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Yamareco

記録ID: 322005
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

【1泊2日】 グレゴリーデビューで甲武信ヶ岳と雁坂峠へ

2013年07月14日(日) 〜 2013年07月15日(月)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
17:16
距離
20.2km
登り
2,092m
下り
2,193m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(初日) 合計 6:05(小屋まで)+0:35(山頂)
6:30 西沢渓谷入口 (0:30)
7:05 登山道入口 (2:45)
9:50 徳ちゃん新道分岐 10:05 (2:40)
12:45 木賊山 (0:20)
13:05 甲武信小屋(テント設営+お昼寝) 17:15 (0:20)
17:35 甲武信ヶ岳 18:45 (0:15)
19:00 甲武信小屋

(2日目) 合計 9:55
7:05 甲武信小屋 (0:15)
7:20 木賊山 笹平避難小屋(水場有)経由 (1:50)
9:10 西破風山 東破風山経由 (1:45)
10:55 雁坂領 (0:20)
11:35 雁坂峠 (0:20)
11:55 雁坂小屋 昼食 12:30 (0:25)
12:55 雁坂峠 (1:50)
14:45 林道スタート地点 (0:40)          
15:25 料金所 (0:35)
16:00 道の駅みとみ
天候 14日 晴れ時々曇り 時に 小雨
15日 晴れ時々曇
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅みとみに駐車
(経路) 16号→八王子→中央道勝沼経由→みとみ
コース状況/
危険箇所等
●道の状況(危険箇所など)
  みとみ〜登山口
    舗装された道路をひたすら30分
  徳ちゃん新道
    これでもか、と言うくらい登りが永遠続く感じです。
    合戦尾根の様に、休憩ベンチがなく休むタイミングもなかなかつかめない。
    木賊山までも、ひたすら登りです。
    ギンリョウソウを途中で発見!
  木賊山〜甲武信小屋
    途中に見晴の良いガレ場有り。
    登ってよかったと思える瞬間があります。
  甲武信小屋〜山頂
    最初に富士山が見えて、その後、森の中を15分程度。
    視界が開けたら富士山、奥秩父の山脈、南アルプスが見える。
    その後、1〜2分程度で山頂に到着。
    山頂は、木々はありますが秩父側以外は視界は開けています。   
  甲武信小屋〜西破風山
    小屋を出てしばらく、ザ・奥秩父巻き道を歩き分岐を越えると賽ノ河原に到着。なかなかの展望です。その後、避難小屋まではこれでもか!っと言うくらい下り。
    そして、その後、これでもか!と言うくらいの登り。
    登りでは、時々甲武信ヶ岳側を振り返ると展望を楽しめます。
    運が良ければ、北アルプスも見えると思います。
  西破風山〜雁坂嶺
    岩の多い足場の悪い尾根道です。ここに初心者は連れて来れないな、
    と思いました。
  雁坂領〜雁坂峠
    緩やかな下りが続く穏やかな道のりです。
  雁坂峠〜雁坂小屋
    なかなかの下りです。約15〜20分。
    ピストンすると思うとちょっとつらい距離ですが、
    小屋番さんはとても気さくな良い人なので行く価値有りです。
  雁坂峠〜みとみ
    修行です!
    信玄も、馬に乗って峠まで登っていたせいなのか、緩やかな傾斜が
    永遠続く道のりです。
    そして、初めの3割は舗装された林道。
    これが辛い…。

●下山後の温泉や飲食店情報
 温泉
  事前に調べて割引クーポンを印刷し「笛吹の湯」に入浴。
  地元の方に人気があるようです。
  炭酸飲料を飲んで、スカッとしたかったのですが、残念ながら
  販売されているのは、紙パックのみでした。
 飲食店
  笛吹の湯で教えていただいた、「七福」のほうとうが美味しかったですよ。
  ほうとう以外にも馬刺などもあり、いろ色選べるのも嬉しいですね。
きつねが出迎えてくれました。
半年ぶりのテント山行に行ってきます
2013年07月14日 06:18撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 6:18
きつねが出迎えてくれました。
半年ぶりのテント山行に行ってきます
徳ちゃん新道入り口。
2013年07月14日 07:01撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 7:01
徳ちゃん新道入り口。
久しぶりの重荷+急登のつかれを富士山がいやしてくれます
2013年07月14日 09:33撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 9:33
久しぶりの重荷+急登のつかれを富士山がいやしてくれます
戸渡尾根はなかなかの急登です。
合戦尾根よりしんどい気が…
2013年07月16日 23:34撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/16 23:34
戸渡尾根はなかなかの急登です。
合戦尾根よりしんどい気が…
近丸新道との合流地点。
奥秩父の尾根ってば感じですね。
2013年07月14日 09:45撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 9:45
近丸新道との合流地点。
奥秩父の尾根ってば感じですね。
ギンリョウソウ発見!!
2013年07月14日 10:07撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 10:07
ギンリョウソウ発見!!
標高が上がるとシャクナゲ見れました
2013年07月16日 23:35撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/16 23:35
標高が上がるとシャクナゲ見れました
所々倒木が。
登山道の整備って山小屋方々してくれているそうで、管轄の領域があるそうです。
ありがたいね。
2013年07月16日 23:35撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/16 23:35
所々倒木が。
登山道の整備って山小屋方々してくれているそうで、管轄の領域があるそうです。
ありがたいね。
ギンリョウソウ(銀竜草)のベストショット
2013年07月16日 23:35撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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ギンリョウソウ(銀竜草)のベストショット
甲武信ヶ岳
2013年07月14日 12:49撮影 by  P-03E, Panasonic
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7/14 12:49
甲武信ヶ岳
甲武信小屋
2013年07月14日 13:12撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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甲武信小屋
小屋から2分程度の展望
2013年07月14日 16:48撮影 by  P-03E, Panasonic
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7/14 16:48
小屋から2分程度の展望
苔の密林
2013年07月14日 16:56撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 16:56
苔の密林
甲武信ヶ岳山頂すこし手前の大展望
2013年07月14日 17:26撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 17:26
甲武信ヶ岳山頂すこし手前の大展望
ここを登りきれば山頂です
2013年07月14日 17:27撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 17:27
ここを登りきれば山頂です
山頂到着!
立派な碑がありました
2013年07月14日 17:34撮影 by  P-03E, Panasonic
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7/14 17:34
山頂到着!
立派な碑がありました
八ヶ岳方面に降りるエンジェルズラダー
2013年07月14日 18:23撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 18:23
八ヶ岳方面に降りるエンジェルズラダー
夕暮れの空は綺麗だ
2013年07月14日 18:44撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 18:44
夕暮れの空は綺麗だ
小屋にもどって夕食の準備。
毎度のこと散らかしてまう…。
2013年07月14日 19:13撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/14 19:13
小屋にもどって夕食の準備。
毎度のこと散らかしてまう…。
お世話になった甲武信小屋
2013年07月15日 07:01撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 7:01
お世話になった甲武信小屋
小屋から分岐までの巻き道で
2013年07月15日 07:16撮影 by  P-03E, Panasonic
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7/15 7:16
小屋から分岐までの巻き道で
賽ノ河原
2013年07月15日 07:43撮影 by  P-03E, Panasonic
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7/15 7:43
賽ノ河原
トレラン中?!
2013年07月16日 23:38撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/16 23:38
トレラン中?!
甲武信と拳
確かに似ている。。
2013年07月15日 08:52撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 8:52
甲武信と拳
確かに似ている。。
強風に煽られながらの西破風山への急登
2013年07月15日 09:01撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 9:01
強風に煽られながらの西破風山への急登
西破風山へ到着。
破不山?破風山?どっち?
2013年07月15日 09:08撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 9:08
西破風山へ到着。
破不山?破風山?どっち?
富士山を眺めながらの気持ちの良い尾根道
2013年07月15日 10:17撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 10:17
富士山を眺めながらの気持ちの良い尾根道
やった〜雁坂嶺到着。
ここから先は下りのみのはず。
2013年07月15日 10:51撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 10:51
やった〜雁坂嶺到着。
ここから先は下りのみのはず。
峠を経て雁坂小屋へ。
小屋は、峠から帰路とは反対側に約15分下へ。
2013年07月15日 12:27撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 12:27
峠を経て雁坂小屋へ。
小屋は、峠から帰路とは反対側に約15分下へ。
昭和30年からの小屋。
味がある。
そして、ご主人さんがすごくいい人!
2013年07月15日 12:27撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 12:27
昭和30年からの小屋。
味がある。
そして、ご主人さんがすごくいい人!
峠に帰ってきました!
小屋から峠が一番きつかった…。
2013年07月15日 12:57撮影 by  P-03E, Panasonic
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7/15 12:57
峠に帰ってきました!
小屋から峠が一番きつかった…。
下山途中の沢渡り。
木の橋は、怖くて使えず。
2013年07月15日 14:14撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 14:14
下山途中の沢渡り。
木の橋は、怖くて使えず。
良く見ないと分かりませんが、層状になった岩で構成された沢。
2013年07月16日 23:40撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/16 23:40
良く見ないと分かりませんが、層状になった岩で構成された沢。
何と、最後の3〜4kmはこんな林道です。
足の裏が痛かった。。
2013年07月16日 23:40撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/16 23:40
何と、最後の3〜4kmはこんな林道です。
足の裏が痛かった。。
やっと雁坂峠登山道入り口に到着!
お疲れさま。
2013年07月15日 15:46撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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7/15 15:46
やっと雁坂峠登山道入り口に到着!
お疲れさま。
勝沼IC近くの「七福」さんのほうとう
2013年07月15日 19:20撮影 by  P-03E, Panasonic
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7/15 19:20
勝沼IC近くの「七福」さんのほうとう

装備

個人装備
寝袋
1
マット
1
レインウェア
1
ダウンベスト
1
コッフェル
1
水タンク(プラティパス)
1
帽子
1
行動食
3
食事
5
朝×2、昼×2、夜×1
トイレットペーパー
1
カトラリー
1
スタッフバッグ
1
手袋
1
手ぬぐい
1
ゲーター
1
ヘッドライト
1
ザブトン
1
スイスナイフ
1
緊急時シート
1
双眼鏡
1
カメラ
1
カラビナ
4
水筒(SIGG)
1
ザックカバー
1
着替え
1
2日分 (1つは帰宅時)
洗面具
1
共同装備
テント
1
ペグ、ポール、フライなど
ガスストーブ
1
テントグランドシート

感想

今回の山行は、百名山の一つである甲武信ヶ岳に登ること、日本三大峠である雁坂峠に行く事以外にも、2つ目的が有りました。

1つ目の目的は、『久しぶりのテント山行』です。
GWにテントかついで上高地横尾までに行きましたが、道のりはほぼ平らなので、山行と言う感じではなかった。なので、テントかついでの山行は、昨年秋の雲取山以来となりました。

2つ目の目的は、『新調したグレゴリーザックのデビュー』
自分は、バルトロ75Lの完全デビュー戦(自分)
嫁は、ケルン48Lのテント泊デビュー戦。使用するのは3度目ですが、この日までは全て日帰りでグレゴリーの本領発揮出来ず。。


久しぶりのテント山行は、やっぱりきつかった!!
道の駅みとみの駐車場に着くまでは、何度も心が折れそうになりました。
とにかく、戸渡尾根が長くて、急で、歩幅が大きくて、浮き石も多くて、倒木も多くて…。
初日に疲れはてたので、2日目もやはり疲労困憊。
それにもかかわらず、雁坂峠から雁坂小屋を荷物かついでピストンするという、超ドM山行となりました。
そして、最後に待ち受けてたのが、3km程度の舗装された林道。。
いまだかつてないくらい、下山した際のマイカーがかわいく見えました。


テント山行はきつかったけど、おそらく、グレゴリーに助けられました。。
登りでは、二人とも肩が痛くならず快適。
下りでは、着地の衝撃が強いみたいで少し肩が頂くなりましたが、やはり今までのザックと比べると別格でした。

バルトロのことを、もう少し詳しく書くと、雨蓋を含めると収納は大きく6つ。
通常のザックと同様に2気室は縦に上下、その左右に大きめの収納があり、雨蓋と背面に小さな収納が1つ。
まだまだ使い慣れていませんが、
 上下の気室には、
   下にシュラフと着替え
   上には食事系とテント。
 左右の収納には、
   右にテント備品(グランドシート、ペグなど)
   左に雨具、ザックカバーなど
 背面の収納には、小物類の帽子や手ぬぐい等
 雨蓋には、行動食等
 ウェストベルトのポッケには、カメラと行動食
で今回の山行に行きましたが、とても使い易かったです。

縦に長いザックと違い、横幅で容量をかついでいるからだと思うのですが、急な下りでもザックの小回りが利き、倒木の下をくぐる時も無駄にしゃがまなくても楽に通過できるのが良しです。

肩が痛くならないかどうかは、
登りでは感動するくらい痛くならず、その変わりなのか、足の疲れを今まで以上に感じました。
下りでは、どうしても肩への負担が増える様で、ほどほどに痛くなりました。しょい方が、まだまだ下手なのかもしれないですね。


初めて、お下がりではない自分で購入したザックで、これから10年以上のお付き合いになると思うので、きちっと手入れをして大切にしようと思います。


バルトロ、ケルンの使い方でお勧めなど、有りましたら是非教えてください。

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