槍ヶ岳。南アに続き初の北アも天候に恵まれ絶景

2016年07月24日(日) 〜 2016年07月25日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 38.0km
• 登り: 1,736m
• 下り: 1,723m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 0:29
• 合計: 4:02

5:40 上高地バスターミナル
5:48 5:48 河童橋
6:36 6:36 明神館
7:08 7:08 徳澤園
7:51 7:51 横尾 (横尾山荘)
8:28 8:28 二ノ俣
8:46 9:15 槍沢ロッヂ
9:42 赤沢岩小屋（ババ平）

2日目

• 山行: 6:46
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:54

3:41 赤沢岩小屋（ババ平）
3:57 3:57 槍沢大曲り
4:26 4:26 槍沢・天狗原分岐
4:57 4:57 坊主岩屋下
5:11 5:16 殺生ヒュッテ
5:36 5:36 槍ヶ岳山荘
5:57 6:10 槍ヶ岳
6:20 6:31 槍ヶ岳山荘
7:29 7:29 槍沢・天狗原分岐
7:54 7:54 槍沢大曲り
8:07 8:40 赤沢岩小屋（ババ平）
9:19 9:19 一ノ俣
9:49 9:49 横尾 (横尾山荘)
10:27 10:27 徳澤園
10:59 11:05 明神館
11:31 11:31 河童橋
11:35 上高地バスターミナル

※ 2日目のババ平ピストン区間はアタックサック重量

天候

1日目 快晴
2日目 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路: 新宿 22:50発〜上高地 5:20着
復路:
(1) 上高地 12:00発 新島々 13:00着
(2) 新島々 13:26発 松本 13:56着
(3) 松本 14:04発 長野 14:55着 (特急しなの号)
特急しなの号の切符の買い方は都内と一緒。長野から乗り継ぐ特急券も一緒に買えます。槍穂から北陸新幹線使って劔立山なんてこともできるかも？

コース状況／危険箇所等

＊ 等高線で勾配を確認推奨
＊ 上高地〜大曲
・勾配激小
・舐めていたら距離にやられる私のような方も少なくないのでは？
＊ 大曲〜槍ヶ岳山荘
・このコース最大の関門、「楽してただろ？登れよ」まさに槍のごときドS激登り
＊ 槍ヶ岳山荘〜穂先
・渋滞のみが敵
・クライミング経験なしの高所恐怖症でも、鎖、はしごの整備により、苦も無く通過できました。

写真

7/24 5:32

初上高地

7/24 5:51

山肌が違いますね。想像していたよりもずっと険しく見えます

7/24 6:24

遊歩道

7/24 6:34

明神橋越しに明神岳

7/24 7:02

明神岳。格好いい

7/24 7:08

徳沢キャンプ場。初めてでよくわかりませんが、シーズンにしては少ないんですかね

7/24 7:50

横尾キャンプ場もテントはまばら

7/24 7:52

おぉ、あと 11km。。。

7/24 8:25

ロケーションは最高、気分も上々。しかし足がだんだんと重くなる

7/24 9:57

20km の距離をなめていた。。槍ヶ岳山荘どころか殺生ヒュッテすら行けそうにないので、ババ平に泊まることに。槍沢ロッジで買ったビールで乾杯

7/25 3:41

3:40分。天気予報によると、南から湿った空気が低気圧に向かって流れ込むそうなので、行動を早々に切り上げましょう。アタックサックに必要荷物だけ詰めて出発。重さは2kg 未満と思います。ほぼ空荷

7/25 3:57

大曲。

7/25 4:37

朝焼け

7/25 4:48

槍が見えました

7/25 4:49

朝焼けのシルエット

7/25 4:52

赤槍〜黄金槍といった感じ

7/25 5:11

殺生ヒュッテ到着。やはり昨日テン泊装備でここまで来ようとしなくてよかった

7/25 5:37

肩に上がり、いざアタック！

7/25 5:42

前の集団に続いてどんどん登ってしまいましょう

7/25 5:55

梯子がなければ直登は難しそう

7/25 5:58

初の 3000m峰登頂です

7/25 6:02

槍山頂よりパノラマ1。西鎌尾根方面

7/25 6:03

槍山頂よりパノラマ2。常念、穂高方面

7/25 6:20

西鎌尾根。雲ノ平周辺の山々も登ってみたいと思わせる絶景

7/25 6:22

アルプス、という感じがします。名残惜しいですが、下界へ戻ります

7/25 6:31

槍ヶ岳山荘ヒュッテ〜グリーンバンドはお花畑です。タカネシオガマ

7/25 6:31

イワベンケイ

7/25 6:32

ハクサンイチゲ。美しい

7/25 6:32

チングルマ

7/25 6:33

イワツメクサ

7/25 6:34

ミヤマダイコンソウ

7/25 6:34

ミヤマシシウド

7/25 6:57

ヨツバシオガマ

7/25 7:00

アオノツガザクラ

7/25 7:03

ハクサンイチゲと槍ヶ岳

7/25 7:11

ミヤマアキノキリンソウ

7/25 7:16

ミヤマトリカブト

7/25 7:18

ハクサンフウロ

7/25 7:44

ウサギギク

7/25 7:44

モミジカラマツ

7/25 8:07

ババ平へ戻りました。テント撤収です

7/25 8:39

撤収完了。お世話になりました

7/25 9:07

北アルプス、とても素敵な場所でした。ぜひ、また来たいですね

7/25 9:19

ニッコウキスゲ

7/25 11:02

明神館で一呼吸。鶏ささみのプロテインバーは結構良行動食だったと思います。味は焼き鳥缶詰によく似ています

7/25 11:32

山の天気は変わりやすい

7/25 11:35

上高地のインフォメーションセンターに到着。お疲れ様でした！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

服 (Tシャツ 4枚／レインウェア／ズボン 2枚／バラクラバ／グローブ*1） 防寒着（ソフトシェル／シャツ 2枚） ザック65+10L 登山靴 チェーンアイゼン ゲイター 食糧 (飯 4日分／行動食／スコッチ) 飲料水(2.5L) 調理器具 (コッヘル／ガス) 宿 (テント／グラウンドシート／銀マット／銀シート) シュラフ (夏用) ゴミ袋 ヘルメット 地図 保険証 携帯 ラジオ 腕時計 サングラス ストック デジカメ

感想

miggy510

とにかく岩を登りたくて、夏休みは北アしかないと決めていた矢先の悪天予報。
雨なら渋々帰る気でとにかく上高地まで行きたいと夜行バスを予約。実はこのバス便もキャンセルと予約を繰り返していて、皆が天気予報をみて迷ってることを暗示してるようでした。加えて雨男の私。

ところが、24日はまさかの快晴。青空をバックにそびえる岩陵。ホーム丹沢の人間の想像を絶する景色に見とれる。
初日に槍ヶ岳山荘まで行く予定は、舐め過ぎてました。想像以上の距離に槍沢キャンプ (ババ平)止まり。当初予定していた 1日目に槍ヶ岳山荘テン泊、2日目に奥穂へ縦走予定は、この時点で破棄。翌日の空と天気予報をもって槍ピストン or下山に決めました。
翌 25日。明け方から雲が出ているものの、雨の気配はなし。天気予報から、遅ければ遅いほど降られる確率が上がりそうだったので、3:40にアタックサックでババ平を出立。1時間も歩けば槍が見えるだろうと思いきや、これまた舐め過ぎ。赤焼けの槍を逃す。何とか黄金槍をGET。
しかし、予想以上に天気が良く、絶景に次ぐ絶景を拝むことができました。事前の予報がいまいちだった影響か、シーズン中はよく耳にする槍渋滞もなく、山頂に 10分留まれるほど。これ、実はかなり運がいい？ビギナーズラックかな？そして雨男の汚名は返上できた？

最後に槍の登りですが、鎖と梯子の整備が完璧ですので、一般的な鎖場と難易度の違いを感じませんでした。ただし、重量や季節や天候によって難易度は段違いだと思います。