倉戸山-鷹ノ巣山-雲取山【黄色いカラマツの石尾根を歩く】
- GPS
- 10:07
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 2,170m
- 下り
- 2,160m
コースタイム
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 10:08
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鴨沢BSよりバスで奥多摩駅 (当日は時刻が合わずに深山橋BSまで歩いて小菅からのバスに乗りました) 時刻表:http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama20141001.pdf * 10月1日に改正されています 要注意! |
コース状況/ 危険箇所等 |
戸倉山〜榧ノ木は踏み跡の薄いところもありますが、基本的に尾根通しなので登りではそれほど心配も無いと思います。 ハイカーは少なく、クマの事故の例がある山域です。当日も姿は見ませんでしたが気配はありました。クマ鈴を携行するなど安全対策をとりましょう。 石尾根に上がった後は鴨沢への下りまで全く問題なしです。 |
写真
感想
今回は紅葉を期待して石尾根を歩いてきました。
得意の立川マンガ喫茶ビバークから始発電車を乗り継いで6時5分発鴨沢西行きのバスに乗り込み倉戸口BSからスタート。
まずは倉戸山。
BSの看板にある案内(写真参照)は少し大げさのような気もしますが、
かつて山野井泰史さんがクマに襲われたことでも有名(?)な山です。
登山道口にある神社に安全祈願して、クマ鈴を鳴らしながら歩きます。
この日はクマとの遭遇はありませんでしたが、
新しい大きな糞とその近くに爪とぎ痕(?)を目撃。
要注意ですね。
榧ノ木山の前後ではイイ感じで紅葉が進んでいます。
でも、木立ちの間から見えてきた石尾根は赤色が乏しいような・・
一抹の不安は的中。
石尾根に上がると期待した光景は見られず、紅葉はほぼ終了の様子。
尾根では割と遅くまで木についているナナカマドの実が落ちきっているところを見ると、先週の台風の影響が少なからずあったようです。
また天気も予報ほど良くなく、雲が多いです。
鷹ノ巣山山頂での休憩ではテンションダウン↓
「このまま峰谷に下って終わりにするかな」
そんなことも考えます。
でも、歩き始めてみると、所々に紅葉が残っている所もあり、
何より涼しく(鷹ノ巣避難小屋で10℃でした)快適です。
また、日蔭名栗峰を越えると黄色くなったカラマツが目に付きました。
遠くから見る雲取山はそれほど黄色く色付いた感じはありませんが、
五十人平から雲取山にかけてのカラマツは期待できそう。
再度テンションアップ!
七ツ石山にたどり着いてみると、期待どおり黄色く色付いた縦走路が続いています。
気になるは天候。
曇が大きく広がって日が射す時間が少なくなってきています。
それでも五十人平に着く頃はまだ時々日差しもあり、
カラマツの黄色がとても美しいです。
鷹ノ巣山で終わりにしないでよかったなぁ
ヨモギノ頭で五十人平を見下ろしながらつくづくそう思いました。
結果的にはこのあたりがクライマックス。
雲取山に着くころには残念ながら日差しが全くなくなり映える光景には出会えませんでした。
余談ですが、雲取山山頂。
縦走路を見下ろす小屋の横に戻り、コーヒーを飲みつつしばらくまったり日差しを待っていたのですが、最後の坂を登ってくるハイカーの何人かに一人は、紛らわしい山梨県の山名標柱で写真をとって「やれやれ」って雰囲気になります。
ここまできて数メートル足らずで山頂を踏まないのはさすがに気の毒なので
「山頂は小屋の先を1分あるいたところですよ」とおせっかい。
20分の間に4名を悲劇から救いました(笑)
(「まったりとコーヒーを飲んでいるヤツがいるから、山頂と間違えるんだよ!」と思われているかもしれませんね)
帰りは鴨沢BSまで楽チンに下ってハイク終了。
トイレに行って顔を洗って10分待ちでちょうどだね♪
そこへ到着したハイカーがバス停の時刻表をみて「あっ、時刻表が10月1日で変わっている!」
なぬ! もうじき来るはずだったバスは幻で、次の便はなんとなんと約2時間後の6時38分!!
こんな時のためにできた(?)バス停横のお食事処。
ビール飲んで飯喰って待ちますかね。
Oh!No!! 営業時間は6時まで (T_T) いけてないなぁ。
スマホで調べたら、深山橋まで歩くと小菅からのバスがあり、ちょうどいいって程じゃないけど30分早くバスに乗れそう。
待っていてもしょうがない。
計5人のハイカー全員で連れたって深山橋に向かって歩きだし、暗くなりかける頃に深山橋BSに到着。
無事(?)にハイクを終えました。
doppo634さん、こんばんは
紅葉は少なからず台風の影響があったような気がします。
見頃の葉は全て落ちてしまって、全体的に色がくすんでいるような。
いいタイミングで2回も台風に見舞われたので仕方ないですね
でもカラマツは見頃できれいで良かったです。
それにしても登山者がたくさんいそうな16時台に2時間待ちとは、
なかなか厳しい時刻表ですね
お食事処に人を誘導するためのダイヤ改正?なんて思ってしまいます
hirokさん こんばんは
2週連続で大型がやってきましたからね。
しょうがないです。
カラマツはきれいでしたが、欲を言えば雲取山頂で日差しが欲しかったなぁ
もう少し晴れ間が広がる予定だったのですけど、
これもしょうがないですね
ダイヤ改正をリサーチしていなかったのは私のポカですが、
16時台のバスが45分早くなって4時3分発になったのはちょっと痛いです。
ちょっと石尾根を歩いて鴨沢に降りるプランは厳しくなりましたね。
日の長い春先なら18時38分発(これは従来どおり)でもいいのですけど
新しいお山も行きたい、
けれどまた行きたい、
石尾根。
…って、わたしはとんと行ってないのですが。
圧倒されるような紅葉も素晴らしいですが、『秋枯れ』もまた、楽しからずや。
8枚目の紫色のキノコは ムラサキシメジ?ではないかしら。。?
色はべっくりですが食用キノコで、先週採ってきて食べましたがぴんぴんしています。
miketamaさん こんばんは
俗な紅葉を期待していた私は
まだ自然の楽しみ方を知らないですね
ムラサキきのこは食用でしたか
どうみても毒キノコにしか見えなかったです
一箇所だけでしたが、たくさん生えていました
こんばんは。
石尾根、歩きこんでますねえ。
榧ノ木尾根はぼくも歩いたことがありますが、
確か山野井泰史さんがクマに襲われた山域でしたね。
榧ノ木尾根に限らず、石尾根や長沢背稜の支尾根は
クマの目撃情報が多々ですから、
熊鈴ジャラジャラ、お歌を歌って、とにかくここにいるよ、ってことを
なるべく遠くからクマさんに教えてあげないといけないですね。
doppoさんの翌日に蕎麦粒行きましたが、
長沢背稜側は葉っぱそんなに落ちてなくて、
これからさらに色づく感じでしたよ。
ところで、小袖乗越の空き地って誰かの私有地だったんですよねえ。
丹波山村が買い取ったか何かしたのかしら。
motchさん こんばんは
私も榧ノ木尾根ではクマ鈴を鳴らして歩きましたが、
ひっきりなしに人が行きかう七ツ石山〜雲取山でもジャラジャラ鳴らしている方も
熊が出ないところでは鈴はしまって風の音などに耳を傾けたいものです
紅葉は1400〜1500mラインはイイ感じに進んでいたので、
1600mラインの石尾根に乗っかって愕然としました
ちょうど良い色になったタイミングで台風で削がれてしまったのでしょう
近郊はこれから色づくエリアも多いので、そちらに期待します
駐車場は買い取ったのか、地主から借りたのか不明ですが、
丹波山村も粋なことをするものです
私はあの駐車場を使うことはなさそうですが、
「あっぱれ〜!」の意を込めて写真をアップしました
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