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TVリモコン操作を間違えるようになり、些細な不思議な事が沢山起きるようになりました。
もとより「几帳面な姑」と「大雑把な嫁」というコンビでしたので私の勘違いと年齢相応の物忘れぐらいに流していました。
「耳が遠くなったなぁ」と感じる頃から変化は加速し、遂に「あなた誰?」と言われる迄に進行してしまい覚悟を決めました。
「もう隠してはいられない!」
通院していたお気に入りの病院から認知症に対応往診して頂ける病院に変え初期認知症と診断されました。
マダラ状態なので、私にかき回されたと不機嫌になる義母との小さな戦いがありました。
「物がなくなった」と騒いだ時、出てくるまで一緒に探しました。そして自分の記憶と違った状態で見つかる。何回か繰り返す事で記憶のズレを自覚させることができました。
「私は認知症だね」と落ち込む義母に「いいえ記憶障害という病気なんです」と繰り返し説明し医者の勧める「イクセロンパッチ」を貼付しようとするが「肌が弱いから被れるので嫌だ。世話になってるのに我儘言ってごめんなさい」と手をついて謝り拒否されました。医者には「飲み薬にしよう」と言われましたが、義母の不信感を解消すべきと思い「1週間待って下さい。」
薬剤師さんに薬の特性を伺い「これは貼る事で脳への血流を良くし、記憶障害を改善する事ができる。ピップエレキバンみたいなものだから試しに一度貼って皮膚に異常が出たら直ぐに止めましょう。」毎朝の体温血圧を測定し変化があったら「直ぐに止める」事で説得に成功✌
まあ 医学の進歩にはビックリポン‼
貼付3日目頃から居眠りをしなくなり昼夜の時間の感覚が確かになり、おかしな言動も無くなりました。
合わせて介護認定を申請しましたがこの対応がまた迅速丁寧で本当に助かりました。みっともないと嫌がる義母に「電動ベットを安く借りられる。長年保険料支払ってきたのだから当然のサービス受けなきゃ勿体無い。」と繰り返し説明説得。古いベットも無料回収してもらい電動ベットで安全に夜間トイレにたてるようになりました。
メチャクチャだった薬の飲み方は薬剤師さんの助言で一包化してもらい
ジェネリックにより薬の名前が変わったものは一覧表を作り確認出来るようにしました。
TVでボデイタッチマッサージが不安を和らげる効果があると知ったので、夫が肩を私が脚をマッサージしながら「最後まで2人でお世話します。」と試してみました。
今では、機能回復訓練のデイケアに前向きに通うようになりました。
相変わらず物忘れはありますが、本人に自覚がありますので忘れないようにメモする等の努力をしてくれるので大助かりです。
今回の事で介護保険制度の有り難さを実感しました。1人じゃないっていいですね。介護で悩まれている方、先ずは地域包括支援センターにご相談あれでございますよ。お陰様でお義母さんを取り返す事に成功しました。✌
サポートが必要な事は変わらないので暫く山はお預けですが、皆さんのレコで憑依山行させていただきますね〜。
やれやれと思っていたら実家の母親が大腿骨骨折です。離島で専門医がいないところに、捻挫だろうと年寄りの自己判断で手術が遅れ厄介な事になりました。私の方は手一杯なので、妹の住む高崎の病院に島外治療で緊急入院。無事手術を終えましたが、リハビリと今後の生活をどうするかが課題です。
こちらは妹が本当に頼りになり、サポートしてくれていますがフルタイムで仕事しながらの病院通い体調が心配です。姉妹協力してともに頑張ろうね。
o(*⌒O⌒)bふぁいとっ!!山で鍛えた体力発揮ざます💪
はじめまして Atsumiyaと申します。
文面から、裏に隠された貴女様の苦労が手に取るようにわかります。 まるで昨日の自分のことのように感じて拝読させていただきました。
認知症だった母はちょうど1年前(7/25)に他界。その時のいつわざる気持ちは「ホッとした」のが実感です。
http://www.yamareco.com/modules/diary/127062-detail-103540
9年前に父が他界。1年前に父のステージ4の肺がんが発覚。その日から、親の遠距離介護生活が始まりました。父の死後、母は赤ん坊の様に私にわがままを言い困らせました。
母の身の回りの世話の他に、煩雑な役所手続きや金融機関の手続き・・・一番傷ついたのは周りの無理解。「お前の職場はいいよな。介護で休職(母は骨折した時、私は3ヵ月休職をして、ずっと泊まりで母の身の回りの世話をした)できるなんて。俺のとこなんてそんなことしたら即クビだよ」と心無い言葉に傷つきました。そして、全部自分が悪いのかと自分自身を攻め続ける日々。そこへ母のわがままな振る舞い。「早く死ね〜このくそババ〜」と何度悪態着いただろう。「私が早く死ねばいいんだ」と泣きわめく母。それでも自分のわがままは押し通す。そのシラバを多感なうちの子供たちに見せつけたこともあり、「親として俺は失格だ」と二重の自己嫌悪に陥ったこともありました
その時に目をしたのが、「勇気の出る介護の本」(羽成幸子)。これで、私は少し救われました。「こんな最低な介護者でもいいんだ」と。
介護は一人で抱え込んではいけません。弱音をどんどんはいて、時には罪のない嘘もつきながら周りの人を巻き込んで乗り切ってくださいね。そして、自分自身のことを一番に考えてくださいね。時にはお義母さまをショートステイや親戚等に預けて、山歩きなんて楽しんだらよいと思います(そのようなことを楽しむ心の余裕があればですが
出口の見えないトンネルに入った気分かもしれませんが、終わりは絶対来ます。くれぐれもご自身を大切に、人生の苦行を乗り切ってください
長々と失礼いたしました。
by Atsumiya
Atsumiya様 はじめまして
ご苦労様でした。の言葉しかない体験コメント有難うございます。
私の場合は完全同居40年以上、義祖母の介護なども経験しております。腹心の友は介護福祉士ですし、妹の夫は若年性認知症で施設におります。色々な事がありましたが、家族で出来る者が出来る事を協力して乗り越えてきました。実家の母も義弟が大変だった時期に妹を支えた時期もありましたので、恩返し孝行の気持ちもあるようです。
兄弟のなかには自分の暮らしで手一杯で、「休んだらクビ」という者もおります。なので、コメント拝読中は込み上げてくるものありでした。幸いにも義弟も義母も、元々の性格が穏やかで、その部分はかわる事がなかったので助かっています。特に義母の場合は医学の進歩の恩恵を受けて、発病以前の知性をほぼ取り戻しています。義弟の頃に、この薬が開発されていればと残念でなりません。妹の苦労を思えば、いかほどのものぞ。
少々気をつけねばと思う事は、耳が遠い母に話す癖で大声の物言いが怒っているように聞こえる事です。繰り返し同じ事を言う事で夫も私も少しイラついているのかもしれません。しなくていいケンカも少々ありです。
そんな時次女のジョークに救われたりしています。
家族も協力してくれますので落ち着いたら山遊びも再開しましょ(=^ェ^=)
obanyanさん
介護の大先輩の方だったんですね。
若輩者の知ったかぶりの大変失礼なコメントお許しください。
私もobanyanさんみたいに周りに感謝できる穏やかな人格者になれればと思いますが、まだまだ修行が足りないようです。
Atumiya様
返信コメントをよみなおして、文章力のない己れを多いに恥じております。
なんと上から目線で自慢げな。(。-人-。) ゴメンナサイ
私的にはAtumiya様のコメントに共感してのつもりでしたが…
男性で働きながらの介護生活 。本当にご立派です。
特に長男の苦悩。私も長女ですので「何で私ばかりが」と何度思ったか。親の方も私には頼る事ばかりなのに下は可愛がる。あそこは大変だからと気を使う。理不尽な親の行動にどれだけイラ💢とした事でしょう。
山レコにプライベートすぎる事情をUPしたのも、自分のため。誰かに話す事で自分を冷静に律しないと、疲れから義母に対する憎しが生まれる事を制する為なのです〜。Atumiya様のコメントは共感で胸震えながら読ませて頂きましたし、救われたのです。有難うございます。
最近お山にストレス捨てに行けないので…
ケアマネさんや子育てをとおして得たママ友に、怒涛の愚痴を垂れ流しでございま〜す。女(オバさん)はお茶1杯で, 泣き笑い喋りたおして、お店出る時はサッパリポンできる便利な生き物なのです。どこかのファミレスでチョットうるさいオババ達みかけても笑って見逃していただきたいと、、、、。
obanyan様
こんにちは。
日記読ませていただきました。
私には介護の経験がないので、安易に何かを申し上げることはできません。
想像以上に御苦労されていらっしゃることは間違いないことだと思います。
しかしながら、日記の文面からは、明るく前向きに現状と向き合われていらっしゃるobanyanさんのお姿を感じました。こちらも、明るい気持ちになり、元気をいただきました!!
本当にありがとうございます!!
obanyan様も御妹様も、そして御家族の皆様も、くれぐれも、お身体を壊されませぬよう充分お気をつけください。
reochi様 こんばんは
義母も機能回復訓練を真面目に取り組み、お腹を空かせ食欲もでてきて少し体重も増えてきました。ありがたい制度ですよね。本当に一時はどうなる事やらと思いましたが対応が早かったので、本当に助かりました。義母は、幻聴や幻覚、記憶障害だけで暴言や徘徊も無く身の回りの事もできましたので…ここで今、止めなくてはと私なりの経験から頑張りました。
介護そのものは要領さえつかめば家事の一端としてこなしていけば良いのですから、大丈夫!(特に私の場合は認知症専任のプロがお友達なので情報はバッチシ。)きつかったのは、一時的にせよ次女と私が分からなくなった時です。妹から聞いてはいましたが、かなりのショックでした。そして妹の深い哀しみを少しは理解できたように思います。
「もし神様がご褒美をくれるのなら一度でいいから彼に名前を呼んでもらいたい。) 妹のせつない願いです。これから先どんな介護が待っているかわかりませんがあと3年で夫も退職します。そっぽ向き夫婦が同じ方向を見て進み始めています。1人で頑張る妹に恥じぬよう出来るだけの事をして、愚痴や疲れはお山に捨てに行きますwメイとトウヤも待っている事ですし…(=^ェ^=)
オバニャンさん 今晩は
ちょっと大変ですね
母親が検査入院1ヶ月して退院して 少し落ち着いたと思ったら
妻の母親も身体悪くて昨日からまた入院で妻は病院通いでちょっと大変でいろんなことがありました
妻も疲れ気味で先週の山行きの元気はありませんでした
医療は進んでいるので完治に向けて前向きに
と考えています
オバニャンさんも頑張ってください
shou2様 今晩は
本当に医学の進歩は凄いですよね。✌
実家の母も術後翌日からリハビリを頑張っていたのですが、原因不明の高熱で少し慌てました。今はまた落ち着いてきて一安心。
お気に入りの美人ナースを天使ちゃん、若き執刀医を神様と呼び完全看護の病院を天国と称し、笑って下界に戻る努力をしています。絶対に治るんだという強い気持ちには脱帽です〜。
この年になると友人達との会話も「孫」から「介護」に移ってきました。
医療も制度も随分と良くなっていると実感してます。有り難くお世話になって、自分にできる事はしてやりたいと思います。(=^ェ^=)
obanyanさん、こんばんは。
介護はまだ経験がないのですが、考えさせられます。
いろいろな困難がある中で、粘り強く、前向きな姿というのは心打たれます。
ただただ、健康第一ですから、お体を無理なさらぬよう、そして、皆が幸せに暮らせますよう、願っております。
les様 今晩は
山とは全く関係無いプライベートすぎるUPは如何なものかとも思いましたが、
親の介護は高齢者ユーザーには課題であるかもしれない。
加齢による認知症は早めの処置で進行を止めることも、改善する事もある。
その事を実感しましたので、お伝えする意味もあるのではとUPしました。
チョット 綺麗事すぎかしらん?
ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘逃げよ
obanyanさん、ご無沙汰ですみません。
こちらは仕事の 山を越え、本物の
義母様の介護について、現在の状態やobanyanさんの気持ちを明かしてくださり、同じ立場にいる方々には心強く感じたことでしょう。
私も昨夏に亡くなった母が、レビー小体型認知症と診断されたのが6年ほど前。更にその1年ほど前から言動がおかしいと感じてはいたものの、加齢によるものと勝手に思い込み、他人の勧めで介護認定を受けて、はじめて介護保険制度の有難味を感じた次第です。
当時感じていたのは、不安や孤独。
やがてヘルパーさんが入ってくれるようになり、サポートしてくれる医療や介護の関係者の方々の存在に、母や自分が支えられ、ようやく安心感が得られて、感謝のし通しでした。
ですから、obanyanさんの日記。明かすことは勇気のいることと思いますゆえ、心細い方々には反対にobanyanさんから勇気をもらえるのだろう、と。
私も応援しますよ。
satotake様 おひさぁ〜💜
お陰様で義母の方は日常を取り戻しました。不承不承ながらでしたが、元々がスポーツ好きでしたし、小学校時代の同級生や旧サークル活動のお仲間と再開したりと今では楽しく機能回復訓練に通っています。
実家の母の方はリハビリ病院に転院するところまで回復してきました。
2人とも「東京オリンピック迄は頑張ろうかね」と言うのでしっかりサポートしなくては。後ほど山行記録の方に憑依させて頂きますね
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ 暫しお待ちを〜。
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