北八ッ周回（天狗岳〜ニュウ〜縞枯山）

2016年07月23日(土) [日帰り]

• GPS: 10:21
• 距離: 25.0km
• 登り: 1,720m
• 下り: 1,705m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:13
• 休憩: 1:05
• 合計: 10:18

4:56 天狗岳登山口駐車場
5:32 5:36 唐沢鉱泉分岐
6:16 6:16 第一展望台
6:33 6:39 第二展望台
7:07 7:22 天狗岳
7:33 7:41 東天狗岳
8:17 8:18 天狗の奥庭
8:29 8:35 黒百合ヒュッテ
9:21 9:30 ニュウ
10:26 10:27 白駒の池
10:56 10:58 麦草ヒュッテ
11:18 11:19 中小場
11:40 11:48 茶臼山
12:16 12:16 縞枯山
12:27 12:28 雨池峠
12:51 12:51 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
13:10 13:10 五辻
13:28 13:28 出逢いの辻
13:38 13:39 狭霧苑
14:07 14:08 冷山のコル
14:36 14:37 渋御殿湯
15:14 唐沢鉱泉

天候

晴れ後くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

諏訪南IC〜唐沢鉱泉駐車場

コース状況／危険箇所等

・北八ヶ岳は苔むした大きな岩が多いので、下りは特にスリップ注意です。

写真

7/23 4:57

唐沢鉱泉からスタート、5分前までの濃い霧が嘘のように晴れ渡りました

7/23 5:06

北八ッらしい苔と樹林帯

7/23 6:04

第一展望台から見えたのは峰の松目（中央）とその右の編笠山、西岳と2500mクラスの山だけ

7/23 6:05

目指す西天狗（左）は微妙な感じ

7/23 6:30

ミヤマコゴメグサ

7/23 6:31

霧に濡れたミネウスユキソウ

7/23 6:32

ヨツバシオガマ

7/23 6:34

イブキジャコウソウ

7/23 6:35

オンタデ？

7/23 6:36

第二展望台ではガスが優勢で先行き不安

7/23 6:40

ゴゼンタチバナ、だいぶ花の大きさが違いますね

7/23 6:51

西天狗への岩場の登り

7/23 7:00

oh！ガスの上に出ました、左から赤岳、中岳、阿弥陀岳

7/23 7:03

この眺望を待ち望んでました、左端に爆裂火口が目立つ硫黄岳

7/23 7:14

西天狗登頂、手前はシシウド？

7/23 7:13

赤岳ズームで

7/23 7:08

目の前に東天狗

7/23 7:11

蓼科山も雲の上に頭を出してます

7/23 7:11

5日前に登った北岳（左）とその右に甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

7/23 7:11

槍ヶ岳〜穂高岳、北アルプスが一番天気が安定してそうです

7/23 7:12

金峰山（中央右）と瑞牆山（その手前）が競うように尖ってます

7/23 7:13

どんどん雲が取れてきました

7/23 7:26

東天狗に向けて鞍部まで下りました

7/23 7:34

珍しく貸切の東天狗、南八ヶ岳の天気があまりに良いので、計画変更しようかと迷ったほどです

7/23 7:34

西天狗

7/23 7:36

岩壁そそり立つ稲子岳（右）とそのすぐ左がニュウ

7/23 7:38

硫黄岳の絶好の展望台ですね、右奥に赤岳

7/23 7:45

ミヤマダイコンソウ

7/23 7:52

誘惑を振り切り、計画通り黒百合平に向かって下ります

7/23 7:57

ホシガラス、この辺りはハイマツ帯ですが、まだ好物の実がなっていません

7/23 8:07

ハクサンシャクナゲ

7/23 8:12

天狗の奥庭は大きな岩がゴロゴロ、奥ののっぺりは中山

7/23 8:20

天狗の奥庭からの東西天狗岳

7/23 8:23

水のないすりばち池と東西天狗岳

7/23 8:24

中山は原生林といった雰囲気

7/23 8:27

黒百合ヒュッテが見えてきました

7/23 8:28

ハハコヨモギ

7/23 8:35

ハイオトギリ

7/23 8:40

中山峠からの気持ち良い樹林帯歩き

7/23 8:43

見晴台からの東西天狗岳

7/23 8:46

東天狗の東側は絶壁

7/23 8:50

ニュウへ向かう樹林帯

7/23 9:17

ニュウも絶壁

7/23 9:24

ニュウから見下ろす北八ッ樹林帯は樹海のよう、白駒池が目立ちます

7/23 9:29

白駒池ズーム

7/23 10:07

池も花もない白駒湿原

7/23 9:53

「ニュー中山」とはどこの昭和のホテル？といった感じ

7/23 10:14

「にう」もちょっと抵抗感ありますね

7/23 10:14

「乳」も違和感あり、山名を統一しようという機運はないのでしょうか

7/23 10:21

白駒池、涼しげで良いですね

7/23 10:21

夏の雲が湖面に写ります

7/23 10:30

苔が美しい北八ッ、新しい苔の説明看板ができていました

7/23 10:34

白駒の奥庭、今日2つ目の奥庭

7/23 10:48

次に目指す茶臼山（左）と縞枯山（右）

7/23 10:50

ハクサンフウロ、真ん中の星がきれいです

7/23 10:52

テガタチドリ

7/23 10:55

麦草峠、ここにも鹿避け柵ができていました

7/23 10:59

茶水池

7/23 11:20

中小場展望台からの茶臼山

7/23 11:22

コバノイチヤクソウ

7/23 11:44

茶臼山展望台からの眺望、右奥にロープウェイ乗場、中央に開けている所は帰路に通りました

7/23 11:45

大きな縞枯山を望みます

7/23 11:54

茶臼山と縞枯山鞍部の縞枯現象

7/23 12:06

縞枯山展望台からの茶臼山（右）と麦草ヒュッテ

7/23 12:07

北横岳（左）と三ツ岳（右）

7/23 12:17

縞枯山も茶臼山も山頂は狭く展望ないので、休憩には各々展望台がお勧めです

7/23 12:30

久々の縞枯山荘

7/23 12:41

本日3つ目の庭園は坪庭

7/23 12:46

山頂駅と市街地を望みます

7/23 12:51

これもハクサンフウロ？花の先に切れ込みがあり、筋も濃いです

7/23 12:55

北横岳

7/23 13:13

一面の苔

7/23 13:15

ヤマオダマキ

7/23 13:20

ロープウェイからのルートは時々草原となりますが、基本的には樹林帯

7/23 13:37

バイケイソウ

7/23 14:06

狭霧苑からは一層苔が濃くなりました、このルート誰が通るの？と思いましたが、意外と踏み跡明瞭でした

7/23 14:32

渋の湯上流はとても澄んでます

7/23 14:34

いつ以来か覚えていない渋の湯、強烈な温泉臭でそそられます

7/23 15:13

唐沢鉱泉のヒカリゴケ、意外としっかり写ってくれました

7/23 15:15

ゴールです、この日も随分と下まで車の列が連なってました

撮影機器：

Nikon 1 J1 ニコン

感想

hirok

前回の山行ですっかり夏山になったと感じましたが、
どうも太平洋高気圧の張り出しが弱く、再び行先に悩んだ週末でした。
土曜日は北東気流が予想されていたので関東を脱出、
かといって高山日和というほどでもなかったので、困った時の北八ヶ岳をチョイス。
早い時間帯に絶景の天狗岳に登頂し、その後は北八ッの森を散策です。

小淵沢ICを過ぎる頃から深い霧に包まれ、1週間前の悪夢が横切ります。
高速を降りるとさらに見通しが悪くなりましたが、
唐沢鉱泉到着手前で霧の上に出ました。
それでも第一、第二展望台付近では微妙な天気。
半信半疑の中、西天狗を目指しますが、山頂に立った時は絶景が。
ちょうど標高2500mを境に雲海の上に飛び出します。

続いて東天狗に登りましたが、人気の東天狗では珍しい貸切。
微妙な天気で入山者が少なかったのでしょうか。
あまりに南八ッの天気が良いので計画変更しようかと悩みましたが、
車の回収が難しいので、予定通り北に向かいます。

早くもニュウ付近ではあちらこちらから雲が沸き立ちましたが、
その後もまずまずの登山日和となりました。
白駒池とロープウェイ山頂駅付近では人の数がぐっと増えましたが、
山頂駅から唐沢鉱泉まではピークのない北八ッらしい森のルート。
苔むした岩がゴロゴロしていて、意外と時間がかかりました。

2週連続で微妙な天気の土曜日でしたが、
山の選択を間違えた先週に対し、今週はバッチリ目論み通り。
難しい天気予報の中で読みが当たった時はうれしいですね。

コメント

Kazuhagi

これは参った
hirokさん　コンばんは

麦草挟んで両方行ってしまうとは、参りましたワイ
北八は天候もったみたいですね〜
渋の湯はサンダル履きの女将追いかけて来ませんでしたか？(笑)

hirok

ドキドキでした
kazuhagiさん、こんばんは

高速ではガスでワイパーを使わざるを得ず、
これは先週と同じだなあと思ったのですが、
先週より高度を上げた分、雲の上に出ることができました
後半は雲が多くなりましたが、これは織り込み済みだったので、
良い一日となりました。

渋の湯には名物女将がいるのですか？
人が全く見えず静かだったので、そんな気配は全くありませんでしたが
建物が見えるとすっかりゴールの気分になってしまいますが、
ここから唐沢鉱泉までは尾根を一つ越えなければならないので、しんどかったです。

satfour

天狗と縞枯
hirokさん、こんばんは。
kazuhagiさんも書いていますが、両方行くとは驚きです（毎週おどろいてますが）。

天狗岳で晴れたのはラッキーですね。
あれほどの絶景ですと、南八に予定変更で行きたくなる気持ち、わかります。

縞枯・茶臼山は、私も今年行く山の候補としてました。
白駒池〜麦草峠の500m？の区間が赤線が未接続なんです。縞枯・茶臼も未踏でしたので麦草から北回りの周回の機会をうかがっていたところでした。
今年は昨年と異なり、本当の「すれ違い」が多いようです。

hirok

意表を突かれました
sat4さん、こんばんは

このルート、意外と岩がゴロゴロしていて、時間がかかりました。
ランが得意なsat4さんも、スピード出し過ぎは注意です。
天狗で晴天になったのはラッキーでした。
北アだったらもっと余裕だったのですね。
なかなか気象は難しいです。

麦草峠〜白駒池が繋がっていないとは、大いに意表を突かれました。
これは茶臼山、縞枯山と絡めて行くしかないですね。
どちらも山頂は狭くしょぼいですが、展望台がありますので。

昨年が異常だったのでしょうね。
ニアミスでもなかなか難しいのに、
ばったりが3回もあったのは奇跡としか言いようがありません。

tailwind

この暑い時期に
hirokさん、こんばんは！

渋温泉の女将は、マジで怖いです
まあ、ルールに従って行動すれば、普通の対応ですが・・・
サービス業には向いていないかも

しかし、私の行動パターンより、遥かに遠くまで行かれましたね
知っている所だと、よりポテンシャルが分かります！
流石ですよ〜　 この暑い時期なのに

天候への読み！流石に眼力が優れていると思いますが・・・
毎週遊びに行っていれば、経験値もお有りでしょうからね

by夏に乗り遅れた男より

hirok

どうされたのでしょうか？
tailwindさん、こんばんは

渋の湯の女将、名物女将なんですね。
飲み過ぎ・騒ぎ過ぎで怒られたとか
なかなかここに泊まる機会はないので、｡｡｡です。

tailwindさんが行かれた冷山、実に渋いルートでした。
地図見てても、ここ歩く人は滅多にいないでしょう、といったルートですね
その割には踏み跡は極めて明瞭で、さすが八ヶ岳と感じましたが。

太平洋高気圧が元気ないせいか、全く暑くないのです
前回の北岳はすっかり夏山という感じでしたが、この日は汗もかかず。
暑くても良いので、早く梅雨明け＆夏山日和が来てほしいものです。

tailwindさんはこの夏はどうされたのでしょう
怪我からは復活されたとのことでしたが、仕事？資格？家庭？

youtaro

冷山
hirokさん、こんにちは。

天気の読みが難しい土曜日でしたが、なによりでした

冷山、いかれましたね！
かなり通った八ヶ岳ですが、この冷山の道と峰ノ松目を
歩いていません。八ヶ岳の一般道は全て歩こうと思っている
ためいつか必ず行きます！
しかし、写真も少なく、コメントを拝見しても地味な
ところのようで

明後日は久しぶりに迷いない晴れになるでしょうか

hirok

山頂スルー
youtaroさん、こんばんは

この日は１週間前と違って、何とか晴れて良かったです
やはり山は晴れないと楽しみ半減です。

八ヶ岳は近くて行く回数も多いので、私もyoutaroさん同様、
全ての一般ルートは歩いてみようと思っています。
冷山は未踏の山でしたが、地図にある通り山頂をトラバースするようにルートがあるので、
結局山頂には行ってません
ルートもなかったように見えましたが。
峰の松目、八柱山、前掛山など、いくつか未踏の山頂もあるので、
ぼちぼち登ってみたいと思います。

ようやく梅雨明けましたね
でも今年は梅雨明け10日とはなりそうもなく、また悩ましい週末を迎えそうです