ガスと強風の羅臼岳

2021年09月19日(日) [日帰り]

• GPS: 10:26
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,441m
• 下り: 1,422m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:25
• 休憩: 1:00
• 合計: 10:25

5:12 木下小屋
6:39 6:39 弥三吉水 天場
6:48 6:49 極楽平
7:36 7:37 銀冷水 天場
7:55 7:55 大沢
8:32 8:33 羅臼平
8:50 8:50 岩清水
9:21 9:22 羅臼岳直下の岩場
9:38 10:18 羅臼岳
10:22 10:24 羅臼岳直下の岩場
10:46 10:46 岩清水
10:59 10:59 羅臼平
12:27 12:27 大沢
12:44 12:55 銀冷水 天場
13:44 13:44 極楽平
13:52 13:52 弥三吉水 天場
15:32 15:35 木下小屋
15:37 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

斜里町から国道334、道道93号、遠音別温泉の看板から町道へ入り、ホテル「地の涯
」裏の「木下小屋」へ。「木下小屋」へ宿泊のため横の駐車場を使用させてもらった。

コース状況／危険箇所等

大沢と山頂直下の岩場が急登。山頂付近はガスがかかり強風。

その他周辺情報

温泉はホテル「地の涯」と「木下小屋」で日帰り入浴可能。

写真

9/19 5:10

木下小屋の管理人さんの話によると、知床のヒグマはお利口で、鈴を鳴らして歩けばヒグマの方で遭遇を回避してくれるらしい。ヒグマに会えた人は幸運？

9/19 5:49

晴れていたらここからオホーツク海を見渡せたらしい。

9/19 6:09

しめじのようだが、傘が少し尖っている。毒キノコ？

9/19 6:20

650m岩峰。ガンホーと言えばパズルアンドドラゴンで有名なゲームメーカーを連想する。

9/19 6:37

知床連山の登山道を拓いた木下弥三吉にちなんで名づけられた水場。

9/19 6:38

湧き水なのでそのまま飲めそうだが、浄水器を通したり、煮沸がした方が安全。

9/19 6:47

極楽平から緩い上り。移動時間を稼ぐ。

9/19 6:55

ヒグマのフンをフンづけて、運気向上？

9/19 7:07

＼コンニチワ／

9/19 7:14

この辺りは急登。

9/19 7:34

銀冷水に到着。

9/19 7:34

沢水です。要浄水器or煮沸。

9/19 7:36

下山時に使用したけど、男性小用の付近が臭かった。ここは携帯トイレ専用です。

9/19 7:41

羽衣峠。峠？単なる上りなんだけど。

9/19 7:50

大沢。岩ゴロゴロの涸れ沢入り口。気温も下がってガス下から吹き上げる。急登で写真を撮る余裕が無かった。高所恐怖症にはつらい。

9/19 8:27

何とか大沢を登りきるとそこは平坦な羅臼平。

9/19 8:28

知床連山登山道の開祖、木下弥三吉の石碑があるが、名前だけなのでどんな方なのかはあとでググってください。

9/19 8:31

フードロッカーにゴミを捨てたり、ザックをデポするのはご法度。

9/19 8:32

ここから山頂まで高低差350m。

9/19 8:44

なだらかなハイマツ帯をくぐっていく。ガスがかかって山容は全くわからない。

9/19 8:53

ここから羅臼温泉登山口へ下りられる。

9/19 9:10

視界は100mもない。

9/19 9:18

黄色ペイントだと地衣類と見分けがつかないことがあるので、水色に黄色の矢印は識別しやすい。

9/19 9:24

急登を時には這いながら登る。ストックをつかえる状態ではない。

9/19 9:43

標柱のある山頂はとても狭く、ガスと強風で立つと危険。たどり着くまで足場も悪い。一人ずつ山頂で記念撮影。

9/19 9:50

恐くて登頂をあきらめかけたが、再挑戦。山頂に立つ。

9/19 9:52

登頂したら長居は無用。皆さんすぐに下山。

9/19 9:59

神々しい。アイヌ語で言えば「カムイ　コトムアラム」

9/19 10:11

すれ違う方に山頂は強風であることを伝える。

9/19 10:16

ふりかえるとかすかに山頂が。

9/19 10:31

ツアー登山者の列。入れ替わり山頂に立つのに時間がかかりそうだ。

9/19 10:44

石清水分岐に戻る。緊張が和らぐ。

9/19 11:29

平坦なテン場で昼飯。フランクフルトのせたエビソースのパスタ。加熱もたついているうちに寒さで体温を奪われ震えが来た。

9/19 12:24

大沢の下り。上りより恐怖感が無い。慣れかもしれない。

9/19 14:26

下山間近に晴れるとは、とても悔しい。

9/19 15:37

木下小屋の管理人さんに挨拶して下山。

9/19 16:10

使用した携帯トイレを回収ボックスへ。

9/19 16:17

なるほど、こういう形の山だったのか。（もう遅い）

9/19 17:34

斜里町のクリオネキャンプ場のモバイルテント。広さ2畳ほど。電源あり。一泊1,100円。夜は10℃以下になったが、薄い夏用シュラフ2枚重ねでほかほかだった。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（スマホ） コンパス（スマホ） 笛 計画書（スマホ） ヘッドランプ モバイルバッテリー GPS（スマホ） ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 スマートフォン 時計 タオル ストック カメラ 携帯トイレ クマ除けスプレー クマ除け鈴

感想

GICK

初の知床連山。しかし生憎の悪天候。がむしゃらに登って下りただけの登山になってしまった。標高が低く海に突き出した半島部にある山なので、今時期の大雪山系の山々と比べると気温は高かったように感じた。晴れていれば快適な山行なっただろうが、何も見えない、急登は恐い、羅臼平の寒さ、それだけが印象に残った。しかし悪天候にもかかわらず、道内外の登山者で賑わう日本百名山だ。さすが。来年は最東端の硫黄山を目指したい。