雄山・立山(大汝山)・富士ノ折立・真砂岳・別山・奥大日岳
- GPS
- 15:20
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,883m
- 下り
- 1,885m
コースタイム
11:01 信濃大町 11:25
12:13 扇沢 13:30
13:51 黒部ダム 13:51
14:00 黒部湖 14:40
14:46 黒部平 16:45
16:55 大観峰 17:00
17:10 室堂 17:18
17:55 雷鳥平 6:18 5月4日
7:37 一ノ越 7:57
8:45 雄山 9:00
9:15 大汝山 9:32
9:42 富士ノ折立 9:51
10:16 真砂岳 10:16
11:15 別山 11:31
11:50 別山乗越 12:00
12:34 雷鳥平 6:40 5月5日
6:56 新室堂乗越 6:56
7:07 室堂乗越 7:07
7:39 2511m 7:39
8:02 2611m 8:02
8:12 奥大日岳 8:30
8:37 2611m 8:37
8:56 2511m 8:56
9:14 室堂乗越 9:14
9:27 新室堂乗越 9:27
9:40 雷鳥平 12:17
13:20 室堂
天候 | 薄曇から快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の状態は日々変わります |
写真
感想
5月3日
信濃大町駅→雷鳥平
信濃大町駅前から出る扇沢行きバスには多くの人が乗車しましたが
1台目が満席なるとすぐに2台目のバスが来ていました
何台臨時のバス待機しているのかな?
1台目のバスが満席になると発車時刻前に出発し扇沢に向かう
スムーズに走っていくと扇沢少し手前の「日向山高原」から扇沢に向かうマイカーやバスで大渋滞!
沿道に立つ係員は「トロリーバス3時間待ち」の看板を掲げている
その看板を見て引き返すマイカーも多くこの先、私達は何時に扇沢に着けるのだろうと不安
でも行くしかない!
しばらくノロノロ運転だったバスだけは係員に誘導され反対の対向車線を走り渋滞のマイカーを
尻目にスイスイ進み1時間で扇沢到着♪
バスを降りて切符売り場に直行、室堂往復チケットを買い整理券を渡され待ち時間は1時間20分でした♪
(JAF会員の人は会報にアルペンルートの割引チケットが付いていますよ)
10K以上だったかな、重い荷物は別途料金を払います
扇沢から黒部湖(400円?)黒部平から室堂(210円?)と2箇所で払います
関電トロリーバスに乗り黒部ダムへ黒部ダムはたくさんの観光の人で華やいでいました♪
黒部ダムから黒部湖までは徒歩、ゆっくり歩きたかったけどこの先の待ち時間もあるから
少し早足で歩く
黒部湖の待ち時間は40分
黒部平の待ち時間は2時間
と何とか17時過ぎに室堂に到着♪
室堂から雷鳥平までは1時間・・・・日没までには設営して落ち着きたいと急ぐ
室堂から雷鳥平までは下りで足は進み50分で雷鳥平に到着♪
設営する場所を決め整地開始
私は使用料金を払いに管理棟に向かう
一人1泊500円2泊以上は一律1000円でした
ゴミは一切持ち帰る事と登山計画書の提出の有無を問われ出していないと出すようにときつく言われます
私は良くわからないので整地を交代してまるちゃんに行ってもらうとなかなか帰ってこない!
整地は疲れるしどこまでやればいいのかもわからないし!!!!!!!!!!
お腹へって気分悪くイライラしてくるし!!!!!!!!!
15分以上も経って帰ってきたまるちゃんは
「ルート情報を色々聞いてきた、明日はピストンではなく周遊に変更♪」だって
風除けのブロックは積めませんでしたがこの日は穏やかで必要ありませんでした
(整地は汗が出ますネ)
乗り継ぎ乗り継ぎで疲れていたせいか夜はぐっすり眠れました☆
5月4日
雷鳥平→一ノ越→雄山→大汝山→富士ノ折立→真砂岳→別山→雷鳥平
気持ち良く目覚めた朝は思ったほど寒くは無くスープとパンで簡単に朝食を済ませ出発♪
当初は室堂経由のルートを予定していましたが雷鳥平から一ノ越に真っ直ぐ向かうルートに
トレースがあり人も歩いているのが見え真っ直ぐ向かうルートに変更
朝の雪面は固く締まりアイゼンが良く利いて歩きやすく踏み抜くことも無く快適ですが
真っ直ぐのルートは急です・・・・・・
でも急がないし高低差もさほど無いので汗を掻かない程度に登る
太陽は薄い雲に覆われて程好い感じで雲は出ているけれど展望は良好♪
「ゆっくり、ゆっくり」と声を掛けられながら登り「一ノ越山荘」に到着し少し休憩
ここから夏道が出ていました
先に出発した団体さんはみなアイゼンを装着!
でもまるちゃんは「ここでアイゼンは脱ぐよ」って・・・・(大丈夫?)
出だしに少し雪は付いていましたが夏道が完全に出ていて脱いで正解でした♪
団体さんは10分も歩かないうちに登山道上でアイゼンを外していました・・・
一ノ越から1時間足らずで雄山神社に到着♪
久しぶりの3000mに暫し感動♪
直ぐ先の高台にある祠に行くと大音量で無線をやっている人が・・・・
この景色の良い場所でゆっくりしたかったのに・・・・・
無線の魅力はわかりませんが電波が良く通るからやっているのでしょうね
ほんの5分だけでも止めて静かにして欲しかった・・・・
五月蝿い祠をそそくさと後にして大汝山(おおなんじ)へは15分で到着♪
ここでゆっくり過ごす
☆100名山90座目残り10座☆
予定ではここで引き返し戻る予定でしたが管理人さんからルートは問題無いと聞いて周遊へ
富士ノ折立・真砂岳・別山と剱岳を見据える迫力の景色を見ながら手足を大きく広げて
何回も天に向け背伸びをし自分が少し大きくなったような楽しい気分で歩きました♪
テレビや雑誌で見る冬山の風景も素敵ですが、山の上に立ち実際に見る風景の感動は計り知れない程に
心に刻み込み穏やかにしてくれる・・・・
山は人をより大人にもするし子供心にも返してくれる懐が深くとても暖かい
無茶や無謀をしないで良い関係でいつまでも山と付き合って生きたいです
雷鳥もたくさん見ましたよ
寄って来る雷鳥もいたりしてこちらがビックリ!
別山乗越にある剱御前小舎で少し休憩して下山へ
雷鳥坂ですが一面積雪なのでルートはあってないような物
気温が上がり雪は重くアイゼンを付けていると引っかかりつまずいてしまうので外しました
富士山の砂走りの様に飛んで下る・・・・でも疲れるので滑って下ると楽しい♪
あっという間に下に着いてしまった!
12時30分に雷鳥平に到着♪
雪で風除けとテーブルとベンチを作ったりしてのんびり過ごす
持ってきたビールが無くなり「雷鳥沢ヒュッテ」に買出しに行ったまるちゃんが
「お風呂あるって、温泉に入って出た女の人が今日はお湯が綺麗だからいいですよって言われた」って
温泉あるんだ・・・・
時間はたっぷりあるしと入ってきました♪
@500円で信じられない事に石鹸もシャンプーもあってドライヤーもありで完璧♪
ドライヤーがあれば髪も洗えて最高♪
ちょっと長湯をして髪を乾かしてテントに戻りビール♪
雪のテーブルとベンチで夕食も周りのテントから広がるランタンの灯りが
何かクリスマスみたいでロマッチック・・・・
楽しい夜でした☆
5月5日
雷鳥平→奥大日岳→雷鳥平→室堂
今朝も良い目覚めで外に出ると快晴の気配
奥大日岳に朝陽が当たり輝く
今日は暑くなりそうです
支度が遅れ予定より40分遅れで出発♪
新室堂乗越を目指して登る
急です・・・・
真っ直ぐ登るから急なんですけどジグザグに登ればいいものを
面倒くさいと真っ直ぐ登るからしんどい
新室堂乗越に乗ると視界が開けますが風が少し吹いていました
歩く先には幾つものピークが・・・・
「手前のピークは巻くよね?」と聞いたら「巻かない直登だぁ〜〜〜〜!」なんて答え!
遠くに見えていたピークの登りは近づくにつれて立ちはだかる雪の壁(大げさ)になる!
行くしかない!1歩1歩を積み重ねるだけ!
「小さな1歩でも歩いていれば着かないピークは無い」が私の信念!
汗を掻かないようにと気は使っていてもこの登りで汗が吹き出る
振り返れば大絶景で頑張れる!
遠くから見ると奥大日岳のピークと間違う2611m地点
奥大日岳のピークはその先の2606mで少し下がり山頂に立つ♪
歩いてきた道に雪屁が突き出ていたけどトレースを外さなければ大丈夫!
でも吹雪いてトレース無かったら私は歩けない危険な場所・・・・・
山頂からの剱岳の展望は最高でした♪
また行きたい山の剱岳に見惚れながらゆっくりしました
さて下山へ、帰りも登り返しがあるので気合を入れて出発
雷鳥平に9時40分に到着、もう1泊する予定でしたが帰る事に決定
撤収の準備をしながらランチを作り食べゆっくり詰め込み
雷鳥平から室堂へは登りです!!!!!!!!!!!!!
またまた人でごった返す室堂に到着
良い天候に恵まれとてもとてもラッキーな3日間で楽しかったです
また来たいな
扇沢まではやはり待ち時間がありましたが行きほどでもなく着けました。
お天気に恵まれ最高でしたネ!!
剱岳がすばらしい!
まだ未定ですがGWに剱岳考えています。
秋には北方稜線、計画してます。
まるさちさんの山行、好い形になってきましたね
しっかり張り綱しましたね!
聞き忘れましたが
張り綱の先端のビニール紐の下は何を使いました?
「これ以上の良いコンディッションは無い」
と言う日に歩けたことはとてもラッキーでした
GWは早月尾根からですか?
トレースが無いと地獄だと聞いた事があります
積雪の状態でも違うと思いますが
北方稜線いいですね・・・って南ではないのですか?
北は厳しそう!
計画できたら教えて下さい
張り綱
ペグは竹で作りました
竹と言っても割り箸です
うちには沢山の竹の割り箸があるのに気付いて
作ってみたら案外いい感じに出来上がりました
使用済みの箸2本を半分に折り交差させてタコ糸で縛り留めます
それを20個くらい作って使用しましたがバッチリでした
現地で朝方に撤収している人は凍りついた雪からペグを抜くのに
悪戦苦闘していました
私達は昼過ぎに撤収だったので安易に抜けましたが
設置する場所や撤収する時間を考えて竹箸の長さや埋める深さも考えないといけないと思いました
早朝に撤収するなら長さを短めとか・・・・・
竹箸ならどんなにも加工できますから
なるほどですね、
まだ積雪期にBCとしてテントを使った事が無いので
立ち木とピッケルで済ましてますが参考にさせていただきます。
剱岳北方稜線は以前から頭にあったのですが、点の記ブームになると思うのでルートは思案中です。
マイ車ですので馬場島から入り馬場島に戻るコースになりますが
赤谷尾根から稜線にでるか
剱岳から通常ルートで池の平小屋をめざすか
9月の連休に下見してきます。
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