硫黄岳-横岳-赤岳( ツクモグサ満開 )
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
天候 | 朝のみ綺麗な晴れ それ以降は薄曇の晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
土曜日は午前〜小川山に繰り出し、神の瞳(初段)を含み、3つ課題を新規に落とし、日曜日は八ヶ岳に行ってきました。
目的はもちろんツクモグサを含む花です。
八ヶ岳のお膝元である小川山に行っているにもかかわらず、一度家に帰り、再び長野入りしたためか非常に眠い。
途中、二度仮眠を取りつつ、4時半前に到着。
既に多くの車が停まっていたが、問題なく駐車。
そして、ここでも5分ほど仮眠。
モット寝ていたいが、厚くなると前回のように気持ち悪くなる可能性も高いため、ちゃっちゃと準備を進め、出発。
今回は硫黄岳から赤岳まで。
そのため、北沢から。
当初の目的どおりだが、今回に限りはそれしかなかった。
なぜなら
眠いから・・・
本当に眠い。
良くこれで運転してきたと思う。
きっと八ヶ岳でテンションが↑↑だったのだろう。
北沢の1時間の林道はアップに最適。
三分の一ぐらいは目を瞑っていたのではないだろうか?
それくらい酷い状態。
途中、花が咲いていてもとても取れる状態ではなく、とにかくレストしながら先を進む。
1時間弱歩くと、林道が終わり、登山道へ。
その手前でシェルを脱ぎ、Tシャツに変更。
風は冷たいが、湿度が高いので、歩いていると暑い。
シェルを仕舞いこみ、出発。
橋を渡り、沢沿いを進んでいく。
この辺りから日が当たり始める。
体内時計を戻すには日の光が最適とはよく言ったもの。
日が当たり、真っ青な空は目を覚ますには十分すぎるほど。
目もぱちりと開き、初夏の空に感動を覚えながら先へと進む。
しかし、完全逆行だったので、眩しすぎだった。
林道を過ぎてから1時間ほど進むと、赤岳鉱泉に到着。
3月に来たばかり。
その時はアイスキャンディもあったが、今は完全に骨組みのみ。
アイスキャンディカップに参加したのは良い思い出。
来年も出るかもねぇ。
来年はもう少し登れるようになりたいものである。
赤岳鉱泉のベンチで一休止。
そして、エネルギー補給。
今回はおにぎり3つ、バナナ1つをもってきたが、ここでおにぎり2つを食し、腹にエネルギーを充填しておく。
先は長い。
エネルギー切れになったら、アウトですから・・・
エネルギーを補給した後、硫黄岳を目指す。
平らな道を少し進んだ後、登りに取り付く。
ここから稜線直前まで展望が全く利かない、樹林帯の登り。
前回来たときは連れがばててしまい、ペースが全く上がらず、かなり時間が掛かった道です。
しかし、今回はアイゼンも履いていないし、初夏装備なので、程よいペースで登っていく。
前回登ったのときとの差異を楽しみながら、登っていくと1時間弱で稜線、赤岩の頭に到着。
前回は2時間近く掛かったが、やはり荷物が軽いというのは素晴しい。
疲労も殆どない。
特に休憩することもなく、硫黄岳を目指す。
ここから見ると、かなり近くに見えるが意外に距離、というより高度がある。
とはいえ、それまでに登った高度に比べれば大したことないし、何より展望が良い。
赤岳、阿弥陀方面は残念ながら青空が消え、雲が支配しているが、周辺の景色は良好。
浅間や北アルプスが綺麗過ぎる。
なんでこうも青空と山というマッチングは心躍らせるのだろうか?
景色を楽しみながら、登っていくと硫黄岳山頂に到着。
人一杯。
合間を見て、記念撮影をした後、小休止。
といっても、撮影タイムで休憩は殆どしていないのだが・・・
5分ほどで出発。
ここからガレ場の下り。
がすっていたら迷いそうなほど、何処でも歩ける感じ。
登ってくる人も多いので、その広い尾根を利用し、交わしながら鞍部まで下る。
その後登り。
この登りはざれ場ののぼりなので、地味にキツイ。
とはいえ、稜線なのでそれほど登るわけでもなく、少ししたら緩やかな坂に変わり、ほぼ平坦な道へ。
その辺りにはキバナシャクナゲが咲き乱れております。
ツクモグサほどではないが、レアな花です。
というわけで撮影タイム。
周りもみんな撮影。
やはりこの時期は花です。
撮影タイムを満喫した後、横岳を目指す。
横岳までは目と鼻の先だが、鎖場が存在する。
何だかんだ行ってもボルダーでは1級をコンスタントに、初段を数本登っているので、全く問題ないはずなのだが・・・
何故か怖い。
高所恐怖症が酷かった時期と同レベル程度に怖い。
肝がキュンキュンいっております。
超ビビリながら、無事通過し、横岳に到着。
山頂は人一杯。
というわけでここでも記念撮影をし、直ぐに出発。
とはいえ、疲労も溜まってきているし、ここから先は危険箇所なので、広い箇所で休憩。
ここでバナナを食す。残すはおにぎり一つ。
これは最後まで残しておく。
5〜10分ほど休憩した後、出発。
ここから目的の花、ツクモグサが姿を見せ始める。
しかも満開。
一昨年からこの時期に来ているが、満開の時期を引き当てたことはなく、雲が多く、花が開いていないことが多かった。
しかし、今回。
花も大いに開いております。
ツクモグサが咲いている区間は短く、見逃してしまう可能性も有ります。
しかし、休日の場合、その可能性は非常に小さくなります。
なぜなら、
人が固まっているから・・・
ツクモグサは植物界のライチョウみたいなものですねぇ。
皆思い思いに撮影を楽しんでいます。
私も楽しんでいます。
しかし、足場が悪い箇所が多いので、気をつけなければ・・・
以前は一切使わなかった鎖を大いに活用しながら危険箇所を通過。
ツクモグサの撮影に時間を取られ、大幅に時間をオーバーして、地蔵尾根、そして、展望荘に到着。
展望荘には一度泊まってみたい。
とは思いつつ、いつも通過するのみ。
今回はその前で休憩。
私は最後のおにぎりを食す。
そして、出発。
ここから赤岳山頂までは30分程度の距離。
ガレ場&急坂なので、筋力&体力持っていかれる。
ここまで来ると、流石に足に来ている。
ゆっくりゆっくり、時折撮影立ち休憩を挟みながら、登っていく。
ある程度上ると前方に頂上小屋。
後ちょい。
しかし、この後ちょいが中々遠い。
それでも10分ほどで頂上小屋に到着。
ここから痩せ尾根を通過し、赤岳山頂に到着。
いつもガスに覆われていたが、今回は薄曇りながら展望が明けています。
そして、怖い。
分かっていたけど、ここってかなり高い。
ビビリまくり。
記念撮影をした後、休憩。
本当はピーカンでの展望を期待していたのだが、まあ十分ちゃ十分かな?
その後、文三郎尾根を下山。
相変わらず膝に来る。
途中、どろどろ道で緊張もするし・・・
1時間ほどで行者小屋に到着。
ここで最終休憩。
顔を洗い、10分ほどマッタリ。
そして、南沢を一気に下る。
コースタイムどおり、1時間40分ピッタリで南沢を抜ける。
さらに少し下り、駐車場に到着。
帰路に着いた。
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