ママチャリで涸沢(涸沢ヒュッテ 上高地 穂高)

2021年04月30日(金) 〜 2021年05月01日(土)

• GPS: 14:20
• 距離: 59.0km
• 登り: 1,961m
• 下り: 1,945m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:09
• 休憩: 0:55
• 合計: 9:04

0:09 沢渡の市営第二駐車場
1:15 1:15 坂巻温泉
1:42 1:56 中の湯バス停
2:38 2:38 太兵衛平
2:42 2:42 大正池
2:51 2:51 上高地帝国ホテル
2:56 2:56 上高地バスターミナル
3:01 3:01 無料トイレ
3:10 3:10 小梨平
3:42 3:51 明神館
3:55 3:55 徳本口
4:36 4:36 徳沢公衆トイレ
5:01 5:01 新村橋
5:45 5:53 横尾
6:12 6:12 横尾岩小屋跡
6:53 7:14 本谷橋
7:57 7:57 大崩落地
9:09 9:11 涸沢ヒュッテ
9:13 涸沢

2日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:33

9:13 涸沢
7:42 7:43 大崩落地
8:13 8:14 本谷橋
8:45 8:45 横尾岩小屋跡
9:01 9:18 横尾
9:55 9:55 新村橋
10:05 10:06 徳澤園
11:08 11:09 徳本口
11:14 11:20 明神館
11:51 11:51 小梨平
12:06 12:06 河童橋
12:12 12:12 上高地バスターミナル
12:19 12:20 上高地帝国ホテル
12:26 12:26 大正池
12:31 12:31 太兵衛平
12:36 12:36 中の湯バス停
12:41 12:41 坂巻温泉
12:53 12:53 沢渡の市営第二駐車場
12:54 ゴール地点

天候

□要は、
常に、目まぐるしく天気は変わりました！

4/30(金)
0:00〜3:00 雨☂️(沢渡→上高地)
3:00〜4:00 風🌪(上高地→明神)
4:00〜5:00 晴?️(明神→横尾)
5:00〜15:00 晴☀️(横尾→涸沢)
15:00〜多分23時位　吹雪🌨(涸沢)
深夜〜明朝　晴?️(涸沢)

5/1(土)
5:00〜7:00 晴&風🌪(涸沢)
7:00〜9:00 曇り☁️(涸沢〜横尾)
9:00〜12:00 曇雨☂️(横尾〜上高地)
12:00〜13:00 雲雨☂️(上高地〜沢渡)

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

・さわんど第二駐車場へ駐車　
　ガラガラ　足湯のお客様がちらほら
・沢渡〜上高地はママチャリ

コース状況／危険箇所等

・危険箇所無し
・横尾以降で積雪
・本谷橋以降でアイゼン

気温は
上高地3:00(4/30)で5℃
涸沢は朝7時(5/1)で2℃

その他周辺情報

長野方面から上高地は、新島々駅手前セブンイレブンが最終

写真

4/29 13:49

待ちに待ったGW
天気が悪い
談合坂サービスエリアで充電

沢渡到着(第二駐車場)ガラガラ
密を避けママチャリで上高地へ

4/29 17:18

足湯(無料)と
温泉♨️(300円)あります。

4/29 17:16

足湯は結構賑わってました

4/30 0:08

4/30 0:00 出発
やっと雨が止んでくれた！

チャリなんて余裕だぜ！
と思ってたらマジでキツい💦

4/30 0:55

開始10分くらい
顔面引き攣っとる
汗ダラダラ

荷物が重過ぎる。
立ち漕ぎシンドイ
座ってるのもキツい

4/30 1:43

ひいひい言いながら幾つもトンネルを抜けて遂に釜トンネル到着！
1時間40分以上かかった💦

車が通らないカマトンでまったり
このままここで寝てしまいたい

4/30 3:02

上高地到着
3時間を要しました。
登山は横尾からだって言うのに、
涸沢まであと6時間歩くのか🚶‍♂️

五千尺ホテルの「上高地ライブカメラ」に自ら映ってみた。
(その場でネットを開いてライブ映像確認)
ヘッドライトしか写ってないw
というアホな事をして気を紛らわす。

4/30 4:14

雨は止んだが風は強い
暗闇をひた歩き

4/30 4:29

4:30 梓川
少し明るくなってきた

4/30 4:31

4:30 穂高

4/30 5:17

5:20分くらいの穂高

徳沢着きました
幕営は2張り？
ちょっと寂しい

4/30 4:45

4:45 朝定はお預け

4/30 5:37

横尾へ
風も止んで穏やかに
気温が低い

横尾着

4/30 6:48

横尾〜涸沢へ

屏風
天気が良くなってきた！

本谷橋
アイゼン装着

本谷橋〜涸沢

4/30 7:52

涸沢へ
天気良し！

4/30 8:25

涸沢手前
もうちょっとが長い

暑い
心も暑くなってきた

4/30 9:18

涸沢到着！！！
沢渡〜　所要時間9時間

早速、おでんと🍢生ビール🍻

これのために登ってる
のかもしれない

4/30 9:17

涸沢が除雪で凄いことに
今日はここに幕営しようかと思いましたが、ここは幕営指定地外に

涸沢の最高峰に登ってみた

4/30 10:24

ヘリ着陸まちの長野県警の皆様

昼寝をしてたら超肌寒くなってきた。

4/30 18:24

さっきの快晴はどこへ
雪が止まない…

4/30 18:24

積雪も風もすごい
気温もぐんぐん下がる

4/30 18:25

撤収される方々も続出

4/30 18:26

ひとけがなくなってしまった涸沢ヒュッテ

4/30 18:26

4/30 18:26

4/30 18:26

4/30 18:27

寂しい
いつもはここで夕食をしながら、ご自身の旅を各々に語らう賑やな声が聞こえるのに

4/30 18:27

風と積雪が止まらない

4/30 18:28

相方は昼寝から起きて元気そうです

4/30 19:17

晩御飯にします。
我々パーティ恒例のチャルメラ

4/30 19:25

外は雪

4/30 19:26

みなさん小屋へ移動されてしまったんだろうか
それとももうご就寝されたのか

4/30 19:27

いつの間に風が止み、雪がしんしんと降っていました。
そろそろ我々も寝ます！

翌朝

晴れました

5/1 5:03

しかし風が…

表面カチカチ→その上にフカフカ雪(新雪)
雪崩には最高の条件が整う

5/1 5:16

5:00 誰もアタックせず

5/1 6:23

天気は良いのですが風が強い

5/1 7:05

ちょっと曇ってきたし、

5/1 7:05

前日からの雪のコンディションも悪いので

5/1 7:20

下山だ！

5/1 10:11

一気に降って、徳沢でピザ食べた

5/1 11:56

小梨平
曇天

5/1 12:05

河童橋
時折雨がぱらつく
下って良かった

5/1 12:07

今まで上高地〜涸沢にしては、ずっと寂しかったのでそれなりに人がいて良かった

5/1 12:27

チャリで帰途につく
大正池が美しかった

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

sake-power

密を避け、現実からも逃避し、涸沢へ。
毎度、時間がないので、いつもは仕事終わりに直で現地へ赴き、そのまま登るスタイルですが、今回はちょっと時間があるので、日中に沢渡まで行って、一休みしてから上高地へアプローチしよう！という事に。
お互い通勤用のママチャリを積み込んで、いざ沢渡へ〜。

スタート地点(沢渡)へ現地入りし、準備を整えて雨が止むのを今か今かとまつ。0:00 びっくりするくらい予報通り雨が止んだので、いつもの朝のようにチャリに跨って、意気揚々と出発した。
チャリだし余裕でしょ！？と根拠のない事を思ってたら、やはり？天罰が下り、上り坂は歩くよりもキツいというチャリの洗礼に開始10分で見舞われる。
開始間もなく絶望したものの、何とか前を向いてチャリを押した。しかし、非情にもスタート時に止んだはずの雨が再び降り出す。とても冷たい。
そうこうしながら何度も何度もトンネルを抜けていく。心なしか雨天なのでトンネルがありがたい。なんならずっと続いて欲しい。どうでもいい事を考えながら、ひたすら自転車を押しながら1時間40分が経過した。
何度も見たことがある、自分の中ではシンボリックなトンネルがようやく見えてきた。間違いない。あれは釜トンネルだ！
確か事前調べによるとカマトンさえ登り切れば後は大体平坦。のはず。最後の力を振り絞って、カマトンでチャリを押す。しかし酷い勾配だ。ゆっくり押しても汗ばむくらいキツい。傾斜で負荷がかかっているのだろう。暑い… ようやくカマトンの出口が見えてきた。そこからは念願の下り坂天国！とまでは行かなかったが、真っ暗な道を上高地へ向けて坂道を降ったり登ったりした。

3:00 ようやく上高地到着。駐輪場も道沿いにあって簡単に発見出来た。自転車を停めて真っ暗な上高地を歩く。まだ始まってもないのに疲労困ぱいだ。やたらと風が強い。涸沢まであと6時間かぁ。気が遠い。
なんやかんやで上高地〜明神〜徳沢〜横尾を歩く。ひとけが無く、寂しい。早朝でお店も営業前なので行動食をひたすら消費する。

6:00 明神から涸沢へ。8時くらいには雪渓を歩いていたが、日も登って燦々と照り付けて来て暑い☀️涸沢ステイは快適そうだ。期待が高まる。

9:00に念願の涸沢着。恒例儀式(おでん&ビール)を済ませてテント設営に取り掛かる。
風が強いと嫌なので、あと時間も有り余ってるので、しっかり目の城壁を設営。150cm位4方の雪囲いを作成。幾分か風がマシになった。
12:30くらいに事切れてお昼寝をしてたら、寒くて目が覚めた。雪が降っとる！風が強い！
その後も風は強いし、テントごと埋まるんじゃないかという勢いで雪が降り続く。19時ぐらいだっただろうか、何度か除雪作業をしているうちに風が止み、ちょっとマシに。なので、雪との格闘をやめてごはんを食べて就寝。

翌日　晴れたがアタックする人はいない。我々も同じ。判断は早い方がいい。下山だ！
本谷橋〜横尾間で社長様とすれ違う。今回も涸沢を堪能させていただきました。ありがとうございました。

毎回山の表情は異なるがどれも素晴らしいと思う。この日は曇天と小雨の繰り返し。上高地着。
ママチャリも無事待っててくれた。ここからは3時間かけて持ち上げた上高地〜沢渡のロードを堪能する。大正池がとても美しかった。程なくして上高地トンネルを抜けて釜トンネルの最高点へ。心が躍る。何故ならここからは永遠に下りだから。思わず雄叫びを上げながら凄いスピードで釜トンネルを下る。自転車でスピード違反してるんじゃないか？という速度が出ている。普段聞こえない変な音がチャリの色々な所から聞こえる。バラバラになってしまうんじゃないか？という不安と一緒に風を切って下る。相方のチャリはブレーキが変な音で鳴いている。トンネル中で反響し、悲鳴さながらだ。きっとスピードが出過ぎて怖いのだろう。姿は見えないがカマトン中、ブレーキの悲鳴が反響し続けていた。
その後も直滑降は続いた。いくつものトンネルを越える度に昨晩の辛いヒルクライムを思い出す。我ながらよく登った。40分ほどで沢渡に到着。超快適ママチャリ滑降を終えた。最高でした！