2014GW蝶ヶ岳(徳沢〜蝶ヶ岳〜横尾)


- GPS
- 12:33
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,728m
- 下り
- 1,725m
コースタイム
09:35 長塀山
10:50 蝶ヶ岳
11:45まで山頂・蝶ヶ岳ヒュッテにてランチ休憩
12:18 常念・横尾方面分岐
15:35 横尾登山口
横尾から徳沢まで約1時間
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【徳沢〜蝶ヶ岳】 徳沢からは登山口より少し登った辺りより残雪あり。 雪質は腐れ雪で硬めだがアイゼンが必要なほどではないが、ストックは必要。 長塀山山頂辺りから一端急に下りがあり、初心者も同行したためアイゼン着用。 その他、蝶ヶ岳まで特に危険な箇所はありませんでした。 【蝶ヶ岳〜横尾】 蝶ヶ岳山頂から常念・横尾方面の分岐を下り、樹林帯に入るまでは風がきついので注意が必要。 樹林帯へ入る手前でアイゼン着用。 こちらのルートの方が急なので注意が必要。 ※どのルートも前日に横尾山荘にてルート状況を問い合わせると、軽アイゼン6爪以上とストックがあれば踏み跡も多いので特に問題はないということと、山頂付近稜線は風がきついので防風防寒対策をお願いしますとのことでした。 ※入山届は上高地バスターミナルにて提出。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今回のGW山行は、北アルプスデビューの方や、アイゼンデビューの方も同行ということで、
当初は3日〜6日まで徳沢でキャンプをメインにルート状況や山荘の情報を収集しつつ、
天候が良い日があれば無理のないペースで蝶ヶ岳を登る予定で贅沢山行を計画。
3日早朝にいつもの沢渡第二駐車場よりタクシーで上高地入りし、
美しい上高地をゆっくり散策してから徳沢で幕営。
以前からここで一度キャンプしてみたかったので最高の初日となりました。
徳沢に到着するころ、地鳴りとともに強い揺れを感じました。
当初、電波も入らない山域なので何の情報もなく雪崩かとも思いましたが、
幕営後、散策がてら横尾山荘まで行き、蝶ヶ岳へのルート状況確認と
揺れの原因を聞きに行った所、飛騨地方の地震だと分かりました。
その後も何度も余震を感じて不安でしたが、日が暮れてから余震の数も減ってきて、
明日は天気も良いとのことでしたので早めに就寝することに。
4日は朝から快晴な感じなので徳沢より蝶ヶ岳へ登ることに。
残雪期で軽アイゼンでも登れるとはいえ、初心者の方も同行なので、
かなりゆっくりペースで何度も休憩を挟みながら登りました。
登りは長い樹林帯が長時間続きますが、背後にはチラチラと美しい山が見れて、
気温も丁度良い感じで汗をかくこともなく快適に登ることができました。
蝶ヶ岳山頂は以前からここからの絶景をいつか見たいと思ってたので、
念願叶ってお天気にも恵まれて最高でした。
下りは、アイゼンとストックなしでは厳しいので、すぐに軽アイゼンを着用しましたが、
終盤は初心者の方には慣れないのと少し距離が長かった為か疲れが見えはじめ、
思った以上に時間がかかり、数回転倒することもありましたが、
なんとか無事に怪我もなく下山できてほっとしました。
別パーティの方が下り斜面で転倒して避けきれず、僕目がけて滑り落ちてきた時はひやっとしましたが、
なんとか受け止めることができて良かったです。
と、まあ終盤プチハプニングもありましたがとっても楽しい山行でした。
5日は気温もグンと下がり、雨も降ってたので下山することに。
上高地バスターミナルから沢渡へ戻るタクシーの運転手さんより、
飛騨地方の地震と東京でも地震があったことを聞きました。
沢渡までの国道には地震の影響で落石している箇所が数カ所ありましたが、
すでに工事車両や警備の方が入られており車両の通行はできていました。
横尾から徳沢まで歩いてる時に見た環水平アークらしき虹を初めてみました。
この日は各地で見られたようですが何か今回の地震と関係あるんでしょうかね〜。
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