鳳凰三山(夜叉神の森からピストン)

2016年04月29日(金) 〜 2016年04月30日(土)

• GPS: 28:44
• 距離: 23.1km
• 登り: 2,216m
• 下り: 2,205m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:33
• 合計: 5:10

7:52 夜叉神峠登山口
8:36 8:36 夜叉神峠
8:39 8:43 夜叉神峠小屋
9:38 9:39 杖立峠
10:13 10:18 火事場跡
10:52 10:54 苺平
11:26 11:45 南御室小屋
12:57 12:59 砂払岳
13:02 薬師岳小屋

2日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:38
• 合計: 8:15

4:18 薬師岳小屋
4:27 5:08 薬師岳山頂標柱
5:33 5:38 鳳凰山
5:52 5:53 鳳凰小屋分岐
6:27 6:29 アカヌケ沢の頭
6:33 6:46 賽の河原
6:56 6:58 アカヌケ沢の頭
7:30 7:32 鳳凰小屋分岐
7:56 7:56 鳳凰山
8:20 8:20 薬師岳山頂標柱
8:27 8:36 薬師岳小屋
8:45 8:48 砂払岳
9:30 9:36 南御室小屋
10:07 10:16 苺平
10:41 10:41 火事場跡
11:10 11:11 杖立峠
11:54 11:58 夜叉神峠小屋
12:00 12:00 夜叉神峠
12:30 12:30 夜叉神峠登山口
12:33 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神の森駐車場に駐車。
到着時点では6割ほどしか車がありませんでしたが、下山してくるころには500m位先まで路肩駐車があるほどの混雑ぶりでした。

コース状況／危険箇所等

☆コース全体☆
樹林帯やハイマツ等で地面が隠れているところには残雪があります。
トレースが残っているため苦労する場所は無いはずです。
特に危険な所は無いので軽アイゼンやチェーンアイゼンがあれば十分。


1. 夜叉神峠登山口~夜叉神峠~杖立峠
●長く緩やかな樹林帯の登山道。
●この区間には残雪はありません。

2. 杖立峠~苺平~(南御室小屋)~砂払岳
●樹林帯の登山道。
●苺平付近から残雪あり。辻山付近が全行程で一番雪が残っていました。

3. 砂払岳~(薬師岳小屋)~薬師岳~観音岳
●森林限界越えた稜線。
●薬師岳小屋近辺を除けば雪は吹き飛ばされていて無かったです。

4. 観音岳~地蔵ヶ岳
●森林限界越えた稜線。
●薬師岳~観音岳の間と比べて残雪がある。
●残雪が凍っていて滑りやすい。勾配が多少あるためアイゼンがあると安心。

写真

4/29 7:47

夜叉神の森からスタート。

4/29 7:49

登山口。
人気の山だけあって沢山人がいました。

4/29 7:55

最初は泣けるぐらいにガスガスでした…。

4/29 8:28

夜叉神峠までの道はとてもよく整備されている。

4/29 8:39

夜叉神峠到着。
晴れてきた！

4/29 8:51

ここからは長い長い樹林帯。

4/29 9:25

道は広く緩やかで歩きやすい。

4/29 9:38

杖立峠到着。

4/29 9:38

ここから苺平まで2時間半…。

4/29 9:44

長い道のりだけど緑の美しさが素晴らしいと思います。

4/29 9:50

木々の隙間からは北岳や、

4/29 9:50

間ノ岳や、

4/29 9:51

農鳥岳が顔をのぞかせます。

4/29 10:03

植生が変わってシラビソの美しい森となります。

4/29 10:11

木々が無くなってきた。ここら辺が火事場跡かな？

4/29 10:13

すごい！絶景！

4/29 10:15

白峰三山！

4/29 10:17

苺平はまだまだ先。

4/29 10:24

ちょっとしたガレ場を登ります。

4/29 10:39

雪と氷がでてきた。

4/29 10:51

大ナジカ峠への分岐。
さすがにトレースは無かった。

4/29 10:53

苺平到着！

4/29 10:58

辻山を巻くように進みますが残雪で歩きづらい。

4/29 11:01

全行程でここが一番残雪が多かった。

4/29 11:26

南御室小屋到着。
古いけど評判の良い小屋ですよね。

4/29 11:44

テントもぼちぼち増えてました。

4/29 11:50

小屋の裏手の登山道はえらい急登。

4/29 12:25

樹林帯は続きます。

4/29 12:44

空が近くなってきた！

4/29 12:46

ここを抜けると…

4/29 12:48

白峰の大絶景！やっと森林限界突破！

4/29 12:48

遠くには仙丈ヶ岳！

4/29 12:49

富士はちょっと雲がかってるけど。

4/29 12:50

やっと見れた鳳凰の稜線。
一年前これが見たかったんだ…。

4/29 12:52

砂払岳までもう少し。少しザレてます。

4/29 12:57

砂払岳頂上は標識とかありません。
でも360度の大展望！

4/29 13:03

薬師岳小屋。

4/29 18:17

仙丈ヶ岳へのサンセット。

4/29 18:18

夕日の照らされる薬師岳。

4/29 18:28

日が沈んでしまった。

4/29 19:05

甲府の夜景を見ながら就寝…。

4/30 4:19

翌日、日の出を見るために薬師岳小屋を出発。

4/30 4:23

振り返れば富士山。甲府の街もまだ明るい。

4/30 4:27

薬師岳登頂！

4/30 4:34

もう少しで日の出のはず…。

4/30 4:39

中道ルートの途中でスタンバイ。

4/30 4:49

出てきた！

4/30 4:50

4/30 4:52

4/30 4:54

4/30 4:54

雲海に浮かぶ富士山。

4/30 4:54

薬師岳のモルゲンロート。

4/30 4:58

富士山と薬師岳の奇岩たち。

4/30 5:01

まだ月が出ていた。

4/30 5:07

白峰のモルゲンロート。

4/30 5:08

仙丈ヶ岳のモルゲンロート。

4/30 5:08

太陽が昇ってきた。

4/30 5:10

朝日に照らされる鳳凰の稜線。

4/30 5:21

稜線の西側は絶壁です。
雪が無いため危険は無いかと思います。

4/30 5:26

振り返るととても美しい稜線。

4/30 5:29

観音岳はすぐ近く。

4/30 5:33

観音岳登頂！

4/30 5:35

奥に破損した二等三角点がありました。

4/30 5:35

アップダウンがきついけど地蔵岳まで頑張る！

4/30 5:51

鳳凰小屋分岐まで降りてきました。

4/30 5:53

日陰には表層の凍った残雪があるため注意。

4/30 6:05

アカヌケ沢の頭の鞍部。

4/30 6:09

自然の造形美って素晴らしい。

4/30 6:20

150m位登り返します。

4/30 6:32

表層はツルツルに凍ってます。
こういう下り道が一番怖いです。

4/30 6:33

賽の河原到着！

4/30 6:34

地蔵岳の象徴オベリスク。

4/30 6:34

甲府盆地が良く見えます。

4/30 6:46

まだ行程の半分。
ここから観音岳まで戻ります。

4/30 6:54

白鳳峠への分岐。

4/30 7:24

どんどん遠くなっていくオベリスク。
なんだか名残惜しい。

4/30 7:27

200m位登り返します。

4/30 7:51

いつの間にか観音岳山頂には沢山の人がいました。

4/30 7:55

甲斐駒ヶ岳へと延びる鳳凰の稜線。

4/30 8:01

富士へ延びる鳳凰の稜線。

4/30 8:19

薬師岳山頂まで戻ってきました。

4/30 8:19

薬師岳山頂標柱。

4/30 8:20

名残惜しいけど下山。

4/30 8:20

雲ひとつない最高の日でした。
白峰三山がとても美しかった。

4/30 8:21

仙丈ヶ岳。その奥は中央アルプスかな。

4/30 8:21

赤石岳などの南アルプス南部の山々。
笊ヶ岳の特徴的な双耳峰も。

4/30 8:25

薬師岳小屋付近には雪が残ってました。

4/30 9:08

そして長い長い下山の始まり。

4/30 9:28

南御室小屋は大盛況。

4/30 9:56

地図には無い辻山ルート分岐。

4/30 9:56

トレースもテープもあるみたいです。

4/30 10:27

残雪が無くなりました。

4/30 11:44

クマザサが出始めると夜叉神峠が近い。

4/30 11:48

最後の登り返し！

4/30 11:54

夜叉神峠到着！
今日は白峰三山がはっきり見える！

4/30 11:56

夜叉神小屋も盛況してました。

4/30 12:28

昨日はガスで気付かなかったけど、夜叉神の森とても綺麗だったなあ。

4/30 12:31

やっと下山。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

K21

ずっと楽しみにしていた鳳凰三山。
去年登ったときはまさかの悪天候で何も見えず悔しい思いをしました。
だけど、いつかまた登ろう、と心に決めていました。

この日は絶好の登山日和で、白峰三山から富士山、八ヶ岳にいたるまで360度の大展望が待っていました！
これが自分が見たかった景色だったんだ、と思うと胸にこみあげてくるものがありました。


鳳凰三山はどのルートを通っても長い山行になると思います。
しかもその大半が樹林帯です。
でもそれを凌駕するだけの素晴らしい景色が稜線上では待っているはずです！