記録ID: 920162
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ハイキング
奥多摩・高尾
日蔭名栗峰(ツバノ尾根失敗)
2016年07月17日(日) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 09:55
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,667m
- 下り
- 2,753m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 9:56
距離 25.0km
登り 2,677m
下り 2,759m
16:51
ゴール地点(湯場BS)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
03:40 自宅出発 JR国分寺駅まで約3.5kmを歩く。 04:33 国分寺発高尾行(立川04:40着) 04:47 JR立川発青梅行(青梅05:18着) 05:19 JR青梅発奥多摩行(奥多摩06:00着) 06:27 西東京バス奥多摩駅発東日原行(東日原06:51着) ---山歩き--- 17:07 湯場BS発奥多摩駅行(奥多摩駅17:28着) 17:41 JR奥多摩駅発青梅行(青梅18:18着) 18:20 JR青梅発東京行(立川18:48着) |
コース状況/ 危険箇所等 |
日原川渡渉からヤケト尾根に合流するまで、何も人工物はありません。踏み跡もありません。 石尾根の北斜面は、この時期のお約束通りコバエとアブが五月蠅いです。石尾根に出るまで常時つきまとわれました。体が黄色、目が赤いアブ(アカウシアブ)は吸血します。アブ対策(僕は濡れ手拭い)が必要です。 |
写真
06:59 +24℃ ハイカー6人乗車の空いたバスでした。東日原バス停で、天目山への途中で熊の親子を見て降りて来た方に会いました。東日原の交番でお巡りさんに熊目撃を報告されてました。情報共有ありがとうございます。稲村岩を見ながら進みます。
07:57 +19℃ 日原林道を進み、ヤケト尾根入り口を通過します。2頭でクルクルとダンスするアサギマダラを見ました。タテハチョウ、カラスアゲハ、赤トンボは沢山います。虫を見ながら楽しく歩きます。
08:15 +19℃ 4.5km表示の少し先、林班界標36|35が道路の反対側に立っている所で日原川に降ります。ここがツバノ尾根ルートの入り口です。注連縄みたいなトラロープ(写真)で一礼して入りました。
08:33 +20℃ ヒバカリが道を塞いでいます。通るよーって声を掛けても動いてくれません。ヒバカリは毒が無いです。踏まない様に跨いでそのまま通りました。僕が跨いでもじっとしていました。
08:41 +18℃ 日原川まで降りて来ました。上から川を見ていた時は水が多くは見えなかったのですが、川まで来たら2m位歩幅が無いと石伝いに渡れない状態でした。素直に裸足で渡ります。すごく冷たい水です。川を渡るだけで寒くなりました。水の深さは膝位でした。
【注意】僕はここで道を間違えました。
08:50 +15℃ 渡渉した地点から指さす方向に登り始めます。枯葉フカフカ、湿った岩はヌルヌル、浮石や枯れ木多数でナカナカ登れません。苦労しました。GPSログを帰宅後に確認したら、この地点のログが行きつ戻りつしたみたいな軌跡になっていました。でも実際は戻ることはなくジリジリと地道に登りました。
08:50 +15℃ 渡渉した地点から指さす方向に登り始めます。枯葉フカフカ、湿った岩はヌルヌル、浮石や枯れ木多数でナカナカ登れません。苦労しました。GPSログを帰宅後に確認したら、この地点のログが行きつ戻りつしたみたいな軌跡になっていました。でも実際は戻ることはなくジリジリと地道に登りました。
09:18 +17℃ やっと尾根の端に乗りました。フカフカの苔の付いた石に座って休憩です。
ここまで両手両足に加えて、膝の内側、キックステップ、肘等も使って全力で登りました。とっても泥だらけです。
ここまで両手両足に加えて、膝の内側、キックステップ、肘等も使って全力で登りました。とっても泥だらけです。
09:22 +19℃ 休憩しながら地図とGPSを確認し、ツバノ尾根じゃない尾根に乗ってしまったことが判りました。1本隣の尾根にいます。ガーン。
これからどうするか、フカフカ苔の絨毯に座ってじっくり考えました。
道迷い遭難の事例で良く言われることは、『迷ったら、判る所まで戻れ』です。今回の場合、日原川渡渉点まで戻るのが基本セオリーです。でも先程の斜面を降りることにもリスクがあります。
さてどうするか。地図を良く見ると、現在地はヤケト尾根の支尾根末端です。傾斜は急ですが崖記号はありません。ドキドキしますが、このままこの支尾根を詰めてヤケト尾根に向かうことにしました。
ヤケト尾根まで行ければ問題ありません。もしヤケト尾根まで行けなかったら、ゆっくり戻ってきて日原川を渡って帰る、明日は休みだし慌てることは無い。そう決めて支尾根を登り出しました。
これからどうするか、フカフカ苔の絨毯に座ってじっくり考えました。
道迷い遭難の事例で良く言われることは、『迷ったら、判る所まで戻れ』です。今回の場合、日原川渡渉点まで戻るのが基本セオリーです。でも先程の斜面を降りることにもリスクがあります。
さてどうするか。地図を良く見ると、現在地はヤケト尾根の支尾根末端です。傾斜は急ですが崖記号はありません。ドキドキしますが、このままこの支尾根を詰めてヤケト尾根に向かうことにしました。
ヤケト尾根まで行ければ問題ありません。もしヤケト尾根まで行けなかったら、ゆっくり戻ってきて日原川を渡って帰る、明日は休みだし慌てることは無い。そう決めて支尾根を登り出しました。
10:16 +19℃ ガスって来ました。寒くも暑くもなく、良い温度です。たまに鹿が啼きますがとても静かです。でもコバエとアブは、この時期の奥多摩のお約束通りに五月蠅いです。体が大きくて黄色く、目が赤いのでアカウシアブです。石尾根に出るまで常時つきまとわれました。
10:22 +18℃ 日原川を渡ってから、初めて人工物を見ました。灰色の雨具の成れの果てです。もしかして遭難者かも...と思って持ち上げてみました。雨具だけでホットしました。
ここを人が通ったことがあると知って嬉しくなりました。ここまで赤テープも鉈目も一切無しです。熊の爪痕と鹿糞は沢山ありました。
ここを人が通ったことがあると知って嬉しくなりました。ここまで赤テープも鉈目も一切無しです。熊の爪痕と鹿糞は沢山ありました。
11:10 +19℃ 林班界標 46|47の標識は前回も見た覚えがあります。帰ってきてから調べたら、ヤマレコにUPしてました。リンク先の19枚目の写真が前回の写真です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-780793.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-780793.html
12:40 +21℃ 日蔭名栗山と高丸山の鞍部で巻き道に入り、東へ折り返しました。石尾根の巻き道は木陰です。微風も吹いていて快適です。日蔭名栗山南面尾根で降りようとここまで来ましたが、まだ時間も早いので、水根山を廻って入奥沢中腹道を偵察して倉戸山から降りることにしました。
14:14 +22℃ 表側は金色です。1分間位手の上で観察していたら、僕の体温で温まって元気になったのか、もそもそ動き出しました。死んだふりだったのか、元気になったのか、微妙な所ですが、元気になったと思いたいです。
14:22 +21℃ 指導標33-080からトラロープを跨いで入奥沢中腹道にちょっと入ってみました。ここから見る限り、写真の様に踏み跡が明確です。まだ歩いたことのない道です。いずれ歩いてみたいと思います。
14:26 +21℃ 倉戸山への道に戻りました。指導標33-070の、水根方面の指示板上部が何者かに齧られたようです。鹿でしょうか? 冬の間、食べるものが無くて指導標まで齧っているのでしょうか? 棒杭尾根の指導標も随分齧られていたことを思い出しました。
16:42 +24℃ 奥多摩湖畔の道に降りてきました。湖畔の道を約1分歩くと鶴の湯トンネルの脇から国道411号線(青梅街道)に出ます。出た所が女の湯BSです。17:06のバスが来るまで約20分あるので、停留所1個分歩きます。
感想
ツバノ尾根で高丸山に登るつもりが、間違えてヤケト尾根の支尾根に乗ってしまいました。間違いに気が付いたけれど、様子を見ながら支尾根を詰めて、そのまま日陰名栗山を登りました。
いつか必ずツバノ尾根から高丸山に登りたいと思います。また宿題が増えました。
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コメント
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利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
はじめまして、yama-monです。
私は6/2にツバノ尾根を登りましたが、渡渉後の取り付きは苦労しました。石尾根へのバリエーションはたくさんあるので飽きないですね。
そのうちヤケト尾根を登りたいと思っています。
munさんのツバノ尾根再チャレレコ楽しみにしています(^^)v
yama-monさん、コメントありがとうございます。
お陰様で、ツバノ尾根を2016/07/30に登れました。
再チャレンジ・レコはこちらです。→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-928002.html
楽しんでいただけると嬉しいです(^^)
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