(三つ峠駅)→三つ峠→御坂黒岳→(河口湖自然園BS)
- GPS
- 29:59
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,374m
- 下り
- 2,134m
コースタイム
新宿駅 08:10
↓(ホリデー快速河口湖号)
三つ峠駅 09:59 10:04
↓
達磨石 11:15 11:25
↓
八十八大師 11:59 12:08
↓
開運山(三つ峠) 14:20 15:06
↓
三つ峠山荘(泊) 14:05
【DAY 2: 11/4】
三つ峠山荘 07:30
↓
清八山 09:34 09:50
↓
八丁峠 10:09
↓
御坂山 11:49 11:59
↓
御坂峠 12:31
↓
黒岳 13:27 13:52
↓
新道峠 14:37 14:41
↓
河口湖自然園 16:02 16:07
↓
河口湖駅 16:40
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:河口湖自然園バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
明確な踏み跡有 全体に道標不完備(清八山から御坂山への三叉路には道標無) |
写真
感想
【DAY-1】
夏に南アルプスで剥がれた登山靴のソール張替え後初めての山旅である。新宿からホリデー快速河口湖号に乗ると、富士急行線の三つ峠駅まで乗り換えなしなので快適である。三つ峠駅は、鄙びた田舎風で好感が持てる。三つ峠駅から道標に導かれ、かなり長い間、車道を歩いて行く。三つ峠山頂はわりと近くに見えるが、山頂付近は意外に急峻である。小さな沢を渡り、ようやく梵語で「アーク(大日如来)」と刻まれた達磨石に着き、登山道に入る。
思ったより急な登山道をジグザグに登って行き、やがて81体の石像がある八十八大師に着き小休止する。さらに登って行くと、ようやく屏風岩に達し、その前から富士山の大展望が広がる。梯子上の階段を上り、四季楽園の前を通って、三つ峠(開運山)の山頂に着く。富士山、南アルプス、八ヶ岳、金峰山、甲武信ヶ岳、御正体、杓子山等が見える。明日の縦走路である御坂山から黒岳もよく見える。見る限り、それほど厳しい縦走路ではなさそうだ。天気はまずまずである。写真を撮ったりして休憩後、北へ迂回して下り、三つ峠山荘に着く。宿泊客、他に無し。窓から、富士山の展望が広がる、おそらく一番長めの良い部屋が、今晩の宿である。こたつに入って、時々、部屋から写真を撮って休憩する。夕食を食べ、甲府と都留市の夜景を見て、9時頃に就寝する。
【DAY-2】
朝起きた時は、朝靄で何も見えなかったが、次第に靄が晴れ、富士山や南アルプスがくっきりと見えてくる。7時の朝食を済ませ、今日の長い行程を考え、早めに出発する。むかうは最初の目的地である清八山である。途中の茶臼山や大幡山は看板もないので知らないうちに通り過ぎる。清八山からも富士山、南アルプス、八ヶ岳が見える。天気は非常に良い。清八山から御坂山へは、少し戻り、何の標識もない三叉路を右に入る。清八山から見る限り、この道しかないようなので思い切って進んでみる。GPSが無ければ二の足を踏むところだ。三叉路からかなり歩き、看板のない八丁山も知らないうちに越え、八丁峠に出る。雑木林の紅葉が気持ち良い。八丁峠からも、雑木林の中のアップダウンを繰り返し、時々、富士山や南アルプスの眺望を得ながら、かなり長いこと歩いて御坂山に達する。雑木林の中で眺望はない。小休止して、昨日新宿で買ったクロワッサン×2を食す。御坂山からも紅葉した気持ちの良い雑木林と笹の中のアップダウンを繰り返し、廃屋の御坂茶屋のある御坂峠を越え、黒岳に至る。黒岳山頂も雑木林に囲まれ展望がないが、西に200mぐらい行くと展望台と称するところがあり、河口湖を挟んで富士山や南アルプスの展望が得られる。日暮れが心配なので、小休止に留め、黒岳山頂に戻り、破風山を越え、新道峠に至る。本日の縦走はここまでとし、大石へ下る。昨日、三つ峠山頂からの印象よりはアップダウンが多く、ややハードな縦走であった。かなり急な斜面をジグザグに下り、雑木林が薄暗い植林の杉林に換わると砂利道の林道に出る。さらに1時間ほど歩いて、大石の人里に出て、河口湖畔の自然園BSに着く。タイミングよくやって来たレトロバスで富士急・河口湖駅に出る。特急で大月に出て、吉田うどんを食べ、特急「かいじ」で帰宅する。
【まとめ】
好天に恵まれ、紅葉も思ったより美しく、気持ちの良い山旅であった。ただ、今年はクマが多いということで、それだけが心配であった。もう少し良いクマよけ鈴を買った方が良いかもしれない。冬には、新道峠から先を歩こう。
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