乗鞍岳（サンピラーの御来光と紅葉、イワヒバリ写真集）

2014年09月27日(土) [日帰り]

• GPS: 00:17
• 距離: 9.8km
• 登り: 562m
• 下り: 663m

コースタイム

5:00畳平 - 5:10大黒岳（御来光） - 6:30富士見岳 - 7:35肩ノ小屋 - 8:30乗鞍岳（剣ヶ峰） - 9:40肩ノ小屋 - 10:20お花畑 - 12:00大黒岳（縦走コース） - 乗鞍エコーライン - 12:50大雪渓・肩ノ小屋口

天候

晴 のち 曇
日本気象協会の山の天気（乗鞍岳）　http://season.tenki.jp/season/mountain/famous100/point-166.html

アクセス

利用交通機関：

自家用車

乗鞍高原の乗鞍観光センターの無料駐車場利用

コース状況／危険箇所等

・乗鞍高原から畳平行きのご来光バスは9月は4:10乗鞍観光センター→5:00畳平、往復大人2,500円（乗鞍高原〜乗鞍畳平シャトルバス、アルピコ交通のHP http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/echoline/ ）
・乗鞍高原上部の紅葉がお見事でした

写真

乗鞍高原〜乗鞍畳平シャトルバス(始発のご来光バス)を利用、乗鞍高原観光センター4:10発

畳平に到着すると、既に東の空が明るくなっていました

八ヶ岳の蓼科山の北側から太陽光の柱のような光が出ていました。サンピラーのような感じでした

雲海に浮かぶ八ヶ岳と南アルプス・中央アルプス

稜線と水平線の雲の隙間から日が出ました
↓詳細は感想の動画にて

水平線近くの雲から再度太陽が姿を現しました

霧が通過することがあり、ブロッケン現象も見られました

朝日を浴びる乗鞍岳

雲海に浮かぶ八ヶ岳と南アルプス・中央アルプス

乗鞍岳北東面の紅葉

甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山

雲海に浮かぶ八ヶ岳

かろうじて残っていたコマクサ

富士見岳からの畳平方面（恵比寿岳、魔王岳、鶴ヶ池、大黒岳）、南方の台風の影響もあり朝の冷え込みは無く今朝は鶴ヶ池は凍っていませんでした。

仙丈ヶ岳、北岳（左に富士山の山頂部の剣ヶ峰）と間ノ岳

ナナカマドとダケカンバの紅葉

黒部五郎岳と笠ヶ岳

双六岳、立山、水晶岳、鷲羽岳

不消ヶ池の残雪は消えそうです？

高天ヶ原と乗鞍岳の山頂部

日が高くなってきて、上空付近にあった雲が完全に消えました

肩の小屋付近からの山頂部（剣ヶ峰-蚕玉岳-朝日岳）

イワヒバリとトウヤクリンドウ

足輪（両足に桃色カラータグと識別番号）が付けられていました

剣ヶ峰口（肩ノ小屋前）からの山頂方面

奥穂高岳

野口五郎岳、針ノ木岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳

山頂直下西の権現池（火口湖）

白山と高山市街地

乗鞍岳山頂小屋（売店のみ）

山頂からの展望
↓詳細は感想の動画にて

御嶽山の北面（8時30分頃）、その後11時53分に噴火したようです。

山頂からの御嶽山

槍ヶ岳と西穂高岳

仙丈ヶ岳と北岳、その奥に富士山の山頂部（白山岳側）

御嶽山

大日岳

コケモモ

トウヤクリンドウ

イワギキョウ

大雪渓・肩ノ小屋口のバス停

位ヶ原山荘周辺の紅葉

乗鞍エコーラインと紅葉

ダケカンバの黄葉

不動岳と不消ヶ池

東大宇宙線所、肩の小屋、摩利支天岳の乗鞍観測所

チングルマとイワヒバリ

木道の上を歩いていたイワヒバリ

ヨツバシオガマ

ミヤマクロユリ

ミヤマキンポウゲ

ハクサンイチゲ

ミヤマミミナグサ

魔王岳と畳平の乗鞍白雲荘

烏帽子岳

大丹生池

ホシガラス

ガンコウランの黒い実を食べていたイワヒバリ
↓詳細は感想の動画にて

枯れたコマクサを食べていたイワヒバリ

イワヒバリ

ミヤマダイコンソウ

イワツメクサ

ミヤマアキノキリンソウ

ヤマハハコ

カンチゾコウゾリナ？

ウサギギク、枯れたものばかりでしたが、咲きたて1株が目に留まりました

コウメバチソウ

大雪渓の残雪（この雪は越冬か？）
スノーボーダーかと思いましたが、何かの研究調査をしていたのかも知れません。

チングルマの綿毛と草紅葉

シナノオトギリの草紅葉

ダケカンバとナナカマドの紅葉

大雪渓下部の紅葉

紅葉

バスの車窓からの乗鞍エコーライン周辺の紅葉

位ヶ原山荘周辺の紅葉

位ヶ原山荘

冷泉と紅葉

乗鞍高原と鉢盛山

乗鞍高原の乗鞍観光センター、東側に長野県乗鞍自然保護センターが併設、山上部曇ってしまいましたが、麓は晴れていました。

帰路の国道19号の道路標示板に
『開田三岳福島線、上松御岳線　御岳山　噴火　通行止』と表示されていました。

感想

アルプス岳

今回は乗鞍高原から乗鞍岳に向かうこととしました。乗鞍高原の乗鞍観光センターでは、既に多くの方がバス停に並んでいました。畳平に到着した時には西の方から雲が湧きあがってきていました。東側の水平線付近には雲があって、モルゲンロートとご来光が望めました。サンピラーのような現象も見られました。日が出た後、太陽は水平線近くの厚い雲に隠れてしまいましたが、やがて雲から出てきて、周辺に湧いていた雲も無くなり上空は快晴となりました。北アルプスにかかっていた雲もだいぶ取れてきて、槍ヶ岳や穂高岳にも日が当るようになりました。下部は雲海でしたが、その上の乗鞍岳は紅葉していました。途中でイワヒバリに何度も遭遇しました。ガンコウランの実やコマクサなどをついばんでいました。ホシガラスが長い距離を飛びながらハイマツの実を採食しているようでした。山頂からは日本アルプス、浅間山、御嶽山や白山など360度の展望ありました。下山時にお花畑の木道を散策しましたが、花はほとんどありませんでした。大黒岳を散策後、大雪渓・肩ノ小屋口まで下り、ここからシャトルバスに乗って下山することにしました。乗鞍エコライン周辺の紅葉は見事でした。
帰りの車のラジオのニュースでお昼前に御嶽山が噴火して多くの被害が出ていることを知りました。国道19号の道路案内板にも御嶽山噴火で周辺の県道が通行止めであることが知りました。帰宅後、ニュースを見て衝撃を受けました。御嶽山には何度も登り、毎回南面で噴煙を出している様子を見ていました。

乗鞍岳からのサンピラーと御来光　


乗鞍岳からの北アルプスと御嶽山　


乗鞍岳山頂からの展望と紅葉　


イワヒバリ食事中　



【 バックナンバー 乗鞍岳 】
・5月21日 (2013年) 『乗鞍岳で『岳？（プチ遭難者を救出）』 〜雷鳥さんお久しぶり』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-300664.html
・7月12日 (2014年) 『乗鞍岳（さわやか自然百景〜ご来光・ライチョウの子育て・高山植物）』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-476759.html
・7月21日 (2013年) 『乗鞍岳 熊出没&雷鳥の動画・駒草&黒百合他』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-324090.html
・8月27日 (2013年) 『乗鞍岳 〜ご来光は…御嶽山が綺麗に見えました』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-338582.html
・9月27日 (2014年) 『乗鞍岳（サンピラーの御来光と紅葉、イワヒバリ写真集）』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-519046.html