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Yamareco

記録ID: 315746
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

初の雲海&槍穂高の大パノラマの大天井岳と常念岳

2013年06月29日(土) 〜 2013年06月30日(日)
 - 拍手
kame3ma その他1人
GPS
29:34
距離
20.7km
登り
2,309m
下り
2,505m

コースタイム

場所     到着     出発     休憩

<1日目>
三股駐車場  1:30     5:05     
中房温泉駐車場6:00     
中房温泉登山口6:20     6:30     0:10
第3ベンチ  7:42
合戦小屋   8:33     8:53     0:20
燕山荘    9:45     9:51     0:06
燕岳     10:17     10:24     0:07
燕山荘    10:48     11:00     0:12
大下りの頭  11:46
喜作レリーフ 13:14
大天井岳   14:00     14:15     0:15
大天荘    14:20

<2日目>
大天井岳   4:10     4:55     0:45
大天荘    5:00     5:05     0:05
東大天井岳分岐6:00
横通岳南肩  6:47
常念小屋   7:02     7:09     0:07
常念岳    8:04     8:50     0:46
前常念岳   9:33
三股駐車場  12:04    
天候 29日=登山開始からほぼ終始ガス
30日=〜7:30まで快晴、その後ガス、9時以降はほぼガスの中
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカー2台による、三股→中房温泉の周回移動
コース状況/
危険箇所等
<中房温泉〜燕山荘>
合戦沢ノ頭以降は残雪がまだあります。ノーアイゼンで問題ないです。
<燕山荘〜大天井岳>
大下りを下って鞍部辺り、コース上残雪あります。ゆっくり歩けば通過できますが、一部滑り落ちる危険個所がありました。
大天井岳へは夏季の巻道ではなく直登ルートになりますが、ルートを示すペイントもなく、何組もの方が途中で誤って巻道へと入り、雪渓で引き返されていました。私経ちはこのコースを知っている登山者に教えていただけ、何とか登れました。
大天井岳から大天荘へも少しだけ雪が残っていますが、問題ないです。

<大天荘〜常念小屋>
東大天井岳の巻道、雪が残っています。朝は固くキックステップで慎重に。またコースは若干北側に進むのですが、地図なしでは誤って南へ行ってしまいそうです。
<常念小屋〜常念岳>
400メートルの直登は岩の道です。大天井岳と違ってコースマークがはっきりとされており、迷うことはないかと思います。
<前常念岳経由の下山道>
標高2300くらい?まではストックが邪魔になるような岩道が続きます。樹林帯に入ると道がよくぬかるんでいます。コースはジグザグに続き、歩行時間の割には距離を下げられず長く感じます。また、途中から数名の方が草刈作業をされており、歩きやすい道となっております。

<下山後の温泉>
ほりでーゆ〜四季の郷
三股からの帰り道にあり、昨年リニューアルされたばかりなので館内は綺麗です。天気が良ければ蝶ヶ岳も確認できる。\500

<昼食>
くるまや
午後2時をまわっていましたが、店内はお客さんで満席。
ざるそば一杯 \493とかなりお安く、小食の私にはこれだけでお腹一杯。
予約できる山小屋
中房温泉登山口
朝の三股駐車場より。たぶん蝶槍。この時は晴れていたんです。車一台置いて
2013年06月29日 04:52撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 4:52
朝の三股駐車場より。たぶん蝶槍。この時は晴れていたんです。車一台置いて
朝6時、中房温泉へ。車はこれくらい。晴れ間は一瞬で終わりました。
2013年06月29日 06:14撮影 by  iPod touch, Apple
6/29 6:14
朝6時、中房温泉へ。車はこれくらい。晴れ間は一瞬で終わりました。
長い一日が始まります。荷物はテントがあるので13キロほどです。
2013年06月29日 06:22撮影 by  iPod touch, Apple
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6/29 6:22
長い一日が始まります。荷物はテントがあるので13キロほどです。
順調に進み、第3ベンチ。
2013年06月29日 07:42撮影 by  iPod touch, Apple
6/29 7:42
順調に進み、第3ベンチ。
この日から?名物スイカを販売している合戦小屋。寒いのに何人か食べていました。
2013年06月29日 08:36撮影 by  iPod touch, Apple
6/29 8:36
この日から?名物スイカを販売している合戦小屋。寒いのに何人か食べていました。
燕山荘から見る燕岳。こちらの女性はこの日が初の北アルプスで、なんと本日から燕山荘で働かれるそうです。一緒に燕岳を往復させていただきました。
2013年06月29日 09:52撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 9:52
燕山荘から見る燕岳。こちらの女性はこの日が初の北アルプスで、なんと本日から燕山荘で働かれるそうです。一緒に燕岳を往復させていただきました。
ガスで視界が無い燕岳山頂。
2013年06月29日 10:18撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 10:18
ガスで視界が無い燕岳山頂。
晴れていれば拝める北側の景色と(2011.10.17)
2011年10月16日 08:42撮影 by  IS04, TOSHIBA
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10/16 8:42
晴れていれば拝める北側の景色と(2011.10.17)
南側の景色(2011.10.17)
2011年10月16日 09:22撮影 by  IS04, TOSHIBA
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10/16 9:22
南側の景色(2011.10.17)
再び燕山荘へ戻って来て、振り返る。稜線で綺麗にガスが分かれています。
2013年06月29日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/29 10:51
再び燕山荘へ戻って来て、振り返る。稜線で綺麗にガスが分かれています。
ガスの中の大天井岳へ向かいます。
2013年06月29日 10:52撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 10:52
ガスの中の大天井岳へ向かいます。
常念山脈は西側から風が常に吹き付けており、ガスの勢いが弱ければこのように戻されています。
2013年06月29日 11:10撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 11:10
常念山脈は西側から風が常に吹き付けており、ガスの勢いが弱ければこのように戻されています。
蛙岩です。奇岩がいっぱいの燕岳前後。
2013年06月30日 22:43撮影 by  iPod touch, Apple
6/30 22:43
蛙岩です。奇岩がいっぱいの燕岳前後。
槍ヶ岳の絶好のビューポイント!らしいのですが、あいにく北鎌尾根の端っこしか見えません。この日は終始槍が隠れていました。
2013年06月29日 11:48撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 11:48
槍ヶ岳の絶好のビューポイント!らしいのですが、あいにく北鎌尾根の端っこしか見えません。この日は終始槍が隠れていました。
大下りと、その向こうにはガスの中の大天井岳。
2013年06月29日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/29 11:50
大下りと、その向こうにはガスの中の大天井岳。
鞍部の東側には残雪があります。ゆっくり慎重に、左手は切れたっているので。
2013年06月30日 22:43撮影 by  iPod touch, Apple
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6/30 22:43
鞍部の東側には残雪があります。ゆっくり慎重に、左手は切れたっているので。
黒い雲が迫ってきました(が、雨は最後まで降りませんでした)
2013年06月29日 12:18撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/29 12:18
黒い雲が迫ってきました(が、雨は最後まで降りませんでした)
表銀座と常念岳への分かれ道。巻道の途中から直登ルートにさらに分かれます。相変わらず大天井岳はガスの中。
2013年06月29日 13:07撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/29 13:07
表銀座と常念岳への分かれ道。巻道の途中から直登ルートにさらに分かれます。相変わらず大天井岳はガスの中。
槍ヶ岳への道を拓いた小林喜作さんのレリーフです。視界が悪ければ、たぶん気づきません。
2013年06月30日 22:43撮影 by  iPod touch, Apple
6/30 22:43
槍ヶ岳への道を拓いた小林喜作さんのレリーフです。視界が悪ければ、たぶん気づきません。
唯一の道標。この後一切目印はありません。東側へ進みすぎると巻道ルートとなり、雪渓に阻まれます。
2013年06月29日 13:21撮影 by  iPod touch, Apple
6/29 13:21
唯一の道標。この後一切目印はありません。東側へ進みすぎると巻道ルートとなり、雪渓に阻まれます。
なんとか登りきれた!ガスで何も見えません。手前が私、立っているのが今回一緒に歩いたN氏で、去年の水晶岳で出会った方です。
2013年06月29日 14:03撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 14:03
なんとか登りきれた!ガスで何も見えません。手前が私、立っているのが今回一緒に歩いたN氏で、去年の水晶岳で出会った方です。
頂上直下はこんな感じ。
2013年06月29日 14:09撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 14:09
頂上直下はこんな感じ。
太陽が沈んだ後に撮影しました。妙に空が明るかったです。
2013年06月29日 19:34撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/29 19:34
太陽が沈んだ後に撮影しました。妙に空が明るかったです。
翌日、夜中の強風でガスは飛び、最高の朝となりました。
2013年06月30日 04:11撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:11
翌日、夜中の強風でガスは飛び、最高の朝となりました。
昨日見えなかった大天井岳から見る槍穂高連峰。表銀座、いつか歩いてみたいです。
2013年06月30日 04:27撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:27
昨日見えなかった大天井岳から見る槍穂高連峰。表銀座、いつか歩いてみたいです。
槍から三俣蓮華岳。
2013年06月30日 04:33撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:33
槍から三俣蓮華岳。
4:33、陽が雲海から姿を現し始めました(4:33)。手前有明山。
2013年06月30日 04:33撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:33
4:33、陽が雲海から姿を現し始めました(4:33)。手前有明山。
徐々に太陽は辺りを照らしながら
2013年06月30日 04:34撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 4:34
徐々に太陽は辺りを照らしながら
ほんの数分で完全に昇りました(4:36)
2013年06月30日 04:36撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:36
ほんの数分で完全に昇りました(4:36)
この景色を目の当たりにし、思わず感動の涙が。
2013年06月30日 04:41撮影 by  SO-02E, Sony
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6/30 4:41
この景色を目の当たりにし、思わず感動の涙が。
槍から前穂高岳、周りの人が言うには、この空の色調は地球かげと呼ぶらしいです。皆が言葉を忘れその光景を目に焼き付けていました。
2013年06月30日 04:43撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:43
槍から前穂高岳、周りの人が言うには、この空の色調は地球かげと呼ぶらしいです。皆が言葉を忘れその光景を目に焼き付けていました。
少し北に転じる。三俣蓮華〜鷲羽〜水晶〜野口五郎など。
2013年06月30日 04:43撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:43
少し北に転じる。三俣蓮華〜鷲羽〜水晶〜野口五郎など。
昨日歩いてきた稜線です。中央の小さなピークの連続が燕岳。奥には立山や鹿島槍、針ノ木岳や蓮華岳、餓鬼岳が写っていますね。
2013年06月30日 04:49撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:49
昨日歩いてきた稜線です。中央の小さなピークの連続が燕岳。奥には立山や鹿島槍、針ノ木岳や蓮華岳、餓鬼岳が写っていますね。
アップ。この写真だと、鹿島槍ヶ岳の手前に爺ガ岳が確認できます。奥の五竜岳も。
2013年06月30日 04:49撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:49
アップ。この写真だと、鹿島槍ヶ岳の手前に爺ガ岳が確認できます。奥の五竜岳も。
どこまでも広がる雲海。
2013年06月30日 04:48撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 4:48
どこまでも広がる雲海。
常念岳までご一緒させていただいた方に撮っていただきました。逆光効果!
この後常念岳へ向かって進みます。
2013年06月30日 04:52撮影 by  SO-02E, Sony
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6/30 4:52
常念岳までご一緒させていただいた方に撮っていただきました。逆光効果!
この後常念岳へ向かって進みます。
こんな絶景が、大天荘から小一時間続きます。
2013年06月30日 05:30撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 5:30
こんな絶景が、大天荘から小一時間続きます。
残雪たっぷりの涸沢。右端は大キレット。
2013年06月30日 05:02撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 5:02
残雪たっぷりの涸沢。右端は大キレット。
東大天井岳の巻道から見る、常念岳、蝶ヶ岳、大滝山。
2013年06月30日 05:19撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 5:19
東大天井岳の巻道から見る、常念岳、蝶ヶ岳、大滝山。
巻道はこのように雪が残っています。ちょこっと横通岳と常念岳が顔を出していますね。道は左(北)に続きます。
2013年06月30日 05:47撮影 by  iPod touch, Apple
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6/30 5:47
巻道はこのように雪が残っています。ちょこっと横通岳と常念岳が顔を出していますね。道は左(北)に続きます。
キックステップで下れば大丈夫。
2013年06月30日 05:51撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 5:51
キックステップで下れば大丈夫。
ご来光写真を撮っていただいた方と、パチリ。
2013年06月30日 06:12撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 6:12
ご来光写真を撮っていただいた方と、パチリ。
横通岳南肩付近からは常念小屋から常念岳山頂への怒涛の400メートルが迫って見えます。
2013年06月30日 06:47撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 6:47
横通岳南肩付近からは常念小屋から常念岳山頂への怒涛の400メートルが迫って見えます。
常念小屋のテント場(北側)と
2013年06月30日 07:02撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 7:02
常念小屋のテント場(北側)と
小屋付近のテント場。トイレがあり、東からの風にのって臭ってくるとか来ないとか。
ここは大天荘のテント場と比べ標高が低いので、槍等の迫力がイマイチ。
2013年06月30日 07:04撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 7:04
小屋付近のテント場。トイレがあり、東からの風にのって臭ってくるとか来ないとか。
ここは大天荘のテント場と比べ標高が低いので、槍等の迫力がイマイチ。
ね、少し遠くてこじんまりしていませんか?
2013年06月30日 07:06撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 7:06
ね、少し遠くてこじんまりしていませんか?
テント場、確認できるでしょうか。
2013年06月30日 07:18撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 7:18
テント場、確認できるでしょうか。
常念岳への道は岩が敷き詰められています。この時(7:24)は快晴だったのですが、
2013年06月30日 07:24撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 7:24
常念岳への道は岩が敷き詰められています。この時(7:24)は快晴だったのですが、
やがてガスがかかって来ました(7:51)
右側の一番高いのが大天井岳。
2013年06月30日 07:51撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 7:51
やがてガスがかかって来ました(7:51)
右側の一番高いのが大天井岳。
常念岳山頂。右手にはシモツキン。
槍の右側から黒い雲が近づいています。
2013年06月30日 08:08撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 8:08
常念岳山頂。右手にはシモツキン。
槍の右側から黒い雲が近づいています。
前穂高から槍ヶ岳まで続く稜線。
2013年06月30日 08:11撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 8:11
前穂高から槍ヶ岳まで続く稜線。
蝶ヶ岳が呑み込まれていく!
2013年06月30日 08:14撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 8:14
蝶ヶ岳が呑み込まれていく!
雲がすぐそこに!!
2013年06月30日 08:22撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 8:22
雲がすぐそこに!!
2日目の縦走路。
2013年06月30日 08:46撮影 by  SO-02E, Sony
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6/30 8:46
2日目の縦走路。
三股への下山道へ少し下った所から見る常念岳。
2013年06月30日 09:10撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 9:10
三股への下山道へ少し下った所から見る常念岳。
1時間ほどはこのような岩道歩きが続きます。
2013年06月30日 22:43撮影 by  iPod touch, Apple
6/30 22:43
1時間ほどはこのような岩道歩きが続きます。
8合目岩室。中は確認していません。
2013年06月30日 09:31撮影 by  iPod touch, Apple
6/30 9:31
8合目岩室。中は確認していません。
道はしっかりとマーキングされていてます。
2013年06月30日 10:02撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 10:02
道はしっかりとマーキングされていてます。
やっと樹林帯に入りましたが、今度は雪解けで道がじゅくじゅく。
2013年06月30日 22:44撮影 by  iPod touch, Apple
6/30 22:44
やっと樹林帯に入りましたが、今度は雪解けで道がじゅくじゅく。
早く、駐車場へ!
2013年06月30日 11:24撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
6/30 11:24
早く、駐車場へ!
下り3時間、駐車場へ到着。2日間の縦走完了です。
2013年06月30日 12:04撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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6/30 12:04
下り3時間、駐車場へ到着。2日間の縦走完了です。

感想

某雑誌で見た大天井岳〜常念岳への極上の稜線歩き。このコースを歩くためにはバスやタクシーを使わなければ厳しいですが、昨年山で知り合った方と車2台で行こうという話になり、梅雨の終末にアタックしました。結果、2日目朝の快晴を引き当てて大満足の縦走となり、山の神様に感謝です。

今回大天荘のテント場からの景色を楽しみたくてテント一式を担いでいたのですが、疲れて精神的に弱くなっていた自分に「大天荘は今日が営業初日だから記念に泊まっても良いのでは」という悪魔のささやきが聞こえ、「マイカー周遊で浮いたお金で素泊まり出来る」と気づいてしまったため結局初めての山小屋泊をさせていただきました。初日で宿泊客も多くないため布団は一人一枚のスペースが確保でき、夜の雨や強風にも一切気づかずに快眠できました。夜中は満天の星だったそうです。

また、本来なら蝶ヶ岳まで足をのばすつもりもあったのですが、常念岳山頂に居る間にもくもくとガスが迫ってきたため、穂高を目の前に眺められる蝶ヶ岳は別の機会に上高地からアタックします。
大天荘は常念山脈最高峰の大天井岳まで5分という距離にあり、南北どちらから登っても少々遠い分、その見返りとしての大展望は圧巻です。初めての山小屋がここで本当に良かった。

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コメント

こんばんは!
大天荘で、夜、妻があれこれお喋りしたと言っていたお兄さんですね
常念でもすれ違って妻がお声がけしてたと思いますが、ヤマレコユーザーさんだったんですね。
蝶まで行くと仰っていましたが、あの後、ガスっちゃいましたね〜。蝶への縦走はやはり展望のよいときがベストかと

大天荘、本当に気持ちのよい小屋です。ここで山小屋デビューで良かったですね
自分もここに初めてきた時は、やはりテント背負ってきましたが、豪雨のため小屋に避難しました

晴れて良かったですね!これからもよい山行を!
2013/7/1 23:47
お疲れ様でした
無事の下山 お疲れ様でした。大天井岳より常念岳までナイスペースメーカーでありがたかったです ありがとうございました
山小屋は素敵でしたね^^ 私も空いてる誘惑に誘われましたが・・・夜空が見たかったので
梅雨の晴れ間は最高の景色が堪能できましたね 良かったです またどこかでお会いできることを楽しみにしております。
ありがとうございました
2013/7/2 5:52
お疲れ様でした
>Pengin22さん
おはようございます。大天荘、本当に良い山小屋ですね。
今後空いていれば山小屋泊したいなーと思えるようになりました
蝶ヶ岳はまた晴れる日に、上高地から登ろうかと思います。
山小屋では奥さんともお話させていただき、ありがとうございました。また良い山行を。


>sanngopapaさん
下山後いろいろユーザー検索しましたが、ローマ字だったんですね、通りでヒットしないわけだ(笑)
こちらこそ、良い写真を撮っていただきありがとうございました。
星空に近い山は良いですよね、拝見させていただいた写真は本当に綺麗でした
またどこかの山でお会いしましょう
2013/7/2 7:02
参考にさせていただきます。
kame3maさん、初めまして。

今年の夏、蝶ヶ岳〜燕岳に行こうと思い、いろいろ探していてこちらのページにたどり着いた者です
お写真を拝見し、やはり大天荘はいいわぁ〜ってワクワクしてきました
去年行きそびれましたので、何とか今年は行ってみたいと思います
まだ、一部雪は残っているんですか〜。とても参考になりました。
お気に入りに登録させていただきます

かなり山に登られていらっしゃいますね。
ときどき覗かせていただいてもよろしいですか?
よろしくお願いします〜。
2013/7/3 5:41
初めまして
>schunさん
常念山脈の良いところは、東に雲海、西に深い北アルプス南部が見れることでしょうか。
大天荘はそのちょうど真ん中ですね。槍=大天荘、穂高=蝶ヶ岳ヒュッテなのでしょうか。

私は社会人になってから登山に再びのめり込んだので、まだ数年しか登っていませんが、ご参考になりましたら幸いです。
2013/7/4 20:56
プロフィール画像
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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