天狗のコル〜西穂高岳 〜上高地起点で日帰り縦走〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,545m
- 下り
- 1,533m
コースタイム
河童橋5:25
岳沢登山口5:40
風穴6:05
岳沢小屋6:55-7:05
天狗沢
天狗のコル8:25-8:40
天狗岳9:05
間ノ岳9:35
赤岩岳10:00
P1 10:20
西穂高岳10:25-11:15
独標12:00
西穂山荘12:45-13:45
西穂高岳登山口・田代橋15:10
河童橋(休憩)15:30-16:00
上高地バスターミナル16:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
連休翌週のためか、ガラガラ 上高地まで 行き:乗合タクシー 駐車場に車が少なく人影なかったが、なんとか人数そろって出発 帰り:乗合タクシー バスターミナルに着くと、予想に反してシャトルバス待ちに長蛇の列 あきらめて長時間待ちを覚悟、切符を買おうと自販機前に並ぶと・・・ 観光客の方が「タクシー相乗りしませんか?」と・・・ 運良く4人乗車となり、サッと沢渡に戻ることができました お声をかけていただき、ありがとうございました! |
コース状況/ 危険箇所等 |
●上高地〜岳沢小屋 ・よく整備された、原生林の中のさわやかな道です ●天狗沢ルート ・急登で上部のガレ場は浮き石ばかりで厄介 ・見えている天狗のコルがなかなか近づかないですが、がんばるしかないですね ●天狗のコル〜西穂高岳 ・最難関ルートの西半分です ・垂直に近いような急斜面の登攀・下降が何度かあります(体力勝負) ・鎖場多数(鎖はしっかりしている) ・浮き石はあるが荒れた道ではないと思う ・大きくて安定していそうな岩でも、掴むと動くものがある(これが怖い) ・大キレットなどと比べるとペンキマークが少なめ(ルートミス注意) ・人為的落石を目撃(落とすのも落とされるのも注意) ・逆層スラブの斜度はそんなにきつくない(乾いていれば鎖なくても可?) ●西穂高岳〜西穂山荘 ・山頂からの下りは侮れない ・独標からの下りも急です ●西穂山荘〜上高地 ・始めてこのルートを利用しました ・よく整備され、標識や赤リボンが充実し、安心して歩ける登山道 ・人とはほとんど会いませんでした ●下山後の温泉 さわんど温泉梓湖畔の湯 700円 こじんまりとした施設です。 湯上がり後は休憩スペースで一服できます。 |
写真
感想
西穂〜奥穂の縦走路、本当は一度にまとめて歩きたかったのです。
しかし、なかなかまとまった日数がとれず、10日前に日帰りで同じく天狗沢を登って、天狗のコルからジャンダルム・奥穂へ歩いていました。
天狗のコル〜西穂が自分の未踏部分として残っていましたが、今回やはり日帰りで行ってきました。
これで一応ルートがつながり嬉しく思います。
天狗沢の登りは2回目の余裕からか、今回は楽しんで登ることができました。
急登で上部のガレ場はきついですが、浮石でバランスを崩すのが前回より少なくなった気がします。
ただし、コースをちょっと逸れると、アリ地獄のように足を取られる場所がありました。
このガレ場歩きが、実は良い浮石対策になるようで、前回も今回も縦走路上で浮石で失敗することはなく、安定して歩くことができました。
西穂〜奥穂の縦走路、挑戦する前は、これまで拝見した色々な記事などから、一体どんな道なんだろう、相当手ごわいんだろうな・・・、と思っていました。
また7月に西穂山頂から眺めた時も、そこを歩く自分の姿など想像できませんでした。
実際に歩いてみると、もちろん上級ルートかとは思いますが、自分の予想よりはしっかりした道でした。
今年はあちこちの岩稜帯を歩いてきたので慣れもあるのかもしれません。
2回とも快晴無風の絶好のコンディションでしたが、悪天候や岩が濡れた状態では危ないとも思いました。
コースは垂直的な登り・下りを交えながら、いくつもの峰を越えていくので、体力は必要です。
崖っぷち、痩せ尾根、鎖場、ガレ場・・・色々な要素が揃った、岩稜歩きの総合力が問われる道だと思います。
手足を使ってよじ登るような場面では、掴んだ岩がグラッと動くものがありました。これが危ない・・・
早い段階で一度そうなりましたので、その後は気を引き締めていくことができました。
手足とも、岩が動かないかよく確かめてから体重をかけていくように気を付けました。
集中力を持続し、こういった地道な作業を積み重ねていきました。
また、間ノ岳に登っている途中、前方で人為的落石を目撃。
5分早くその現場を通過していたら、自分が直撃されていたと思います。
ヘルメットはかぶっていましたが、これにはヒヤッとしました。
周りをよく見ることも必要ですね。
自分の山歩きの中で難易度的には最終目標だったこの縦走路、日程の都合上2分割にはなってしまいましたが、なんとか無事歩くことができました。
またいつか、両方向とも一度に歩き切ることにも挑戦してみたいと思います。
コメント
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3120mさん はじめまして
前日の28日にまったく同じコースを歩きました
間ノ岳に自作の山頂プレートをおいてきたのですが
そのプレートの写真があったのでうれしくなってコメントしました
いいお天気で本当によかったですね
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