堂所山で見つけた標識2

今年の1月31日、高尾の堂所山で古い標識板をたまたま発見した。
http://www.yamareco.com/modules/diary/11544-detail-89501
これは、裏面の記載からある山の会の方が平成17年春に設置したものであると考えられる。1月は樹に吊るすための道具を持ち合わせていなかったので、御料局三角点のうえにおいてきた。
１月以降この標識のことが気になり、ヤマレコで見ていると、健在であることは確認できたが、相変わらず地面にあることが多かった。当日も山名標識柱の傍らに落ちていた（１枚目の写真）。
見つけたきっかけが自分の探し物をしているときであったので、あたかもこの標識が助けを求めていたようにも感じた。
このまま地面にあると腐ってしまうので、吊るしてあげようと思い立ち、取り付けるに行くことにした。
現地で改めて見ると厚い板に端正な文字に山名が書かれていて、作者の力の入れようが感じ取れた（2枚目の写真）。
樹に吊るしたところ、標識はやはり地面ではなく、高いところにあってこそだと思った（3枚目の写真、中央奥の樹）。

（Tokenzkai-Yontousankakuten)