甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳 テント泊周遊 電車とバスでアプローチ(北沢峠〜長衛小屋〜甲斐駒ヶ岳〜栗沢山〜アサヨ峰〜仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳〜北沢峠)

2022年08月09日(火) 〜 2022年08月11日(木)

• GPS: 21:35
• 距離: 25.6km
• 登り: 3,187m
• 下り: 3,202m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:12

12:59 北沢峠
13:03 13:03 仙丈ヶ岳二合目登山口
13:11 長衛小屋

2日目

• 山行: 9:43
• 休憩: 1:01
• 合計: 10:44

1:10 長衛小屋
1:14 1:14 仙丈ヶ岳二合目登山口
1:19 1:22 北沢峠
1:24 1:25 北沢峠 こもれび山荘
2:51 2:52 双児山南峰
2:58 3:06 双児山
3:47 3:58 駒津峰
4:26 4:27 六方石
5:07 5:25 甲斐駒ヶ岳
5:26 5:28 駒ヶ岳神社本宮
5:53 5:55 摩利支天
6:20 6:20 六方石
6:43 6:44 駒津峰
7:59 8:00 仙水峠
9:14 9:16 栗沢山
9:48 9:55 アサヨ峰
10:24 10:27 栗沢山
11:54 長衛小屋

3日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:58
• 合計: 8:42

4:57 長衛小屋
5:00 5:02 仙丈ヶ岳二合目登山口
5:25 5:25 北沢峠・長衛小屋分岐
6:09 6:11 薮沢大滝ノ頭
7:01 7:02 小仙丈ヶ岳
7:31 7:32 仙丈小屋分岐
7:51 8:19 仙丈ヶ岳
8:39 8:48 大仙丈ヶ岳
9:14 9:14 仙丈ヶ岳
9:26 9:31 地蔵尾根合流
9:35 9:53 仙丈小屋
10:10 10:11 丹渓新道合流
10:15 10:15 馬の背ヒュッテ
10:24 10:28 藪沢小屋分岐
10:34 10:36 薮沢小屋
10:52 10:52 薮沢大滝ノ頭
11:28 11:28 北沢峠・長衛小屋分岐
11:50 11:51 仙丈ヶ岳二合目登山口
12:34 13:18 長衛小屋
13:22 13:22 仙丈ヶ岳二合目登山口
13:28 13:28 北沢峠
13:39 ゴール地点

天候

9日　曇り　夕方ひと雨
10日　晴れ　次第に雲多め　夕方一雨
11日　最高の山日和

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　茅野駅10：35発JRジオライナー　11:30頃仙流荘下車　1,780円
　　　仙流荘から12：00発南アルプス林道バスに乗り換えて北沢峠まで1時間程
　　　1,370円だったかな
帰りは行きの逆

コース状況／危険箇所等

甲斐駒ヶ岳…双児山から甲斐駒ヶ岳までは岩が露出。滑るので注意が必要。
仙丈ケ岳を含めて他のルートは全体的によく踏まれているので、気をつけて進めばそこまで危険箇所はありません。

その他周辺情報

長衛小屋はテント泊1000円　飲み物等売店あり。ただバス停からテント場まで徒歩数分なので、飲食系を持ち込むことはそこまで難しくないかと。
実際巨大なクーラーボックスを持ってる方もちらほらいました。
長衛小屋、テント場周辺は携帯圏外なので要注意。
事前に周囲に携帯が繋がらないことを伝えないと遭難騒ぎになるかも。
小屋のシャワーは500円ですが、下山後に入浴したいなら、仙流荘なら同額の500円で休憩スペース付きのサウナ付き温泉に入れるので、下山後はさっさと移動することをおすすめします。携帯も繋がるし。長衛小屋のスタッフは態度も〇〇なので。。

写真

8/9 9:39

茅野駅に着いたらやっぱり駅ナカの蕎麦を食べてしまう

8/9 10:11

ジオライナーはJRなのでいつものアルピコバスとは乗り場が違います

8/9 10:14

道路反対側の10番乗場が正解

8/9 10:15

ジオライナーは1日1往復　往路は10:35発

8/9 11:42

約1時間で仙流荘到着

8/9 11:45

ここで南アルプス林道バスに乗り換え。乗車賃プラス手荷物代が掛かります。ここまで来て18リッター以下のザックのやついねえよな

8/9 11:53

駐車場は満員御礼。以前は無料だったらしいですが今は1000円かかります。出庫時に精算

8/9 11:54

ベンチにナンバーが振ってあって、それがバスの乗車順になる仕組み。流石に手慣れてるなぁ

8/9 11:54

広河原から北沢峠は台風被害で通行止め。お陰でかなりの大回り。早く復旧しますように

8/9 11:57

仙流荘はバス乗場隣接の宿泊施設。思ってたよりもかなり大規模な施設でした

8/9 12:00

12時にバス出発

8/9 12:37

バスから　今日はガスガスですね

8/9 12:43

でも鋸岳の稜線はばっちり

8/9 12:57

1時間ほどで北沢峠到着

8/9 12:58

まさに登山口

8/9 13:02

とりあえず長衛小屋へ。この辺上高地とかぶる。

8/9 13:05

テントが見えてきた。ここか

8/9 13:10

テント泊の受付

8/9 13:12

テント場を確保。今日は登らないのでダラダラ過ごします。

8/10 1:09

翌朝　山頂でのご来光を狙って1時にスタート

8/10 1:19

北沢峠　当然真っ暗

8/10 1:20

ここから登山開始

8/10 2:06

二合目か

8/10 2:59

双児山で四合目　三合目は気づかず。

8/10 3:00

水を補休し忘れていたことに気づく。ペットボトル1本分位の水分しかない。その対応としてゆっくり汗かかないように来たつもりが、思ったよりもペースが早い。結局水分も足りましたが。

8/10 3:01

星がめっちゃ綺麗　写真だと分からないけど

8/10 3:24

まだ真っ暗

8/10 3:46

駒津峰　到着

8/10 3:47

ここでもまだ真っ暗

8/10 4:04

だんだん切れ落ちた尾根になってきた。まだ真っ暗なので慎重に

8/10 4:10

ようやく少し空が白んできた

8/10 4:14

甲斐駒ヶ岳はこれか

8/10 4:20

真っ暗の鎖場かよ

8/10 4:28

八合目到着　さっきから全部偶数な気が

8/10 4:31

とりあえず甲斐駒ヶ岳直登ルートで

8/10 4:37

鋸岳

8/10 4:38

来たルートを振り返る

8/10 4:41

あれか

8/10 4:42

夜発の人はもっといるかと思ったら誰もいない。振り返ると駒津峰あたりにようやく1名ライトが見える

8/10 4:49

鋸の稜線がはっきり見えてきた。これは展望期待か

8/10 4:59

富士山ロックオン

8/10 5:04

鳳凰三山に重なって

8/10 5:07

甲斐駒ヶ岳山頂

8/10 5:07

山頂はお一人いました。なんと3時には着いて星を撮影してたらしい。七丈小屋からとのこと。

8/10 5:08

念願の甲斐駒ヶ岳

8/10 5:11

なんとかご来光にも間に合った

8/10 5:11

鳳凰三山と富士山

8/10 5:26

8/10 5:28

あっという間にガスも広がってきた

8/10 5:43

せっかくなので摩利支天も行きますか

8/10 5:48

花崗岩の岸壁が迫力ある

8/10 5:49

ガスを纏った岩峰。なんかヤマケイの雑誌の最初の方のページでよく見るやつみたいだ

8/10 5:52

ここが

8/10 5:54

摩利支天

8/10 5:54

甲斐駒ヶ岳　山頂が見えなくなりそう

8/10 6:02

摩利支天への分岐まで戻ってきた。ここから仙水峠に下ります

8/10 6:05

山頂はすっかりガスガス。早めの行動が正解でしたね

8/10 6:40

続々登山者が上がってくるけど、ガスガスなので皆さん気が重そう

8/10 6:43

六合目の駒津峰　もう真っ白

8/10 6:44

ここか仙水峠へ

8/10 6:48

雲海が素晴らしい

8/10 6:54

あれが栗沢山か。行くとしたら500mの登り返しかー。どーすっかなー

8/10 6:57

あれ仙丈ヶ岳かな。山頂だけ見えない

8/10 7:01

雲海ってホント海だな

8/10 7:27

登ってもまた山頂だけガスガスのパターンかなぁ

8/10 7:45

仙水峠到着。ここで栗沢山とテント場との分岐。

8/10 7:46

さて栗沢山まで行くか今日は大人しく戻るか。どうするか

8/10 7:49

なんか踏み跡も微妙だな。無理しないで戻るか（こっちはルートじゃなかったと後に気づく）

8/10 7:53

いやでもせっかくだから行きたい

8/10 8:02

やっぱ暇だし行くことに。道迷ったのと、そもそも行くか迷ったので、この辺のルートはグズグズになってます。ちなみに登る際は岩場のケルンの間を抜けるのが正解でした

8/10 8:02

おー　今は展望も

8/10 8:06

だいぶ雰囲気が変わったな。隣の山なのに甲斐駒ヶ岳とは全然違う

8/10 8:36

晴れたー

8/10 8:53

あれが夜中歩いた稜線か

8/10 9:12

栗沢山到着

8/10 9:12

栗沢山から甲斐駒ヶ岳

8/10 9:13

やっぱ今日は雲多し

8/10 9:13

あっちがアサヨ峰　ここまで来たらついでだし行くかー

8/10 9:26

軽い縦走気分を味わいます

8/10 9:35

と言っても結構登る

8/10 9:42

あれかな

8/10 9:45

ここからでも富士山見えるのね　あと虫

8/10 9:46

もう少し

8/10 9:47

アサヨ峰到着

8/10 9:48

もうガスガス

8/10 9:50

稜線だけ雲あるパターン

8/10 9:50

8/10 9:51

8/10 9:51

8/10 9:53

これはこれで迫力あるけど

8/10 10:23

栗沢山まで戻ってきた

8/10 10:23

振り返るとアサヨ峰もガスってしまった。タイミング良かったかな

8/10 10:26

甲斐駒ヶ岳は晴れてる。いま山頂の人はラッキー

8/10 10:33

もう満足したわ。さて下りますか

8/10 11:45

誰もいない。普通の人とはリズムが違うからか。何の物音もしなくて異様なほど静か

8/10 11:54

帰還

8/10 12:53

無事下山を祝してあとはまったり過ごします

8/10 13:07

テント場

8/11 4:45

3日目の朝　寝坊しました

8/11 4:46

今日もナイトハイクしたかったのに。もう空が明るい。

8/11 5:01

仙丈ヶ岳登山口。水場もあります

8/11 5:03

歩くとすぐに見晴らし台。北岳が頭だけ

8/11 5:23

苔にハートの葉っぱ

8/11 5:25

二合目

8/11 5:32

九十九折の急登

8/11 5:35

日が出た。今日も暑くなりそうだ。今日はちゃんと水分多めに

8/11 5:43

三合目から北岳が見える

8/11 5:47

あれは昨日登った、栗沢山からアサヨ峰の稜線か

8/11 5:54

四合目

8/11 5:54

四合目から甲斐駒ヶ岳

8/11 6:08

やっと尾根に出た

8/11 6:09

仙丈ヶ岳手前の分岐。どっちから行くか正解かわからなかったけど、皆小仙丈方面に行ってるね

8/11 6:20

甲斐駒ヶ岳　　雲海すご

8/11 6:22

思ってたより急登。そりゃ1000m登るんだから当たり前か

8/11 6:25

奥に八ヶ岳が見える

8/11 6:27

甲斐駒ヶ岳から栗沢山の登り返し、よくやったわ

8/11 6:32

六合目　こっからは展望あり

8/11 6:33

今日はガスガスの心配なさそう

8/11 6:39

富士山ちょこっと

8/11 6:40

甲斐駒ヶ岳まじかっけー

8/11 6:41

テント場が見える。仙水峠との位置関係がよく分かる

8/11 6:46

いまTJARのレース中のはず。今ごろあっちの稜線走ってるのかな？(後に誤りと判明

8/11 6:51

鋸岳。えぐい稜線

8/11 6:56

山の日だから富士山も混んでるだろうな。でも今日登ってる人は大当たりですね

8/11 6:57

小仙丈ヶ岳へ

8/11 7:00

小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳

8/11 7:00

標高123位が綺麗に並んでる

8/11 7:10

カールだ　涸沢そっくり

8/11 7:16

いっぱい登ってる

8/11 7:31

目標捕捉

8/11 7:33

ここも123の展望台になってるのね

8/11 7:37

8/11 7:40

素晴らしい稜線歩き

8/11 7:45

山頂は賑わってるね

8/11 7:51

仙丈ヶ岳到着

8/11 7:51

8/11 7:52

仙丈ヶ岳からパノラマ

8/11 8:17

あれが大仙丈ヶ岳か。ここもせっかくだから行ってみますか

8/11 8:19

いざ仙塩尾根へ

8/11 8:22

8/11 8:27

なんか八ヶ岳の既視感が

8/11 8:37

あれか

8/11 8:39

大仙丈ヶ岳。標高は低いけど大がつく謎

8/11 8:46

塩見岳への稜線。いつか行ってみたい

8/11 8:49

大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を見たとこ

8/11 8:54

なんか異様な雰囲気の人が近づいてきて、すれ違ったらTJARのタグがチラッと。22番？今崎さん？あれ？ここコースなの？今レース中？色々考えてたら鳥肌立ってきた。

8/11 9:09

これ山頂の看板にあった花だよね。チシマギキョウで良いのかな

8/11 9:10

またTJARの選手が。20番の吉川選手。レース中なのに登り優先を守って私を待ってくださいました。（真面目か）　恐縮だったので譲り返して、今回はちゃんと「頑張ってください」と言えました。

8/11 9:13

仙丈ヶ岳に戻ってきた。こっちは凄い混雑

8/11 9:29

木曽駒ヶ岳〜空木岳の中央アルプスの稜線

8/11 9:35

別ルートで下山します。仙丈小屋

8/11 9:36

景色最高すぎかよ

8/11 9:52

藪沢カール

8/11 9:52

コーヒーブレイクもしたし、あとは下りるだけ

8/11 10:05

甲斐駒ヶ岳見ながら下山

8/11 10:06

いやほんとよくあの登り返しやったわ。全然ついでじゃないし

8/11 10:15

馬の背ヒュッテ

8/11 10:15

このあたりから熊さんゾーンらしい。なんかもう居着いてしまったとのこと。結局姿を見ませんでしたが

8/11 10:16

8/11 10:20

大滝分岐　少し涼みながら休憩

8/11 10:23

蝶が

8/11 10:34

藪沢小屋　人の気配なし

8/11 10:35

覗いてみると無人小屋でした

8/11 10:38

雰囲気良し

8/11 10:51

登りのルートに合流

8/11 11:27

あっという間に二合目

8/11 11:35

甲斐駒ヶ岳方面でヘリの音がする。事故かな

8/11 11:46

間違えて北沢峠側の登山口に下りてしまった。と言ってもすぐに戻れるけど

8/11 11:48

とりあえず登山行程は終了

8/11 11:53

テント場に戻ってきた

8/11 12:36

とりあえずお疲れ

8/11 13:18

テント場でダラダラしたかったけど、どんどん新しい客来るので場所を譲りましょう

8/11 13:29

2時台発のバスがあると思って適当にバス乗り場に来てみたけど、3時までないんかい。

8/11 13:37

27人集まると臨時便らしい…ということで速攻で臨時便スタート

8/11 14:29

14時30分には仙流荘まで戻ってきたけど、どうせ茅野駅行きバスは17時。仙流荘の風呂はどうせ1000円位するんでしょ、と思ってたらまさかの500円。時間もあるしこれは行くでしょ。

8/11 16:15

入浴後周辺をプラプラ。仙流荘にはテント場もあるのね

8/11 16:16

屋内のテントスペースとは斬新な。元々はミニゴルフ的なレク施設だったらしい。それならテント場の方がニーズありますよね。

8/11 18:05

帰りのバス車窓から八ヶ岳。なんか山頂だけ全部モザイク処理のように雲が。嫌がらせが過ぎないか

8/11 19:09

茅野駅から帰ります。お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

MORIZO

登山歴20年超なのに甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が未踏なのをお仲間さん達からずっとイジられてきましたが、ついにこの時が来ました。
たまたま完全フリーな三連休が取得できることになり、天気も完璧予報で在れば、行くしかないでしょ？ということでついに来ました。
調べてみたら広河原からのアプローチはまだ復旧してないので、長野側から大回りで向かう必要があります。

初日は移動のみで2日目から行動開始。甲斐駒ヶ岳よりも仙丈ヶ岳の方が景色が良いと聞いてたので甲斐駒ヶ岳から先にやっつけることに。
どうせなら山頂でご来光が見たい。それ以外にも先日の新潟遠征で嫌というほど味わったのが、日中は暑さと虫がきっついので、暗いうちから行動するということ。
ということで午前1時過ぎから登山開始。この判断が結果的に大ハマり、
山頂から完璧なご来光が見えた他、その後の行程も晴れに恵まれました。
翌日も同じイメージだったのですが、ド派手に寝坊して普通の登山に。
結果的に最終日は快晴で展望の心配なくて良かったです。

先日の新潟遠征で鍛えられたのか、ボリューム不足でしたので、甲斐駒ヶ岳はアサヨ峰まで、仙丈ヶ岳は大仙丈ヶ岳まで縦走しました。
そのおかげでTJARの選手と遭遇できてびっくり。ルートじゃないと勘違いしてたのでパニックになりました。
余すことなくルートを堪能することが出来て満点で満足でした。