瑞牆山荘から大弛峠まで雪中往復、金峰山と朝日岳を経由

2024年02月10日(土) 〜 2024年02月11日(日)

• GPS: 08:14
• 距離: 19.2km
• 登り: 1,695m
• 下り: 1,641m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:31

5:23 県営無料駐車場
5:37 5:43 富士見平林道交差
5:50 5:50 富士見平林道終点
5:53 5:54 富士見平湧水
6:01 6:01 富士見平小屋
6:26 6:27 鷹見岩分岐
6:32 6:33 大日小屋
6:47 6:50 大日岩
6:53 6:53 小川山分岐
7:11 7:11 丸山
7:28 7:30 砂払いノ頭
7:37 7:37 千代の吹上
7:42 7:42 金峰山小屋分岐
7:57 7:57 五丈石
8:02 8:02 金峰山
9:22 9:29 朝日岳前の展望岩場
9:45 9:51 朝日峠
10:15 10:37 大弛峠
11:10 11:10 朝日峠
11:35 11:35 朝日岳前の展望岩場
11:47 11:52 朝日岳
13:01 13:01 金峰山
13:08 13:08 五丈石
13:16 13:17 金峰山小屋分岐
13:21 13:21 千代の吹上
13:25 13:25 砂払いノ頭
13:35 13:36 丸山
13:47 13:47 トッコ岩
13:59 13:59 大日小屋
14:10 14:10 鷹見岩分岐
14:32 14:35 富士見平小屋
14:37 14:37 富士見平湧水
14:43 14:45 富士見平林道交差
14:54 14:54 県営無料駐車場
14:54 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

瑞牆山荘前県営駐車場

写真

感想

のぶっちA

天候に恵まれたこと，昨年の反省を踏まえた登山計画により，今年は大弛峠にたどり着いて無事に帰着できました！そして今年もたどり着けず，遥かなる北奥千丈岳と国師ヶ岳。

昨年の振り返り→瑞牆山に登ってから金峰山経由で大弛峠とその先にチャレンジしましたが，朝日峠の先で時間切れUターンとなり，大弛峠にはたどり着けませんでした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5335083.html

今年は，瑞牆山は行かない，そして暗いうちからヘッドランプスタートで行動時間を確保する作戦にて，5時半出発→10時半ままで行けるところまで行ってUターン→事故防止のため15時には帰着の登山計画を立てました。時間の余裕こそ安心安全の要。

天気に恵まれました！金峰山頂は奥秩父ブルー。8時頃の気温は-15℃，空気も澄んでおり風も弱い。写真撮りホーダイ。存在感のある五丈岩や花崗岩と，遠くの富士山，南アルプスの山々。コントラストが素敵。（ただし，スマホ低温対策をうっかりミス。ポケットにカイロのマグマとスマホを一緒に入れているのですが，なんと逆のポケットに入れてしまい意味がない。。。山頂付近で低温でシャットダウンしてしまいました。。。。ハイテクはダメですね）

雪中行動につき，瑞牆山荘前から金峰山頂までチェーンスパイク，金峰山頂−朝日岳−大弛峠間はほぼスノーシュー，帰路の金峰山頂手前の最後の登坂でスノーシューを外してアイゼンに交換，そのまま富士見小屋までアイゼン，富士見小屋から瑞垣山荘までチェーンスパイクです。

金峰山から先については，ヤマップやヤマレコに朝日岳や大弛峠を含む近日中の行動記録がないことからトレース無を想定していましたが、なんと金峰山→大弛峠に向かう片道の先行者スノーシュー跡有。これは本当に助かりました。自分の足跡よりも大きいので25インチっぽいのですが相当埋まっている場所もあり，大変だったと思います。私も浮力が足りず埋まり苦労しましたが，金峰山→大弛峠はなんといっても基本下り。帰りのことを考え，重力に感謝しながら，なるべく圧雪して進みました。

そんなこんなで大弛峠到着の時点で10時過ぎ。北奥千丈ヶ岳や国師ヶ岳山頂は無理としても，看板に書いてある「夢の庭園」を目標に行けるところまで行ってしまえ！とやる気を出したものの，木道の階段が難敵とは知らなんだ。。。。階段の上に雪の山ができており，スノーシューでは雪面に登れない。悔し紛れにサスケのしがみつくヤツ的なアスレチックで数個を越えてみましたが，これでは時間がかかってしまう。夢の庭園まで全くたどり着けず，10時半となりUターン。ログの通り小屋には近づいておらず，状況は知りません。そして，帰路は大弛峠から朝日岳が遠い。かなり疲労困憊。雪中登坂でハアハア，正直，少し後悔しました。大発明のライトニングアッセントでも，スノーシューということには変わりなく時間がかかる。そして足跡が大きい分，単純に負担も大きい。雪がサラサラでも大変です。

とはいえ，疲労感＝達成感であり，達成感抜群！道産子DNAに助けられ，雪まみれをエンジョイできました。金峰山と朝日岳は二回も登ってしまい，もうおなか一杯すぎる。

当日，私の帰路の途中，金峰山頂から朝日岳の途中で，大弛峠方面に向かうスノーシューのお一人の方とすれ違いました。

須玉インター降りてから，瑞牆山荘前の駐車場まで，県道610号を北上して「五郎舎」のところからクリスタルラインの林道に入りました。つまり，増冨ラジウム温泉の前は通っていません。クリスタルラインの林道は凍結ツルツルです。日中は地元の方を含め車通りはゼロではありませんが，ドコモ電波×の区間があります。駐車場は除雪されていますが積雪はあります。私は登山口に近い駐車場奥を利用しましたが，セダンや軽の方は駐車場の奥まで入らず，手前のスペースを利用していました。

今回は連休を活かした一泊二日の計画であり，本日11日は計画初日。明日12日は蓼科山＋霧ヶ峰＋美ヶ原の百名山3つに登っちゃおう作戦。日帰り温泉たかねの湯（800円ちょっとで高級！広いサウナ有）経由で蓼科山登山口のすずらん園地駐車場に向かいます。

北奥千丈ヶ岳と，国司ヶ岳は夏に大弛峠から行こうっと。負け惜しみ。