の山がくっきり見えているというのに。

2/6 12:37

金糞岳まですぐの様に思えますが、実は色んな見どころ、歩きどころ満載なのです。

2/6 12:39

白倉岳ピークは輝いています。（e)

2/6 12:40

あまり右に寄ると雪庇、左に寄ると滑落します。

2/6 12:41

この斜めの斜面をバランスよく歩きます。

2/6 12:41

振り返って。夏は藪藪の稜線

2/6 12:41

右は横山岳

2/6 12:43

巨大に成長した雪庇の縁を歩きます。

2/6 12:43

斜め具合いわかりますか？

2/6 12:44

本当に滋賀のお山には思えませんね。

2/6 12:44

年に一度は味わいたい稜線歩き

2/6 12:47

一部氷化している所がありました。慎重に

2/6 12:50

竹生島が見えていました。

2/6 12:51

金糞岳がだいぶん間近に。

2/6 12:51

尖がっているのは蕎麦麦山かな。

2/6 12:52

激下りがあります。

2/6 12:53

実は金糞岳にはすんなり行かせてもらえません。

2/6 12:58

慎重に下ります(kuri)

2/6 13:01

凍っていると洒落になりません。

怖かった(hama)

2/6 13:03

花房尾と中津尾を分断する深い谷

2/6 13:04

動物の足跡を楽しめた一日でもありました。（e)

2/6 13:04

白倉岳からこんなに下るなんて、あぁ勿体ない。

2/6 13:06

実は白倉岳の方が格好いい、男前なんです。

2/6 13:11

まっ、とにかく金糞岳へ向かいましょう。

2/6 13:15

金糞岳への斜面は比較的緩いですが、今までの疲労が蓄積してこの辺り結構ヘロヘロ状態。

2/6 13:20

あと少しです(kuri)

2/6 13:24

やりました！！金糞岳山頂です。本当は6時間で来る予定でしたが、1時間半オーバー。

2/6 13:27

金糞岳登頂おめでとうございます。木に餅が付いています。

2/6 13:31

遅いお昼ご飯の場所へ。

2/6 13:54

グローブ付けたら暑い位。

2/6 14:01

左の白い稜線は北尾根、また案内させていただきます。

2/6 14:01

14時になりました。もう下山開始するリミット時刻です。

2/6 14:05

お昼ご飯場所、撤収です。

2/6 14:08

名残り惜しいですが。

2/6 14:09

伊吹山を眼下に下山開始。

2/6 14:10

奥伊吹スキー場

2/6 14:15

裏伊吹山、山登りにとって贅沢な光景。

2/6 14:15

朝歩いてきた花房尾。

2/6 14:18

コントラストが綺麗でした。

2/6 14:31

翌日になって少し疲労も取れて・・・今年もう一度登っても良いかな？と思いかけました。

2/6 14:53

中津尾の途中から振り返って。

2/6 15:01

いつまでもこのままでいて欲しいですね。

2/6 15:05

大きく見ることができるのもそろそろ終わりです。

2/6 15:37

日が暮れます、急ぎましょう。

2/6 15:45

林道との合流点です。もう一度林道と交差します。

2/6 15:45

カーブミラーでパシャ(hama)

2/6 15:47

終日晴れてくれました。

2/6 15:49

夕陽に輝く琵琶湖に向かってGo！！

2/6 15:52

白倉、金糞、そして琵琶湖の見納めポイント。（e)

2/6 16:24

小森頭の標識。一体どの辺なんだ？(hama)

2/6 17:04

林道に近いらしい。もうヘロヘロで足の踏ん張りがききません😢(hama)

2/6 17:12

白谷口（追分）に到着、さぁこの橋を渡って残すは林道歩きのみ。

2/6 17:15

林道もしっかり雪が積もっていて。

2/6 17:17

ほとんどの区間、スノーシュー。

2/6 20:28

お疲れ様でした。あねがわ温泉の定番の唐揚げ定食で締め。

感想

ぽちえ

先ずはyoshikun1さん、お誘いいただき、また、素敵なレコ作成ありがとうございます🙏
pochieにとっては2018年2月以来の金糞岳
前回はとにかくキツかった印象で二度目は無いかと・・・💦
ところが直前に好天予報となり、今シーズンまだ見ぬ雪庇目当てに参加を決意
以前と同様キツかったんですが、青空の下、春のような陽気に恵まれ、お望み通り、いや、それ以上の立派な雪庇を見ることができて大満足
参加メンバーの皆さん、ご一緒いただきありがとうございました🙏
次の金糞は気になる北尾根ルートでお願いいたします😉
お疲れ様でした🍻

よしくん

☆3年前の3月12日に登った時の動画です。flatwellさん作、今回もお借りします。
　



☆動画その2です。今回登ったメンバーもきっと昨日の金糞岳が蘇ってくると思いますよ。
　



☆久しぶりに冬の金糞岳に登ってみて・・・やっぱ良い、スケールが違う、滋賀の山に思えない、そして・・・疲れた、です。花房尾で登り中津尾で下る18.5キロの周回コース、高温で雪が重く体力のある山友さんでも音を上げる程で、下山してみれば12時間オーバーのロング縦走でした。当分、山は要らないな、と感じさせる程の疲労感満載、笑。

☆以前より金糞岳を希望されていた山友さんの期待にお応えしようと計画した今回でしたが、お天気も終日快晴で、きっと思い出に残る山行きになったことと思います。良かったです。また行きますか？今年は結構？・・ですね。来年是非。

☆昨日の金糞岳は私たちグループ以外には男性二人組だけでした。コース状況にも書きましたが、例えば鈴鹿のメジャーな山の一般的なコースを登るのとは難易度が格段に違いますので、計画される場合は十分な下調べの上で、終日晴れの日に、早立ちで、そしてできるならば最初は冬の金糞岳の経験者と一緒に山に入られることをおススメします。

ecopaso

　2月上旬の金糞岳、まだまだ厳しい時期ですが、好天に恵まれ登ることができました。金糞岳（かなくそだけ）、ヤマップの金糞岳の詳細ページに呼び方が二通り紹介されています、別呼び（きんぷんだけ）と、「きんぷんだけ」だともう少し登山者も増えそうですが、ここは静かな山奥でいいんでしょう。先行者は動物の足跡のみ、本当に絵になる山です。18km、12時間超の長丁場、下山後当分金糞岳のような山はいいわと思いましたが、これを書いているときはまた行ってみたいと（笑）。そう、ご一緒頂いた皆さんのお陰で登ることができましたことに感謝。

hamahako

天候を見て急遽前日に決定となった計画。慌てて準備して参加して大正解でした！
終日快晴で、風もほとんどなくポカポカ陽気。超ロングコースで、日の出前から日の入り後まで、最初と最後はヘッドランプ。体力が衰えていたため最後は足の踏ん張りがきかくなるくらい疲労困憊でしたが、何とか歩ききることができて達成感が半端ないです。皆様ありがとうございました。
さて、奥深い雪山を十分堪能できました。雪庇も久しぶりに見ましたし。歩いても歩いてもなかなかたどり着かない山頂。稜線から北の方に見える越前や奥美濃の山々（山名同定は全然できませんが）、逆に南の方を見ると伊吹山や鈴鹿の山、そして琵琶湖も見えて、素晴らしい景観(^^♪　スケールの大きな山でした。
雪がちょっと重かったけど、久しぶりのスノーシュー歩きはとっても楽しかったです。また行きたいと云いたいところですが、これ以上のお天気はないだろうし、この疲れ具合と体力（年とともに衰えてる）を考えると、これが最初で最後かも？
でもほんとにいいお山でした♪

kuri2013

以前からyosikun1に「長くて大変だけどいい」と聞いていて、一度は行ってみたいと思っていました。一日中最高の天気で、久しぶりの山友さんたちともご一緒できて、達成感のある道のりでした。下りた後は、次は来年でいいやと思っていましたが、一夜明けると来月ぐらいなら行ってもいいかなと、筋肉痛に耐えながら思い始めています。次回は琵琶湖に向かって下るピストンコースに挑戦してみたいです！
皆さんありがとうございました。

コメント

うえはる

皆様お疲れさまでした
本当に素敵な青と白のどこまでも続く世界
伊吹山頂からもその姿がくっきりと見えてました
行った人だけしかわからない、その良さ
ロングコースお疲れさまでした
そして、まさかのあねがわ温泉♨遭遇
今度はご一緒に

よしくん

Re: 皆様お疲れさまでした
温泉の駐車場でばったりお会いするとは〜そちらは伊吹山でこちらは金糞岳、絶対にありえないタイミングです😁。
ウエハルさん、今度は是非ご一緒したいです。特にラッセル隊長としてウエハルさんのパワーが必要なんです😁😁。

ふらっと

最高の天気でよかったですね
雪がかなり少ないけど、雪庇はしっかりありますね。明日の雪に期待。
今日、金糞へ行く予定だったけど、午後から雨予報のため断念しました。
いつも動画紹介ありがとう。

よしくん

Re: 最高の天気でよかったですね
いつも動画をお借りしましてありがとうございます。その時撮影した写真でも十分記憶は蘇ってきますが、やはり動画は違いますね。何度観ても思います、素晴らしいです。

昨日の山行きで疲労困ぱい、金糞岳は当分要らないな、と昨日までは思っていましたが、今は晴れたらまた行こうかな😁。

素晴らしい山ですね😁😁。