桜平〜日ノ岳ピストン？

2015年05月23日(土) [日帰り]

• GPS: 11:21
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,379m
• 下り: 1,395m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:30
• 休憩: 1:46
• 合計: 11:16

5:27 桜平
5:49 5:49 夏沢鉱泉
6:35 6:42 オーレン小屋
7:03 7:03 ヒュッテ夏沢
7:04 7:04 山びこ荘
7:04 7:06 夏沢峠
7:06 7:06 山びこ荘
7:06 7:06 ヒュッテ夏沢
8:08 8:08 硫黄岳
8:49 8:50 硫黄岳山荘
9:10 9:10 台座ノ頭
9:36 9:40 横岳（奥の院）
10:01 10:04 横岳（三叉峰）
10:18 10:18 石尊峰
10:28 10:45 日ノ岳
10:49 10:51 鉾岳
10:55 10:55 石尊峰
11:02 11:02 横岳（三叉峰）
11:16 11:17 横岳（奥の院）
11:44 11:44 硫黄岳山荘
12:09 12:16 硫黄岳
12:36 12:37 赤岩の頭
13:37 13:40 峰の松目
14:38 14:42 オーレン小屋
15:28 16:20 夏沢鉱泉
16:37 16:39 桜平
16:43 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平に駐車。
朝5時で、ゲート付近は満車。一番奥の広場に停めました。
皆さんのレコ通り、底は擦りませんでしたが悪路です。時速15〜20km程度で走行。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは夏沢鉱泉前に有ります。

桜平〜夏沢鉱泉
林道が続いています。登山道と違って歩きにくく足に負担が掛かります。
下山時には、チョットつらいかも・・・

夏沢鉱泉〜オーレン小屋
途中、七曲りなどの急登が有りますが、残雪もなく歩きやすい道です。

オーレン小屋〜夏沢峠
所々、残雪が有ります。アイゼンなどの滑り止めは必要ありません。

夏沢峠〜硫黄岳〜横岳〜赤岩の頭
すべて夏道です。
横岳の鎖場などのトラバース道、梯子などは注意してください。

赤岩の頭〜峰の松目
樹林帯の中は残雪が有ります。僅かにトレースが有ります。
峰の松目コルから峰の松目は、一部木の根を登る急登ですが、すぐに到着。
展望は有りません。標識、三角点、石碑が有りました。

峰の松目コル〜オ〜レン小屋
最初は樹林帯斜面のトラバース。僅かなトレースあり。
赤岩の頭からの登山道に合流すると、トレースはしっかりしています。

その他周辺情報

温泉は、夏沢鉱泉でいただきました。
￥650で、タオルと湯上り後は、お茶と御茶請け付き。
日中の利用客が少ないようで、貸切で利用できました。
後は、桜平への下りだけなので汗を掻くこともないし・・と思います。

写真

5/23 17:17

唐沢鉱泉と桜平との分岐

5/23 17:17

分岐のすぐ裏にある『山の神』

5/23 5:26

桜台ゲート
いよいよ『ツクモグサ』への長旅が始まる

5/23 5:51

最初の目標『夏沢鉱泉』

5/23 6:15

ウェルカムアーチ

5/23 6:32

硫黄岳が見えると、すぐに『オーレン小屋』

5/23 6:35

オーレン小屋の掲示板

5/23 6:35

掲示板その2

5/23 6:36

おっと、小屋の様子を忘れていました

5/23 6:39

さて、小屋の奥から夏沢峠へ向かいます

5/23 7:04

もう夏沢峠・・近い！楽！
硫黄岳が間近です。ひと月振りに来ると、雪少ない！

5/23 7:05

簡易トイレと、『トイレの神様』の御賽銭入れ

5/23 7:06

5/23 7:07

山びこ山荘、営業中

5/23 7:36

硫黄岳への登り途中。
どんどん高度を上げるとなだらかな樹林帯の奥に天狗岳が見えて来る。
この樹林帯は、積雪期道迷いに注意です

5/23 7:50

硫黄岳の爆裂火口が見えてきました。

5/23 7:57

爆裂火口の谷の方には、

5/23 7:58

本沢温泉と野天風呂。
今日は、野天風呂の蓋が開いています

5/23 8:07

硫黄岳頂上へ到着！

5/23 8:09

頂上から見える、
立山連峰

5/23 8:09

御嶽山

5/23 8:09

中央アルプス

5/23 8:12

ミドリプリン

5/23 8:16

硫黄岳の先にある　祠。
東を向いています

5/23 8:20

先の方の火口壁は、大きなひび割れが有り、今にも崩れそうです。

5/23 8:22

先端から、富士山が『台座の頭』の左手に見えます。

5/23 8:28

硫黄岳の山頂ケルン方面を見る

5/23 8:48

硫黄岳山荘、通過

5/23 8:59

台座の頭への登り。
水曜朝の積雪が残っている

5/23 9:07

冬の間に登山道へ左斜面から落石。
そのまま右へ落ちると、コマクサの群落にダメージがあったと思われる。

5/23 9:10

良かったね・・。コマクサちゃん。
今年も綺麗な花を見せて下さいね。

5/23 9:12

普通は、台座の頭で富士山を初めて見るんですね。

5/23 9:22

野辺山の電波望遠鏡。
上を向いていないということは、観測中。

5/23 9:29

横岳への最初の鎖場。
ここを左へ

5/23 9:29

左へ行った所から東側。
鎖に沿ってトラバース。
ここ、冬場は鎖がすべて雪に埋まっているので、慎重な歩行が必要な所でもあります。

5/23 9:31

東側から西側へ移った所。
ここの鎖場も慎重に。
写っているのは、ニコンを携えた御夫婦。
最初のツクモグサ発見です。　花は閉じていました。

5/23 9:32

御夫婦の立っている場所から、登りの鎖場。

5/23 9:33

鎖場を登った所、東側から岩の隙間を写す。
先に、赤岳鉱泉が見える。

5/23 9:33

東へ渡ってすぐのハシゴは、積雪期用のハシゴ。
積雪期は、ハシゴの先端4段ほどしか露出していない。
登るとハシゴの先端の右側がグラグラする。
夏道は、ハシゴをやり過ごす。

5/23 9:34

網の歩道を通りハシゴを登る

5/23 9:35

ハシゴの先は短い鎖場。

5/23 9:37

鎖場を登りきった所から見た
稜線東西の鎖場。

5/23 9:37

横岳頂上。
本当に・・・2829mなの？？？
昭和59年の『山と高原地図12』では、
2835mと記入してあります。　いつから変わったの？

5/23 9:39

奥の院から先の最初のハシゴ

5/23 9:41

また、ハシゴ

5/23 9:47

ツガザクラ

5/23 9:49

無名峰の一輪のツクモグサ

5/23 9:58

ウルップソウの蕾
無名峰と三叉峰の間にて

5/23 10:03

オヤマノエンドウが右下に

5/23 10:07

チョットの群落

5/23 10:13

石尊峰

5/23 10:15

石尊峰のツクモグサとウルップソウの蕾

5/23 10:16

赤岳をバックに！

5/23 10:26

日ノ岳に到着。
さすが、沢山咲いています。

5/23 10:31

このくらいの開き具合がいいですねぇ〜

5/23 10:44

日ノ岳から見る赤岳と富士山

5/23 11:07

無名峰まで戻り、ツクモグサ一輪と赤岳

5/23 11:12

無名峰(2829m)から、どう見ても奥の院の方が高い！！

5/23 11:28

こんな所まで鹿の食害が有るんですね。
何年もかかって成長しているコマクサを鹿の食害から守って囲いを設置している、硫黄岳山荘の皆さん有難うございます。
頑張れコマクサ！

5/23 12:33

赤岩の頭まで来ました。
ここから峰の松目へ初めて行きます。

5/23 13:22

峰の松目のコルから直ぐのプチ急登

5/23 13:36

峰の松目の頂上です。
やはり、展望は有りません。（木々の隙間からチラッと・・）

5/23 13:36

三角点も有りました。

5/23 13:46

峰の松目頂上から少し戻って　一枚。

5/23 13:58

峰の松目コルの分岐

5/23 14:20

残雪のある斜面を下ります。
下った先の、赤岩の頭からの登山道との合流地点。
写真真ん中奥が、峰の松目方面へのトレース。

5/23 14:31

オーレン小屋へ到着！
御褒美の飲み物と、峰の松目の2ショット

5/23 14:46

オーレン小屋。
テン場は、10張りほど。まだまだ余裕が有りました。

5/23 15:05

オーレン小屋で、七曲りの道端の苔の中で咲いているという情報を聞き、探しました！

5/23 15:06

こんな小さな花なんですねぇ〜。
可憐ッ！

5/23 15:26

夏沢鉱泉まで戻ってきました

5/23 15:39

ひなびた趣のある温泉です。（鉱泉の沸し湯です）

撮影機器：

D7000 ニコン

感想

skywatcher

週末の天気も良いということで、2週続きツクモグサ見物に行ってきました。

今回のコースは、私自身初めての桜平からのコースです。
コース自体は何度かレコにもアップされているコースで、メジャーなコースだと思います。

まず、桜平へのアクセス道は悪いです！　個人的には美濃戸へのアクセスも尻込みしていますが、それと同等だと感じました。
一人乗車なので、幸いにも車の底を擦ることは無かったですが、あまり通りたくない林道です。

夏沢峠までの道は所々残雪が有りましたが歩きやすく、もう着いた！　という感じでした。
ひと月前の夏沢峠では、積雪が多く風も強かったのですが、今日は非常に穏やかで休憩するには十分だった。　しかし、後の行程が長いのでそのまま通り過ぎる。

横岳のツクモグサは、全体的に今日の日照が悪いので花は開いていませんでした。
開きすぎの茎の伸びたツクモグサよりも、まだ　ましかなぁ？　と思う。
花目当ての登山客も多く、（私も含めて）撮影の順番待ちが有りました。
しかし、開山前ということも有るのか？山全体的に登山客は少なめです。

先週と今週との、2週続きで可憐な産毛に覆われた花を見て　癒されました。
今日は時間的な余裕があったので、思う存分堪能しました。
横岳で、同じ桜平からの御夫婦（ニコンを2人とも携える）と一緒になり、
しばしの、花探しの登山となりました。　お世話になりました。

○峰の松目へ
今回の桜平からのピストンで、かねてから気になっていた『峰の松目』への
登山を付加しました。
昔、女人禁制だった頃の『峰の待つ女』　と言われる山です。
私の、八ヶ岳の全ての峰を踏破したいと思う、一つの峰です。
この峰の先には、もう登山道は無いのでしょうか？

○夏沢鉱泉
アクセス道の悪さをレコからきいて、もう来ることは無いだろうと思い、
だったら、夏沢鉱泉でひとっぷろ浴びよう・・と、着替えも持参して挑みました。
日中のお客さんが少ないとみえて、入浴を申し込んでから、従業員さんが風呂のボイラーを点火されていました。
風呂は貸切で利用できました。入浴後のお茶と、お茶受けは美味しかったです。
お茶うけを、アテに（肴に）ビールでも・・という感じでしたが、車の運転があるのでここは断念。入浴後の下山最中は、お肌サラサラ！　風が心地よい！！
個人的には、同じような場所の鉱泉で比較すれば、唐沢の方が・・。

先週のメモリーカードクラッシュ登山の教訓を得て、今日はカードを2枚装備して挑んだ登山です。
お陰様で、愛らしい産毛を纏ったツクモグサの姿や、オーレンの可憐な姿を焼き付けることが出来ました。
ちょっとは、成長したかな・・と思う　おっちゃんでした。

ありがとうございます。

コメント

hana_sola

お世話になりましたm(__)m
こんばんは♫♬　Nikon夫婦です

ご一緒にお花探し、というか、skywatcherさんにお花の場所を教えていただくばかりでした。
大変お世話になりました。m(__)m

今回はメモリーカードご無事でよかったですねっ☆彡
でも、メモリーカードクラッシュのおかげで２週連続かわいいツクモグサ
に出会えたのですね・・・(✿∪‿∪)

skywatcher

Re: お世話になりましたm(__)m
こちらこそ、有難う御座います。
hana_solaさんの御写真拝見しました。とても素晴らしく表現されていて勉強になります。
私も、マクロレンズが欲しくなってきました。(^_^)

もしかして、と　思い昨年のツクモグサの写真を見返すと、6月15日（日）の
９時前から30分頃まで日ノ岳にいました。昨年も遭遇していたんじゃないかと思います。

これからの横岳は、花盛りになります。またお花の写真を撮りに来てくださいね。
次回お会いできることを楽しみにしています。

※硫黄岳で御主人と食べられていた「パンプキンスイーツブレッド」
　とても、美味しそうでした・・。