【日本百名山 No.52 空木岳】千畳敷駅から木曽殿山荘を経て菅の台まで
- GPS
- 13:17
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 3,098m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 6:46
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:23
天候 | 一日目 晴れのち曇りのち雨のち曇り 二日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
5時過ぎからチケット列に並んで,バスは3台目の臨時。ロープウェイも7時7分発臨時。片道2,200円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備は行き届いていると感じた。ペンキが薄い箇所があるが,要所にはちゃんとあるので,注意して見れば大丈夫。 熊沢岳から空木岳まではところどころ岩稜帯。ヘルメット着用の方も結構いらっしゃったし,持っていくべきだったと反省。 |
その他周辺情報 | ええ,コマクサの湯に行きましたよ,みんな大好きでしょ? |
写真
装備
MYアイテム |
犬丸42
重量:-kg
|
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個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
感想
ルート選択でかなり悩んだ空木岳。下りが苦手なのでこのルートは避けたかったんだけど,やはり一番合理的な縦走プランなんだよな。歩いてる人もたくさんいるし何とかなるっしょと舐めてかかり返り討ちに遭う。
前日22時前に到着。駐車場はガラガラなれど土砂降り。明日は晴れるのかと震えながら耳栓とアイマスクを装着して爆睡。起きたら4時過ぎだった。整えて5時過ぎにチケット列に並ぶ。バス待ち列にザック置いた方がいいかなあと悩んだんだけど,面倒なので割愛したら,結局バスは3台目だった。それでもまだ間行列は続いていたんだが,いったい何台目のバスで全員乗れたんだろう。
ロープウェイは7時7分発の臨時便。高地順応のため千畳敷駅で気持ち長めに準備を済ませて出発。極楽平に向かう人はおらんだろと思ってたら,結構そちらに回る人もいらっしゃった。こっちから宝剣岳を目指されるのかな。ヒイヒイ言いながら極楽平まで上がり,眼前の三ノ沢岳に見惚れる。いつかあのピークも踏もう。
稜線まで上がったらあとは晴天の下,天空の稜線歩きぢゃげひひひひ,とか思ってたんだが,噂に聞いていた通り結構なアップダウンがあってなかなかにシビア。加えて10時ごろからガスが上がり始め,そのうち伊那谷側はガスガス,木曽川は晴れとなる。檜尾岳に着いた頃は稜線にもガスが上がってきて,池ノ平カールは見下ろせなかった。熊沢岳辺りで岩稜帯が多くなり,トレッキングポールをザックに付ける。で,その後降雨。最初はカッパの上だけでお茶を濁そうと思ったんだが,ハイマツで濡れるので,再度止まって下も装着。横着はイケマセヌ。
熊沢岳を過ぎて岩稜帯も終わった感じなのでトレッキングポールを再び出したら,結構な岩登りシチュエーションが現れて泣く。しかも登ってる最中に落石させてしまった。後続の人がいらっしゃったのでヒヤッとしたが避けていただいて無事だった。申し訳ございませんでした。
東川岳辺りで雨は上がったが,気分は晴れぬまま劇下りを降り,14時25分,木曽殿山荘着。ズボンが濡れていたので,ジャージを貸していただく。これまた申し訳ない。カッパは早めに装着する,ズボンの替えもちゃんと持つ。反省!17時に夕食をいただき,19時30分くらいでミナサマもう寝る感じになったのでアイマスクと耳栓装着して爆睡。
二日目,4時15分起床。準備して5時の食事をいただき,整えて5時30分出発。気温12度くらい。トレールアクションジャケットを着て劇坂を登り始めるもすぐに日が差してきてサマージャケットに換装。高度を上げていくにつれ,昨日歩いた稜線が見えてきて,改めて凄いところを歩いたんだと感慨を覚える。クリアな天気の日にリベンジすべきだろうか。
空木岳への登りは偽ピークが3つあると聞いていたので,ふふふ貴様偽だろ騙されんぞとか思いながら登っていたんだが,そのうち疲れてきてそういうゆとりが無くなる。第一ピークを過ぎたあたりから岩稜帯になりトレッキングポールをザックへ。そこからの行程は基本巻き道なのでどれだけのピークを越えたのかがわからない。まあしかしどうせまだだろと思って歩いていたら,目の前のピークに柱が立っていてなんだか見たような頂上光景だと思ったら山頂であった。6時52分到達。
誰もいない山頂でゆっくりしたかったんだが,なんか虫がうようよいて,置いてるザックに集ってきたので這う這うの体で出発する。駒石辺りまでは天気も良くて最高の気分で歩けた。その先は樹林帯となり,ガスが出てきたので,雨の心配をしつつ下りる。このルートの核心部は大地獄と小地獄だと心得ていたので,慎重に進む。鎖やワイヤーが配置されていて,何事もなく無事終えることができた。あとは,ひたすら下り続ける。池山小屋で水を補給し,ガシガシ降り続ける。歩きやすい遊歩道を歩いて林道終点に着き,ここからは林道歩きだと思っていたら,ショートカットの登山道があり,再びの山道下り。気温も上がってきてフラフラになりながらも無事に下り,12時駐車場着。
というわけで,全行程無事に歩けたし,山頂付近では絶景を堪能できたが,そこに至るまでとそこから戻るのが実に大変で,いやはや,タフなコースでした。これで中央アルプスの百名山三座は制覇したことになるが,南駒ケ岳とかも気になるので,行ってみたいところ。それと木曽駒ケ岳でのテント泊も一度はやらんとなあ。
お互いに無事に下山できよかったです。
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