北岳、間ノ岳 - 台風一過、好天下の天空散歩

2016年10月06日(木) 〜 2016年10月07日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.4km
• 登り: 2,137m
• 下り: 2,115m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 1:23
• 合計: 9:20

6:40 広河原インフォメーションセンター
7:17 7:25 白根御池分岐
9:22 9:42 大樺沢二俣
12:50 13:00 八本歯のコル
14:15 14:15 北岳
14:15 15:00 吊尾根分岐
16:00 北岳山荘

2日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:05

6:40 北岳山荘
8:20 9:00 間ノ岳
9:40 9:40 中白根山
10:00 11:00 北岳山荘
12:20 12:30 八本歯のコル
15:30 15:35 広河原・吊り橋分岐
15:45 ゴール地点

写真撮影しながらのタイムですので、あまり参考になりません。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芦安駐車場より広河原まで乗り合いバス
好天を期待してか、平日にもかかわらず早朝5:00過ぎから駐車場は70%程の入り。

コース状況／危険箇所等

なし

その他周辺情報

下山後の温泉は、白根桃源天笑閣。
「“木曽さわら材”を使った浴槽」だそうで、昭和時代の薪焚き木製浴槽の木の香りを想い出した。
帰りに勝沼のブドウを堪能した。宅配ワインのラベルに北岳山頂写真を採用!!!
到着が楽しみです。

写真

広河原山荘への入口、野呂川にかかる橋

南アルプス林道、広河原のゲート

大樺沢
北岳山頂を目指します。

標高1600mあたりの紅葉はこれからです。

2000mを越え、樹林帯を抜けます。

大樺沢二股から左俣コース

北岳バットレスのクライマー

1300m登り、八本歯のコル到着
ハシゴが結構しんどかった

稜線から振り返り、対面には地蔵岳オベリスク

八本歯の頭とその向こうに富士山

次に目指すは、北岳分岐

分岐にデポし、山頂に到着
まあまあ風があります

甲斐駒ヶ岳と鋸岳
この角度から眺める甲斐駒は堂々としています。

鋸岳アップ
こんなガレ沢、下りたくない。

富士山もアップ
今日なら登れそう

明日目指す間ノ岳
雲が風に踊ってます。

本日の宿泊地、北岳山荘到着
青空に北岳が映えます。
疲れた・・・ビールで一息

うとうとしている間に、夕焼けのシャッターチャンスに少々遅れた。
「少し前がもっと良かった」とのオジサンカメラマンの言葉にもめげず、シャッターを切りました。
翌朝に期待。

Morgen Rote
寒すぎず穏やかな風の早朝5:30

朝焼けの富士山

朝焼けの北岳

雲海に浮かぶ富士山

快晴、しかし強風の中、天空の散歩道を進み、間ノ岳登頂。
百名山82座目です。今年は、このくらいにしといたろか!!!
な〜んて、次はどうしようかと思案してます。

中央アルプスも快晴です。

イワヒバリ？
ライチョウには今回も会えませんでした。

間ノ岳山頂から、北荒川岳、塩見岳、荒川三山（悪沢岳、中岳、前岳）、赤石岳、大沢岳、中盛丸山、🐇岳 が連なってます。

仙丈ヶ岳と仙塩尾根。
37年前、ここから両俣小屋に下り北岳に登り返したんだな~
元気やった。

鋸岳のはるか向こうは、戸隠、妙高、焼山、雨飾山?

北アルプス槍穂

間ノ岳からの帰り道も天空散歩
北岳と背後に赤岳
今日は本当に快晴

中白根山まで、あっという間です。

北岳山荘に近づいてきました。
こうして眺めると、日本第二位の高峰にふさわしい、大きく立派な山です。

バットレスのクライマーの掛け声がこだまするなか、長い大樺沢を下りました。

下山後は、勝沼の御崎農園でブドウ狩り
10月は、「甲斐路」ぶどうが旬だそうです。

装備

個人装備

医薬品パック 細引き 小物パック（ヘッドランプ ラジオ ナイフ マッチ） レインウェア 防寒着 地図 磁石 笛 水（500ｍｌペットボトル） 行動・非常食（ドライフルーツ カシューナッツ チョコレート） ストック

共同装備

ツェルト バーナー（PRIMUS） コッフェル

感想

chappybabo

8月盆休み明け以降週末は台風と雨続きでしたが、冬入前、台風一過のこの機会を逃さず登ってきました。
北岳は37年ぶり、当時は真夏の曇天でした。
今回、鮮明に記憶に残すことのできるにふさわしい好天に恵まれ、どこを向いてもシャッターを押したくなる風景でお腹いっぱいです。
北岳山荘で同室となったワシントンDCとマカオから来たというアメリカ人は、京都の次の訪問地に、槍ヶ岳と北岳を選んだそうです。日本の山も有名になったもんだ!!!
百名山82座目の間ノ岳、天空の散歩道を待ち望んだ甲斐がありました。