オーレン小屋ベース硫黄岳横岳赤岳(地蔵尾根>赤岳の頭)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,189m
- 下り
- 2,163m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:00
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:47
- 山行
- 1:51
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:51
こうやって見てみると、そこまでペースは悪くな・・・くもないか、幕営荷物デポしてCT1.0くらいですし。冬山ですし反省せねば。
やはり出発時間7時半は山を舐めすぎ。せめて朝5時出てれば問題なかったですね。
天候 | 0日目(前のり):晴? 1日目:晴、16時位から雪、夜はまぁまぁの吹雪 2日目:朝は雪、9時頃にはピーカン |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
樹脂製チェーン(バイアスロン)履かせてなんとか唐沢鉱泉分岐までは上がりましたが、時折怪しい音がしたので逆に除雪跡ギリギリの部分まで引き返し駐車。 ワンチャン帰ってきたら埋まって空転して出られないとか、神社前のタイトな空間に他の車がいれようとしてぶつかられても嫌なのでここにしましたが、停めていい所なのかは謎。 0日目(金曜日・前乗り)時の夜は桜平中3台、桜平上はぱっと見た感じ駐車ゼロでした。 チェーンは別荘地どころか、念のためメインぽい道路に復帰するまでつけっぱなしでした。 いやー、それにしてもうちの車だめだめですね・・・。(亀甲型金属チェーンにしなかったのは悪かったですが)こんな時の為に大枚はたいて最新のBLIZZAK VRX3を買ったのですが、ハイブリッドの車重とFF駆動でここまでへちょいとはw メジャーな山域の手前以上は欲張らないように気を付けないと、豪雪マイナー山域で立ち往生して低体温症とかちょっとシャレにならないorz ファイナルコンビニは、下道ベースで見ると北杜市の道の駅白州手前のローソン、もしくは諏訪南ICへ行く手前のローソンは私的には特記。(ポンタのヘビーユーザーw)一般の方は交番前セブンがファイナルコンビニでしょうか? |
コース状況/ 危険箇所等 |
桜平前の道路がめっちゃカリカリでFFハイブリッド車冬タイヤ樹脂チェーンで登れなく唐沢分岐に駐車、こんなの初めて 天気の良い連休なので駐車場混みが激ヤバらしく、オーレン小屋で一緒になった男性2人が美濃戸満車で土曜朝に停められず、桜平まで駐車場探してオーレン小屋でテント張ったら一日が終わったらしいです、片方の方は折角九州から来たというのに災難すぎる(涙) ルートの状態は横岳の鎖も梯子も全露出 横岳後の赤岳登り返し前の激下りも雪少なく2、3回九十九折れる位の肩透かし 地蔵尾根下りもほぼほぼ階段露出していたので下手すればアイゼン無しでグリゼードして行った方がいいレベル 松の目平?への踏み跡はゼロ(赤岩の頭〜オーレン小屋への踏み跡はあり) |
その他周辺情報 | 今回は下山後の自分の足の血豆にビビり、泣きながらおうち帰りました・・・。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
輪カンジキ
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
登山届には桜平(下)に前夜車中泊で、土曜朝イチにオーレン小屋にテントを設置して東西天狗、日曜早朝に赤岳周回して撤収の予定でいたのですが。
いきなりの車の立ち往生(未遂)によりはるか下の唐沢鉱泉分岐からスタート。不安なので前乗りに切り替える(苦笑)
【土曜日】
カモシカ山行もしたし、まぁ目覚ましかけずにゆっくりしていたらあっという間に7時過ぎだったので、もう開幕から山を舐めるな展開・・・。
赤岳周回してそのままいつも(桜平下)より40分も萎え萎えなので、家族に赤岳を1日目にすると夏沢峠で連絡して硫黄岳へ。先行者の男性はヒュッテ夏沢の陰で装備整えていましたが、まだ大丈夫と油断して、やっぱり岩のあたりで凍えつつバラクラバとグラスを準備する、この辺もかなりダメ。
硫黄岳では天気は良いが風も強く、先行者の男性が地元民で今日は引き返した方がいいよと進言されるが、もう一人の先行者に挨拶しつつ爆裂火口を見に行こうと(ラッセルしんどそうなので中止)したところで、まぁ時間も勿体ないし登山届通り赤岳までいけないまでも、横岳までは行こうとチャレンジ。
硫黄岳山荘あたりで少しトイレにいきたくなり、冬季トイレ無いか必死に下までラッセルして探しに行くも、まぁ雪に埋もれている時点で無駄な努力ですよね、冷静に考えればw
横岳前に家族に「横岳、本日の中ボス」と報告をしてチャレンジするも、雪が全然無くてチェーンもハシゴも露出。今年の冬は暖かいですねぇ。
横岳〜赤岳の間の、トラバース後の激下り(5年前は雪が多く50メートルくらい直下した)も雪が無く、家族に「本日の核心部!」と連絡をしつつも、普通に九十九折りで肩透かし。赤岳タッチで地蔵尾根から下りはじめました。
途中左足の靴紐が解けたのですが、横着して履きなおさずに結んだのが運のつきで、ここから左足の小指の爪(と当時は思っていた)が痛み出し、大幅にペースダウン。
方法の体でテント場に戻れましたが、日も暮れはじめ雪も降っていたのでヤバかったです。
ただ、今回は結果論でまぁ山を舐めるなタイムでオーレン小屋のテントまで戻れましたが。他の方のレコ(と言うかオーレン小屋幕営地に「冬季は赤岩の頭は危険!」と書いてあるし)で赤岩の頭周辺でラッセル耐えきれなく敗退のレコあって冷や汗。
むしろ11日前後の天狗岳・根石岳周辺で遭難が相次ぎ死亡者も出ていたので、下手すればフル装備(をテント内にデポして)持ってきて遭難とかありえない行動でしたね。
【日曜日】
オーレン小屋で個人テントを張っていた2人組は4時半頃出発。
私は明るくなるまで寝るw
6時過ぎて朝食食べながら天狗行くかどうか悩むも、小指の痛みと、前日の日暮れ直前下山がどうしても心に引っ掛かるので下山を決意。なんか雪も降ってるし。
荷物を背負い出ようとしたところで、30人位の集団が登ってくる。
参加者にモンベルの名札があるのでツアー客?
先頭のスタッフさんに、横岳の状況や、オーレン小屋宿泊者などをガッツリ聞かれて足止めされた後(苦笑)ようやく解放。
途中完全に雪が止み、いい天気になってきたので後ろ髪をひかれつつも下山しました。
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