クマの声を聞いた・・・南木曽岳(上の原〜蘭 縦走)
- GPS
- 07:34
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,411m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 7:44
天候 | 曇ときどき雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
復路:蘭まで下りてバスで南木曽駅、そこから歩いて登山口駐車場へ。 南木曽の駅周辺に駐車して南木曽駅→バス→蘭で登って上の原に抜ける予定がバスに間に合わなかったため、逆ルートになりました。。。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹が多めですが、ルートははっきりしているので迷うことはありません。 蘭への下り専用ルートは鎖・梯子が多いのですが、結構古くなっており、雨で濡れていると結構怖いです。 |
その他周辺情報 | 上の原は住宅街なので特筆するものはありません。 蘭にはあららぎ温泉やホテル木曽路があります。 なお、頂上付近に水場があります。 避難小屋→展望台から少し下った、案内板が立っているところ。水場への表示は無いのですが、明らかに踏み跡があるのでわかると思います。 |
写真
装備
個人装備 |
消費水分:1.8L(不足気味)
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感想
なんだかんだでまた1か月ぶりの登山。
天気がイマイチだったので、(ガッカリ度が少なくて済むように)そもそも眺望がさほど期待できない山に行こうと思い、この山を選択しました。
始めの30分は非常に調子が悪く、すぐ息が上がり、滝のような汗が止まらず、水分を半分近く消費してしまい、撤退しようかとも思いましたが、わざわざ遠方まで来て30分で撤退では惨めなのでとりあえず行けるところまで行ってみよう、と続行。
今思えば、寝ている間に消費した水分の補給が足りていなかったのかな。。。
そのあとはペースを落として順調に登り始め・・・たところ、急に進行方向右手の下方の斜面から「ガフッ!」という唸り声とともにガサガサと藪を掻き分ける音が。ちょうど前日に宿に置いてあった雑誌で「クマやイノシシに出会ったら」という記事を読んだところだったので、体が凍り付きました。。。
しかしその方向を見てもクマの姿は見えない。声を出して威嚇してみる・・・反応なし。枝を拾って投げつけてみる・・・反応なし。うーん、気のせい?と思い、さもビビっていないかのようなオーラを発しながら進んでみる。斜面が見えなくなり、やはり気のせいかーと思ったら、再び同じ方向からガサガサッ!と。。。うん、間違いない。
とりえあずもう2〜3本枝を投げつけ、声でも威嚇しておいて、ビビりを隠しつつ前進再開。その後は無事に登れました。何度も後ろを振り向き、声を上げつつ、ですが(笑)この一件で撤退という選択肢がかなり選びづらくもなりました(笑)
登山口から標高1400mくらいまでは割と急な登りですが、それ以降はなだらかで歩きやすくなります。しかしその辺から雲に覆われ、雨も少ーし降ったり降らなかったり。まあそこは覚悟してたしいいのですが、やはり山頂付近の見晴台・展望台でも眺望はゼロでした。
蘭方面は登りと下りがそれぞれ専用ルートになっているのですが、下りルートはハシゴ・鎖が多数。結構古いし斜度も微妙な上に濡れているもんだから怖い。手も駆使して慎重に下りました。
登山口駐車場を過ぎ、尾越のバス停を目指して歩いていたところ、登山口ですれ違ったパーティが車で通りかかって「乗っていきますか?」と・・・!
恐縮だったのですが、非常に気のいい方々で、お言葉に甘え、あららぎ温泉まで乗せてもらうことに。やっぱりクライマーっていいよなぁ・・・あの時の皆さん、ありがとうございました!もしヤマレコユーザーだったらコメントください!
おかげでバスの時間までだいぶ余裕が持てたので、温泉で汗を流し、バスで南木曽駅まで移動し、その後また登山口まで登って修行目的の登山は終了。
1年前もこの3連休は北岳で暴風雨を食らったし、なんだかなぁ。。。来年は修行よりも楽しめますように!
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