残雪の那須〜茶臼岳・南月山・姥ヶ平
- GPS
- 07:01
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 983m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:47
天候 | 晴れのち曇り。強風! |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・那須ICより県道17号線ほか。まっすぐです。 ●茨城方面から(馬頭経由) ・まず国道293号線に乗る。 ・若鮎大橋の先で右折、「上町」交差点も右折。国道294号線に。 ・伊王野の手前で「りんどうライン」へ。 ・高速道路を越えた先で「湯本方面」に従って右折、りんどう湖傍を抜けて県道68号線へ。 すぐ北の「池田」交差点を左折、県道21号線。 ・あとは道なり。 <峠の茶屋駐車場> ・県営。 ・広いですが、シーズンは大混雑します。 ・トイレあり。但し冬季期間(4月下旬まで)は使用不可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【峠の茶屋〜峰の茶屋避難小屋】 ・整備状況は問題なし。雪がなければ軽装で行けなくもない道です。(軽装はおすすめしま せんが) ・前半の樹林帯と、最終部の谷の横断に雪が残ります。 ・アイゼン無しでも十分行けます。あれば保険にはなるかも知れません。 【峰の茶屋避難小屋〜茶臼岳〜牛ヶ首】 ・残雪は一切なし。 ・登山道としては問題なし。視界不良時は道をロストしやすいかも。 【牛ヶ首〜日の出平〜南月山】 ・牛ヶ首から日の出平まで、稜線上の残雪。 ・一部、凍っているので、滑りやすいです。また、雪庇状になったところがありますが、 こちらは問題ないです。雪の状態は毎日変わっていくと思われます。 ・日の出平から鞍部までも残雪。踏み抜きは仕方ない。 【牛ヶ首〜姥ヶ平】 ・残雪。踏み抜き多数。 ・下部で道を見失わないように注意が必要です。 【姥ヶ平〜三斗小屋分岐〜沼原分岐】 ・残雪。 ・トラバース箇所が幾つかあり、危険。ダブルストック必携です。出来れば軽アイゼンも。 ・雪の重みで倒れた藪が、登山道を覆っています。道が分かりづらく、歩きにくいので時間 がかかります。 【沼原分岐〜峰の茶屋避難小屋】 ・下部に残雪ありますが、危険個所は皆無。 ・上部に、急な雪の斜面。また、雪が融けたばかりの所、浮き石多く危険です。上部からの 落石もあるかも、です。 ○本コース(特に姥ヶ平含む西側)を歩く場合、残雪があるので、軽アイゼン、ダブルストッ クはあった方がいいと思われます。 ○アイゼンは、普通の軽アイゼンでも良いですが、雪の無い個所も多いので、チェーンアイ ゼンも使えます。 |
その他周辺情報 | <那須湯本 鹿の湯> ・41℃〜48℃までの浴槽があります。 ・シャワー等はありません。(もちろん洗剤も) かけ湯のみ ・大人 500円(中学生以上) / 小人 300円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
輪カンジキ
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
久々の晴れを狙って、那須へ。三本槍と茶臼で悩み、天気が崩れた時の事を考えて茶臼岳周辺へ。
娘の習い事が発表会前で忙しいため、父と息子(兄)の二人で歩きました。
予定ぴったり、4時半に家出発。登山口についたのが6時半。
予定通り(?)風がすごいですね〜何度来ても、那須の風は変わりません。車の陰で準備済ませて、6時45分出発♪
樹林の中は雪と泥濘、森林限界越えてからは爆風と戦いながら、峰の茶屋へ。強い時は、まっすぐ前向いていると息が出来ないほど!
雪渓の横断は慎重に、それ以外は風の無いタイミングで急ぎ足、と、そんなことしてたら峰の茶屋に35分で到着。コースタイムの7割は、我が家としては偉業(←さすがに言いすぎ)。
裏那須見つつ、茶臼岳へはさらに強風の洗礼。本峰手前の窪池が最強。とんでもない風。まわりは絶景なんだけどねぇ…
岩礫の斜面を風に押されつつテクテク……で、50分弱で山頂到着。
山頂の岩陰で、父が小キジ撃ったら、あまりの強風に自分自身にあれがかかってしまった事はナイショです。
こういう事があると良くないので、携帯トイレはちゃんと持参しましょう。
(↑そーゆー問題じゃない)
下山は風下斜面で楽々、巻き道も楽々で牛ヶ首。
南月山までは雪の楽しい道でした。踏み抜いたり滑ったり…。南月山で大休止。
牛ヶ首まで戻って、姥ヶ平経由、峰の茶屋まで周回してくる事に。
これが吉だったのか凶だったのか…
まず、姥ヶ平までの下りで父がやたら踏み抜き、下部でこんどは兄がやたら踏み抜き、姥ヶ平は文句なしの絶景。
ここから御沢源流の辺りが今日一番の難所。雪の沢を横断してからは急峻なトラバースになり、無雪期と比べてはるかに危険。
三斗小屋分岐で北に切り返し、一気に急降下。ここで父がほんのちょっと滑落(数メートル)、その後のトラバースをなんとか乗り切って、いったん休憩。
先は、地形が穏やかになる代わりに道が分かりづらく、藪に覆われた道はなかなか大変でした。
でも、御沢本流の雪解け水か気持ち良くて…♪
分岐からは頑張って標高差300m。途中、気になっていた避難小屋も偵察でき、目的は十分達成。
最後は峠の茶屋まで一気に下山。
鹿の湯の硫黄泉でほっこり〜、中身の濃い一日が終わりました。
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