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「何かやることがあったろうか」それも思い浮かばない。
「しょうがない、何も無いだろう」もうひと眠りしようと眠りに入ろうとしたら、枕元の目覚まし時計が突然鳴り始めた。
ビックリして閉じた目が開いた。
手を伸ばし時計を掴もうとする。が、そんな時に限って手に触れない。仰向け状態なので寝がえりをうつのが面倒くさい。
時計は耳許でジ−ジ−うるさい。仕方なく体勢を変え、目覚まし時計を止める。
「さて何のために目覚ましをかけておいたのか」
頭は働かない。ネジが切れ、動きの止まった機械のようである。
思い出せないということに執着すると、苦しい。
「何だっけ。何だっけ」とドツボにはまっていく。そんな状態は、喉に刺さったトゲのようで気持ち悪いことおびただしい。
頭の隅まで出てきているのに。思い出せない。イライラが募る。そんな時に限って頭は冴えてくる(普段は冴えないのに)。
結局、何かわからぬまま起きて動き出す。
そのうちにそんなことも忘れてしまう。
すると忘れる事が当たり前になり、突然思い出した時、新たな発見をしたような気分になる。
それが新鮮な驚きとなって、日常が回っていく。
大丈夫であろうか?
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