記録ID: 5751038
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
荒川三山、赤石岳 反時計回り テント泊 公共交通機関利用
2023年07月21日(金) 〜
2023年07月24日(月)
体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 20:40
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 3,954m
- 下り
- 3,891m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:05
2日目
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:40
3日目
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 5:54
4日目
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 2:43
5:10
59分
宿泊地
7:53
ゴール地点
天候 | 晴れ、午後はガス、夜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ソロだから出来るゆるゆるのんびり旅 午後から雨予報だったので細かく刻むことにして午前中でテント場到着する行程。 予備日1日を使って結果3泊した。 Day1(木曜日) 椹島ロッヂへの移動が長すぎてこれだけで疲れる 晴れて風もなくいい天気 到着後、周囲の散歩と入浴 Day2(金曜日) 朝から晴れ、風もほぼなし 朝食5時、出発5時半頃 反時計回りで千枚小屋を目指す 最初の吊橋が揺れて怖かった、高所恐怖症には一番の難所であった 急登、時計回り(赤石小屋方面)の方が斜度は多少は緩いので登りは多少楽かも。岩場の下山苦手な人は反時計回りが良いと思う。樹林帯でとにかく暑く、景色が見えないのでモクモクと歩く 小屋は午前中に到着し、テント場一番でした(最終的に8張程度で混雑なし) 自家用車で来る人達は最初の送迎バスが8:30頃椹島到着からの登り初め。テント泊装備でも千枚小屋に泊まる人多かった(1泊の縛りがあるから) 昼頃からガスが出てきたが天気予報はいい方に外れて雨は降らず。 途中の清水平の水場(沢水)豊富 Day3(土曜日) 朝から晴れ、風もほぼなし 5時出発 当初は赤石小屋まで行こうかと思っていたが、午後から雨の予報で荒川小屋までにする(他のテント泊の人達は赤石小屋など先へ行く人が多く4時前に出発していた) 悪沢岳山頂で静岡県警のみなさん、どうやら中岳避難小屋でヘリ飛んでいたけれどそれ?悪沢岳手前は多少の岩岩。悪沢岳から中岳への急下りはザレて滑るため用心しながら歩く。中岳の稜線を楽しんで、荒川前岳の分岐に荷物デポして5分ほどピストン。ここからの下りが一番急でザレで滑って怖かった。ザレた急下りは苦手。 しばらく下るとトラバースになりお花畑(ネット保護されている。扉で出入り) 樹林帯のトラバースになって荒川小屋 テント場一番かと思ったら先着いて2番目(最終的に10張程度、8割埋まる程度でした) 意外に天気がもって雨降らず。先へ行けたかな、と思ったが、土曜日の狭い赤石小屋の混雑するであろうテント場に夕方到着するより荒川小屋の快適テント場でゆっくりして結果よかったと思った。 Day4(日曜日) 朝から晴れ、風もほぼなし 夜中雨が降ったが4時前には止んでいた。テント濡れて重い 12時過ぎにテント撤収の熟練ぽい男性2名。雨の中どこに行ったのか。 3時ごろテント撤収の若者男性2名。雨の中どこまで行ったのか 赤石小屋までにするか、椹島まで下るか悩んだが、椹島まで下っても椹島でテント泊することになるため、少しでも山にいるため赤石小屋までにする (予約不要って本当に素晴らしい) 荒川小屋から赤石岳へのトラバース。素晴らしい景色。 登りは急です。途中からガスで白い世界 白い世界の赤石岳。赤石避難小屋の新小屋番さんと少々おしゃべりして時間つぶしても正面に見えるらしい聖岳は見えず。 赤石小屋まで標高差約400m。砲台型休憩所まで急な下り。樹林帯に入ってから岩の多い細かいアップダウン。富士見平への登り返しが効く。千枚小屋から赤石小屋まで遠いので刻んでよかったと思った。長距離移動の疲れから岩の細かいアップダウンで転んで捻挫する人多いらしい。土曜日も捻挫した人いたらしく望月さん出動したと聞いた。1日違いで会えず残念。 赤石小屋のテント場は噂通り狭かった。1番乗り。(最終的に10張程度)満員で15張らしいが本当に15張張れるか? ガスは取れず、小屋正面に見えるらしい聖岳と兎岳がほぼ見えず。赤石岳は時々見えた。 湿った感じの場所だったが、テントはなぜか結露もなくカラカラに乾いていた。 Day5(月曜日) 朝から晴れて、小屋からの眺望最高。聖岳、兎岳、赤石岳にさよならして下山。 樹林帯を下る。 5時出発でゆっくり下って到着は8時半ごろかと思ったら7時半過ぎに到着 アイス食べてコーヒー飲んでのんびりしてバスに乗る。途中で温泉入って、長い距離移動して帰宅 【アクセス】 (往路) ・新幹線 静岡駅9:02着(東京からの新幹線空いていた) ・静鉄バス 南アルプス登山線 静岡駅10:00→畑薙臨時駐車場13:25 web事前予約、3,500円(観光バスタイプ。予約なしで乗車した人がいた。乗客10名ほど。途中2回トイレ休憩あり。自販機1ヶ所あるが食べ物購入できる場所ないので駅で購入すること)すれ違いが難しいほどのくねくね山道が続くため酔いやすい人は辛いかも。充電出来ます ・椹島ロッヂの送迎バス 畑薙臨時駐車場14:15→椹島ロッヂ15:25(悪路で揺れるため用意されているヘルメットを着用する) 東海フォレスト管理の山小屋宿泊者(テント泊不可)のみ無料で乗車できるため椹島ロッヂか山小屋に1回宿泊する必要あり 山小屋予約時にバスも予約する。特に下山時のバス予約の変更は「空席あれば乗れる」、実際変更したくても出来ない人がいた。 (復路) ・椹島ロッヂの送迎バス 椹島ロッヂ10:30→畑薙臨時駐車場11:40(10分ほど早く到着)15名ほどのツアーが乗車したためか、マイクロバスの補助席も利用するが、予約より早いバスへの乗車希望した数名が乗れなかった。バスはもう1台あるが連休などの混雑時以外は1台で運行している様子。 ・臨時駐車場から白樺荘赤石温泉(約2.4km)を1時間ほど歩く予定だったが、なんと車の人が乗ってく?と声をかけてくれて乗せてくれた(車で約10分)去年も乗せてくれた人がいたけれど本当に有難い。私も機会があれば同じように親切にしようと思う。 ・静鉄バス 白樺荘14:35→静岡駅17:50(渋滞もなく順調で17:20頃到着。途中トイレ休憩2回あり。観光バスタイプ。web事前予約。平日のためか7~8人乗車) 温泉行かない場合は臨時駐車場から乗車可能14:25発 ・新幹線 静岡駅17:41発(自由席80%程度の混み具合) 毎日アルペン号で沼平駐車場から新宿までのバスがある(途中白樺荘赤石温泉で45分お風呂とお食事時間取るそうです。)観光バスの小さいサイズで、クネクネ道でかなり揺れるらしい。静岡駅までのバスより、アルペン号の方が混んでいた。 ※椹島ロッヂ※ レストハウス椹、カフェ?のような飲食できる綺麗な建物(Tシャツなど売店併設) 7:00〜14:00・16:00〜18:00(ソフトクリーム、生ビール、パン、お菓子など) ランチタイム10:00〜13:00(肉うどんなどあり) シャワー9:00〜13:00 500円 自販機あり 送迎バス待ち用に屋根のあるテーブル、椅子あり ※畑薙臨時駐車場※ 座れる場所あるが屋根がない、確かトイレもある、自販機なし ここで入山届、下山届出せる(webで届出していても出来れば書いてくれと言われる) 【椹島ロッヂ】 1泊2食 1室1名 14,000円(要事前予約) お風呂あり16:00〜19:00(リンスインシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーなし) 自販機あり、乾燥室あり、部屋にテレビなし wifi場所により コインロッカーあり(300円〜500円) 共有部分にポットあり(お湯は無料) 朝食 5:00〜入替制(お弁当に変更可能) 夕食 17:00〜入替制(たぶん2回転していた) ゴミは持ち帰りです(ロッヂで購入したペットボトルは捨てる事可能) 【千枚小屋テント場】 1人1張 2,000円、小屋から3分ほど少し下る ほぼ平ら、ペグぐさぐさ刺さる、樹林帯なので風よけになるが眺望なし 外トイレ 和式 たしか3つ(うち女性専用1つ)小屋泊と共有 綺麗だが少々匂う 水場 トイレ近くの蛇口から無料 建物外のテーブル、ベンチで飲食可能(広い) お菓子、お酒、パンなど販売あり 小屋周辺、電波弱いが時間により多少入った(ドコモ) トイレ内にコンセントあったので緊急時に充電できるかも 【荒川小屋テント場】 1人1張 2,000円、小屋すぐ下 ほぼ平ら、ペグぐさぐさ刺さる、眺望あり(風向きによっては風が抜ける) 外トイレ 和式 たしか3つ(うち女性専用1つ)小屋泊と共有 綺麗だが少々匂う 水場 テント場横、じゃんじゃん出てる無料 建物外のテーブルで飲食可能だが3つしかないので譲り合い必要 お菓子、お酒、パンなど販売あり 小屋周辺、電波弱いが時間により多少入った(ドコモ) トイレ内にコンセントあったので緊急時に充電できるかも 【赤石小屋テント場】 1人1張 2,000円、小屋すぐ下の細長い場所、15張も張れる? 混雑時はヘリポートが臨時テント場になるらしいが石多い(小屋から15秒ほど上) ほぼ平ら、ペグぐさぐさ刺さる、石多いため、快適な場所は少ない、樹林帯で眺望なし、小屋からは聖岳、赤石岳、兎岳が正面に見えて眺望よい 外トイレ 和式 たしか3つ(うち女性専用1つ)小屋泊と共有 綺麗だが少々匂う 建物外のテーブル、ベンチで飲食可能だがテーブル4つなので譲り合い必要 お菓子、お酒、パンなど販売あり トマト1つ300円(切ってお皿で出してくれる、塩あり)がめちゃ美味しかった 小屋周辺、電波入らず(ドコモ)、小屋から10分ほど行った三角点で電波入るらしい。本当に10分かかる。眺望ないのに電波入るのか不明(携帯持っていかなかったので) トイレ内にコンセントあったので緊急時に充電できるかも 【避難小屋情報】 免許の申請問題?なのか今年は酒類販売出来ないと小屋番さんが言っていた。お酒飲みたい人は持参するか、来年来てください、とのこと。 ・中岳避難小屋 トイレあり、水場ないのでペットボトルで購入、稜線上で眺望めちゃいい ・赤石岳避難小屋 トイレあり、水場ないのでペットボトルで購入、眺望いいと思うがガスで白かった 今年から新しい小屋番さんに代わって、バッジなどグッズをまだ作っていないそうです(去年までのは販売していません)来るなら来年がいいよ、と言っていた 【下山後の温泉】 白樺荘赤石温泉 10:00〜17:00 火曜日休み 510円 洗い場7〜8か所、露天あり(女性用しか知らないけど) 飲食できる(カレー、そば、うどん、かつ丼など) 多少のお土産販売あり 休憩室あり(広々した和室でコンセントあるので充電可能) TJARの望月さんコーナーあり 【装備の備忘録】 全日通して風がなかった、1日だけ夜中に雨が降った程度、気温高め?だったからかナルゲン湯たんぽ不要。シルクのインナーシーツに入って、シュラフは掛布団にしてちょうど良かった。 テーブルとイスが使えたので、小さな椅子を持って行ったがただの荷物になった。次回は不要。 小屋でパンなど売っていたので行動食は少なくていいかも。(ただし天気悪くてヘリが飛ばないと売っていない可能性があるのでよく考える事) 朝はいつも食べずに出発し1時間後くらいにパンをかじる程度だが、昼頃到着してお腹が空いていなかったので昼食は特に必要なかった。短時間行動(4時間程度)のため体力使っていないからと思われる。 夜というより夕方モンベルリゾッタ。1食分余分に持参したが心配なのでやはり1食分は予備にしようと思う。 短時間行動だったので1Lと予備に200cc程度にしたが結局予備は飲まなかった。もっと長時間で水場が無い場合(もっと晴れ)は少なくとも1.5Lは必要と思う。水を多く飲まないとバテるのが早いと感じる。 |
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖 [3日]
悪沢岳(鉄塔横〜岩頭〜小石下〜清水平〜見晴台〜駒鳥池〜千枚小屋〜千枚岳〜丸山〜悪沢岳、往復)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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