初・鳳凰三山。巨大MAの様だったオベリスク。夜叉神から。

2014年08月04日(月) [日帰り]

• GPS: 13:10
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,509m
• 下り: 2,514m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:45
• 休憩: 1:26
• 合計: 13:11

4:03 夜叉神峠登山口
4:43 4:44 夜叉神峠
5:05 5:05 夜叉神峠小屋
5:57 5:59 杖立峠
6:31 6:32 火事場跡
7:02 7:03 苺平
7:24 7:27 南御室小屋
8:18 8:19 砂払岳
8:33 8:35 薬師岳小屋
9:07 9:09 観音岳
10:14 10:17 アカヌケ沢の頭
10:20 10:54 地蔵ヶ岳
11:48 12:01 鳳凰小屋
13:10 13:10 観音岳
13:33 13:33 薬師岳
13:39 13:42 薬師岳小屋
13:50 13:50 砂払岳
14:27 14:43 南御室小屋
15:10 15:11 苺平
15:34 15:35 火事場跡
15:56 15:56 杖立峠
16:44 16:46 夜叉神峠小屋
17:14 夜叉神峠登山口

コースタイム、勝手に振り分けてくれている！
ヤマレコ便利になりましたね〜

天候

曇り、午後から霧雨小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

芦安温泉 岩園館。入浴料1000円。
価格に見合う良い温泉でした。

写真

8/4 4:00

ヘッデンつけて4:00ジャストスタート！
ああ緊張する。ああ怖い。
でも夜叉神峠までの道はすごく歩きやすかったです。

8/4 4:47

到着・・・・・・・
くっ！
絶対に見たかったここからの白峰三山！

8/4 4:51

諦めきれないです！
おにぎり食って待つぜ。
今回は嫁のが4個に市販のが1個。

8/4 4:53

THETA360°
ええい、雲よどけ！

8/4 5:01

手前の山が焼けたところでパチリ。
勘弁してやっか・・・
ピストン予定なのでこれ以上時間かけられません。

8/4 5:58

杖立峠。なかなかの急登だった。
ここまでの道でまあまあの登山者の方々とすれ違う。
高校生と先生みたいなグループもいたかな。
平日なのに流石アルプス。

8/4 7:02

苺平。 杖立峠と変わり映えしない。

8/4 7:23

南御室小屋。
既に結構な登山者の方が。
泊まりの方でしょうね。

8/4 8:09

砂払岳に出てから念願の花崗岩の景色が広がります！
これが見たかったので感動。
お花もすごく綺麗で沢山咲いていました。

8/4 8:12

富士山はこれがマックスでした。
このあとすぐガスって何にも見えなくなった（涙）

8/4 8:13

もう周りの眺望は諦めました。
この白砂と奇妙な岩だらけ、そこに咲く花の道を楽しみます。

8/4 8:17

きれいだ・・・

8/4 8:17

名前は分からないけど足が止まって仕方ないです。

8/4 8:19

薬師岳が見えました。
実際の見た目はこの写真よりもずっと迫力があり、オベリスクの様でした。
まぁ、実際のオベリスクはもっと凄かった訳ですが。

8/4 8:23

薬師岳小屋到着！
小屋の方に「熊鈴はもう外した方がいいよ」
「ライチョウのヒナが逃げちゃうから」
と言われて外す。
ライチョウ！まだ見た事が無いのでぜひ見たい！

8/4 8:27

ヤマレコでよく見る有名なヤツ（笑）

8/4 8:40

ライチョウを探しつつも花に目が行きます。
この俺が・・・花になんかまるで興味も無い自分が！
変化に驚きます。

8/4 8:45

思えば燕岳が私をお山中毒に変えてしまった山でした。
鳳凰三山の花崗岩と白砂の稜線に燕岳を思い出させます。

8/4 8:45

鳳凰三山のイルカ岩。くちばしが画角から切れてしまった（汗）

8/4 8:45

やっと最初のピーク、薬師岳！
ここまで長かった〜〜
日帰りなんて出来るのだろうか？

8/4 8:46

遠くの岩になんかいたのでズームでパチリ。
多分、ホシガラスかな。

8/4 8:46

THETA360°
な〜〜〜んにも見えません（汗）
でも、もういいんです。

8/4 9:09

あ、あれ？
すぐついちゃった。観音岳。

8/4 9:19

！！！！！！
一番見たかったオベリスク！
でもガスってる！これはダメだ！さすがに許せん！
ガスよ、あっち行きなさーーーーい！！！
念念念念念念念念念念！

8/4 9:39

消えた！！

8/4 9:40

やっっっっっった〜〜！
超カッコイイーーーー！

8/4 10:06

しかし、レコで有名な曲がり木（右）の隣の木（左）に思いっきり頭をぶつける。
帽子かぶってなければ絶対流血していた。気をつけなければ。

8/4 10:10

でもカッコイイ・・・・
ガンヲタな自分にはまるでモビルアーマーの様に見えます。
発進前のアルパーアジールみたい。

8/4 10:20

到着！！奇跡的にオベリスクの周りだけ青空が出ています！
来てみて初めて分かる迫力。想像以上の大きさ。
そしてこんなモノがこんな山の上にある事の不思議さに改めて興奮します！

8/4 10:20

当然撮ってもらいました！

8/4 10:21

トンガリを再現します。
以前、槍ヶ岳でも同じ様なポーズで撮影したので、今回はツボミの様な膨らみをつけましたがイマイチ。

8/4 10:23

THETA360°
本当に不思議な世界です。

8/4 10:30

さっきアルパーアジールみたいと書きましたが、フォルム自体は0083のケリーさんの乗っていたヤツに見えなくも。

8/4 10:30

見ていて全然飽きません。
ここまでの距離の長さで最後にこれを見ちゃったせいでしょうか。

8/4 10:37

お地蔵さん。
オベリスク直下にもあちこちいました。

8/4 10:37

お地蔵さんとオベリスク。

8/4 10:42

これからオベリスクに取り付きます。
行ける所までで決して無茶はしない程度に。

8/4 10:53

オベリスクの周りには色んな物がありました。

8/4 10:53

8/4 10:54

自分にはここが限界！
THETA360°
高度感伝わりますかね？

8/4 10:56

もう一丁！

8/4 11:04

ここで失敗を。
オベリスクから降りている際、岩場が終わって砂地になってから、下むいて走りながら降りたら違う方に下ってました。
砂地の急斜面の登りがしんどくて時間を無駄に。

8/4 11:46

ピストン予定でしたが地図で見ると鳳凰小屋経由で行けそうだったので鳳凰小屋に行く事に。
しかし、不安なほどに高度を下げられ、観音岳への登り返しの恐怖を感じる。
とりあえず小屋でおにぎりとコーラで休憩。
水も空ペットに汲む。

8/4 12:12

案の定・・・
とんでもない道でした。
モモを思いっきり上げる登りの連続に、少なかった体力ゲージが一気に空に。
途中、地蔵岳へ行くのに間違ってこの道を降りてきた二人の登山者の方に会い、一緒に登りました。

8/4 12:54

なんとか到着。
オベリスクにかかったガスがまるでラピュタの様。
パズーのお父さんが発見した時のね。

8/4 13:12

再び観音岳。夜叉神峠で会った登山者の方がいたので少しお話をしました。

8/4 13:15

本当、写真じゃ全然自分が感じた雰囲気と違うんですけど、帰りのこの道がすごく綺麗で楽しかったです。

8/4 13:22

またお花。
岩にミチミチっと咲いているのが凄く綺麗です。

8/4 13:23

ああ・・・燕→大天井を思い出します。
素晴らしい道ですね。
燕岳にも猛烈に行きたくなりました。

8/4 13:35

薬師岳到着。
こんな時間でしたが、結構な人がいました。
みんな小屋泊の方でしょうか。

8/4 13:40

薬師岳小屋。
時間気になってきたのですぐ先に行きます。

8/4 14:23

南御室小屋。
水を汲んでやはり先ほど同様、時間が気になったのですぐに出発をしたのですが、痛恨の道間違い！

8/4 14:44

最初、この看板を見た時に、辻山を経て、とかいてあるので
「辻山を登って夜叉神って事？じゃあ違うな！」
と、勘違いして、トイレ側の方の道へ行ってしまいました。
ここでも登ったり下ったりで時間を無駄に。

8/4 15:09

苺平。
やばい、5時には間に合いそうにない。

8/4 15:57

杖立峠。
夜叉神峠から杖立峠までは「山と高原地図」では2時間とありましたが自分は1時間位で登れました。
しかし、帰りも同じくらいかかっており、急坂で滑りやすい下りが本当に苦手なんだと実感。

8/4 16:44

やっぱりダメですか、そうですか、ははは。
また来ます！

8/4 17:14

到着！最後の最後ですっ転んでしまった。
レストランがガラガラと閉める準備を
「ああ！まずい！」

8/4 17:18

閉店準備中だったのに作って頂きました。
ありがたいです、本当に本当に美味しかったです。

8/4 18:38

帰りはこちらの温泉に。
1000円だけどすっごい広い岩風呂露天。
自分一人だけ！とっても気持ち良かったです。

8/4 19:04

高速へ向かう途中、富士山や八ヶ岳が綺麗に見えました。
上でも見たかったけどまぁ許す！

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX300 SONY

RICOH THETA リコー

感想

kajugumi

昨年10月に北岳を登って以来のアルプスです。
いつも緊張するのですが、やはりアルプスの名が付くとより一層緊張します。

7月は仕事や天気のせいで山に全然行けなくて体重が5kgも増えてしまい、171cmで80kgと、なかなかのデブになってしまいました。
元が大食いなのでちょっと運動サボればすぐこのザマです。

そんな中での鳳凰三山日帰り縦走、しかも夜叉神からなんて無茶かと思いましたが、ダメだったら小屋に泊まればいいや、とにかくアルプス行きたい！の思いで向かいました。

開始早々揺れます。何が揺れるかというと「胸」です。
これはいけません（汗）
腹は仕方ないにしても。

トレランの方と沢山すれ違いました。
あっという間に地蔵岳まで行き往復してくる彼ら、心から尊敬します。
あの体型が欲しいです（笑）

実際にトレランをやっていて、この夜叉神からの鳳凰三山をやった方に伺いたいのですが、岩場はまあ、自分は絶対に無理だと諦めています。しかし、杖立峠から夜叉神峠の下りの様な道、角度が本当に苦手です。気をつけても転ぶし時間も登りと同じ位掛かってしまいます。
ぜひ、コツを聞きたいです！



レポ中にちょいちょいアニメ例えが入っていますが、元々の私が文化系アニヲタだからです。
それが山を好きになり汗を流し、山野草に目を向けるようになるなんて考えられません。
山とは不思議です。

景色は残念でしたが満足行く山行でした。

2015年6月追記：
撮りっぱなしの動画やっと編集して作りました。
途中までオベリスク登っている所をアクションカムで撮影。

コメント

ジン

アルパ・アジール…？
始めまして。私も(最近になって)山にハマッてしまった一人です。この歳になっても新しい趣味や生き甲斐が出来るとは思ってもいませんでした。すでに槍も登られている様で、羨ましい限りです。地蔵岳のオベリスク…アルパ・アジール、ヴァル・ヴァロ…確かに似ていますね。F91のラフレシアにも似てませんか〜？…これからも(お互いに)素敵な山行を！

kajugumi

jin-solo様、コメントありがとうございます。
ああ、そうですね！ツボミの様な形ですからラフレシアの方が似てますね。
記憶から抜け落ちていました（汗）
jin-soloさんも、始めたばかりという割には雪の山とかテント泊やっていらっしゃるので羨ましいです。
でも一番羨ましいのは家族で結構お山行ってらっしゃるのが･･･。
ウチは娘イヤイヤ仕方なく、嫁は絶対嫌と言ってます（笑）
しかし、毎回嫁さんの大きなおにぎりには感謝しております。
夏休みですからお互い、家族でいい感じのお山に楽しく行けるといいですよね！