竜ヶ岳
- GPS
- 07:06
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 6:51
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山口入口案内所に有料駐車場500円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストあり ・道の状況 尾根道は整備され問題なし。 小峠からの沢道は荒れており、道迷いし易いところもある。また、枯葉が岩道に 堆積し濡れているので滑りやすい。 ・尾根道にはいないが沢道にはヒルが多い。 |
写真
感想
大阪から宇賀渓駐車場まで約2時間で到着する。今日は予想より早く着いた。
出発時は晴れていた青空も近づくにつれ曇り空に変わる。
山の稜線は雲に覆われ、雲は厚く黒っぽい。雨が降るかもしれない。
観光案内所にある広い駐車場に入り、準備を整え登山計画書を提出する。
沢山の登山ルートがありますが、今回は登りは遠足尾根、下りは谷道を選択する。
遠足尾根登山口まで舗装された林道を20分程ゆっくり歩く。
登山口からは約1時間、美しく手入れされた杉林の急登が続く。
途中に標高643mの岩山展望台があり、いなみ市街を一望できる。急登は遠足尾根・新道分岐まで続く。そしてここから緩やかな美しい緑の落葉広葉樹の尾根道になる。
緩やかな尾根道を軽快に進むと時々、左手前方に雲のかかる竜ヶ岳山頂が垣間見える。
痩せ尾根を通過し標高800m付近になると、濃いガスが立ち込め幻想の世界に変化する。
更に尾根道を進むと自然林から笹原の尾根道になる。
笹原の尾根道を進むと雨が降り始める。
視界の悪いなか雨具を装着し裏道分岐、金山尾根分岐を通過し県境尾根の治田峠分岐に到着する。分岐を北に進めば静が岳、南に進むと目指す竜ヶ岳だ。
天気が良ければ素晴らしい展望の笹尾根が連なっているのだろうと想像しながら、歩き始めて約3時間で標高1099.3mの竜ヶ岳山頂に到達する。
山頂は広く笹も草もなく、雨とガスに覆われ静寂に包まれていた。
視界は最悪で360度の大パノラマどころではない。
一人だけ登山者がいたので取りあえず写真だけお願いした。その方は石槫峠からのピストンで直ぐ山頂を後にした。
山頂で昼食の予定だったが無理なので早々に山を下ることにした。
山頂から石槫峠に向かう。
笹原の尾根道を下ると最初はガレ石で滑りやすく、次第に土の急坂の下りが連続する。
ここも雨で非常に滑りやすい状態だ。
山頂から約30分で標高830mの重ね岩に到着する。
重ね岩ではガスがかかっていたが雨は止んでいる。
遅くなったが昼食をとり休憩する。
岩が濡れていたが近くによると登れそうなので挑戦する。
重ね岩から約30分近くで石槫峠に到着した。
石槫峠は八風街道(R421八日市~四日市)の最高部に位置し竜ヶ岳登山口がある。
南には釈迦ケ岳への道が伸びている。
今は閉鎖されている旧街道を下ると小峠に着く。この近くから谷道、砂山分岐に進む。
山頂の北側は石灰岩地帯、南側は花崗岩地帯であり、三重県側の稜線は急峻でガレ場も多く、ここを水源とする宇賀川は、急峻なる山容が故に長尾滝や五階滝などの名瀑を有し、宇賀渓として素晴らしい景観を形成しています。
その谷道は荒れており道迷いしやすい所もありますが、水は豊かで透明ですし、滝壺は淡い青緑色に染まり吸い込まれそうです。
残念ですがここは鈴鹿の山そして沢筋です。滝に見とれている間に沢山のヒルに遭遇し刺され出血やら散々な目にあいました。
沢の最後の魚止滝で登山靴、靴下などを脱ぎチェックするとまだ何匹か残っていました。
体中が痒くなるような錯覚を感じます。
尾根道を歩いた登山者はヒルがいないと。谷道だけに生息しているようです。
ヒルは好きになれませんが受け入れるしかありません。
約8時間を要し無事、宇賀渓駐車場に帰ってきました。
天候に恵まれたならば変化に富んだ素晴らしい山だと思います。
紅葉の秋や雪の冬にまた是非とも挑戦したい山だと思います。
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