記録ID: 510873
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳（初めての北アルプスは最高のお天気！）
2014年09月11日(木) 〜
2014年09月15日(月)
pocopen46
- GPS
- 104:00
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 2,024m
- 下り
- 2,021m
アクセスを調べる
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1日目
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:05
2日目
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:25
| 天候 | 晴れ（登頂時のみ若干ガス） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
9/12(金) 電車：松本6:32-7:02新島々 バス：新島々BT7:15-8:20上高地BT ※上高地BTに着いたら帰りのバスの整理券を窓口で貰う 復）9/14(日) バス：上高地BT16:00-17:05新島々BT 電車：新島々17:24-17:53 ※整理券の番号順に乗車のため並ぶ必要はなし ※この日は100名ほどの乗客のためバスは3台で発車 高速バス：19:00-- 9/15(月)02:30新宿BT ※中央高速47km大渋滞のため4時間遅れで到着（涙） ■「上高地ゆうゆうきっぷ 新宿版」利用し上記全てで8,200円！！ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■上高地BT−横尾山荘：ほぼ平坦で広い道 ■横尾山荘−槍沢ロッジ：道幅は狭くなるが歩きやすい山道。ロッジ手前の登りが若干キツイだけでそれ以外は快適な道。 ■槍沢ロッジ−槍ヶ岳山荘： ＊槍沢大曲−天狗原分岐間に一ケ所雪渓があるが、アイゼンは不要、但し安全のためストックはあった方が良い。 ＊天狗原分岐を過ぎ、しばらくすると広大な景色の中に槍ヶ岳がドーンと姿を現すがどんどん急登になってくる。 ＊槍ヶ岳山荘直下はジグザグな急登でかなりキツイ。 ■槍ヶ岳山荘−山頂：渋滞するが混雑状況は一目でわかる。通常往復1時間ほどだが下りの方が時間がかかる。山頂は狭く、記念写真を撮り一息入れたら後の人に場所を譲りましょう。 ■天狗原分岐−天狗池：池まで往復するなら分岐にザックをデポして行くと良い。 思ったより登るのでペース配分が大事。ガレ場は○印と目印の竹竿に沿って行く。 |
| その他周辺情報 | ■松本の宿泊 松本に夜中に着いてしまうので安いビジネスホテルをじゃらんで探し予約 松本ツーリストホテル 「旧館だから【わけあり】南館シングル(喫煙)」4,200円 ※素泊まり ※チェックインは25時までOK ※大浴場あり ※無料ミネラルウォーターあり(水筒に頂きました) ■上高地の立寄り温泉 上高地温泉ホテルの立寄り湯 800円（自販機でチケットを購入に入場） ※上高地BTから徒歩20分あり登山後に立寄るには不便。そのせいか3連休中日だったがガラガラでした。 ※受付は15時迄なので注意。 |
写真
松本駅から松本電鉄上高地線のなぎさTRAINで新島々駅を目指します。
河童橋を出てすぐの清水橋。
澄んだ水と輝く水草の緑に思わず足を止めてしまいます。
澄んだ水と輝く水草の緑に思わず足を止めてしまいます。
左手の梓川越しに明神岳が大きく姿を現します。この先道は明神岳を左に巻くように進みますが、それに従い山容が徐々に変化し目を楽しませてくれます。
1
9/12 10:02
左手の梓川越しに明神岳が大きく姿を現します。
この先道は明神岳を左に巻くように進みますが、それに従い山容が徐々に変化し目を楽しませてくれます。
この先道は明神岳を左に巻くように進みますが、それに従い山容が徐々に変化し目を楽しませてくれます。
日光を受けた葉を裏から見上げるとまるで春の新緑のように美しいです。
サラシナショウマ
いたる所に見られる。
まるで白猫のしっぽのようで思わず触りたくなります。
いたる所に見られる。
まるで白猫のしっぽのようで思わず触りたくなります。
約50分で明神に到着。
正面に見える明神岳が美しいです。
時間があれば明神池、穂高神社奥宮に寄りたかったのですが、今回はパス。
正面に見える明神岳が美しいです。
時間があれば明神池、穂高神社奥宮に寄りたかったのですが、今回はパス。
穂高奥宮参道の碑の裏にはカンボクの真っ赤な実が沢山実っていました。
秋がもうすぐそこまで来ています。
秋がもうすぐそこまで来ています。
明神岳も徐々に姿を変え、1峰から4峰までギザギザ頭が見えてきます。
ノコンギク
花の盛りは過ぎたものの道端に目を凝らすと可憐な花々がひっそりと咲いています。
花の盛りは過ぎたものの道端に目を凝らすと可憐な花々がひっそりと咲いています。
ルート脇の小さな古池。
静寂の中、立ち枯れした木が神秘的です。
静寂の中、立ち枯れした木が神秘的です。
樹林帯から広い河原に出るポイント。
その先の景色にワクワクします。
その先の景色にワクワクします。
梓川に近づくと展望が開け、明神岳や前穂高岳に突き上げる急峻な岩場が見られるようになります。
徳沢園の前に広がるキャンプ場。
まるで広い芝生の公園のようで、のんびりお弁当を広げる人々の姿が見られました。
まるで広い芝生の公園のようで、のんびりお弁当を広げる人々の姿が見られました。
徳沢園。
カレーライスとソフトクリームが名物らしい。
ソフトクリームは下山時までガマンします。
カレーライスとソフトクリームが名物らしい。
ソフトクリームは下山時までガマンします。
井上靖の小説「氷雪」のモデルとなった徳沢園。
「氷雪の宿」という看板を掲げています。
「氷雪の宿」という看板を掲げています。
徳沢園のカレーライスに後ろ髪を引かれつつ、本日の昼食のジャンボどら焼きを頂きます。これ1個で結構腹は膨れ、高カロリーです。
パンと違い潰れてもあまりショックを受けないので最近はよく山に持ってきます。家の近所の百均で買いました。
2
9/12 11:40
徳沢園のカレーライスに後ろ髪を引かれつつ、本日の昼食のジャンボどら焼きを頂きます。
これ1個で結構腹は膨れ、高カロリーです。
パンと違い潰れてもあまりショックを受けないので最近はよく山に持ってきます。家の近所の百均で買いました。
これ1個で結構腹は膨れ、高カロリーです。
パンと違い潰れてもあまりショックを受けないので最近はよく山に持ってきます。家の近所の百均で買いました。
またまたトリカブト。
何故かこの花を見かけるとついついシャッターを切ってしまいます。
何故かこの花を見かけるとついついシャッターを切ってしまいます。
再び梓川沿いの道になると、この先ゆるやかにアップダウンを繰り返すようになる。
ノコンギクこの花、上高地を出た時から度々見かけましたが、標高が上がるにしたがって美しさが増してきました。
やはり上ほど気温が低く花の盛りが遅くなっているのでしょう。
9/12 12:45
ノコンギク
この花、上高地を出た時から度々見かけましたが、標高が上がるにしたがって美しさが増してきました。
やはり上ほど気温が低く花の盛りが遅くなっているのでしょう。
この花、上高地を出た時から度々見かけましたが、標高が上がるにしたがって美しさが増してきました。
やはり上ほど気温が低く花の盛りが遅くなっているのでしょう。
ノコンギク
写真では今一表現できませんが、実物は美しい菫色です。
写真では今一表現できませんが、実物は美しい菫色です。
横尾に到着。
上高地からここまでの3時間半、ほとんど平らな歩きやすい遊歩道でした。
上高地からここまでの3時間半、ほとんど平らな歩きやすい遊歩道でした。
横尾を過ぎると急に登山道らしく細い道になります。
涸沢方面に向かう人がいなくなり、登山者も減り、急に静かになります。
涸沢方面に向かう人がいなくなり、登山者も減り、急に静かになります。
道端の倒木にキノコ発見！
童話に出てきそうな“いかにも”といった感じのキノコです。
童話に出てきそうな“いかにも”といった感じのキノコです。
“いかにも”キノコが生えていた倒木。
なにやら動物の顔に見えなくもない…。
なにやら動物の顔に見えなくもない…。
河原越しに見る屏風岩。
涸沢に向かうルートとは違い、槍沢ルートからはあまり見られない。
涸沢に向かうルートとは違い、槍沢ルートからはあまり見られない。
槍見河原初めて憧れの槍ヶ岳を生で見られる場所として期待していたが意外にも人は少なく横浜から来たというイケメン2人のみ。
イケメンくんの1人が「そこからチョコッとだけ穂先が見えますよ」と教えてくれたポイントに立つと確かに穂先が見えました。
9/12 13:42
槍見河原
初めて憧れの槍ヶ岳を生で見られる場所として期待していたが意外にも人は少なく横浜から来たというイケメン2人のみ。
イケメンくんの1人が「そこからチョコッとだけ穂先が見えますよ」と教えてくれたポイントに立つと確かに穂先が見えました。
初めて憧れの槍ヶ岳を生で見られる場所として期待していたが意外にも人は少なく横浜から来たというイケメン2人のみ。
イケメンくんの1人が「そこからチョコッとだけ穂先が見えますよ」と教えてくれたポイントに立つと確かに穂先が見えました。
初めて見た槍の穂先！地味な景色ですが感動しました。でも正面の木が大きくなったらここからも見えなくなってしまうでしょう。
それにしても気づかずに通り過ぎる人の多いこと。
実に地味なビューポイントでした。(笑)
9/12 13:42
初めて見た槍の穂先！
地味な景色ですが感動しました。でも正面の木が大きくなったらここからも見えなくなってしまうでしょう。
それにしても気づかずに通り過ぎる人の多いこと。
実に地味なビューポイントでした。(笑)
地味な景色ですが感動しました。でも正面の木が大きくなったらここからも見えなくなってしまうでしょう。
それにしても気づかずに通り過ぎる人の多いこと。
実に地味なビューポイントでした。(笑)
頑丈そうな橋を渡ると一ノ俣。
この先にはすぐに二ノ俣があります。
この先にはすぐに二ノ俣があります。
槍沢に沿って歩きます。
とっても気持ちの良い道ですが、この先登りが徐々にきつくなります。
とっても気持ちの良い道ですが、この先登りが徐々にきつくなります。
小屋前からは木々の間に穂先が見られます。
ちょっと遠いですが…。
ちょっと遠いですが…。
でも大丈夫。
ちゃんと望遠鏡が置いてあり、除くと頂上の人まで見ることができました。
ちゃんと望遠鏡が置いてあり、除くと頂上の人まで見ることができました。
受付を済ませ、とりあえずビール！
やっぱり生は美味い！！
この後、風呂で汗を流しさっぱりしました。
やっぱり生は美味い！！
この後、風呂で汗を流しさっぱりしました。
翌日の朝食。
焼き鮭に卵焼きに味付け海苔。
旅館の朝食みたいですが、何故かホッとします。
焼き鮭に卵焼きに味付け海苔。
旅館の朝食みたいですが、何故かホッとします。
廊下は掃除が行き届いておりピカピカです。
靴とザックは基本的に廊下に置きます。
靴とザックは基本的に廊下に置きます。
寝床は2段ベッドの上でした。
例によってキツキツでしたが、偶然小生の隣が一人分空いていたのでゆったり寝ることができました。
例によってキツキツでしたが、偶然小生の隣が一人分空いていたのでゆったり寝ることができました。
標高が上がるにつれ、赤い実が目立ってきました。
やはり秋は山の上から下りてきています。
やはり秋は山の上から下りてきています。
槍見
「槍見」というからには岩の上から槍ヶ岳が見えるのだろう、ということで上の大きな岩によじ登ってみました。
「槍見」というからには岩の上から槍ヶ岳が見えるのだろう、ということで上の大きな岩によじ登ってみました。
おおっ！槍の先っちょが見えた！
今日もお天気の様で雄大な景色が期待できそうです。
今日もお天気の様で雄大な景色が期待できそうです。
ミヤマトリカブト
上に行くほどトリカブトの花が増え、花の色も濃くなってきました。
上に行くほどトリカブトの花が増え、花の色も濃くなってきました。
槍沢大曲
ここからは正面の展望が更に開け、北アルプスを実感しながら歩けます。
ここからは正面の展望が更に開け、北アルプスを実感しながら歩けます。
ゆるやかな登りのためあまり登っている実感はありませんが、後ろを振り向くとかなり登っていることが分かります。
いよいよ雪渓です。
前を行く人たちに倣い、とりあえず雪渓脇を登って行きます。
前を行く人たちに倣い、とりあえず雪渓脇を登って行きます。
途中からいよいよ雪渓を登ります。
踏み跡に足を合わせ登りますが、雪の表面が解けてすべりやすいので注意して一歩一歩登ります。
踏み跡に足を合わせ登りますが、雪の表面が解けてすべりやすいので注意して一歩一歩登ります。
雪渓を越え、再び登山道を登りますが、勾配は徐々にキツクなってきました。
槍ヶ岳の姿は未だ見えません。
槍ヶ岳の姿は未だ見えません。
天狗原分岐天気も良いことだし、天狗池に寄って行こうかどうしようかとかなり迷いましたが、まずは槍ヶ岳に向かうことにしました。
天狗池には帰りに寄れたら寄ることにします。
9/13 8:38
天狗原分岐
天気も良いことだし、天狗池に寄って行こうかどうしようかとかなり迷いましたが、まずは槍ヶ岳に向かうことにしました。
天狗池には帰りに寄れたら寄ることにします。
天気も良いことだし、天狗池に寄って行こうかどうしようかとかなり迷いましたが、まずは槍ヶ岳に向かうことにしました。
天狗池には帰りに寄れたら寄ることにします。
ナナカマドの赤い実が岩山と青空に映えます。
秋の紅葉もさぞかし美しいことでしょう。
秋の紅葉もさぞかし美しいことでしょう。
道は更に急になりますが途中いくつか水場があり、清涼感を味わえます。
そして…
遂に憧れの槍ヶ岳がその姿を現しました。
（先っぽだけじゃなく）
遂に憧れの槍ヶ岳がその姿を現しました。
（先っぽだけじゃなく）
本日の宿である槍ヶ岳山荘と殺生ヒュッテもはっきり見えます。それにしてもなんてカッコいいんでしょう。
灰色の山肌が青空に映えます。
1
9/13 9:40
本日の宿である槍ヶ岳山荘と殺生ヒュッテもはっきり見えます。
それにしてもなんてカッコいいんでしょう。
灰色の山肌が青空に映えます。
それにしてもなんてカッコいいんでしょう。
灰色の山肌が青空に映えます。
徐々に槍ヶ岳が大きくなってくる。
登りはキツイが雄大な景色を見ながら登ると気分が紛れる。
登りはキツイが雄大な景色を見ながら登ると気分が紛れる。
それにしても凄い山容です。
本当にあのてっぺんに登れるんだろうか…。
本当にあのてっぺんに登れるんだろうか…。
あまりのお天気の良さと槍ヶ岳のカッコ良さに感動し、再び記念写真！
さあ、最後の急登です。
槍ヶ岳山荘目指し、ジグザグにガレ場を登って行きます。
槍ヶ岳山荘目指し、ジグザグにガレ場を登って行きます。
なんと！横の小さな雪渓でスキーをしている人を発見！
あんなところで滑るなんて、凄すぎです。
あんなところで滑るなんて、凄すぎです。
なんかこのまま山頂目指して岩場を登って行くような錯覚に陥ります。
山頂へは思ったほど渋滞していない感じ。
山小屋の受付を済ませたらすぐに山頂を目指そう。
山小屋の受付を済ませたらすぐに山頂を目指そう。
山頂付近にガスが出てきたようです。
天よ！もうちょっとだけ待ってください！！
天よ！もうちょっとだけ待ってください！！
さて、いよいよ山頂アタックです。
それにしても結構キツそうです。
それにしても結構キツそうです。
登りと下りのルート基本的に分けられており、は矢印を確認し進みます。
2つ目の梯子
梯子を過ぎてから次の梯子まで岩場を登るのが大変です。
梯子を過ぎてから次の梯子まで岩場を登るのが大変です。
3つ目の梯子
いよいよ最後の梯子です。
まるで天に登って行くように見えます。
いよいよ最後の梯子です。
まるで天に登って行くように見えます。
遂に3180mの山頂に到着！！
直前にガスが出て、残念ながら360度の大パノラマは見られませんが、大満足です。
直前にガスが出て、残念ながら360度の大パノラマは見られませんが、大満足です。
皆さん、順番で記念撮影。両手を頭の上で合わせる槍ヶ岳ポーズをとる人が殆どですが
57歳のオジサンとしては少々恥ずかしいので普通に撮りました。(笑)
1
9/13 12:55
皆さん、順番で記念撮影。
両手を頭の上で合わせる槍ヶ岳ポーズをとる人が殆どですが
57歳のオジサンとしては少々恥ずかしいので普通に撮りました。(笑)
両手を頭の上で合わせる槍ヶ岳ポーズをとる人が殆どですが
57歳のオジサンとしては少々恥ずかしいので普通に撮りました。(笑)
小槍を上からパチリ。
コ、コワ〜！！
とてもじゃないが、あの上でアルペン踊りなんか踊れないっす。（汗）
コ、コワ〜！！
とてもじゃないが、あの上でアルペン踊りなんか踊れないっす。（汗）
うわぁ、山小屋まであそこのジグザグ道を登って来たんだ。
我ながら良く登ったものです。
我ながら良く登ったものです。
無事山荘まで下りて来ました。
安心感からか思わず年を忘れ“槍ヶ岳ポーズ”をしてしまいました。
安心感からか思わず年を忘れ“槍ヶ岳ポーズ”をしてしまいました。
時間があったので千丈乗越方面に少し歩き、小槍を見てみました。
この角度からだと中々の迫力です。
この角度からだと中々の迫力です。
この辺り、トウヤクリンドウが沢山咲いてました。
とても清廉な感じの花です。
とても清廉な感じの花です。
槍ヶ岳山荘内部
全体的な感じは前日の槍沢ロッジに似ていますが、こちらの方が全然建物が大きく、作りが複雑です。
全体的な感じは前日の槍沢ロッジに似ていますが、こちらの方が全然建物が大きく、作りが複雑です。
今日も2段ベッド混み具合は昨日以上で、8人に布団7枚でした。
但し、部屋に寝られたのはまだましで、結局廊下や乾燥室まで人が溢れていました。
9/13 13:46
今日も2段ベッド
混み具合は昨日以上で、8人に布団7枚でした。
但し、部屋に寝られたのはまだましで、結局廊下や乾燥室まで人が溢れていました。
混み具合は昨日以上で、8人に布団7枚でした。
但し、部屋に寝られたのはまだましで、結局廊下や乾燥室まで人が溢れていました。
殺生ヒュッテを見下ろしながらの遅い昼食です。
生ビールにラーメン。
ああ、幸せなひと時です。
生ビールにラーメン。
ああ、幸せなひと時です。
翌朝
槍ヶ岳山荘からご来光を仰ぎます。
日の出前のひととき。この時間がたまらなく好きです。
槍ヶ岳山荘からご来光を仰ぎます。
日の出前のひととき。この時間がたまらなく好きです。
迷った挙句、天神池に寄って行くことにしました。
ザックを分岐にデポし、身軽な格好で天狗平を横切って行きます。
ザックを分岐にデポし、身軽な格好で天狗平を横切って行きます。
天神池
雪がやっと解けて“逆さ槍“が見られるようになりました。
思ったより小さな池でした。
雪がやっと解けて“逆さ槍“が見られるようになりました。
思ったより小さな池でした。
そのすぐ横にはチングルマの花
この辺り初夏と晩夏が同居しています。
この辺り初夏と晩夏が同居しています。
これが今回の槍ヶ岳の見納めです。
ありがとう！またいつか来るよ！
ありがとう！またいつか来るよ！
撮影機器：
感想
一昨年富士登山のために発足したS登山隊。富士山に続き昨年は我が国第2峰の北岳に登り、今年は第3峰の奥穂高に登るという実に単純な？計画を立てていました。
ところが小生は仕事の都合で、他のメンバーも悪天候のため残念ながら今夏の奥穂高登山は中止となりました。
今回会社の休みが一日取れ、3連休と合わせ夢の4連休となったため、奥穂高のリベンジも兼ね急遽以前より憧れていた槍ヶ岳に一人で向かうことにしました。
北アルプス自体これが初めてです。
新宿から上高地行の直通バスが取れなかったため、新宿発21:40の高速バスで深夜松本に入り、一番安いビジネスホテルにチェックインし、翌朝電車・バスを乗り継いで上高地に入りました。結果的に直通の深夜バスよりもちゃんと睡眠が取れたので、この方が良かったかな？と思います。
また、今回は新宿−松本−新島々−上高地の往復切符である「上高地ゆうゆうきっぷ」を利用しましたが、8200円ですべての交通費が賄えたのは助かりました。
初めての上高地でしたが、抜けるような青空に穂高岳や焼岳がそびえ立つ素晴らしい景色にテンションは上がりっぱなしで、初日宿泊する槍沢ロッジまでの長い道のりを本当に楽しく、幸せな気分で歩きました。
途中、槍の穂先が見られるポイントでは初めての“生”槍ヶ岳に感動し、翌日の正式な”ご対面”に向けて否が応にも期待が膨らみました。
翌朝も晴天の中ロッジを後にし、一路槍ヶ岳を目指し歩き出しました。
中々槍ヶ岳は姿を現してくれませんでしたが、その分その壮大な姿を現した時には感動で体が震えました。なんと凛々しく素晴らしい山容でしょう。
なかなか姿を現してくれなかった槍ヶ岳ですが、一旦姿を現してからは登れども登れどもなかなか近づかない厳しい山でした。
昼過ぎに2日目の宿である槍ヶ岳山荘に到着し、チェックインを済ませた後、そのまま頂上を目指しました。
残念ながら頂上に着いた時にはガスが出てきたため360度の大パノラマは見られませんでしたが、それでも素晴らしい景色を堪能することができました。
翌朝山荘から見た見事なご来光、行き帰りに仰ぎ見た雄大な槍ヶ岳の姿、抜けるような青空…。素晴らしい景色に抱かれた3日間でした。本当に本当に大満足の山行となりました。
そして横浜から来たという39歳のイケメン2人組はじめ、記念写真のシャッターを切ってくださった多くの方々に感謝・感謝です。
来年は再びこの地を訪れ、是非とも奥穂高岳に挑戦したいと思います。
なお、すべてが順調に運んだ今回の山行でしたが、最後の最後に”落ち”がありました。松本を19時に発ち、22時半に新宿に着く筈だった高速バスが中央高速の大渋滞に捲き込まれ、何と4時間遅れの夜中の2時半に新宿に着きました。
当然電車は動いておらず埼玉の自宅には帰れません。
仕方なくタクシーで都内の実家に向かいました。（実家が近くて良かった…）
「行楽シーズンの連休に高速バスを使ってはいけない！」が今回の教訓です。(笑)
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2024年05月25日 [C]
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2024年05月21日 [B]
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