本格冬山チャレンジ 赤岳1泊2日 美濃戸口ピストン

2016年01月10日(日) 〜 2016年01月11日(月)

• GPS: 27:32
• 距離: 28.7km
• 登り: 1,744m
• 下り: 1,728m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:01
• 休憩: 0:12
• 合計: 3:13

10:32 八ヶ岳山荘
11:18 11:19 やまのこ村
11:26 11:29 赤岳山荘
11:34 11:42 美濃戸山荘
12:29 12:29 堰堤広場
13:45 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 5:44
• 休憩: 3:09
• 合計: 8:53

5:11 赤岳鉱泉
5:11 5:12 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
5:12 5:40 赤岳鉱泉
6:16 6:41 行者小屋
7:40 7:48 地蔵の頭
7:52 8:36 赤岳天望荘
9:09 9:11 赤岳頂上山荘
9:14 9:16 赤岳
9:18 9:25 赤岳頂上山荘
9:44 9:45 赤岳天望荘
9:48 9:53 地蔵の頭
10:28 10:42 行者小屋
11:02 11:50 赤岳鉱泉
12:40 12:40 堰堤広場
13:14 13:14 美濃戸山荘
13:19 13:23 赤岳山荘
13:24 13:24 やまのこ村
14:04 14:04 八ヶ岳山荘
14:04 ゴール地点

写真

1/10 9:16

茅野駅到着。
御柱祭の告知ポスター。

1/10 10:24

美濃戸登山口。
登山届けを提出。

1/10 10:39

沢が凍ってる！

1/10 11:19

赤岳山荘。ここまで雪なし。

1/10 11:27

アイスクライミングの練習用？

1/10 11:29

赤岳？かな。

1/10 11:31

林道が所々凍ってますが、まだアイゼンなしで頑張ります。

1/10 11:42

美濃戸山荘前。
北沢、南沢ルートの分岐点。
今回は北沢から。

1/10 12:14

カチンコチンの沢。

1/10 12:31

堰堤。ここでアイゼン装備。

1/10 12:57

この川を下り、本部に救援を要請します！（八甲田山より）

1/10 13:10

よく踏まれていて、潜る箇所はなし。

1/10 13:17

スケートリンク？

1/10 13:45

冬の赤岳鉱泉名物、アイスキャンディーが見えてきました。
アイスクライマーが取り付いています。

1/10 13:45

1/10 13:47

うーん、楽しそう。
自前のアイスクライミング道具がないので、見るだけにしておきます。

1/10 14:08

赤岳鉱泉に到着。
ツェルト、あるいは雪洞泊を目論んでいたのですが
・ツェルトを張る為の細引きを忘れた…
・雪がサラサラ過ぎて、雪洞が掘れない。ブロックも作れない…
為に、山小屋泊に切り替えます。
何のために重い荷物を持ってきたのやら…

1/10 13:56

マイナス3度。

1/10 15:25

ずいぶん広い山小屋です。

1/10 15:25

1/10 15:25

全てのスペースに布団の準備が。
一人一枚なので、山小屋泊としては良い環境です。

1/10 15:46

せっかく食料を持ってきたので、せめて食事は自炊することに。

1/10 15:46

コーヒーは、飲んでいる間に凍る始末…

1/10 16:02

アイスキャンディー裏側。

1/10 16:16

夕食は赤岳鉱泉名物のステーキ！
今回は見るだけです…

1/10 16:16

アイスクライミング用具の展示があちこちに。

1/10 16:17

広い！

1/10 18:29

貸し出し用のアイスアックス。

1/10 18:29

アイスクライミング用ザック。

1/11 4:48

2日目。
朝食ののち、赤岳に出発します。

1/11 5:40

朝5時半、ヘッデンをつけて出発！
他にも結構登山者がいたので、真っ暗な道でも不安ではありませんでした。

1/11 5:47

行者小屋への踏み跡。

1/11 6:07

ずいぶん古い案内板です。
文字が右から左に書かれているので、戦前くらい？

1/11 6:08

新しい案内板。

1/11 6:17

行者小屋に到着。
この日は営業していました。

1/11 6:33

1/11 6:35

行者小屋テン場。結構テントがありました。
昨日ここまで歩いてもよかったかも。。。

1/11 6:56

雪煙の稜線。

1/11 6:56

地蔵尾根から、地蔵の頭を目指します。

1/11 6:58

朝日を浴びる阿弥陀岳。

1/11 6:59

むほー。
下界が見えます。

1/11 7:07

地蔵の頭が近づくと、階段、ハシゴ、クサリが出てきました。

1/11 7:24

1/11 7:24

傾斜も急になります。
雪と氷のミックスを、アイゼンで慎重に登っていきます。
足を滑らせたら死にますが、滑らせなければ死にません。
ゆっくり、ゆっくり。

1/11 7:45

地蔵の頭に到着。
風が強い！

1/11 7:46

雲海から山が頭を出しています。
素晴らしい眺めです。

1/11 7:46

朝日が雲海を照らします。
台風並みの風の中、見入ってしまう光景です。

1/11 7:51

台風並みの風の中、少し歩くと赤岳展望荘に着きました。

1/11 7:51

風力発電の風車が凍り付いています。

1/11 8:35

ありがたいことに、営業しています。
寒さと風で、山頂への意欲が萎えかけていたので、しばし休憩することにします。

1/11 8:08

昨日の「最高」気温がマイナス10度…寒いわけだ。

1/11 8:08

ごえもん風呂！
雪解けの頃に、また来ます。

1/11 8:14

窓は凍り付いています。

1/11 8:36

茅野市街かな？
ガスがかかったり、晴れたり。

1/11 8:56

岩と氷のミックスを、アイゼンとピッケル装備の上で登ります。
滑落しないように、一歩一歩慎重に。

1/11 9:05

山頂が見えてきた！

1/11 9:13

山頂の祠。

1/11 9:15

生憎のガスで展望はありませんが、ともかく冬山入門編の赤岳に登頂しました。やった！

1/11 9:15

阿弥陀岳方面。展望なし。

1/11 9:16

マイナス10度くらいかな。
手袋は、インナー＋アウターの二枚重ねです。
写真撮影のためにアウターを外すと、すぐ寒さで指先が痺れてきます。未経験の寒さです。

1/11 9:19

標識もカチカチです。

1/11 9:19

装備は
上：長袖のインナー＋化繊のTシャツ＋長袖のフリース＋ハードシェル
下：インナータイツ＋冬用ズボン
フリースの帽子＋ネックゲイター
インナーグローブ＋アウターグローブ
厳冬期の3000m級だと、もう一枚増やしても良かったです。
少し立ち止まると、寒くなってきます。

1/11 9:30

山の事故の7割は下山時に起きるといいます。
慎重に、慎重に…

1/11 9:33

岩が赤色をしています。
赤岳の由来はこの色からでしょうか。

1/11 9:35

メガネは曇り、帽子やハードシェルにも霜が付きます。

1/11 9:46

地蔵の頭から東方面。

1/11 10:10

階段とクサリ場の連続する地蔵尾根を、慎重に降りていきます。

1/11 10:10

1/11 10:11

1/11 10:36

安全地帯の行者小屋まで降りてきました。

1/11 10:55

行者小屋から大同心近辺を望みます。
アイスクライマーの人たちは、この辺りを登っているのでしょうか。
降りたとたんにガスが晴れてきましたが、また登る気力がわきません。
赤岳山頂からの眺めも見たかったのですが、今回は山頂を踏めたことでよしとします。

1/11 11:49

赤岳鉱泉にデポしていた荷物を回収し、下山します。

1/11 15:02

帰りのバスから八が岳が見えます。
夏には縦走をしてみたいな…

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

感想

wakodental

本格冬山の入門編と言われる赤岳に登ってきました。
今年は雪が少ないとのことでしたが、初の冬山なので比較対象がありません。

ともかく、無事に登頂できました。
雪山は確かにそれなりの危険がありますが、雪に覆われた山はたとえようもなく美しいものです。
安全に気を付けて、今後も雪山を楽しみたいと思います。