南八ヶ岳縦走(硫黄岳〜横岳〜赤岳)

2023年08月18日(金) 〜 2023年08月19日(土)

• GPS: 11:40
• 距離: 21.9km
• 登り: 1,757m
• 下り: 1,686m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:19
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:20

10:09 美濃戸口
10:18 10:18 河原奥の氷柱
10:45 10:45 やまのこ村
10:51 10:51 美濃戸
11:31 11:32 堰堤広場
12:29 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 6:49
• 休憩: 1:55
• 合計: 8:44

3:50 赤岳鉱泉
3:54 3:54 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
3:58 3:59 ジョウゴ沢
4:47 4:49 赤岩の頭
5:06 5:18 硫黄岳
5:38 5:39 硫黄岳山荘
6:03 6:04 台座ノ頭
6:23 6:24 横岳
6:28 6:29 横岳（無名峰）
6:36 6:37 三叉峰
6:46 6:46 石尊峰
6:50 6:53 鉾岳
6:56 7:10 日ノ岳
7:18 7:18 二十三夜峰
7:27 7:28 地蔵の頭
7:31 7:43 赤岳天望荘
8:13 8:13 赤岳頂上山荘
8:22 8:24 赤岳
8:28 8:31 竜頭峰分岐
8:38 8:44 キレット分岐
8:48 8:49 文三郎尾根分岐
8:56 8:56 赤岳主稜チョックストーン
9:27 9:27 阿弥陀岳分岐
9:33 9:38 行者小屋
9:48 9:48 中山乗越
10:06 10:51 赤岳鉱泉
11:33 11:33 堰堤広場
12:08 12:11 美濃戸山荘
12:14 12:14 赤岳山荘
12:34 ゴール地点

天候

1日目:晴れ時々曇り
2日目:晴れ後雷雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

特急あずさで茅野駅
バスで美濃戸口

コース状況／危険箇所等

横岳山頂付近から赤岳までの稜線は高度感のある箇所や垂直に近い上り下りがあるが、鎖やハシゴはしっかりしているので平常心で臨めば危険はない
文三郎尾根は階段が少し老朽化している箇所があるので要注意

その他周辺情報

下山後、美濃戸口の八ヶ岳山荘でお風呂と軽食
カツカレーをいただきました。かなり大盛りでありがたかったですが少食の方は要注意

写真

8/18 10:05

今回の荷物
念のためヘルメットも。

8/18 10:56

北沢と南沢の分岐
このあたりまで来ると沢のひんやりした空気が涼しくて気持ちいい。

8/18 11:37

トリカブト☠️

8/18 11:47

沢

8/18 11:50

原生林って感じ

8/18 11:53

岩が赤い

8/18 12:09

何やら不思議な模様の蝶
クジャクチョウ？

8/18 12:13

真っ赤！

8/18 12:24

山が見えてきた
横岳かな？

8/18 12:25

いかついのが見えた。。
ちょっとジャンダルムみたい

8/18 12:41

ここをキャンプ地とする

8/18 13:27

横岳がちらっと

8/18 13:27

ズームすると迫力がすごい…
え、あれ登るの？

8/18 13:12

可愛いジョッキのレモネード

8/18 13:18

チキンカレーとともに。

8/18 16:13

お次はジェラート

8/18 16:14

甘くて濃厚で美味しい。

8/18 17:11

今度はビールとラーメン。
赤岳鉱泉満喫してます。

8/18 17:18

缶詰の鶏レバー。
ビールに合うねえ

8/18 22:19

満天の星。

8/19 4:40

明るくなってきた…
明るくなってくることがこんなに嬉しいとは思わなかった…

8/19 4:44

樹林帯も終わってきた

8/19 4:47

赤岳

8/19 4:49

こっちは阿弥陀岳かな

8/19 4:53

硫黄岳への稜線
鳳凰三山の稜線を思い出す

8/19 4:58

手前が天狗岳で奥は蓼科山かな

8/19 5:01

朝焼けとケルンのシルエット

8/19 5:06

トウヤクリンドウ？

8/19 5:10

硫黄岳登頂とともにご来光

8/19 5:10

爆裂火口のシルエットがかっこいいですねえ

8/19 5:10

少し引きの画で

8/19 5:11

爆裂火口
日本じゃないみたいな光景

8/19 5:13

横岳への稜線

8/19 5:14

奥秩父の山々
あれは金峰山の五丈岩かな

8/19 5:22

モルゲン気味の赤岳

8/19 5:36

硫黄岳から横岳への稜線

8/19 5:42

神々しい…

8/19 5:51

コマクサちゃん
実物はめちゃくちゃ小さくてびっくりしました

8/19 5:52

チョウノスケソウ？チングルマ？

8/19 5:57

北アルプス
あれはきっと槍ですね、いつか挑戦したい。

8/19 6:02

硫黄岳を振り返る

8/19 6:04

南アルプス
手前が甲斐駒ヶ岳で奥が北岳かな

8/19 6:08

コマクサ

8/19 6:08

斜面にたくさんのコマクサ

8/19 6:10

Mt.Fuji!!

8/19 6:11

険しい稜線…

8/19 6:18

これ登るの…？

8/19 6:19

チシマギキョウ

8/19 6:26

横岳登頂！

8/19 6:27

赤岳が見えてきた

8/19 6:45

ナデシコかな

8/19 6:54

ウメバチソウ？

8/19 7:01

赤岳といえばこの姿。かっこいい。

8/19 7:02

縦で。

8/19 7:23

岩の塔

8/19 7:30

横岳を振り返る。
こんなとこ下りてきたの…

8/19 7:34

赤岳天望荘到着
赤岳登頂に備えて休憩。

8/19 8:16

頂上山荘

8/19 8:21

赤岳登頂！

8/19 8:21

しかしガスガス…

8/19 8:21

無念…

8/19 8:34

文三郎尾根を下っていきます

8/19 8:47

ミヤマダイコンソウ？

8/19 8:51

中岳と阿弥陀岳
雲の切れ間から陽が当たって不思議な感じ

8/19 8:57

こっちも別の機会に登りたいですね

8/19 9:10

ガスが晴れてきてやがる…

8/19 9:42

行者小屋到着
カモシーがかわいい

8/19 9:45

最近よく会うね、君

8/19 9:46

めっちゃ見られとる…

8/19 9:47

親子でしたか
子どもいたらそりゃ警戒するよね

撮影機器：

EOS Kiss M ボディ CANON

感想

endaclimbing

白馬岳に行く予定でしたが天気があまり良くなさそうなので赤岳に変更。

特急あずさで茅野駅へ。
茅野駅からはバスで40分ほどで美濃戸口に到着。
準備運動や支度を整えて出発。初日は赤岳鉱泉まで。

赤岳山荘あたりまでは平坦な林道を歩いていきます。
北沢と南沢の分岐からは少し傾斜が出てくるものの比較的歩きやすい道。
赤岳山荘と赤岳鉱泉の中間地点あたりから山道らしくなってくる。

予定より早く赤岳鉱泉に到着。テント泊の2000円を支払い設営。
そのあとカレーやジェラート、ビールをいただいて山小屋を満喫。

19時くらいに就寝。
21時半すぎに目が覚めて外を見てみると満天の星…！
念のため持ってきておいた三脚で星空撮影開始。
それなりによく撮れたけどもっと広角なレンズがほしくなってしまう…
22時すぎに切り上げて再び眠りにつきます。

翌朝2時半に起きて朝食をとりナイトハイク。
3時に出るつもりでいたけどなかなか動けず結局4時前。
真っ暗な山道をヘッドライトの明かりを頼りに歩いていきます。
1時間ほど歩くと、樹林帯を抜けると同時に空が明るくなってきました。
硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳と南八ヶ岳の山々が目の前に。

そして硫黄岳登頂と同時にご来光。
硫黄岳山頂付近は風があって少し寒い。

硫黄岳山頂から硫黄岳山荘へは少し下り。
ややガレているので足元は少し注意。

硫黄岳山荘は鞍部にあってそこから横岳へは少し急な登り。
少し平らな箇所が終わると横岳山頂への岩場が始まります。
緊張感はありますが落ち着いていけば問題はありませんでした。

石尊峰を少し過ぎると写真でよく見る赤岳の姿が。
よく見るだけあってやっぱりかっこいい。

赤岳天望荘に着いて休憩していると横岳や赤岳にガスが上がってきて山頂での眺望は望めなさそう…
が、とりあえず登頂を目指す。

赤岳山頂への登りはかなり急ですが足場はしっかりしています。
30分ほど登ってついに赤岳登頂…するもやはり山頂はガスガス…
しかし午後からは天気が崩れそうなので早々下山開始。

下山中、文三郎尾根から赤岳を振り返るとなんとガスが晴れている…ついてない…

赤岳鉱泉に戻ってテントを撤収して下山するもあと少しのところで雨が降り出して雷も鳴り出してしまい、うずくまっていた(雷対策として)ところ通りかかった車の方が乗せてくださり美濃戸口に辿り着く。

八ヶ岳山荘に着くやいなやバケツをひっくり返したような土砂降りと鳴り響く雷鳴…
本当に助かりました…
車が通れる道まで下りてこられていてよかった…


最後の最後で雨に降られてしまいましたが、星空やご来光、かっこいい赤岳の姿も見られてとても良い山行でした。
赤岳山頂の眺望は残念ですがまた行く機会があれば…。次は中岳、阿弥陀岳も行きたい。